暗川  


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by lumokurago
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Dr.Aとのメールより その15

 個人情報等のため、あいだを少し飛ばしています。わかりにくくてすみません。次のDr.Aのメールは「体温と免疫」についての質問への答えです。

Dr.Aより  9.27

 こんにちは。科学者も神の存在を信じています。ホーキングはビッグバーンには神の一撃は必要ないといったけど、神の存在は否定しませんでした。科学者も人間ですからね。したがって、医療信仰にも嵌るのでしょう。それが科学的装いであればあるほど嵌りやすいのだと思います。どこかの宗教の事件で科学者の卵が多かったことがありましたね。

 私も昔、死ぬ瞬間と、垣間見た死後の世界を読んで、否定するのに時間が掛かったことがありました。一見、科学的でしたからね。また、これが人間に心地よいのですね。死後の世界があったほうが生き易いというわけなのですね。

 体温と免疫については、原因と結果を間違えているように思います。体温が上昇するような状況では、免疫は活発にならざるを得ないのでしょう。体温を上げる原因が免疫を活発にするのであって、体温の上昇が原因ではないと思います。(後略)

渡辺より  9.27

 体温と免疫、体温を上げる原因が免疫を活発にするのだということ、あー、なるほど、「ガッテン」できました。よしんば体温を上げるのがよいとしてもいったいどうすればいいのか、本にはお風呂でゆっくりあったまるとか運動するとか書いてありましたが・・・やはり夏に暖房でしょう。あるいは40度の熱がつづいた人ががんが消えたそうなので、がんの人はみんなインフルエンザに感染させるのがいいですね。(中略)

 死後の世界、考えたことありません。考えてもよさそうなのに、変ですね。ただ、妹の友だちが貸してくれたspiritual系の本に「死んだら亡くなったペットたちに会える」と書いてありました。その本は私には合わなかったけれど、そのことだけよく覚えていて、それを楽しみにしています。あの世で父に会いたいとはぜんぜん思わない親不孝者です。やっぱり死んだらすべてなくなるんだろうなあ。ほんとうはいま、とても大事な時間なのに一時のようなせっぱつまった気持ちはなくなり、のんきにのんびりしています。緊張状態をそんなに長く持続させることは大変なので、しかたないなあと思っています。ピアノを弾いたり、絵を描いたり、音楽を聴いたりも楽しいです。(中略)

 中国のことですが、裁判所や国会前に行くとよく中国人がチラシをまいています。法輪功という気功の一種(?)を学習する人たちを中国共産党が弾圧し、虐殺して、臓器を取り移植に利用しているとか。あまりにも残酷なので嘘なのではないかと思うほどで、どこまでほんとうなのか判断できませんが、全部が嘘ということではなく、ありうることだと思っています。わからないことだらけの中国です。

 人類学については無知ですが、おもしろそうですね。おもしろそうなことばかりで時間がありません。また教えてください。

Dr.Aより  9.28

 こんばんは。医療信仰はなくなりません。ある患者さんがついにLDN療法といってlow dose naltorexonという代替療法を開始してしまいました。従兄弟のドクターが見つけた方法とのことです。調べていくと、世界的医療詐欺のように思えてきました。癌の60%に有効で縮小率が75%というからすごい。提唱者はDr.BIHARIといって、アメリカではスーパーマンと皮肉?られている。
インターネットでは調べつくすとかならずBIHARIに行き着くので、検証の方法がない。そこで、多発性硬化症にも効くというので調べていくとyou tubeで患者の体験談ばかり、効いた効いたの連続です。学術論文がないのです。それでもイギリスで学会が行われたということです。

 これに飛びついているのが日本のアンチエイジングの開業医達です。あるいは、癌の代替療法医達です。LDN療法の経験者を知りませんか。効いたはずがないのですが。日本でもこれに引っかかっている人は多いように思います。

渡辺より  9.28

 おはようございます。母が朝から「寝かせてください」と繰り返しています。私はときどきしか相手しませんが、ヘルパーさんはずっと相手してくれているので疲れると思います。父も問題老人でしたが、母もまた違う意味で大変です。施設に入ればにぎやかなので、その方がいいかなと思うようになりました。

 その療法は初耳です。いろんな療法があるのですね。ネットでちょっと調べたら効用に自閉症、不妊症まであるので驚きました。自閉症には絶対に効かないと思います。でも親御さんは信じてしまうかもしれません。犯罪です。そんなにいろんな病気に効くというところがすごーく怪しいけど、Drでも信じてしまうのですね。不思議だ。今度近藤先生に知ってるかどうか聞いてみます。

