暗川  


写真日記
by lumokurago
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
検索
リンク
ご感想をお寄せ下さいmailto:lumokurago@yahoo.co.jp

嫌がらせコメントは削除させていただきます。

必ずしもリンクするHPの意見、すべてに同調するわけではありません。ご自分で情報を選んでください。

原子力資料情報室

小出裕章非公式まとめ

沖縄タイムス

暗川メインページ
私の下手な絵などを載せています。

杉並裁判の会
私たちの裁判の会です

ポケットに教育基本法の会

「つくる会」教科書裁判支援ネットワーク

もぐのにじいろえにっき
もぐちゃんのページ

プロテア
リリコおばさんの杉並区政ウォッチング

鬼蜘蛛おばさんの疑問箱
松田まゆみさんのページ

熊野古道の路沿い
鈴さんのページ

風に吹かれてちゅちゃわんじゃ
小笠原父島で農業をやっているサエちゃんのブログ

三宅勝久さんのブログ
杉並区在住のジャーナリスト

カテゴリ
以前の記事
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

深大植物園

c0006568_17245352.jpg

c0006568_17261732.jpg
 旧友の山岸光人氏に深大寺植物園に連れて行ってもらい、車いすで散歩しました。木々の葉はすでに散っているものが多かったけれど、紅葉(こうよう)の遅い紅葉(もみじ)が逆光に光っていました。陽はあたたかでした。
c0006568_17273293.jpg
 これは中南米のパンパ原産です。隣りに同じく中南米原産の皇帝ダリアがありましたが、太い茎が折れて多くが倒れていました。先日の嵐のせいでしょうか。

 詩人との交流がつづきます。山岸氏の新作より。


雑司ヶ谷墓地まで     山岸光人

 あの橋を越え 振り返ると

 駆けぬけた十字路のあたりでキリンが燃えていた

 股のあたりからくろいシミがながれだし

 なにかをつかもうと前足をまさぐっていた

 まさぐるさきに

 ぽつんと

 サバンナの石がころがっていた

 それから きみ

 清瀬の病院でなにをさがしていたの

 サバンナの石

 キリンの首

 二月 ふいの雪のあと

 雑司ヶ谷墓地まで

 湿気た路地をざくざく歩く

 軒先から雪が落ちると

 きみはいつまでもうごかない

 背中まで濡れて肩がふるえている

 かたくうずくまって

 ちいさな冬の貝のようだ

 大丈夫、キリンじゃないよ

 だたの雪

 それに

 ここはサバンナじゃない

 アスファルトの雪はつめたく冷えていくだけ

 サバンナからはずいぶんと遠いんだ

 ああ 聞いたことがある

 サバンナにも雪が降ることがあるって

 でも地上に落ちてくるまえに融けてしまうんだ

 消える寸前の、
 
 結晶だけになった雪をサバンナのキリンがながい舌でとらえる

 でもここはサバンナじゃない

 犬が走っても

 キリンは走らない

 もう燃えることもない

 サバンナから雑司ヶ谷墓地まで

 乾いた路上の記憶からほのかに湿った暗喩の森へ

 そこまで行きたいのに

 キリンの気配に立ちどまるばかりで どうしてもたどりつけない
[PR]

by lumokurago | 2010-12-08 17:52 | きままながん患者
<< 内海さんの写真より 赤井宏之氏の詩 >>