暗川  


写真日記
by lumokurago
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
検索
リンク
ご感想をお寄せ下さいmailto:lumokurago@yahoo.co.jp

嫌がらせコメントは削除させていただきます。

必ずしもリンクするHPの意見、すべてに同調するわけではありません。ご自分で情報を選んでください。

原子力資料情報室

小出裕章非公式まとめ

沖縄タイムス

暗川メインページ
私の下手な絵などを載せています。

杉並裁判の会
私たちの裁判の会です

ポケットに教育基本法の会

「つくる会」教科書裁判支援ネットワーク

もぐのにじいろえにっき
もぐちゃんのページ

プロテア
リリコおばさんの杉並区政ウォッチング

鬼蜘蛛おばさんの疑問箱
松田まゆみさんのページ

熊野古道の路沿い
鈴さんのページ

風に吹かれてちゅちゃわんじゃ
小笠原父島で農業をやっているサエちゃんのブログ

三宅勝久さんのブログ
杉並区在住のジャーナリスト

カテゴリ
以前の記事
ライフログ
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

汚染牛被害 農家を応援  宮沢和子

 東京新聞7.28「発言」より

 汚染牛被害 農家を応援  宮沢和子 

 放射性物質に汚された牛を出荷した農家の方が謝罪されていつのをみて、私は怒りとともに涙が出ました。この農家の方が謝るいわれはどこにあるのでしょうか。

 「家の外に稲わらを放置してはいけない」などという決まり事は、今のいままで日本にはなかったことではないでしょうか。そんなことにしてしまったのは一体誰なのか。この国は壊れている、そう思いました。

 3.11以降、放射性物質は日本のすべてを、いや地球のすべてを汚染しました。そのことを引き受けねばならないのは、ひとり農家だけでないことは自明の理です。私たち皆で引き受けましょう。積極的に食べましょう。飲みましょう。

 ただし条件が一つ。食べ物の正確な汚染度を周知すること。、それを知らされた国民側は自己の自由、自己責任として選択して生きていくこと。

 そしてもう一つ。大人たちは子どもらを命懸けで守りましょう。原発の存在を許してきた責任は子どもらには一切ないのですから。

*****

 その後(「真実を知らせろ」の後)も、保安院が4月1日、福島原発作業員の被ばく線量を最大350ミリシーベルトに緩和するように厚労省に要請していたことがわかったり、経産省資源エネルギー庁が多額の税金を使い、原発に関するメディア情報を監視してきたことがわかったり(本年度は7000万)、日本への原子力(核の平和利用)導入はアメリカが第五福竜丸被ばくで盛り上がった原水爆禁止運動(発祥の地は杉並区)に危機感を抱き、共産化を防ぐためだったことが明らかになったりした。

 宮沢さんの「汚染食品を積極的に食べよう」という意見には異論もあると思う。原発事故の責任は原発を推進してきた自民党、東電、財界、マスメディア等にあるのに、なぜ国民が犠牲にならなければいけないのか、など。

 たしかに、それら権力者や財界などの責任は重大だが、やはりだまされてきた国民にも責任があると私は思う。たとえ、相手が庶民にはとうてい太刀打ちできない巨大な闇だったとしても。腹黒い人びとによって、「いい人」はとても思いつかないようなありとあらゆる悪事によって、原発は(原発だけではないが)推進されてきた。とうてい太刀打ちできない。だからといっていいなりになっていたのは国民なのである。

 私たちは何も知らされなった。ただただ「安全だ」と言われてきた。情報が隠蔽されてきた。でも自分から知ろうとしない限り、真実を知ることはできないのである。権力者が都合の悪い事実を隠蔽するのは当たり前のことなのだから。つまり国民の努力が足りないのではないだろうか。相手はとうてい太刀打ちできない巨大な闇なのだから、安穏と暮らしていたら、彼らに利用されるだけなのだ。

 彼らは性悪である。彼らに太刀打ちするためには私たちも「いい人」から脱却して性悪になって、悪知恵を働かさなければならないのだ。

 これは原子力ムラだけのことではない。医療ムラでも同じことである。ほかにも多くの「ムラ」があるが、命がかかっているという意味で医療ムラには注意しなければならない。早期発見早期治療理論は破たんしているのに、いまだに検診を推進し、がんをみつけてはかたっぱしから切り取り、成人病では薬品会社の儲けのために無駄で有害な薬を大量にうりつける。
 
 最近では原田芳男さんや筑紫哲也さん、梨元さんなどが、抗がん剤の毒性(副作用)で亡くなった。完全に寿命を縮めている。

 「抗がん剤は延命する」というプロパガンダは「原発は安全だ」というプロパガンダと同じことである。「原発は安全だ」という神話は崩れ去ったが、抗がん剤のほうは近藤誠医師の努力にもかかわらずほとんどゆるがない。(医療・薬の8割は無駄・有害です)。

 話は変わるが、いまの子どもたちもほうっておけば、私たちと同じようなだまされやすい大人になる。いま、子どもたちは原発事故に責任はないが、将来、大人になったとき、同じことを繰り返すことになる。自分のいのち、自分の故郷を自分で守ることのできる力を養わなければならない。そのためには子どもの環境も教育も変革しなければならない。

 何をどう変えたらよいのかは、あまりにも複雑なので、どこから手をつけたらいいのか、むずかしすぎる問題である。しかし! 子どもであっても「自分のことは自分で決める」ことから始めたらよいだろう。親は子どもをコントロールするのをやめる。「親にしてほしいのは暖かいご飯と暖かい寝床を用意してやることだけである」と昔々、学童クラブの通信に書いたことがある。

 学校は先生も生徒も自由にする。学習指導要領は廃止、教科書検定も廃止し教科書は自由化。そこからかな。

 ま、これがあり得ないんだよな。やはり日本の将来はお先まっくらか。

 
 それにしてもあの日、風が東京に吹けば・・・もう少し何かが変わったかもしれない。いや、そうでなくとも、福島の人たちを犠牲にして電気を使い放題使っていた、自分勝手な人びとの集まりである東京が汚染されるべきだったのだ。

 (小出さんも「東京、大阪が汚染されるべきだった」と思っていると確信しますが、講演やラジオなどでは言えないと思うので、代わりに言っておきます)。
[PR]

by lumokurago | 2011-07-28 13:55 | 原発
<< 「移植で助かる」は本当か? チビ猫の3日目 >>