暗川  


写真日記
by lumokurago
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
検索
リンク
ご感想をお寄せ下さいmailto:lumokurago@yahoo.co.jp

嫌がらせコメントは削除させていただきます。

必ずしもリンクするHPの意見、すべてに同調するわけではありません。ご自分で情報を選んでください。

原子力資料情報室

小出裕章非公式まとめ

沖縄タイムス

暗川メインページ
私の下手な絵などを載せています。

杉並裁判の会
私たちの裁判の会です

ポケットに教育基本法の会

「つくる会」教科書裁判支援ネットワーク

もぐのにじいろえにっき
もぐちゃんのページ

プロテア
リリコおばさんの杉並区政ウォッチング

鬼蜘蛛おばさんの疑問箱
松田まゆみさんのページ

熊野古道の路沿い
鈴さんのページ

風に吹かれてちゅちゃわんじゃ
小笠原父島で農業をやっているサエちゃんのブログ

三宅勝久さんのブログ
杉並区在住のジャーナリスト

カテゴリ
以前の記事
ライフログ
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

幸せだったむかしに戻ろう

 原発事故が起きてすでに2ヶ月が過ぎようとしているのに、収束の見通しがまったくたたない。1号機は「水棺」をめざしているが、建屋内の放射線量が最大700ミリシーベルトにのぼり、作業は困難を極める。2号機は圧力抑制室の損傷をコンクリートで修復しようとしているが、損傷の場所さえわからず、放射線量を測ることもできていない。3号機では圧力容器温度が大幅上昇、再度燃料棒の溶融が起きたかもしれないという。4号機の使用済み燃料貯水槽からは水がもれている。5、6号機の建屋にも水がたまっているという。

 これからどうなるのだろうか。おそらく東電の責任者にもどうしたらいいのかわからないに違いない。穴があいているのだから水がもれることなど子どもにもわかるのに、冷やさずにはおれないため水をかけつづけた。もれた水はどうするのかなど考える余裕もなかったのだろう。大量の汚染水を海に流してしまった。いまも流し続けている。大気の汚染も止めることができない。これから何年放出しつづけるのだろうか。「制御不能の怪物」、それが核の正体である。

 地震列島日本に54基もの原発を平気で作った感覚がまず理解不能である。「絶対安全」と言い張ったのも目先の「カネ」が欲しいせいか。人間というものはどうしようもなく愚かなものである。そしてそれらが稼働すればするほど信じられない量の核のゴミ(使用済み燃料)がでて、毒性がなくなるまでに100万年もかかるというのに、それをどうするかについて何の考えもなかった。よくこんなことができたものである。

 今朝の毎日新聞に核のゴミをモンゴルに押し付けようとしているという記事がスクープされた。まったく人間、ここまで自分勝手になれるものなのか。怒りを通り越して、あきれ果て、やがて私は悲しくなるのだ。

 浜岡原発全機を安全確認できるまで2年間止めることになった。浜岡だけでも一時的にでも止めないよりはいいかもしれないが、他にも原発はたくさんあり、先日の選挙で原発容認派の首長ばかりが当選したのである。地元の人びとは何を考えているのだ。福島をみていて恐ろしくはないのか。自分のところだけは事故が起こらない、起こってほしくないものは起こらないと日本人らしく楽観的に考えているのだろうか。もし事故が起こったら福島と同じように耕してきた土地を捨て、家畜やペットを犠牲にし、半永久的に故郷に帰れないことになるのだ。それでもいいのか? その悲しみが想像できないなどということはないだろうに。なぜそんなにしがみついているのか。事故が起こってからでは遅いのに。

 人びとも「原発を止めたら電気が足りなくなる」と言う。あのかなしみと電気をてんびんにかけ、電気を取るのか。そんなに電気が大事か。そんな人には人間らしさのこれっぽっちもない。

 1960年~70年代前半の暮らしで十分である。あれでなんの不自由があろう。あの頃は東京にもまだまだ自然が残っていた。大人もいまほどあくせく仕事に追われることもなく、子どもも塾に通わせられることもなく、ゆったりとした時間のなかで自由に遊ぶことができた。「十分である」ではなく、あの頃のほうが幸せだったと確信する。いままで物ごころついて以来、ずっと同じことを思ってきた。自然の残る、物を大事にする暮らしが一番幸せだと。そう言うと「むかしに戻ることはできない」と諭されつづけてきた。

 しかし、いま、悲惨なフクシマをみて、汚染が世界に拡がりつつあるのに制御不能な原発をみて、みんな納得できると思う。原発を止め、あのころの幸せな暮らしに戻ろう。(代替エネルギーもいらない。原発云々ではなくいまの暮らしがおごり高ぶっているのだ。どこかの被災地に送られた支援物資8トンもが廃棄処分されたという。そんなに過剰な「物」に囲まれて日本人はおごり高ぶっている)。
[PR]

by lumokurago | 2011-05-09 17:30 | 原発
<< 大失言!【原発儲かる】原子力安... いまどきの子どもたちと私 4 >>