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葛飾の介護殺人 抱え込み「疲れた」

 東京新聞2010.12.20より

 清水宏之被告(52)=殺人罪で起訴=は花が好きで、近所では「優しいおじさん」として知られていた。次第に過酷さを増す母親=当時(80)=の介護を八年間、一人で続け、追い詰められた。

 近所の人らの話によると、母親は老人ホームに入所していた約八年前に脳梗塞で倒れ、寝たきりになった。二十四時間看護が必要だったが、看護師が足りなかった老人ホーム側から「面倒をみることができなくなった」と告げられた。

 四人きょうだいで話し合った結果、独身で次男の清水被告が母親の介護を引き受けることに。清水被告は電気工事などの仕事を辞めざるを得なかった。母親の容体は悪く、当初は一年ほどの介護のつもりだったという。

 近所では、熱心な介護ぶりが話題になっていた。都営住宅の前で母親の車いすを押し、日なたぼっこをさせる姿が頻繁に目撃された。母親には床擦れ一つなかった。

 介護の合間に楽しみにしていたのが、草花の手入れだ。都営住宅の周囲にある庭にチューリップの球根などを植え、ペットボトルで水やりをした。同じ都営住宅の女性は、腕時計を気にしていた清水被告の姿を覚えている。「時間だから」と、自宅がある四階まで階段を駆け上がった。

 同じ階に住む別の女性は、小学一年の息子(6つ)が入学前、清水被告からお下がりの机をもらった。「介護で大変なのに、子どものことをとてもかわいがってくれた。優しい人でした」と話す。

 母親は事件の約二年前からたんの吸引が必要になっていた。訪問看護師が週二回ほど訪れていたが、吸引の間隔は短くなる一方で、最後は十五分間隔になっていたという。

 「介護に疲れた。苦しむ母がかわいそうだったから楽にしてやろうと思った」。捜査関係者によると、清水被告はこう話している。なぜここまで、一人で抱え込んでしまったのか。もし周囲が手を差し伸べることができたなら、最悪の事態は回避できたのではないか。 (警視庁担当・佐藤大)

<葛飾区の介護殺人> 6月28日夜、区内の都営住宅に住む無職清水宏之被告(52)が、寝たきりの母親=当時(80)=の首をベルトで絞めて殺害したと訪問看護師に電話。駆け付けた亀有署員に殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。清水被告は大量の酒を飲み、暴れていたという。母親は3日後に死亡。清水被告は鑑定留置された後、刑事責任能力があるとして10月、殺人罪で起訴された。事件は裁判員裁判で審理される。

*****

 お母さんを8年間もひとりで介護した清水さんは、ほんとうにやさしく忍耐強い人だと思います。私だったらもっと早くに殺していたか、あるいは自分が精神的な病気になっていたと思います。ここには2つ問題があって、一つはいつ終わるともしれぬ介護の大変さで、もう一つは苦しんでいる様子をみているつらさ。どちらも人間を精神的に追い詰めると思います。

 先日、読売新聞記者とも話したのですが、オランダなどには安楽死を認める法律があります。介護に対する社会的支援も必要だけれど、こんなケースを知ると本人の意志があれば(ぼける前にリビングウィルを書いておく)安楽死も認めたほうがいいと思います。ただでさえ苦しい痰の吸引です。それを15分おきにやらなければならないなんてかわいそうすぎます。そこまでして生かしておかなければならないのでしょうか。

 延命治療を拒否すると言っても、どこからを延命治療とするのかの基準はありません。私は食べられなくなれば死ぬのが自然なことなので、食べられなくなった人を無理に生かそうとするのも延命治療に入ると考えます。読売新聞記者に「胃ろう」なんて考えつかないほうがよかったと言ったら、同感だとおっしゃっていました。

 みなさま、歳をとるということはたいへんなことです。みんなが80歳90歳までぼけもせず元気でいられるわけではありません。自分の死に方について(延命治療を受けるかどうかなど)、介護問題について、考えておいて損はありません。
 
 それから「余命1年」と言われた私がのんびりしている間に、友人の友人に突然の交通事故や心臓病で亡くなられたかたがいらっしゃいます。元気な人にとっても死について考えておくことは大切なことなのではないでしょうか。
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by lumokurago | 2010-12-26 14:51 | 父・母・介護
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