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3.11以後のDr.Aとのメール その10

渡辺より 5.13

 こんばんは。本題への返信はまた明日しますが、今日、慶応病院に行って、近藤先生が医療被曝に比べれば原発事故などなんとも思ってないんだということがはっきりしました。医療被曝、それほどひどかったの、ということです。それから子どものCTについて次のようにおっしゃっていました。

 「いまの子どもがおかしいのはCTのせいだよ。これは冗談じゃない、本気で言ってる。数年前に(医療被曝について)読売新聞で取り上げられるまえは、被ばく線量がものすごく高かった。あなたが仕事してたのはけっこう昔でしょ。そのころの線量は多かった。子どもは小さいから特に。頭のCTでは知恵遅れになったり、頭がおかしくなる」 

 なんたることでしょう。(メール終わり)

【追記】近藤誠医師は私がブログに書くということを知っているので、話す内容には責任を持っています。書かれたら困ることは「書かないでね」と言います。だからここに書いたことはほんとうのことです。

【注】原発事故の被ばく量の説明に、胸部CTの被ばく線量(6.9mSv)が引き合いにだされているが、日常診療では最低10mSv、「造影CT」では20mSv。腹部・骨盤CTでは最低20mSv、造影なら40mSv、頚部から骨盤までの「全身CT」で造影剤をつかえば60mSvを超えかねない。機会を異にして何度もCTを受ければ100mSvなど簡単に超えてしまう。それらのCTの8~9割は不要。日本の各病院は毎月将来の発がん死亡者を何人も生み出している可能性がある(文藝春秋6月号より要約 by 近藤誠)

 ついでにみなさんにちょっと解説します。日本には世界中のCTの三分の一があります。大病院ばかりでなくそこらの町の開業医のところにもあります。高い機械を借金して入れればどうしても使いたくなりますね。それで被ばく者(発がん死亡者)が増えるというわけです。そういう医者と東京電力、どっちの罪が重いのでしょうか? まあ、比べられませんが、医者ががんを作っていいのか? 去年の夏、母の在宅医を決めるとき、Dr.AはCTがあるところはやめたほうがいいという意見でした。その医者には被ばくの知識がまったくない(あってやってるならもっと悪いし)、いらない検査をするもうけ主義ということがはっきりしているからです。みなさん、開業医にかかるときはCTのないところ、検診をやっていないところにかかりましょう(これがないんだけど)。


Dr.Aより 5.13
 
 こんばんは。今日は脳梗塞の患者さんを往診しました。私と反対の右麻痺でした。その患者さんは私が入院した3週間後に発症したのです。右の運動麻痺、知覚麻痺に加えて言語障害がありました。私も反対側がやられたら同じようになっていたでしょう。一応仕事ができますので、贅沢は言えませんね。ちょっとした違いですが、日常生活においては大違いです。私は、自転車に乗れるし、車の運転もできますからね。電気自動車は来週完成とのことです。

 昔のCTは時間がかかりましたからね。そうとう被曝したに違いありません。とにかく医療は診断が重要と教えられていますから、CTを撮りまくったわけです。おかしな子供が増えているのはそのせいとは気がつきませんでした。私がレントゲン検査を受けたのは小学校の頃、結核を疑われて間接レントゲンを撮られたのが最初でした。間接ですからかなり被曝しますね。当時から医者はレントゲンに頼っていたのですね。それからは、医者になって、勉強がてら、胃のバリウム検査を経験してみました。

 そして昨年、CTを3回。I131という同位元素を注射して脳血流を調べる検査と、だいぶ被曝しました。歳ですから関係ありませんが。脳血管造影はなぜか断り受けませんでした。手術に持っていかれそうでしたので死んでもよいとごねたわけです。頭蓋骨を割られて中をいじられるなんて想像しただけでも嫌ですね。(後略)


渡辺より 5.14

 こんにちは。近藤先生との1問1答を添付します。医療被曝と比べれば(原発事故が)ちゃんちゃらおかしいなんて、がっくりです。それはそうだろうけど原発の危険も言ってほしいです。

