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後藤政志さんのことば

 http://www.ustream.tv/recorded/14328632 

 上は後藤さんの4.28付けの解説です。後藤さんはこのなかで、フランスの原子力会社アレバ作成の福島第一原発の事故報告書について、日本側の関係者(保安院や東電)からの国民には知らされていない情報がなければ作れなかったはずだと怒りをこめておっしゃっています。

 さらに水素爆発の原因を、後藤さんらの推測(圧力容器内の燃料棒が溶融し、水と反応して水素が発生。それがサプレッションプールを経由して格納容器へ。格納容器の蓋のフランジなどの弱い部分(高温高圧になっているので)からもれて、爆発した--と違って、格納容器から直接ベントして水素が空気中にでて爆発と書いてあると読める。これがほんとうなら爆発することは必然だったとおっしゃっています。こんなことはやらないんじゃないかという気がするが、原子力専門のアレバはある技術情報に基づいて書いているはずなので信ぴょう性は無視しえない。これはこれから解明する必要があるとのことです。

 その後、後藤さんは憤りを隠せず、次のようにおっしゃっています。要約します。

 もしそうなら早く言えよと。これがほんとうだとしたら海外の資料でわれわれが知るなんてほんとうにバカにしている。事故シナリオというのは私がこんなところでいくら声高に言っても、一番よくわかっているのは現場で健闘している人たちである。その人たちが発信する義務がある。なぜかというと、浜岡などの事故を心配しているが、いまの(情報隠ぺい)状態では対応のしようがない。津波への対策は大切だが津波はシビアアクシデントが起こる入口、きっかけにすぎない。津波や地震の対策をしても、それでプラントが安全とは決して言えない。

 原子炉の事故においてはいろんな経路があって、多重にものが壊れたり、人のミスがあるとどうにもならない。いまの原子炉の設計は間違っている。炉心が融けてももつような格納容器でないといけない。そこまでやらない限り、原子力の安全は保てない沸騰型も加圧水型もいまの軽水炉ではそうはできていない。配管が破断しても格納容器があるから大丈夫というのは炉心が露出していない状態のこと。

 冷却材喪失事故が起こったら格納容器で守れるはずだったが、そうはならなかった。SMIでも今回でも突破された。これは設計想定ミスである。それを全部咀嚼してやりなおさない限り安心して眠れない。

 現在の設計で大丈夫だという意味は「たぶん大丈夫であろう」。「めったに起こらないだろう」と言っているが、起こった。計算上は何千年に1度起こる事故という評価をしている。それで評価上は無視しうると言っている。しかしたかだか数十年のあいだにこんな事故が2回起こった。確率論的に何千年に一度というのはうそっぱちで、数十年に1度起きてる。そんなもの(確率論)で安全を言うのがおかしい。(確率論には)昔から批判があるが再度証明された。科学技術において一番大事なのは理論ではなく実験などで実際に証明すること。シビアアクシデントは証明できない世界、だから確率で言っているが、実際に起こっているので、確率論で「安全」というのはやめようということ。

 もしこれで「津波の対策をしました」として、あと炉心が溶ける確率はいくつで、格納容器が破損する確率はいくつとでてくる。確率が低いから安全だというが、その構造には問題がある。事故が起こらないようにするが起こってしまうことがある。フェイルセイフといいますが、安全側に持っていけるのならいいが、そうでない、そういうシナリオがいっぱいある。それがシビアアクシデント。

 原子炉はもっているエネルギーが非常に大きい、そのままだと圧力温度が急激にあがっていく。その途中で緊急炉心冷却装置がはたらく。それである温度で抑えようとするが失敗したらどんどんあがっていく。こんなに厳しいものはない。4つも5つも安全装置はあるが、それがはたらかなくてもあるところまでいったら自然になだらかに冷えていくなら、原子力はそんなにこわくない。しかし放射性物質が大量にあって、チェルノブイリよりはるかにいっぱいあって、どんどんあがっていく。暴走する。原子炉は暴走するのが自然なんです。それを抑え込まなければならない。

 原子力ではそういう考え方をしないと。人間がやってる技術なので機械が故障したり人が失敗したりすることもある。日本の技術がいくら高いと言っても自動車だっていつかどこかが故障するし人もミスをする。確率は小さくても危険は必ず残る。そういう危険に対して原子力は保証できない。

 確率的にほとんどないよというのを残余のリスクという。これだけ多重に防御しました、ですから安全ですが100%ではない。そのときはごめんなさい、それが残余のリスク。今回の想定外はこれ。ほとんど起こり得ない、無視してもいい、100%の安全はないからちょっと残る。でも起こり得ないから安心して下さい。それが原子力の事故。

