暗川  


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by lumokurago
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Dr.Aとのメールより その16

渡辺より  9.29

 こんばんは。さきほど友人から、タクシーに乗ったときの運転手さんが末期がんだから相談に乗ってあげて、と言われ、「そんなこと言われても困るなあ」と思いつつ、電話してみたら、数日前にとつぜん大腸がんが肝臓に転移した末期がんだとわかったところだというのに、「抗がん剤治療を勧められたが断るつもり。痛くなったときのためにホスピスを探したい」とおっしゃるので驚きました。

 51歳の男性で家族は妻と27歳のお嬢さん。奥さまがパニックらしいです。でもご本人は落ち着き払っていました。こういう人もいるんですね。ホスピスと言ってもまだ元気なのですぐに入院するわけではないので、結局在宅医を探したいという意味だったのです。武蔵野市吉祥寺在住。母の往診医は近いけど、頼りないので推薦できませんね。

 友人は私のことを「死にそうだったのにまだ生きてる人がいる」と紹介したらしいので、その文脈で話されたら、「あなたはもう治りません」と私が言うのはつらいなあと思っていたら、まったくそうではなかったので助かりました。が、途中ではお医者さんが「治りません」と言わなければならない時の気持ちを少し味わいました。

 ところで、母を見ていてうつ病にならないのは、ヘルパーさんがいてくれて「ひとり」ではないからだと思います。介護殺人は介護される人とする人の二人きりでいるからではないでしょうか。清水由希子さんの自殺もありました。痴呆老人は社会でみる(ついでに子どもは社会で育てる)ことが必要だと思います。(後略)

【追記】このタクシーの運転手さんについてタクシーの仕事をしている友人に話したところ、「その人の気持ちはよくわかる。タクシー運転手はほとんどがいつ死んでもいいと思っていると思う。きつい仕事なのにお客が減る一方でお先真っ暗だから」と言っていました。

Dr.Aより  9.30

 食事がおいしく食べられると生きている価値がありますかね。この歳(私の)になると、食欲だけが突出しているように思われます。本日病院受診で、MRIとMRAをデジカメで撮ってきてパソコンに保存しました。まあ広範囲にやられていること。左脳はきれいですが、右脳はめちゃくちゃですね。上昇中の気分が久しぶりに落ち込みました。しかし、食欲はしっかりあります。

 そのタクシーの運転手さんはすごいですね。心の整理ができているのでしょう。

 きのうの続きですが、私はだまされて死ぬのは嫌ですね。真実に少しでも近づいて死にたいです。ここ数日超音波検査で右の鎖骨下動脈を見ていますと、動脈の壁に血栓の素がへばりついているのを発見しました。なるほど、これが原因かと、分かって納得、再発必発と。妙に安心しています。一年以内の再発率14%だというのですから仕方なし。(後略)

渡辺より  10.1

 こんばんは。食事がおいしいのが一番です。私はヘルパーさんの「たくさん食べさせよう」という努力のおかげか、近所のごちそうを運んでくれる友人のためか、いまごろになってヒスロンの副作用がでたのか、体重が元に戻りました。入院中の41㎏がいまは48㎏です。(中略)

 ところで、新石垣空港の工事現場(白保)で2万年前の人骨が発見されました(裁判では学問的価値から保存を求めている)。沖縄タイムスに記事が載りましたので、簡単に要約します。

 日本人のルーツについては、いわゆる2重構造説が有力視されている。約1万2千年前から日本列島全域には縄文人がいたが、2500年前から弥生人が渡来する。この人びとの混血によって日本人の基礎集団ができたという考えだが、沖縄と北海道(アイヌ)は縄文の影響を色濃く残しているという。(沖縄で発見された1万8千年前の)港川人は縄文人の祖先であるという考え方とアボリジニなどのオーストラロメラネシアン的な形質をもっているという2説があり、今後の検証が待たれる。

 白保の竿根田原洞穴から出てきたのは2万年前の頭頂骨だけではなく、広い年代の人骨10数点が見つかっている。後期更新世の人骨でミトコンドリアDNAを分析できるのはアジアでは初めて。このDNA配列の分析で世界の人類集団の歴史をたどることができるため、白保の人骨がどこに属するか科学的に解明できる・・・。

 さて、先生の再発しない率は86%ですから、再発のことは忘れて毎日を楽しく過ごしましょう。私も乳がんのことは忘れています。のんきすぎ?

