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「K・A会通信」より その1

 いろいろと片付けていてみなさんが喜びそうな文章が見つかりました。仲間内の通信に書いたことなのでちょっと恥ずかしいですが、時効だと思います(いずれ機会があれば近藤先生にも差し上げるつもりでした。先生、読んでますか?)。

 私が乳がん治療を行ったのは2000年のことでした。当時は乳房温存療法を行う病院がまだ少なく、温存率は4割位だったと思われます(97年に3割、03年に5割)。そのため、全国から「乳房を切る」と言われた患者たちが近藤先生のもとに逃げてきていました。患者たちの近藤先生への信頼は厚く、同じ時期に治療を受けた者たちは仲間となって励ましあい、治療後もつながりあっています。私たちよりも少し早く治療を受けた人たちが「元気通信」という通信を作っていたのですが、私も「K・A会通信」という仲間内の通信を作っていました。(「K・A会」のKは近藤先生、Aは残念なことに病院で不正を働き、その後近藤先生と決別してしまった外科医のA氏のことで、2人の医師のファンクラブです)。

今日は水曜日                     渡辺容子

 今日は水曜日。水曜日といえば何の日でしょう? ピンポーン! (後註:水曜日は近藤先生の診察日です)。というわけで、行ってきました。あっこちゃんが抗がん剤をやっているのでお見舞いです。

 あっこちゃん情報では慶応で抗がん剤をやると、診察室とつつぬけのベッドでやるので、やってる間Dr.Kの声が聞けるそうです。それでNさんが私に、「もう1クールやったら?」と言いました。

私「タモキシフェンも断ったし、心配なのでもう1クールやりたいんです」
Dr.K「気でも狂ったの?」となる予定。
 
 私はDr.Kが好き。担当医を好きになるとはなんという不幸! 「会いたい」とも言えないのがつらいです。 

 でも私は平気です。というのは26歳で離婚してから20年間も好きな人がいて、(後註:これを書いた当時私は46歳だった)その人は私が知り合ったときすでに結婚してたけど、会いたい時には「会いたい」って言って会ってるから(不倫はしてない)。自分の気持ちをコントロールするために必要以上に会わず、あまり近づかないようにしてるけど。 これは別に“愛”じゃない。ちょっと「好き」なだけ。“愛”は本当に時間がかかるもの。私は子どもでは愛した子どもがいる。 

 それにしても“いい男”は少ない。それに私が出会った時にはみんな結婚してる(そんなに何人もいないけど)。 もっと早く生まれればよかった。 私はその人をどんなに好きになっても結婚を壊す気は全くない。私はひとりで大丈夫だから。 私はつよい。(相手はそんなふうには思ってないということが大きいが)。

 私は心の中に何人もの“好きな人”を住まわせている。これは基本的には男女を問わない。男の方がちょっと胸がときめくけど。 その人たちは日本中に散らばっており、何年も会っていない人も多い。でもその人たちのことを思い出すだけで、その人たちが生きているというだけで、私は元気になれる。 作家にもそういう人がいる。 たまたまほんとに会っちゃったけどDr.Kはこっちに近いな。Dr.Kは本をたくさん書いているから、本を読めばいつでも対話できる。Dr.Kは医学的なことだけではなく、哲学の分野に入ることも書いているので。(後注:先日のDr.Aとのメールのなかの池田晶子さん参照)

 ろくな男がいないから、きっともう“好きな人”なんてできないだろうなと思っていた。ところが、ところが! というわけで私はとてもうれしいです。 

 これから一生の間、Dr,Kは私の心の中に住み続けるでしょう。 彼からどんなに勇気づけられ、励まされ、暖かな気持ちをもらったことか、本当に感謝しているのです。このことだけでもがんになってよかった!

 
 2000.9.22 「K・A会通信 準備号」より
 準備号には特別付録、Dr.Kの「ぼくがかく見えるわけ」がついています(後註:のちほど掲載します)。

【追記】このあと、私は診察に行かなくなり、8年後に再発転移してからはしょっちゅう会っているので、Dr.Kは好きは好きだけどこういう意味ではなんとも思わなくなりました。ほんとですよ。
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by lumokurago | 2010-01-04 11:39 | Dr.K関連記事
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