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暗川  


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小笠原から来たマイケル

小笠原から来たマイケル_c0006568_17202515.jpg

小笠原から来たマイケル_c0006568_17204588.jpg
 小笠原諸島は「東洋のガラパゴス」と言われ、ここにしかいない動植物(固有種)が多く生息しています。しかし人間が捨てた猫が野ネコ化し、固有種であるアカガシラカラスバトなどを襲います。そこで野ネコを駆除しなければならないとなったのですが、獣医師会の協力を得て、捕獲して内地に運び、人間に慣らして飼い主を捜すということをしています。

 写真は東京新聞6月1日朝刊に載ったもので、カツオドリを襲っていたマイケルが獣医さんに慣れた様子。おがさわら丸で25時間半も揺られて到着した動物病院で、ケージに入れて人通りの多いところに置き、通るたびにちょっかいをだしてやると、3ヵ月ほどで抱かれるまで慣れたそうです。

 現在までの5年間で217匹が海を渡り、内地の里親さん宅で暮らしているとのこと。

 こちらは2007年2月16日の朝日新聞記事です。 

 ところで、小笠原諸島が世界遺産に登録されるのも時間の問題のようですが、地元では必ずしも喜んでいるわけではありません。私の知り合いはみんなが反対していました。理由は子どもたちがキャンプできなくなったり、入ってはいけない場所が増えて、島に住んでいる人間が島の自然を楽しめなくなった、観光客が増えて島の自然が荒らされてしまうなどでした。父島では増える客を当て込んだ宿泊施設の新築ブームでした。いま、島に飛行場はありませんが、世界遺産になれば時をおかずに飛行場ができるでしょう。

 いままで小笠原に行くのは25時間半という不便な船旅も含めて、小笠原が大好きという人びとが多かったと思います。飛行機ができたら、世界遺産という名前だけで行ってみようという気軽な人が増えると思います。新築ブームとはいえ、観光客が増えるのを望んでいる人があの島にそんなにおおぜいいるとはとても思えません。自然をとても大切にしている島だからです。

by lumokurago | 2011-06-05 17:40 | ねこと鳥 (cats&birds)
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