Dr.Aより  10.1

 こんばんは。体重が増えたのは、良いサインでしょう。太りすぎないよう気をつけて。(中略)

 2万年前といいますと、かなり古いですね。人類がアフリカを出発したのが5-6万年前と言われますから、その人骨は貴重です。一昔前の人類学は縄文人は渡来人に北と南に追いやられたといっていたのですね。それが、DNA鑑定で北だけということになったようです。沖縄は台湾の影響を受けていたでしょうね。アジアに到着した縄文人は一部はチベット方面に分れ、残りが中国朝鮮と渡って日本列島へきたらしいです。石垣のふるい人骨からDNAが取り出されると、なおはっきりするでしょう。専門家ではなくても興味がありますね。

 死を肯定する私ですが、運動は控えているのです。というのは椎骨動脈の近くにある血栓の素が運動による血流の増加によってはがれるとまずいと恐れているわけです。左の脳へ飛ぶと言語障害、右麻痺ですからね。恐怖ですね。しかし、そうなっても次の入院は断るでしょう。静かに死を選びたいと思います。そう主張できるとよいのですが。リヴィングウィルを書いておきますが、意識が保たれているとよいですね。死なせてくれといえるかどうか。

 xpのパソコンが壊れたので、明日からはその修理に挑戦したいと思います。

渡辺より  10.2

 こんばんは。すっかり日が短くなりました。タクシーばかり乗っていたときに申請した身障者手帳が交付されるという連絡がきました。いまは電車・バスで行動しているので、あまり必要なくなりました。そうでした、母島行きの船の切符が半額になるのでした。大部屋だけですが。6月に母島に行ったときはつきそいつきで、大部屋ではトイレに行くにも大変と料金が2倍以上の特等室(トイレつき)にしたのですが、今度撮影で行くときは大部屋で大丈夫そうです。つきそいもいらなそうです。車いすも持っていくつもりはないし、すごい進歩で、驚きです。

 (中略)安楽死については『在宅死のすすめ』で先生のお考えを知り、一般論としてはまだ意見を決めかねますが、勝手なことに自分に関しては行ってほしいと思いました。特に私は肺転移で死ぬかもしれないので、呼吸苦で苦しむのはいやだなあと思っています。

 脳梗塞は血栓が脳に飛ぶんですか? 右脳に飛ぶか左脳に飛ぶかは運? なぜ脳に飛ぶんですか? エコノミークラス症候群では足にできた血栓が肺に飛ぶんですよね? 脳までは飛ばないんですか? 血栓がはがれたらどこかに飛んで詰まるのであって、流れて消えてしまうということはないのですか? 排泄できないのでそんなことはあり得ないのか・・・。いま飲んでおられる薬は血栓を溶かすのですか? 運動を控えるということは富士山は諦めるのですか? いろいろ聞いてすみません。自分の死は平気なのですが、ほかの人の死はかなしいです。先生は元気で長生きしてくださいね。(と言われても運命なので自分ではどうしようもありませんよね)。

 沖縄は台湾とは目と鼻の先で交易も多く行われていたので、当然血は混じりあったでしょう。高砂族は日本軍に虐待されたことで有名で数年前の8月15日に彼らの歌と踊りを見たことがあります。勇壮なものでした。

Dr.Aより  10.2

 こんばんは。いろんな死に方がありそうですが、格好良くは死ねないので、ここのところは覚悟しておくべきでしょう。だらしない死でも仕方がないと。これは自分に言い聞かせているのです。消極的安楽死は日常的医療になっているでしょう。予め何かに考えなり意思をかいておくとよいのでしょう。肺がんは苦しいのでモルヒネをたくさん使い、鎮静剤も十分使って眠らせてほしいですね。これも、消極的安楽死に分類されるでしょう。ですから、最後楽に逝くことは難しいことではありません。私が主治医なら大丈夫です。それが、脳梗塞で怪しくなりつつありますね。私のほうが先かもしれません。

 私の脳卒中は多分、鎖骨下動脈か、脳底動脈にあった血栓が中大脳動脈あたりで一旦詰まり、大きな血栓に成長した後ばらばらになって多方面に飛び散ったと考えられます。今飲んでいるのは血小板の凝集を抑える薬と血管の内側を改善させる薬です。当然完璧な薬ではありません。中途半端に生きさせられるのが怖いのですね。今運動すると、血栓が飛んでいくでしょうね。右脳は血流が途絶えているので、今度は左に飛ぶと思います。そうなると、ちょいときびしいですね。身動きできず、しゃべれず、書けず、死ねずじゃ蛇の生殺しと同じじゃありませんか。あまり、よい表現ではありませんね。富士山は行きますといいたいですが、この冬の状態を見てからですね。スキーが滑れるかどうかです。(中略)

 私の弟が沖縄の女性と結婚していまして、娘がいるのですが南方系の顔立ちですね。縄文系ではないと判断できます。やはり沖縄人は高砂族の系統じゃないでしょうか。(後略)
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by lumokurago | 2010-11-11 08:07 | Dr.Aとの往復メール
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