暗川  


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by lumokurago
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3.11以後のDr.Aとのメール その2

渡辺より 3.19

 こんばんは。今日からテレビも通常番組を戻し始めたみたいです。福島市長(県知事かな?)はアメリカが廃炉を前提に原発の処理を手伝うと言ってきたのを、日本政府は断ったといって怒っていました。福島の人はだれもこの電気は自分たちが使っているんじゃない、東京に送っているんだと言いませんね。言ってやればいいのに。

 東京新聞の世論調査では、まだ過半数の人が安全性を確認したうえで原発は存続させるという意見です。それなら原発は東京に作りましょう(注:Dr.Kもそう言っていました)。沖縄に基地を押し付ける論理と同じです。人間はどうしてこう自分勝手なのかなあ。

 ぜんぜん関係ないのですが、いじめっ子やパニックを起こす暴力的な子どもの絵はじつに弱々しく繊細なのですね。ま、そういう臆病な子どもはほんもののいじめっ子にはなれないでしょうが。事態を直視しないというお話で、思い出してしまいました。たぶん臆病な子どもは暴力に逃げて強がっているのでしょう。(後略)


Dr.Aより 3.20

 こんばんは。原発ですが、水の注入がうまく行われたとしても、メルトダウンして地中に埋まった核燃料は覆わなければ放射物質の拡散を防ぐことはできないのではないでしょうか。CT一回くらいは大した事ないなど、無責任な報道がされています。バカな放射線科の教授を登場させて遺伝子は傷ついても修復する能力を持っているなどと発言させたりしています。

 今日、福島出身の患者さんが、何十年も県民を騙してきたのかと、総理府に怒りの電話をしたといっていました。石棺の用意を急ぐべきですね。(後略)


渡辺より 3.20

 こんにちは。原発ですが、原子力資料情報室など脱原発派の複数の技術者の解説(ネット)では、燃料棒は溶融していますが、メルトダウン(注:格納容器の底を溶かし地中まで入っていく)までは行っていないとみています。いくつかの炉で格納容器は破損しているようですが、ひびか小さな穴程度とみています。それで懸命に水をかけていますが、メルトダウンの危険がないまでに温度を下げるためには長期にわたり水をかけ続けなくてはならない状態のようです。電源が回復し、冷却系統が復旧すれば、それで安心ということですが、あのめちゃくちゃに破壊された写真を見れば、複雑な構造の冷却系統を、高い放射線のなかで、そう簡単に復旧できるとは思えません。そしてその間、ずっと水をかけ続けなければならないわけで、同時に作業できるのか。作業員はどんどん入れ替えなければならないし、絶望的状況と思われます。それで私はもう石棺のほうがいいと思います。どうして石棺を選ばないのか不思議です。

 今朝のNHK解説員もとうとう、海水を注入すると原発が永久に使えなくなるので、躊躇して、よりたいへんな事態を招いたのではないかと言っていました。

 ネットではドイツによる汚染シュミレーションとかフランスの反原発団体による汚染の数値(政府発表よりずっと高い)などが飛び交っています。いまのところ、東京は安全ですが、いつどうなるかわからず、事が起こってからではそれこそパニックになってしまう。少なくとも福島県、茨城県などの妊婦、子どもだけでも早めに疎開させてほしいと思っています。(後略)


Dr.Aより 3.20 (略)

渡辺より 3.21

 (前略)石棺のことですが、保安院が18日の記者会見でその可能性に触れたそうです。朝鮮日報が報道しています。日本のテレビ、新聞では報道したのでしょうか。私は気づきませんでした。そこまで末期的だということを隠ぺいしたのかもしれません。

 隣りのコンビニに行ったら、店の電気を暗くしていましたが、これで十分です。他の店でも暗くしているとのこと。いつもが明るすぎるのですね。ヨーロッパでは店は日曜日は休み、午後も早く閉まってしまい、それでもみんな普通にやっていることを思いだします。経団連会長は原発は地震にもよく耐えたなどとばかなことを言っているようですが、国民は賢くなって経済を縮小させ、今度こそ物質的にではなく、精神的に豊かに生きていけるようになりたいです。

 追伸:20日の琉球新報社説に石棺方式も検討すべきだとありました。しかし、さきほど(ネット中継)の後藤政志さん(元東芝格納容器設計者)のお話では、とにかく現場が高線量なので作業させたくない、壁などを作ってから運ぶことができるのか、できたとしてもコンクリートでは放射能もれを完全に防ぐことはできない、ということでした。(注:3.28の後藤政志さんの解説では、温度を下げないまま石棺にすれば、なかで温度が上昇し爆発するので、とにかく冷却が必要とのことでした)。
 
 チェルノブイリ4号機の老朽化した石棺からは高濃度の放射能がもれだしており、新たな石棺を作るために莫大なお金がかかり、廃炉費用としてさらに同じ位莫大なお金がかかるとのことです。なんと恐ろしいものを作ってしまったのか、東電もどんなに後悔してもしきれないでしょう。


Dr.Aより 3.22

 放射性物質が拡散しつつありますね。それも、空中だけでなく海へも。水で冷やすのは良いとしても水の最終的行き場が海ですから困ったものです。相も変わらずマスコミは専門家を登場させて人体に影響なしとのプロパガンダを行っている。早く閉じ込める事を考え、実行せよというプロがいてもよいと思うのですが。未だに通電すればなんとかなると思っているとしたら、それは前にもいいましたようにオプテイミストの楽観主義に他なりません。彼らは責任を取らず、非を認めず臆病者ですから行動せず、ただ眺めているだけです。そのうち、菅首相がほうれん草を食べている所をテレビで流すのではないでしょうか。昔、カイワレ大根で猿芝居をやってましたね。今回、奴は大根ではなく草役者だ。(後略)


