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豊前環境権裁判第一準備書面 その3

 電力需要の正体

 豊前火力発電所は、豊前平野の住民の電力を産み出す為のものでない。それは進出して来る大企業群の為の電力である。・・・中略・・・

 私達は、確かに電力のお世話になっている。さりとて、かくの如きふざけた理不尽をまで許容せねばならぬいわれはない。私達は豊前平野の工業開発は望まない。従って、豊前火力は必要ないのである。大企業進出で必要となる電力を産む為に私達の土地の侵害に耐えるわけにはいかない。

 勿論、それら企業が産み出す製品も、私達の文化生活を支えるに貢献しているのだという反論はあろう。だが、それもほどほどである。次々と産み出された文化製品なるものは、いやおうなくコマーシャルに乗せられて家庭に送り込まれ、家庭の電力消費すら多消費型に変えさせていく。物は家庭に溢れながら、心の充足感に遠い生き方に、私達は組み込まれていっているのではないか。真に充足した生き方とは、清浄な大気の中で、緑に囲まれて、もの想うゆとりを持てることに尽きよう。自転車で駆ければ用の足せる今ののんびりした豊前平野に私達は執する。

 私達は、すでに現在の我が国の文明のありようが異常に物中心と化してしまっていることに深甚な恐れを抱いている。そして、その方向を是正せぬ限り、人類の将来は暗いと考える。バートランド・ラッセルが「人類が、生きて21世紀を迎える可能性は、公害によって50%しか残されていない」と喝破した警声に私達は刺されるのである。

 最も怖れるのは、電力需要の増大を認め続ければ、それは果てしない泥沼に没することになることだ。即ち、発電所は必ず工業開発を呼び起こし、そして工業活動は必ず肥大化せざるをえず、更に新たな発電所を要求するのである。このような仕組をいったん許容すれば、発電所は加速度的に増大し、工業地帯は国土を侵蝕し尽くしていくことになる。

 どこかで踏みとどまらねばならないのである。それ以外に、将来の破滅を救う道はないと私達は信ずる。ゆえに敢然として豊前火力反対に立っているのである。

*****

 手を替え品を替え、結局いつも同じこと書いて(引用して)ますね。この裁判が提訴されたのは1973年、私が19歳のとき。高校生の頃からこの考えだった私は、松下さんたちがこうやって裁判まで起こしたことに、ほんとうに勇気づけられたものです。今読んでもまったく古くなっていません。このときから37年も経つというのに、事態は何も変わっていません。人類は欲望に埋もれ、破滅の道を歩んでいます。まるで、自分たちさえよければいいんだ。子どもや孫はどうなってもいいと言っているようです。
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by lumokurago | 2010-07-22 21:17 | その他裁判関係
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