暗川  


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by lumokurago
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高田大岳の悪路(山好きな人向け)

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小岳下の湿原
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 魔の山・高田大岳とナナカマドの実

17日、酸ヶ湯から、毛無岱経由で八甲田大岳に登り、小岳から高田大岳を縦走して、谷地温泉に下ったのだが、小岳・高田大岳のコルから高田大岳までの道が最悪であった。標高差300m、1時間の登りなのだが、木につかまってえいっと登らなければならないような急坂の続く道ともいえないような道で、しかも笹に覆われているのだ。下が見えないので気をつかうし、笹がひっかかって体力を消耗する。足が悪いので杖をついているのだが、笹があるので杖が邪魔になる。そんな状態で笹や木をつかんでよじ登っていった。

こんなひどい道はそうそうない。昔、北海道の十勝岳からオプタテシケに行く途中に通ったコスマヌプリという山の付近が、ネマガリダケに覆われていてやはりこんな感じだった。あの時はキスリング(横幅の広いザック)だったので、それは大変だった。今は、縦型のザックなので、あの時よりはましか。

途中で暗くなるまでに下れるのかと不安になり、引き返そうかとも思った。しかし、距離的には行ってしまった方が近かったので、引き返さなかった。森林限界に出た時はほっとした。

しかし、それもつかの間、下りがまた大変だった。標高差600m。ガイドブックにも「膝と腿の筋肉が痙攣するようなV字状に刻まれた急な下降路」とあるが、さらに道に水がたまり、脇の笹藪をぬいつつ行くのだ。赤い印を頼りに右、左と渡って、笹薮に入っていく。ひとりで本当によかったと思った。まあ、誰かと一緒ならもちろんここまでは来なかったが、よほど山慣れていなければ歩けない道である。

やっとなだらかな道になったと思えば、湿地帯なので、文字通り泥沼化している。高校一年の夏山で白馬に行った時の、大糸線の平岩から風吹大池の道を思い出した。道が水たまりになっていたので脇の藪をこいで進んだのである。それから東北の朝日岳に行った時、あの時は雨の後でやはり道が水たまりになっていたっけ。あれ以来のひどさだ。

などと考えながら行くと、途中で足が本当に痙攣してきた。脳梗塞でも起こしたのかと思うほど、足ががくがくになり、自分の足とも思えないほどになってきた。全然疲れてはいないのだが、足がもつれている。こんなことは初めて。杖にすがって一歩一歩足を出し、最後の頃は沼地を避ける余裕もなくなり、ずぼずぼと埋まりながら歩き、やっとやっと谷地温泉に着いた。ブナの黄葉のきれいだったこと。
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 しかし、谷地温泉は満員とのことで泊まれない。仕方がないので、足を引きずり、バス停まで行くが、バスも終わっていた。携帯電話も圏外。車に向かって手を振っていたが、母島と違い誰も止まってくれず、倒れたふりでもしようかと思っていたら、タクシーが通りかかった。

その先の蔦温泉でも泊めてもらえず、結局焼山のおいらせユースに行く。

タクシーの運転手さんは蔦温泉に頼んでくれたのだが、一人だとだめと言われ、気の毒がってくれた。ユースの主人も「谷地温泉がいっぱいってことはない。谷地温泉は山小屋という役割もあるのだから、山から下りてきた人を泊めないなんておかしい。蔦温泉もおかしい」と言っていた。また、高田大岳に行ってきたと言ったら、「よく行ってきたな。あの道はほんとにひどい。自分も一度行ったが、二度と行かない」と言っていた。

高田大岳は魔の山だ。
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by lumokurago | 2005-10-21 11:40 | 自然 (nature)
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