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臨床心理学に決定的に欠けているもの

河合隼雄さんが「心のノート」の著作者(監修者?)になり、教育基本法改悪の急先鋒となって久しいです。(だいたい文化庁長官になっちゃったもんね)。

河合さんが落合恵子さん主催のクレヨンハウスで工藤直子さんと対談する企画があって、「子どもと教科書ネット21」の俵さんが中止を求めていました。落合さんは最近介護で大変でこの企画をご存知なかったということで、急遽会議を開き、この企画は中止されました。
落合さんの決断に敬意を表します。

以下はこのことを記事にされた早瀬さきさんのブログ(削除されたようです)にコメントしたものです。

*****

私も河合さんの著作を読んできた者です。

私は学童クラブという場所で29年に渡り、主に小学校低学年の子どもたちとつきあってきました。10年位前から、私の力量ではどうすることもできない子どもたちにが現れ、それでも自分のできることをしたいと思い、高い授業料を払って大学院にまで行って臨床心理学を学びました。(ちなみに大学院の授業は超くだらなかったです。学生も超くだらなかったです)。

大学院以外にも研究所に通って臨床心理学を学びましたが、臨床心理学は子どもたちの「問題」をすべて「心」の問題にしてしまうことに気づきました。

私が思うに今の子どもたちの「問題」は社会の問題なのです。それは今となっては両親や先生(ましてやスクールカウンセラー)の力の及ばない「社会問題」だと思います。それを単純に「心」の問題にして解決しようとする臨床心理学には違和感を感じざるを得ません。

すべてをユング心理学で読み解こうとする河合さんは初めから「国」の側に立っていたとしか思えません。人の心を読み解けると思うこと自体不遜であり、結局は人民を支配する「国」に通じるものだからです。

臨床心理士を「心の専門家」と自称していますが、おこがましいことはなはだしいです。「心」には専門家はありえないと思います。

今の子どもの「問題」は複雑怪奇で、原因が社会全体に広がっていて、個人の力ではどうすることもできないことが多く、非常にむずかしいです。たとえ、子どもの「問題」が家庭(親)の「問題」だとしても、今度はその家庭(親)の「問題」がどこから来るのか、それはその家庭ひとつ、その親個人の「問題」であるより先に、社会の問題である割合が20年前よりも圧倒的に増していることだけは確かだと思います。「心」よりも「社会」を見つめなければ、今の子ども(親)の「問題」は決して解決できないと思います。臨床心理学には決定的にその視点(社会をみつめようとする意志)が欠けていると思います。
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by lumokurago | 2006-07-25 21:05 | 子ども・教育
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