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子どもの問題

10日の「クローズアップ現代・切れない子どもを育てるには」のことを何人かの人に話しました。ごく「普通」のおばあちゃんである方は、「お母さんの笑顔が一番なんて当たり前だよね。それに“自然”がないことが子どもにとって絶対によくない」とおっしゃっていました。その通り!

小学校の教員をしている方は、「前いた学校では、家庭の生活基盤が危うくてそれが大変だった。今の学校はお屋敷町で、生活は安定しているが、子どもたちはいい子ぶっていて大人が期待する“枠”にはまった反応しかしない。・・・子どもはどんどん悪くなっている。でもそれを統制できないと“指導力不足教員”のレッテルを貼られる」とおっしゃっていました。

私は長年、学童クラブで子どもたちを見てきました。子どもたちが荒れるのは学校が悪いとマスコミで宣伝されてきましたが、それは完全な間違いです。というのは、子どもは学校に上がる前の段階で、つまり小学校入学式前の4月1日(学童クラブ入会初日)にすでにおかしくなっているからです。

子どものことを悪く言うのは、タブーとされています。子どもには無限の可能性があるとみんな信じたいのです。もちろん「無限の可能性」はあるに違いありません。生まれたての赤ちゃんがもうおかしくなっているなどということはないのですから。

子どもたちがおかしくなってきたのは、子ども自身の責任ではありません。大人たちと社会全体の責任です。子どもたちがおかしくなってきたことをつぶさに見ているのは、学校の教員、保育園、児童館、学童クラブの職員など、大勢の子どもたちと日々接している大人たちです。しかし、これらの人々は子どもがおかしくなってきたとは言いにくい状況におかれています。なぜならば、「あなたたちのやり方がおかしいからだ(指導力不足)」と言われるからです。

私は昔、本を書きました。その時も子どもがおかしくなったことを書いたら、編集者に「希望がない」と言われました。「希望」があるものでなければ本にできないというのです。でも、一体どこに「希望」があるのでしょう? 「希望」は他人が書いた本などの中に求めるのではなく、一人ひとりが必死になって自分で求めていかなければならないのではないでしょうか。

その時、私は本を出したい一心で、いわばこじつけで「希望」もどきを書いてしまいました。今、痛切に反省します。そんなものはなかったのです。或いは弁解かもしれませんが、私も子どもの中にたとえ幻だとわかっていても、「希望」を見たかったのでしょう。

子どもがおかしくなってきた、年々悪くなる一方だなどと言うと、袋叩きに会います。(同業者からは共感されますが)。しかし、子どもたちは確実におかしくなってきているのです。指導力不足のためだけではないと思います。子どもは大人社会を写す鏡です。大人たちがこのことから目をそらさず、日頃子どもたちに接している人たちの声に耳を傾け、子どもたちはなぜそうなってしまったのか(現在進行形で悪くなる一方)を考えなければ、この国の未来はないでしょう。
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by lumokurago | 2006-05-14 23:46 | 子ども・教育
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