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近藤誠医師に聞く 番外編

 10月14日、ビデオプレスが近藤誠医師にインタビューしました。その最後に次の質問をしましたので報告します。安保徹さんはテレビなどにも出演している有名な方だそうです。

渡辺:先日、先輩から安保徹さんの『体温免疫力』という本をいただいたんですけど、近藤先生に意見を聞いてほしいって。

近藤:がんを治すために免疫を持ち出すのはほぼナンセンスだよ。結局がん細胞は1回免疫に打ち勝っているから検出される大きさになっているわけ。もっと言えば、免疫っていうのは自分自身ではないものに対して働くんだ。自己、非自己、英語だとセルフ、ノンセルフというんだけど、つまり外から入ってきた細菌だとかウイルス、そういう自分の体の中にはなかった物質に対して働くんだけど、がん細胞は自分だから本来免疫が働く余地がほとんどない。たまたま免疫が働く細胞があるけど、結局治すまでには至っていない。いま免疫療法と語ってお金を取っているのはほとんど詐欺的だね。

 それから体温との関係については、これは体温を上げれば免疫力は上がるかもしれない。一般的に体温が上がれば細胞の活動は活発になるから。でも体温が上がっても免疫ではがんに打ち勝てない。それが一つ。もう一つは体温を上げるっていうのは相当むずかしい。ぼくも温熱療法っていうのを試みたことがあるけど、ここ(診察室)に機械をいれて。でも1年位やって、これはだめだなと。これは自発的にやったんじゃなくて、1980年代だったな。教授が機械をいれてこれでやってみてくれと。これは効くかもしれないと思ってやったけど、すぐにだめだなと思ってやめちゃった。なぜ体温を上げるのがむずかしいかというと、人間というのは優秀な熱交換器なのね。だからいくら体温を上げようとしても、熱くなれば汗をかいてどんどん体の外に逃げちゃう。だから発想からして無理があるね。

*****

 ということでした。この先輩には本をいただいたときに、「近藤先生はRCT(無作為対照比較試験=くじ引き試験)で効果があると認められたもの以外は医療として認めない」ことはお話ししたのですが、近藤先生はていねいに説明してくださいました。ちなみに網野先生は「免疫が活発にはたらく状態になると体温が上がるのであって、発想が逆」とおっしゃっていました。
 
【追記】近藤先生はここでは触れませんでしたが、免疫系が自分自身をやっつけてしまう「自己免疫疾患」という難病もあります。母もその一種のシェ―グレン症候群でした。
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by lumokurago | 2010-10-23 20:47 | Dr.K関連記事
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