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『負けるな子どもたち』

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 1989年に出版した『負けるな子どもたち』(径書房)です。残念ながら売り切れてしまいました。この本にDr.A宛てのメールに書いたようなことが詳しく書いてあります。

 この本をだしたあと、いくつかの保護者グループから話をしてほしいという申し出を受けました。久しぶりに手紙を読み返して破棄する作業をしていたところ、あるグループの方々からの手紙や感想を発見しました。そのなかから掲載します。許可を得ていませんがもう時効でしょう。

*****

 もし「お話」していただけるとしたら――。 1990.5.23 

 まだ話にきていただけるかどうかわからないので、こういうものを書くのもなんだかおかしいような思いもあるのですが、とりあえずイメージしているのを走り書きしてみます。個人的なイメージですが―

 渡辺さんの『負けるな! 子どもたち』を読んで、とくに「あ! 同じだな」と感じたのが、80年ぐらいから子どもたちがよく見えない。うまくつかめない、という感覚です。校内暴力、登校拒否、いじめ、自殺etc. 子どもの問題が社会の前面にでてきたのもこの頃のような気がします。

 渡辺さんはこのあたりのことを「家庭環境」からだけではとらえきれない、もっと広範囲な、普遍的なもの、<時代>から来る<不安>と言っています。こういうのは確かに、渡辺さんも指摘しているように、子どもばかりでなく、大人にも同じようにあらわれているものだと思います。

 渡辺さんは、本を読んでのかぎりですが、こういった感覚を出発に、子どもとの関係、親との関係、同僚との関係を、つまり人と人との<関係>を現実の学童クラブでの様々の事件やできごとを通して探っていった、というように思えます。

 実は、こういう<関係>というのを、ぼく(たち)親もうまくつかめず(もちろんぼくたち個々の働きかけの不足などもありますが)、ただウロウロしているばかりです。親も子も、指導員も、どこかでバラバラにされているという実感です。こういうことは子どもにモロに敏感に反応します。学校ばかりでなく、学童クラブにも「行きたくない」などと言われると「オッと、どうしたんだろ」とうろたえてしまいます。ぼくなどは―。そしてそれはうちの子ばかりではないんだろうなあと思います。

 よく考えてみると、子どもは学校や学童クラブでどのような生活をしているのか、本当のところよくわかりません。親や指導員や先生の働きかけがないと、学校や学童クラブというのはいつも閉じられているのでしょうか? そこでは何もおこらず、平穏に一日が過ぎているのでしょうか? そうではないと思います。子どもにとっての切実な事件がきっと毎日のようにあるのでしょう。

 渡辺さんの本を読んで、こういう普段ボヤーっとしていて深く考えないところをはっきりと自覚させられました。親それぞれ、家庭それぞれに個々の悩みや疑問がありますが、子どもが見えないというところから出発した、渡辺さんの疑問や悩みはきっと共通なものだと思います。そして、学童クラブでおきる様々なできごとも。こういったことを本で書かれていることにそって話していただけたらと思います。もちろんこういった話し合いなどはぼくたち独自でもやっていきべきものだとはっきり自覚したうえで―。お願いします。

*****

 松田まゆみさんが『負けるな 子どもたち』の感想を書いてくださいました。こちらをどうぞ。
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by lumokurago | 2011-08-07 17:33 | 子ども・教育
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