 (中略)乳がんの友人(女子医大)は全身転移の早期発見のために毎年CTを受けていたので、ずいぶん前に断るように言いましたが、断ったかどうかわかりません。原発作業員の限度をとっくに越えているでしょう。言いましたっけ? 乳がん患者MLでは半年おきにマンモとPETをやっているという病院がありました。やっぱり原発よりこわいかも。

 改めて鹿児島の金持ちの医者の病院に行ったUさん(注:放射線科医)の罪は重いですね。その病院ではPETを3台も入れて儲けています。被ばくについて知識があって批判しなければならない立場のUさんが行ってしまうなんて。Uさんを「後継者」だと言っていた近藤先生がかわいそう。

 話は変わりまして、杉並区職も大昔は社会党でしたが、途中から幹部が共産党に乗っ取られ、労使協調路線になってしまいました。児童館学童クラブにも人員削減攻撃がかけられてきたのですが、労使協調なので「日曜日休み」と引き換えにのんでしまいました。それ以来職場に非常勤、パート、アルバイトという人たちが入って来て不平等になりました。分会の勢力は共産党と半々か、こちら側が少し多かったのですが、組合上部はどんどん衰退していき、私が乳がんやうつ病で休んでいたあいだに労使一体の検討委員会ができ、一緒に民間委託を検討するまでにおちぶれてしまいました。3年後、私が復職したときは、学童クラブの民間委託を組合も認めたかたちで決定していて、全部いっぺんにやると目立って親からの反発も大きいとみたためか、年に数ヵ所ずつ委託することになったのです。自分で自分の職場の民託を認めたと知ったとき、分会をやめようとしましたが、人員削減のときに一緒にやっていた分会執行部の人が職場まで引き止めにきたので、もうどっちでもいいやとやぶれかぶれで残りました。2年後に仕事自体を辞めてしまいました。

 まえにも書いたような気もしてきましたが、共産党は「人民」の敵ですね。自分(の職場)を売るのですからね。人員削減のときの区職の書記長(のちの委員長)は定年退職して、すばらしいポストに天下ったとのことです。恥ずかしくないのか!! 


Dr.Aより 5.15

 医療被爆についてもう少し国民に知らせるべきですね。逆に、CT検査よりも被曝量が少ないので安全だと敵方の宣伝材料に使われています。健診・検診の害、レントゲン検査の害について知識を広める必要を痛感しますが、多勢に無勢です。残念ながら無力感だけ。独り近藤先生が頑張っていますが、多数派になれないという限界がありますね。結論は、理屈のわからないアホは死んでもしかたがない、ほおっておこうということになります。こうしてニヒリズムに沈潜するしかありません。

 組織が大きくなると保守的になります。レーニンは資本主義大賛成、いずれ社会主義になるからいいんだといいましたから、共産党であろうと、中核派であろうと容易に党幹部は支配層と手を握るでしょう。そして、貴族になっていくのです。これはアナーキストを除く左翼運動の結末です。でも、自分たちは人々のために正しいことをしていると思っている。おめでたい奴らだ。そして、特権意識を持つ。

 競馬は負けました。先週の付きは偶然だったのでしょう。アホらしいから競馬でもという感覚は庶民的で、許されるでしょう。


渡辺より  5.16

 こんばんは。近藤先生には原発の被ばくの恐ろしさについてもっと言ってほしいのですが、CTと比べられてはね。もちろん、医療被ばくの危険性を広く知らせるのが彼の役割なのでしょう。と言っても人びとは不安なので不安に乗じた検査はなくならないでしょうね。医療者の側は儲かるのでなくそうとは思わないでしょうし。困ったものです。ほんとうは原発と同じくらい恐ろしいものなのに、近藤先生の努力にもかかわらず、あまりにも知られていません。よく考えてみれば、よいものだと錯覚させられている上、被害が目にみえないだけに(強制避難もなく)原発より恐ろしいものかもしれません。いまになって近藤先生が「ちゃんちゃらおかしい」という意味がわかってきました。数的にはCTでがんになる人のほうが多いでしょうね。

 レーニンが資本主義賛成、いずれ社会主義になるなんて言っていたのですね。自信家だったのでしょうか。もう私は人間が人間である限りよい「国(社会)」なんてありえないと思うようになってしまいました。(後略)
 
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by lumokurago | 2011-05-17 13:27 | Dr.Aとの往復メール
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