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緩和ケア編 その3

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 こんにちは。また猫話になってしまいますが、チビはちょろちょろしてとても危ない猫です。一昨日は戸棚を運んでもらったときに、その下敷きになりかけ、昨日は電気がとれてしまったので、直してもらっているあいだに、紐にじゃれついて、なにかの拍子にしっぽに巻きついて、悲鳴をあげるはめに。抱き上げてすぐに取れましたが、しっぽが切れなくてよかった。私の手のひらは紐で何か所か切れてしまいました。このあいだの獣医さんの話だとしっぽの長い猫はしっぽが事故に遭いやすく危ないとのことでした。子どもでもちょろちょろしてケガが絶えない子どもがいますが、チビはまさにそれです。外にだしたら車にもじゃれついていきそう。動くものならなんにでも反応するので。そしてだれにでもなつくので、通りがかりの人間にもじゃれついて、かわいいので誘拐されそうです。それに対して兄ちゃんはお客さんが来ると隠れてでてこないので、安心です。

 一昨日、完全無治療のKさん(注:今度の「本」でお話をうかがっています)を訪ねてきました。神経因性疼痛で手がしびれて痛み、鍼師を呼んでいました。神経因性疼痛にはなんの薬も効かないそうで、そのことは近藤先生も認めているそうです。臓器転移はないのですが、手の痛みが耐えられなくなれば、セデーテョン(注:モルヒネの分量を増やして意識レベルを下げる。これを行うといずれ亡くなる)を行ってもらうつもりだと言っていました。A先生(Kさんの在宅医)はロキソニン、ボルタレンをばしばしだしていたそうです。それと「訳のわからない薬(精神薬だと思われる)」をたくさん飲まされ、頭もすっきりせず傾眠状態になって、ひどい目にあったと言っていました。ヒスロンを試すことになったときに、すべての薬は止めたそうです。その後9月頃からヒスロンを増量して飲んでいましたが、効き目がなく、やめたとのことでした。

 ボルタレンを試してみたらと言われましたが、網野先生はたぶん使っていらっしゃらないのですよね。また、彼女は乳房が最初から痛んだので何年もリン酸コデインを飲んでいたそうです(近藤先生の処方)。

 デュロテップMTパッチ2.1mgを10枚、リン酸コデインを20個、処方していただきたいので、よろしくお願いします。 渡辺容子  12.1


こんばんは。
ちびは母猫に可愛がられなかったので、
人間に懐くのでしょう。人間のほうがよい
のです。人間の怖さを教えられていません。
危険ですね。よろしく保護してください。
処方箋は明日送ります。
ボルタレンは消炎鎮痛剤の中では最も強く、
したがって副作用もつよいのです。ですから、
めったに処方しません。副作用で世界中の
多くの患者さんが死んだといわれます。
チバガイギーの内幕という告発本をよんでこのことを知りました。
以来、慎重になっています。
網野  12.1


 こんばんは。例の「本」(注:出版予定の拙著)についてKさんといろいろやりとりしたなかの一節です。(注:Kさんに掲載の許可を取っていないため、途中を要約します)。


★それと…、無治療も大事だけどね、「素人-がん入門」というのであれば、「痛み止め、鎮痛剤」の件にも触れておく必要があるのではないかと愚考します。
 ペインクリニック(麻酔科)の医者は診断を誤り、今、思えば、「神経因性疼痛」だったのだが、「患部との関連は考えにくい」と診断し、おかげで痛みに苦しんだ。
 その後も、A医師に効きもしないどころか、頭が朦朧とするばかりの薬品を「鎮痛補助薬」として飲まされ続け、しかも、「止めると痛くなりますよ」と脅され、結局、私自身も私のブレインであるべき人々も、私の傾眠傾向、思考力の極度の低下、記憶の混乱、無気力、倦怠感などを、「癌の特徴」と誤解し/させられ、薬を服用していなければ得られた筈の「普通の生活」を奪われたと、私は確信しています。ほら、普通は、死ぬまで、同じ薬を飲まされ続けるじゃない?
 でも、私は、「ヒスロン」を始めた時、バトルして、それまでの「鎮痛薬」を全て止めたからね、「使用前/使用後」が、バッチリ体感されているのです。
 世間では、今でも、「癌の痛みは取れます。薬を使いましょう!」みたいな初歩的レベルの医者が多いみたいだけど、上級者の振りして、A医師みたいに無用有害な薬をチャラチャラ出す輩もいる。
そして、「神経因性疼痛」は誰にも治せず、セデーションしか解決方法が存在しない(これは、近藤さんも認めている)。
 結局、痛みの件について、近藤さんの「闘うな」的なバイブル本(論理的指導書)が存在しない事が悔やまれます。「シッカリしろよ、良心的癌専門医/ホスピス医!」と、私は言いたいと思うよ。いい本、書けよってね!!
★それでは、また。K拝
 
