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「日本を滅ぼす電力腐敗」 三宅勝久

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 わが杉並在住のジャーナリスト三宅勝久さんが3.11以降、過去60年間も溯って調査した、経産省、東京都、裁判所、大学などからの東京電力をはじめとする電力会社、さらに東芝、三菱など関連企業への天下り。この本にはその全員が実名で載っています。電力会社副社長の報酬は年額1500万から2000万。(追記:これは間違いで「年額5000万から6000万プラス退職金?億」でした。三宅さんのコメントより。あまりに高額なので信じられなくて間違えたのでしょう)。

 青森、宮城、福島の各県議会議長・副議長経験者(自民党議員77名ー1954年から2001年)のなかから、東北電力役員になり、月1回の役員会にでるだけで、月額20万もの報酬を得ています。県会議員の年収は議長・副議長加算額を加え、政務調査費も入れて1500万から2000万円。それに東北電力の役員報酬年額200万円以上も入る。これを聞いて怒らない庶民はいないでしょう。
 
 こいつら(役人、議員、裁判官、御用学者)はごくごく少数の例外はいるかもしれないが、国民のことは放射能モルモットとしか思っておらず、カネのことしか考えていない。三宅さんはいつも言う、「すべて、カネですよ」。

 年間500万円は生活費として(これで十分に裕福な暮らしができるよね)、残りの1000万から1500万(副社長では4500万から5500万)はいったいどうやって使っているのか? とてもとても使いきれないと思うのは庶民のかなしさか。「酒、女、ギャンブル」に使っているのかな? これは小説やドラマの世界のことではないんだろうね。私にはまったくわからないけれど。

 まったく気が知れない。

 ここまでが第5章まで。(第1章は伊方原発の危険について現地の人が語っている)。カネ、カネ、カネ・・・カネまみれだよ。

 第6章 「原発安全」判決書いた最高裁判事が東芝に

 東電天下りの元最高裁判事は味村治。味村氏が最高裁判事時代にかかわった原発裁判は2件。「四国電力伊方原発1号機訴訟」「東京電力福島第2原発1号機訴訟」。下級審ももちろんひどく、審理不尽のまま結審、「格納容器は絶対に壊れない」「スリーマイル島原発事故があっても『我が国』の原発は安全」「地震で原発が壊れることはない」等々、いまさらながら司法の罪は重いことを知らされる。

 二つの原発訴訟の最高裁判決は同日に下された。1992年10月29日のことだ。判決文には、チェルノブイリの「チ」の字もなかった。

 P.222より

 「1審福島地裁の審理の最後で、原告はこんな訴えをした。
<福島県においては、世界に類のない(原発の)大型化・集中化の計画も振興している。もしもこのまま進行するならば福島は現在の産業公害と同様、あるいはそれ以上のものとして、放射能公害の一大実験場に化することは明らかである>

 原発は安全だとお墨付きを与えた1992年の最高裁判決から20年近くが経ち、原告団が危惧したとおり福島は「一大放射能実験場」と化した。
 
 さらに、世界一の地震列島に多くの核施設がひしめく中で、人々は第二第三の「フクシマ」の危険と不安にさらされている。こんな社会にしてしまった原因の一端は間違いなく司法にある。税金から高給をとりながら、天下りの役得に浴し、勲章をもらって得々としている。無責任かつ国民の幸せにとっては無能で危険な裁判官。彼らが裁かれる日は来るのだろうか」

 (注:2009年9月に行った「裁判所アクション」で裁判所や裁判官を皮肉る川柳の人気投票を行いましたが、トップは「裁判官 裁いてやるぞ いつの日か」でした)。

 エピローグ「『大和のための大和』から『原発のための原発』へ」で三宅さんは、条約に違反し、燃料の見通しもないままに作られた時代遅れの戦艦大和を勝算のない作戦に出撃させ、何千人もの兵士を死なせた狂気と、原発は何も変わらないと述べている。原発がこの国を破滅させる日は遠くない。そのまえに狂気の暴走を止めることができるのか? それは国民一人ひとりの自覚と行動にかかっている。


 ぜひ多くのかたにお読みいただきたいと思います。カネと無縁なフリージャーナリストを応援してください。
 
 
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by lumokurago | 2011-11-22 11:46 | 原発
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