暗川  


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私が<未来>を語るなら

  分会書記長選のちらしとして書いたのですが、選挙とはかけはなれているということでストップがかかりました。

  ーー闇の色をした<未来>ーー

  <未来>ーーみなさんの目には、どのように映っていますか?

  ー今、地球生態系の崩壊は、北極から南極、成層圏から深海底までと、グローバルな範囲で加速度的に進行している。人類の明日を脅かす砂漠化、森林の消滅、さらには酸性雨、フロンガス、食品の科学汚染、、、、。

  (「地球環境報告」石弘之著 岩波新書カバーより)

  地球そのものが危機的な状況に陥っている今、私には安易に<未来>や<明日>などという言葉を使うことができず、<未来>はその本来のイメージの持つかろやかで輝かしい希望とは全く逆の、闇の色をした重く絶望に満ちたものとして映っています。

  しかし、それにもかかわらず、いつも私は深い絶望から一筋の光を見出そうという希望を捨ててはいません。どこに私は光を見ようとしているのか。それは、まさにその絶望のなかにであり、そしてひとりの人間がどうしようもなくかかえこんでいる<かなしみ>のなかになのです。

  ーー<かなしみ>を共有したいーー

  私は自分が生きるのは、自分の幸せのためだとは思っていません。「自分の幸せのために生きる」という考えから抜け出せずにいたら、私は幸せをどこにも見出せず、絶望していた時、死んでいたかもしれません。私が死ななかったのは、その時、「<かなしみ>のためにこそ生きる」という一見逆説的な生き方を見出したからです。

  人間一人一人がどうしようもなくかかえこんでいる<かなしみ>、そのなかにこそ、人間にとってもっとも切実なもの、大切なもの、ほんとうの<生きる力>を生み出す泉のようなものがあるのではないでしょうか。

  私はそれを<共有>したいのです。

  <共有>なんでできるはずない、、、、、それはわかっています。それでも「<共有>したい」と意志を持って強く望むのです。

  こんなふうに言っている私も、もちろん、楽しいことは大好きです。たとえ長い間合わなくても、今、その人がいきているということだけで私を無限に励ましてくれるすばらしい人との<出会い>もたくさん重ねて来ました。しかし、私が出会ってきた人びとは、やはりそれぞれ消すことのできない<かなしみ>をかかえ、石と石とがカチンとぶつかって火花が出るような<出会い>を持った人びとなのです。

  私が<未来>を語るなら、どうしてもこんな形でしか語ることができません。

  <かなしみ>をかかえた人間が出会い、それをお互いに<共有>して生きていこうとする時、初めて、<未来>と呼べるものがほの白く照らし出されてくるのではないか、と。

1988年10月
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by lumokurago | 2010-03-02 17:54 | 昔のミニコミ誌より
<< 新しい「われわれ」という関係を求めて 自分を愛するということ >>