 痛み止めについて、私が言えることは、自分の痛みの状態をよく感じて観察し、対処法を自分で考え、薬を選ぶ(もちろん医師の助けを借りながら)ということぐらいです。KさんがA先生に飲まされていた薬は慶応の麻酔科でだしていたガバペンなど(名前も忘れましたが)と同じ系列と思われます。それらはいまの緩和ケアでは「標準治療」になっていますね。ホスピスを訪ねたときにそのように言われました。でも、Kさんはそれらの薬で苦しんだし、私にも無用でした。

 緩和ケアについて(特に薬について)、先生こそが患者向け指導書(パンフでいいのです)を書くにふさわしい医者だと思いますが、考えてはいただけませんか?  渡辺容子  12.2


Kさんに大賛成ですね。
神経因性疼痛というのはinsidious pain
のことでしょうか。私のバイブル本は
Palliative Medicine,a case based Manual
(Neil Mcdonald著Oxford Medical Publications)
です。ずいぶん前に読んだのですが大変勉強に
なりました。このような本がすでに出ていますので
私の出る幕ではないと思います。患者のみなさんも
疑問点の解決に読まれるとよいでしょう。
本日処方箋おくりました。
網野  12.2


 えーっ! こんなむずかしい英語の本、患者には読めませんよ。A先生でさえロキソニンやボルタレンをばんばんだし、副作用で患者を苦しめても気づかない。Kさんだからバトルしてやめることができましたが、普通の患者は医者のいいなりでしょう。慶応の麻酔科はじめ普通の緩和ケア医は患者を苦しめたり、効き目のない薬を大量にだしている現状です。患者はだれを頼ったらいいのでしょうか。副作用の解説だけでも系統的な本があれば助かると思います。

 ところでロキソニンが市販されるようになったのですね。このあいだ薬局に行って知りました。市販されるまえから、腰痛にも歯痛にも頭痛にもなんにでもロキソニンが処方されていましたが(母の例)、副作用についての注意が足りないと思います。近藤先生はアメリカの統計に照らせば年間8000人が副作用死しているとおっしゃっていました。おそろしいことです。 渡辺容子  12.3


こんばんは。
とにかく一番まともな医者は近藤先生です。
彼が書くのがベストでしょう。ターミナルケアが
ルーズになっているのは事実です。現状は、
医者であればだれでもプロを名乗ることが
できます。癌専門病院の麻酔科にいたのが
権威とされている。これがまずい。
どうすべきか。確かに「しっかりしろよ」という
のもいいですが、医者はくだらない専門医制度を
作るのが関の山でしょうね。
やはり患者側から変えていくしかないように思います。
癌医療全般と同じですね。
英語の医学書は日本人の書いた日本語の関連本よりも
読みやすいと思っています。平易にかかれているのです。
ですから、中学生程度の英語力で十分なのですね。専門語は
読んでいるうちに覚えてくるでしょう。
緩和医療の基本は「薬は最小限でよい、WHOのような権威に
従順になるな、常識を疑え」ですね。
日本の麻薬消費量が欧米に比して少ないことから、大量投与が
さも進んでいる医療だと誤解されているように思っています。
他のくすりも同じでしょう。insidiouspainですと薬が効かないので、
むやみに大量になっていることが多いでしょう。私の経験では、
モルヒネもそんなに大量は必要ありません。効果のない場合は、
モルヒネの効かない病態を考えるべきですね。
薬の問題については大阪のドクター(名前わすれました、調べてください)がセンターを
つくってがんばっていますね。彼に疼痛ケアに特化した薬の
解説書を頼むとよいのではないでしょうか。
網野  12.3


 こんにちは。今日も暖かくて師走という実感が湧きません(もともとベッド上の生活なのであまり季節感はないのですが)。Kさんのベランダではもう水仙が咲きました。薬を飲んで治まっているから大丈夫と思い、(建て替えのため)荷物を片づけようとしたり重い物を持ったりすると、またすぐに痛くなるので、おとなしく横になっています。取ってあった最も古い本(20代で読んでいたもの)をかたっぱしから読んで処分しています。

 その大阪の医者は医療ビジランスセンター浜六郎さんですね。
 http://npojip.sakura.ne.jp/index.html

 モルヒネに関する本があったので注文しました。緩和ケアについて患者の側から変えていくのがむずかしいのは、そのことを考える頃にはかなり具合が悪くなっていたり、すぐに亡くなってしまうからではないでしょうか。私はまだ少し余力があるので、今度の「本」に入れられるかどうか、まじめに考えてみます。ありがとうございました。 渡辺容子  12.4

 
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by lumokurago | 2011-12-07 11:48 | Dr.Aとの往復メール
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