暗川  


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A.H君来る

 追悼文集のあとがきに彼のお母さんのお手紙を紹介することを許可していただいているので、ここに書いてもかまわないと思います。去年の2月に脳出血で倒れ、左半身付随になってしまったA君(38歳)がお父さんの運転する車で埼玉県から来てくれました。私がはじめて勤めた高井戸学童クラブのときの子どもです。A君のご両親、仲良しだったW君のお母さん、当時の職員二人(私と同僚)が集まりました。詳しくは追悼文集のあとがきを読んでいただきたいのですが、30年の歳月を飛び越えて、昔と同じように親密に話し合える関係が復活したことはとても幸せなことです。

 お付き合いの復活は病気(私とA君の)がきっかけだと思うと残念だけど、病気も悪いことばかりじゃないとA君のお母さんがおっしゃっていました。

 去年の5月にNHKでも放映されたアメリカの脳科学者ジル・ボルト・テイラーの『奇跡の脳』という本があります。脳科学者のジルは30代半ばで脳卒中になったのですが、8年をかけて再起しました。そして脳卒中になったときの自分の症状を思いだして脳の機能について分析し、専門家の目で見た脳の不思議を語っています。ジルは左脳をやられたために右脳のはたらきが活発になり、まったく別人になったそうです。右脳中心の自分は身体の境界線がなくまわりに溶け込んでいるようでとても心地よく、元には戻りたくなかったそうです。左脳が回復していく過程では「二人の自分」がいるようだとも書かれていました。現在も右脳的な自分を大切にしているそうです。

 A君のことをきいてこの本を思いだし、自分も読んで、お母さんに送ってあげました。A君は右脳で出血がおこったので左脳をやられたジルとは症状も違いますが(ジルは言葉も失ったがA君は言葉は失っていない等)、お母さんから聞いたA君のようすはなんとなく右脳が活性化されているように感じたのです。今日お母さんにそのことを話したところ、A君は左利きで、お医者さんに左利きの人は右脳と左脳が反対になっている人がいると言われたそうです。言葉が残っているということは左脳の機能が残っているということなので、やられたのは右脳ということになりますが、全部反対になっているのではなく、一部分が反対ということもあるだろうし・・・脳はとにかく複雑で不思議。

 今日会ってみたところ、やはりA君は右脳のほうが活発だなあという印象を受けました。全体にやわらかく穏やかでおもしろいギャグを連発して、みんなを笑わせていました。家族では「癒し系」に変わったと言っているそうです。

 「ぼくは半身不随になりました。お先真っ暗です」とちょっと深刻なことを言ったので、反射的に「そんなことない! 死なないだけでどんなによかったか」という言葉がでてきました。そしたらA君は「険しい崖をよじ登って頂上に出た夢を見ました」と言います。「それは正夢だよ。やりとげられるということだよ」と言ったら、「嘘です」というので、みんなで大笑い。

 とても楽しい時間でした。
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by lumokurago | 2010-06-05 22:26 | 子ども・教育
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