暗川  


写真日記
by lumokurago
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
検索
リンク
ご感想をお寄せ下さいmailto:lumokurago@yahoo.co.jp

嫌がらせコメントは削除させていただきます。

必ずしもリンクするHPの意見、すべてに同調するわけではありません。ご自分で情報を選んでください。

原子力資料情報室

小出裕章非公式まとめ

沖縄タイムス

暗川メインページ
私の下手な絵などを載せています。

杉並裁判の会
私たちの裁判の会です

ポケットに教育基本法の会

「つくる会」教科書裁判支援ネットワーク

もぐのにじいろえにっき
もぐちゃんのページ

プロテア
リリコおばさんの杉並区政ウォッチング

鬼蜘蛛おばさんの疑問箱
松田まゆみさんのページ

熊野古道の路沿い
鈴さんのページ

風に吹かれてちゅちゃわんじゃ
小笠原父島で農業をやっているサエちゃんのブログ

三宅勝久さんのブログ
杉並区在住のジャーナリスト

カテゴリ
以前の記事
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

1000の風になって

36歳の誕生日の2日後の夜明け前に、彼女は亡くなりました。
亡くなる前の日に7時間半、そばについていました。午前中、大丈夫と言うので、「1000の風」を読んであげました。

私の墓石の前に立って涙を流さないでください。
私はそこにはいません。
眠ってなんかいません。
私は1000の風になって吹きぬけています。
私はダイアモンドのように雪の上で輝いています。
私は陽の光になって熟した穀物にふりそそいでいます。
秋にはやさしい雨になります。
朝の静けさのなかであなたが目ざめるとき
私はすばやい流れとなって駆けあがり
鳥たちを空でくるくる舞わせています。
夜は星になり、
私は、そっと光っています。
どうか、その墓石の前で泣かないでください。
私はそこにはいません。
私は死んでないのです。

私が「1000の風になってね。光になってね。やさしい雨になってね」と言うと、彼女は「たぶんなれると思う」と何度も何度も言いました。10回以上も言いました。
私は「絶対なれるよ。誰でもみんななれるんだよ。風になるの。光になるの。雨になるの。絶対死なないんだからね」と言いました。

でも、ご家族にとっては、絶対的に「死んでしまった」=「もう二度と会えない」のです。
その厳然たる事実の片隅で、でも、1000の風になった、光になった、雨になった彼女と会ってほしいと心から願っています。そして誰もがいつかそうできることを私は知っています、いつまでも消えない悲しみを底流として。
[PR]

by lumokurago | 2005-12-04 20:36 | 未分類
<< 「終わりに見た街」(山田太一) 都会の紅葉2 >>