渡辺より 3.23

 東京都の水道も汚染されてしまいました。放射性物質はかなりたくさん放出されたようです。拡散されているので原発付近の線量が変わらない(減っていない)ということは、放出されている量は増えている可能性も否定できないのではないでしょうか? 半減期の早いものはともかく、大気も海も汚染され、世界中にまわり、イギリス、フランスの再処理工場からの汚染や劣化ウランなどなどもあるし、このままいけば何百年後かわかりませんが、人類は滅亡ですね。

 と言っていたら、3号機でまた黒煙があがったとのこと。せっかく落ち着きそうだったのに予断を許しません。しかし私には子どもも孫もいないし、関係ないといえばそうなのに、どうしてこんなに心配なのか。人類の将来のことまで心配せず、残り少ない時間にできることをしたほうがよさそうです。とはいっても、ブログに原発の情報を載せているため、アクセスがすごいです。コンパクトにまとめたところがないのかもしれません。それはそれでがんばらなくちゃ。(後略)
 
 
Dr.Aより 3.24

 こんばんは。囲ってフタをしないと世界は安心しないし、納得しませんね。水道水はまずいので飲まない人が多いでしょうが、ますます人々は水道水から離れてしまうでしょう。ドリンクメーカーは儲かります。被爆した作業員が出たそうですね。最前線の作業員は下請会社の社員でしょう。給料は高いのでしょうが被爆では割に合わないですね。

 早く全体を覆うべきですね。今から始めた方がよいとおもいますが、日本はリーダーシップが欠けているのでね。ただ、セメント会社の株が上がるだけのようです。


渡辺より 3.25

こんばんは。辺見庸さんが、

 「すさまじい大地震がくるだろう。それをビジネスチャンスとねらっている者らはすでにいる。富める者たちはたくさん生きのこり、貧しい者たちはたくさん死ぬであろう。階級矛盾はどんどん拡大するのに、階級闘争は爆発的力をもたないだろう。性愛はますます衰頽するだろう。テクノロジーはまだまだ発展し、言語と思想はどんどん幼稚になっていくであろう。ひじょうに大きな原発事故があるだろう。労働組合はけんめいに労働者をうらぎりつづけるだろう。多くの新聞社、テレビ局が倒産するだろう。生き残ったテレビ局はそれでもバカ番組をつくりつづけるだろう」。

 と(地震まえに)書いているというのを知り、朝日ジャーナル(週刊朝日緊急増刊)を買いました。そうしたらパノプティコンがでてきたのでびっくり。先生のおかげで知ったばかりのパノプティコン、役に立ちました。ぜひ買って読んでみてください。


Dr.Aより 3.26

 こんにちは。辺見庸さんはアナーキストかな。だとすれば、私も同じかな。アナーキストは群れるのが嫌いでテロルに走らざるをえなくなるのが辛いのよね。バクーニンはまさにそうだったようですけどクロポトキンのような誠実で徳の高い人もいたので、辺見さんはその類かな。文章は日本という国を大変よく表現しているように思います。現状は絶望的ですかね。


渡辺より 3.26

 辺見さんは先生と遺伝子が似てると思います。いまのいまパノプティコンなんて。

 今日、格納容器設計の技術者たちが、昨日、作業員の被ばくがあって東電が炉心が融けていることをはじめて認めたことについて解説していました。はじめてだされた圧力容器、格納容器の圧力のデータからみて、事故の翌日(そのまえのデータはない)、圧力容器の圧力が1気圧に下がり、格納容器と同じ圧力となったことからみて、冷却剤喪失事故の可能性があるとのことでした(いままでも推測はしていたが、データ的に言えるようになった)。東電は当然このことを知っていて隠していた、その責任は重大だと訴えていました。彼らは設計者ですから、ほんとうに自分の責任を感じて、表情が厳しかったです。東電や保安院の人とあまりにも違いました。

渡辺より  3.29

 こんばんは。今日は私の57歳の誕生日でしたが、涙、涙の1日でした。福島県須賀川市でキャベツが出荷できなくなって自殺した人の記事からはじまり、日当40万だすから原発の仕事に戻れと避難している作業員をかきあつめようという記事、双葉町で牛を飼っているからと避難を拒否していた人たちが牛をおきざりにして強制的に避難させられたという記事・・・。

 辺見さんの文章はつまるところ友人の孫のモモちゃんを心配するものでした。私ももうずっと以前から赤ちゃんが生まれても手放しで喜べないと感じていました。そしてそう思うのは私だけではなく、近所の(いまも残る)農家のおばさんが親戚に孫が生まれたけど、その子の将来はどうなるかと思うと喜べないと言っていたのです。それももう15年以上まえのことだと思います。原発事故がなくてもそのころすでに普通の人がそう感じていました。それなのにそのままにしてきてしまいました。

 ある友人がメールしてきました。

 原発のせいで、当分、魚も食えないことになりそうだね。
 東電、潰せ!
 他の原発もすぐ止めろ!
 馬鹿が!

 容子さんの回顧展で「福島原発を廃炉にする」署名活動やっていたけど、あれはもう放っておいても廃炉になる。福島はナウシカに出てきた腐海の森になり、奇妙な植物やでっかいキノコなんかがたくさん生えて、私たち日本人が死に絶える頃にやっと、傷を残したまま、ものすごく美しい森になるのだ……。
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by lumokurago | 2011-03-31 13:09 | Dr.Aとの往復メール
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