Dr.Aより  9.29

 人間最後はどこで過ごすのが良いのでしょう。リヴィングウィルがあったとしても難問ですね。おいしい食事と安眠が不可欠でしょう。
 
 座らせきりはまずいです。寝たきりのほうがまだ良い。このような問題に対して施設の考え方が定まっているといいのですが。質問すると分かると思います。良い施設だという判断に至れば、施設入所がお互いのために良いということになるのかも知れません。

 今の在宅は家族への負担が重過ぎる。家族のタダ働きを考え直すべきです。私は、報酬の仕組みを創るべきだと主張しています。介護の社会化は絵に描いた餅で、ユートピアはありえないことが分かっていたのに公的介護保険ができてしまいました。そして、家族はヘルパーになってはいけないと決まってしまった。フェミニストは社会主義がすきなんですね。(中略)

 LDN療法については、学術的な論文が見つかりませんので、おそらくみな、だまされている。北海道で自閉症のカンファランスがあったそうで、そのときこの治療法についての講演があったのだそうです。後援が教育委員会だったそうで、後でまずかったということになったらしいです。提唱者はアメリカの精神科の医者で、アルコール依存や麻薬中毒を専門にしている。それがスーパーマンになってオールマイティーの治療法と宣伝している。多発性硬化症という難病や癌に効果があるというが根拠なし。癌に60%有効という、それだけですね。有効というが、英語ではeffectiveではなく、benefitとあるだけです。benefitと逃げている。有効ならeffectありというはずです。多発性硬化症は患者に効いたと言わせている。悪いやつですよ。これに多くの医者がだまされている。不思議ですね。ちょいと調べれば分かるのに。みな、魔法の薬を探しているでしょうからしょうがないか。医療詐欺ですね。人生の最後の最後でだまされるなんて悲劇です。あるいはだまされたほうがよいのかしら。(後略)

渡辺より  9.29

 こんばんは。今日はケアマネから電話があり、デイサービスで母の扱いに困っているとのことでした。リクライニングの車いすでないと無理、水分の飲みが悪くなった(普通の車いすでは前かがみになるため、飲ませてもあふれてきてしまう)と。ヘルパーさんと二人で困り果てましたが、ちょうど、往診医から診断書が届き、MRSAが-なので、たぶん入所可能となると思います。

 一日中「早く寝かせてください」と繰り返しているので、「お母さんはもう生きているのがつらいんじゃないですか?」と聞いたら、「ほんとだ」と。たぶんそうなんだと思います。でも、まだエンシュアを「おいしい」と言って飲んでいるので、死にたいというわけではないのでしょう。7時に薬を飲ませ、さっき静かになったので、ヘルパーさんが足元だけを懐中電灯で照らしながらそっと見に行ったら、目を覚まして「電気の人、だれですか?」と言ったそうです。神経が高ぶっているのでしょう。いまは「ようこさん、えっちゃん(妹)」と呼び続けています。薬を飲んでからもう2時間半も経っています。家で看ることは困難だけれど、施設に預けるのもかわいそう。どうして人生の最後にこんな辛い目にあわなければいけないのか・・・またうつ病になりそうだあ・・・。でも2度目なので大丈夫です。

 だまされることについてですが、亡くなられた柳原和子さん(作家)が近藤先生との対談で「うそでもいいからやさしくしてほしい」「最後まで(治ると)だまされたまま死にたい」とおっしゃっていました。彼女は近藤先生の患者ではありません。卵巣がんでしたが、積極的な抗がん剤治療を受けていました。気功や代替療法もやっていました。近藤先生は当惑したことでしょう。でも「死にたくない」一心の彼女からの長い手紙を彼の本に載せていました。こういう人のほうがまだまだ多いのかもしれませんね。LDN療法を受けている患者さんも結局あきらめきれないのでしょう。でも、もしかしたら従兄弟のDrに断りきれないのかもしれません。(中略)

 しかし犯罪的なのはその精神科の医者ですね。でも本人は効くと信じているのでしょうから、まわりの医者などがだまされずに真実を伝える義務があると思います。それなのにだまされて(それとも金儲けのためなのか?)その療法を行っている医者もいるみたいで、結局だまされないためには患者がかしこくなるしかないのか。でも死にたくない一心の患者はだまされたいし・・・堂々巡りです。
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by lumokurago | 2010-10-09 20:33 | Dr.Aとの往復メール
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