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「テレビの放射線専門家はウソばっかり」

 近藤誠直言 週刊文春4月7日号より転載

 「福島第一原発の事故に関連して、放射線防護の専門家がたくさんテレビに出ています。彼らの話のウソの多さに、私は唖然としました。ツイッターなどで、間違った情報を広めている学者もいます」
 と語るのは、『患者よ、がんと闘うな』等で知られる慶応大学医学部講師(放射線科)の近藤誠氏だ。

 私が一番問題だと考えるのは、「年100ミリシーベルト(mSv)以下の被曝量なら安全」という前提で、議論がなされていることです。実は100mSv以下の被曝に関するデータは少なくて、発がんリスクとの関係は百%証明されていないのです。

 広島と長崎で被爆したひとたちの追跡調査では、10~50mSvという低線量被曝でも、発がん死亡が増加することが示唆されています。

 また『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』というイギリスの医学誌が05年に、日本を含む15ヵ国の原子力施設で働いた労働者40万人を追跡調査したレポートを掲載しました。その累積被曝量は、90%以上の人が50mSv以下で、全員の平均は19.4mSv。ここから計算して、被曝量が1Svあがると、がん死亡率の相対比が0.97上がるという結果が出ているのです。

 この数値を日本のがん死亡率に当てはめてみます。日本人はおよそ30%の人ががんで亡くなりますが、もし日本人が累積で10msvを被曝すれば、がん死亡率は30.3%となり、100msvの被曝では33%となる計算です。

 この上昇見積もりを、専門家が「わずか0.3%」「わずか3%」と表現することが、許されるのか、私は疑問です。むしろ、100mSv以下の被曝でも発がんによる死亡率は高まるものと捉えて、防護対策を考えるべきだと思うわけです。

 医療被曝の危険

 また、CTスキャンの放射線量と比較するのも妥当とは言えないと思います。というのは、そもそもCTスキャンなどの医療被曝がすでに危険なものなのです。

 今、首相官邸のHPには、「私たちは日頃の生活の中で放射線を受けることもありますが、健康上の問題とはなりません」とあり、例としてCTスキャンの放射線量を示しています。その数値は6.9mSv。新聞やテレビも、この数字をそのまま引用しています。

 実はこれは相当低く見積もった線量、いわば、都合のいい数字なのです。

 06年の調査によると、1回のCT撮影の実行線量は、胸部が18mSv、腹部・骨盤は男性が23mSv、女性が29mSvでした。造影剤を入れてもう一度撮れば数値は2倍になるし、定期的に受けていれば100mSvなど簡単に超してしまうでしょう。

 福島第一原発への放水を行った東京消防庁ハイパーレスキューの隊長が取材で、「最大に被曝したのがほかの隊員でなく、自分でよかった」と語りました。危険性をじゅうぶん認識し、線量計を身につけて作業を行ったこの隊長の被曝量は、27mSvでした。

 1回のCTの被曝量と、比べてください。なんの危険も認識せずに行っている医療現場での被曝量がいかに大きいか。

 こういう話は、放射線の専門家なら誰でも知っていることです。しかし、その危険性を言う人はいません。

 原因は、医者にもあります。患者に放射線科へ行ってCTを撮ってくるよう指示はするものの、その被曝量を把握していない医者が99%と言っていいでしょう。

 だからCTの検査件数はどんどん増えています。線量を減らす努力も行われていますが、タバコを除けば、国民の発がんの最大原因は医療被曝だと言っても、あながち過剰ではありません。そのような数値と比較しても、実はなんら安心の担保にはならないのです。

*****

 高木学校の崎山比早子さんも100mSvは急性期障害のしきい値(これ以下なら大丈夫という値)であり、低線量被ばくによる晩期障害(発がんなど)のしきい値はないとおっしゃっていました。

 テレビなどでCTによる被曝線量と比べているのをみて、Dr.Kならこう言うだろうなあと思っていましたが、やっぱり。でも、Dr.Kには言えないけど、もっとも被曝量の多かった隊長でもCT1回分ほどとわかって安心しました。(人間ドックやがん検診などなどで毎年CTを撮っている人もいますからね)。
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by lumokurago | 2011-04-01 13:09 | 原発
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