 反省すべきは原子力関係者すべて。絶対安全と言っていた。それが言えなくなって絶対とはいえないがめったに起こらないと言った。残余のリスクとして無視できる。そういうシナリオできた。こういう考えで設計製造も運転もやってきている。だからいまのような事故になったときに対応できないのは当たり前のこと消火系のポンプいれました、電源車もってきました。こんなもんで抑え込めるものではない。それはたまたまそれで抑え込めたらいいという話であって、それがいまの現状。

 事故の直後には言えなかったが、ほんとうに心配だったのは、最悪の場合のこと。大量の放射性物質がある、危険源が絶対的に多い。それを100%封じ込めると言えなければ原子力というぼう大なリスクを背負ってはいけない。ある炉が炉心溶融して下に落ちる。水と反応して爆発が起きる。ある炉がだめになれば高線量で隣の炉には近づけなくなる。その恐ろしさを考えてごらん。原子力のリスクをまったくわかっていない。あのとき私がどのくらい恐怖心をもっていたか。無責任なことを言ってはいけない、あおってはいけないと思ったが、逆に言わないと無責任。最悪の事態はと聞かれたが言えなかった。いま少し小康状態だから言える。

 事故が起こったら最初にアメリカは横須賀の原子力空母を佐世保までもっていった。日本は楽天的。ドイツの人、ヨーロッパの人は実際に逃げたがオーバーではない。当然。そういう判断もあるということ。海外の事務所が場所を移したのは訴訟の問題がある。低線量被ばくであっても訴訟を起こされるのでみんな撤退した。そのほうが正常。

 レントゲンでもむやみにあびるのはがんの確率をあげる。うっかり内部被ばくしたら大変で命取りにもなる。それなのに何ミリシーベルトなら大丈夫とか許容値で押し込むという感覚は理解できない。ヒ素というものがある。これくらい摂ったら死ぬとする。これくらいなら大丈夫といってヒ素を体のなかに入れる人がいますか放射能は目にみえない。計器を持っていくのか。(どこが高汚染なのか)わからない。単純にこの値ならいいということは間違っている。安全性について進歩した考えをもたなければならない。日本人は安全性の哲学がプアである。

 原子力は被ばく労働を認めないと産業として成立しない。ある人の犠牲のうえに我々は原子力という恩恵に浴する。それは平等ではない。原子力をやりたい方がいれば、全員で被ばくしましょう。被ばくすることを作業員、福島の人に押し付けるのは人間として間違っている。原子力をやらないとみんなが死ぬなら仕方がないが、なんでそこまでやらなきゃいけないのか。

 石炭から石油に切り替えた。そのとき、石油がどれだけあるかなどわかっていたか。わかってなかった。原子力の危険性とそういうあり方のまずさを考えれば、原子力という選択をやめて、LNG、石炭も復活させてやれば放射線よりずっとまし。原子力は安いと言っているが、研究開発にものすごいコストがかかる。それを太陽光などにまわしたらどうか。再生可能エネルギーは不安定だという。安定供給義務を果たせないという。しかし原子力は義務を果たしているのか。福島1~4は廃炉。柏崎も安全性を確かめるまでにどんなに時間がかかったか。私はまだ大丈夫だとは思っていない。地震が来たら安全を確認するために半年かかる。稼働率が下がる。安定供給ではない。

*****

 日本政府はなぜ後藤さんや小出さんのような信頼できる日本の技術者、研究者に情報公開して知恵を借りようとせず、アレバなどという得体の知れない会社に情報を流すのか。フランス在住歴が長い友人が、サルコジが来たとき、「のどから手が出るほど情報がほしいのよ」と言ってました。後藤さんもちらっとアレバにも目的があると言っていました。バカとしかいいようがない。

 いまだに原子力がないと電気が足りなくなって困ると言っているバカ者が国民の半数以上いるらしいから、バカ者はすぐに現場に行って収束するまでいくら被ばくしようが作業せよ。それがいやなら電気が足りなくなるなどと寝言は言うな。電気が足りなくなるのと被ばくするのとどっちを取るのかよく考えてみよう。だいたい電気は足りてるけどね。それも知らないバカども。(私も完全に怒っています)。

*****

 こちらに完全な起こしがあります。

 http://nixediary.exblog.jp/12498536/

 つづきhttp://nixediary.exblog.jp/12498644/

 
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by lumokurago | 2011-04-29 18:21 | 原発
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