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これが沖縄の声です

沖縄タイムス2009.5.4. 論壇より

自ら美点を捨てた沖縄  日本人化で社会が荒廃

 昨年、国連自由権規約人権委員会がアイヌと琉球を先住民と認め、日本政府に対し、その伝統的文化と生活を保護するよう勧告した。国連が琉球を日本国内の先住民と認めたということは、先に国連総会が採決した「先住民の権利宣言」が琉球にも適用され、琉球人が「政治的地位を含め自己決定権を持つ」ことを国連が認めたことを意味する。

 先住民の権利宣言は、先住民が持つ生得の権利を認め、土地への権利、軍事活動の禁止等を規定している。これによりさまざまな沖縄問題が主体的に解決できる。琉球人が日本人となり、日本と同一法制度がしかれ、日本人と同種になるということは、日本が琉球の主権を奪い、土地と住民を他国から排他的に支配し、さらに日本(人)が琉球に対して権利を伸長し琉球人の生得の権利を奪い得るということである。

 明治初年、台湾に漂着した琉球人の遭難を、「日本国民」を殺害したとし、清国に琉球人を日本国民と認めさせ、琉球併合と台湾出兵の口実にした歴史が想起される。現在、外部企業が沖縄の土地を買い占め、海岸を囲い込み地元住民を締め出し富を収奪している。一方、「移住者」(植民者)も増加し、地元の職を奪い、わがもの顔で振る舞うものも多い。また、本土在住者が投資目的で軍用地を買いあさっている。

 これらの行為は法的には何の問題もない。しかし法的に問題ないということが問題なのである。現行法制度で、琉球人の生得の権利への侵害が合法的行為として正当化されているのである。将来沖縄の人口構成比率が逆転し、日本人が多数を占め、北海道のようになることもありうる。琉球人が日本人になるということは、琉球人に対する決定権、すなわち「生・殺・与・奪」の権を日本が握るということである。

 われわれは日本と同一法制度、同権獲得を地位向上と誤解してきた。従来の主張も「同じ日本人として差別するな」「本土並み」であり、自ら生得の権利を日本に渡し、日本人化するため沖縄的なものを否定し、日本ナショナリズムに統合されていった。
 
 自然破壊、伝統文化の破壊消滅、琉球後の消滅、平和主義の衰退、強者にへつらい弱者に対して抑圧(特に行政)、拝金主義の横行、肥満率の高さ、長寿社会の崩壊、成人式で暴れる若者に象徴される人心の荒廃など、現在の沖縄社会の荒廃は、物欲と虚栄心のため自ら美点を捨てたためである。「日本復帰」とはわれわれが生得の権利と自己決定権を日本に渡し、倫理的退廃の道を歩むことだった。

              渡名喜 守太(那覇市、先住民族の会、45歳)
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by lumokurago | 2009-05-10 21:16 | 沖縄タイムス
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