暗川  


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決定したつもりでしたが・・・。

 がん友に母のことを話したら、大腸がんで手術した70代の近所の方が術後すぐに亡くなったとのこと。「手術しないほうがいいんじゃない?」と言われました。それで一応近所の在宅医(網野先生との話で候補にあがっていたところ)を訪ねて、母の状態で無治療で在宅でみてくださるかどうかを尋ねたところ、「積極的な治療をしないと決心されたならみます」と。ここで断られたら手術することに決めようと思っていたのですが、引き受けてくれるということなので、また迷うことになりました。

 いまの病院のこのあいだの説明のときはDr.Kのセカンドオピニオンのことで少しやりあってしまったので、今日は神妙に「迷っているのでご相談したい」という態度で話しました。

 私:術後すぐに亡くなった方がいると知り合いに聞いた。高齢なので手術が負担になることが心配。痴呆症が進んでしまうかもしれない。父は意識のないような状態になってからも長生きしたが、それはそれで大変なことだった。それよりは命が短くなっても無治療で自然に亡くなるほうがいいかとも思う。迷っている。

 医師:こちらは手術をおすすめしたが、無治療がいいということであれば、療養病床のある病院に移っていただく。方針が決まればお手伝いはする。

 私:D3までかくせいすると書いてあったが、手術する場合はリンパ節を取らないでほしい。

 医師:(急に声を荒げて)そんなことはできない。手術するなら治癒をめざす。リンパ節転移があれば取るし、なくても状態をみてとることになる。

 私:だいたい転移しているのだし、リンパ節を取る意味はない。

 医師:バイパス手術をお望みだったが、それだと中途半端になる。リンパ節を取らないのも中途半端。手術するなら治すことを第一に考える。

 私:高齢なのでそこまで考える必要はない。D3は拡大手術である。意味がなく、体への負担を増やすだけ。

 医師:D3まで取る。(と言い争いになる。Dr.Kのなまえに拒否反応を示しているのか? 私の写真がでた朝日新聞の記事を見たのか? とにかく「素人が何を!」という居丈高な態度)。

 私が手術するかしないかをいつまでに決めればいいかを聞いて話し合いを終える。今週中にとのこと。

 私たちがお礼を言って母の病室に引き上げたら、若い医師が「D3まで取るのが標準治療なのです。2009年のガイドラインに書いてあります。全国、どこの病院に行ってもこの治療なのです」とガイドラインのその頁を開いて見せながら言いに来た。

 Dr.Kが私の本の「標準治療」の「注」になんて書いたか教えてあげたかったけれど、面倒なのでそのことは言わず、「そうですね」とあいまいに言ってわかったふりをした。

 標準治療:多数派の行っている治療。エヴィデンスの有無には関係ない。乳がんのハルステッド手術もかつては絶対の標準治療でした。(by Dr.K)

 いつもDr.K、網野先生(昨日は+村山先生)としか話していないので、もう驚き! 医者は横暴すぎる。患者が「切らないで」と言っているのに、まったく聞こうとしない。村山先生は「希望を言えば聞いてくれる」と言っていたが、とんでもなかった。日本中捜したとして、村山先生のような外科医はほかに何人いるのだろうか?

 若い医師がガイドラインを持って帰ったら、看護師さんが来た。曰く、「外科医は手術しようと言うけれど、無治療でもいいんですよ。手術はやってみなければわからない。死にそうだった人が奇跡的に回復して元の施設に戻った例もあるけれど、認知症が進んでしまう人もいる。先のことはわからないのでどちらかに決めてそれでいくしかない。本人の気持ちが一番」

 とてもいい看護師さんで、10分くらいのあいだ、話し相手になってくれた。わざわざ「無治療でいい」と言いに来てくれたということは、手術して悲惨だった例をたくさん知っているのでしょう。

 医者と話すまえに、母に「手術して長生きしたいですか?」と聞いたら、「長生きしたくない」と答えていました。大変だった父のようすをみていたので、元気なころ、いつも「長生きしたくない」と言っていたのです。でも、いまは元気で話もできるので、無治療で死に向かわせることにはやはりほんの少し躊躇があるのです。それに母も私も死んだら、妹が一人になってしまいます。妹が望むなら手術を受けて母に長生きしてもらうのもいいかなとも思います。ただ、介護が大変だけど。

 母に「少し命が短くなってもうちに帰りたいですか?」と聞いたら、「帰りたい」と言っていました。でも話しているうちに「ふれあいの家(それまで入所していた老健施設のことをデイケアのふれあいの家だと思っていた)とうちとどちらがいいですか?」という問いに「わからない」と言い出しました。「ふれあいの家はさびしいんじゃないですか?」「そうでもない」「ふれあいの家でもいいんですか?」「いいよ」

 うちに帰ると大変になると思って遠慮しているのです。まだまだいろんなことがよくわかっているのです。

 でも心臓病とか脳梗塞などで元気な人が突然死ぬこともあるのだし・・・。私は無治療でいいと思いますが、あとに残される妹次第です。

 明日またDr.Kのところに行くので(自分の診察)、この話をしてこようっと。なんて言うかなあ? 「自分で決める」はずなのに、怒って「そんなとこで手術を受けることない」と言いそう・・・。
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by lumokurago | 2010-07-01 22:08 | 父・母・介護
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