暗川  


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今日のところは一段落

午前中、準備書面について生田弁護士に相談したら、「今、忙しい。今までのものはよくできているから、そのまま全部出しなさい」とのこと。午後、証拠申出書についてもう一度相談したら、なんとすぐに途中までサンプルを入れて作ってくださいました! 感謝!! おかげで証拠申出書も作成。

その後、意見をいただいた準備書面(17)を作り直し(訂正のみでない、作り直しだった。根本的なところなので絶対に必要であせった)、準備書面(22)を作成。

今日はこれをどうぞ・・・これでも短めな方なので。

準備書面(22)

杉並区教育委員会は「つくる会」の違法行為に加担
または「つくる会」と一体

1.事実経過

(1)「つくる会」によるY教育委員への公開質問状

2005年8月8日、『改訂版 新しい歴史教科書』代表執筆者 藤岡信勝氏と『新訂版 新しい公民教科書』代表執筆者 八木秀次氏の連名で、杉並区教育委員Y氏に公開質問状と称する文書が送りつけられた。この内容は、8月4日に行われた教育委員会の席上、Y氏が『改訂版 新しい歴史教科書』(以下、扶桑社版歴史教科書という)について、「戦争に向かう」教科書と発言したことに対して、それは同教科書および同公民教科書の著作者に対する不当な中傷であるとしたもので、この発言の根拠は何かなどの質問事項を列挙したものである。そして、この質問に対する回答は次回臨時教育委員会開催前の8月10日までにお願いするとし、それまでに誠意ある回答が得られない場合は法的手段に訴えることを検討しているとしている。【甲80号証】

一教育委員が教育委員会の審議中に述べた発言を「不当な中傷」であるとして、公開質問状を送りつけ、その上、法的手段に訴えるとまで書くことは、教育委員に対する脅迫であり、教育委員会での自由な発言を封殺しようとする行為である。しかもこの卑劣な行為を行ったのは他でもない扶桑社版歴史・公民教科書の代表執筆者である藤岡信勝氏と八木秀次氏であった。教科書の著者自身が教育委員会での教育委員の発言の自由を奪い、自分の著書である教科書を批判する意見を「不当な中傷」として脅迫するとは許しがたい行為である。これこそが採択の公正さを妨げるものであり、決して看過できないものである。しかしながら、杉並区教育委員会(以下「区教委」という)は、この公開質問状に対して撤回も謝罪も求めなかった。これがもし、他の出版社の著者が同じことをしたのだったらどうだっただろうか。

その上、8月12日の臨時教育委員会で、納冨教育長が「Y委員で・・・あの言葉が(原告注:「戦争に向かう」という発言を指す)本当に適切だったかどうかということについて、私は見解を申し上げません」と言い出し、大藏委員はこの公開質問状を「私も読みましたが」として、藤岡氏、八木氏になりかわって「それはどういうことなのかというのは・・・言っていただきたいと思います」【乙9号証P24】「『戦争に向かうとそう思いました』と。・・・そう思った個所はどこにあるかということをやはり言わなければいけないのではないでしょうか」【乙9号証P30】とY氏に問い詰めている。この発言に対して、司会者である委員長も大藏委員を制することなく看過している。

つまり区教委は藤岡信勝氏、八木秀次氏と一体だからこそ公開質問状に対して適切な措置を取らずに看過したのである。

(2)Y氏を名指しした誹謗中傷ビラの配布

公開質問状送付と共に、「つくる会」はY氏を名指しで誹謗中傷するビラを街頭で配布し始めた。そのビラはY氏を誹謗中傷する以外にも帝国書院、大阪書籍の誹謗中傷でもあった。【甲9号証】

(3)杉並区職員は「つくる会」支持者を区庁舎敷地内に招きいれた

8月12日の臨時教育委員会の前夜から、「つくる会」支持者は区役所前に泊まりこみ、当日は職員が敷地内に招きいれた。区民がビラを配ったりしていた時は「敷地内から出ろ」とあれほど言っていたのにである。このことは堀部やすし議員が「どちらか一方に偏っているようなイメージを持たれるのは大変よろしくない」と文教委員会で注意している【甲83号証】が、このことも杉並区と「つくる会」が一体となって本件採択をすすめたことが明らかである。

(4)8月12日の臨時教育委員会に扶桑社版歴史教科書代表執筆者であり「つくる会」副会長である藤岡信勝氏が傍聴

「つくる会」支持者たちは8月12日の臨時教育委員会の前夜から区役所前に泊まり込んだ。そして、区民がビラまきをしようとすると「区役所の敷地内に入るな」と命令し、敷地外に追いやっていた杉並区職員が、「つくる会」支持者たちに対しては正反対の行動を取った。つまり、傍聴券抽選のために彼らを区民より先にあらかじめ敷地内に招き入れ、職員が誘導して並ばせたのである。(新城せつこ区議会議員の目撃証言あり)。【甲 号証】

藤岡信勝氏はそのように「つくる会」支持者を動員し、傍聴券を手に入れて傍聴席に座った。ちなみにこの「つくる会」支持者の女性のほとんどは髪の毛を三つ編みにして、ぐるっと頭に巻いた特徴的な髪型をしていた。この女性たちは「キリストの幕屋」というカルト宗教の信者である。この宗教の信者である女性は全員が同じ髪型をしている。【甲81号証】

この藤岡氏の傍聴には後日談がある。採択後、2度目の文教委員会は9月7日に行われたが、この日傍聴席は早々と並んだ「キリストの幕屋」の女性などでいっぱいで区民はただの一人も傍聴席に入れなかった。採択後初めての文教委員会(8月25日)の傍聴は23人で、「キリストの幕屋」の女性は一人も来ていなかった(髪形でわかる)のに、「なぜかこの日は」である。【甲82号証】

この文教委員会で堀部やすし議員が、12日の臨時教育委員会に藤岡信勝氏が傍聴に来ていたことについて質問した時、傍聴席から「俵もいたぞ!」というやじが飛んだ。「俵」とは俵義文さんのことで、「つくる会」教科書に反対する「子どもと教科書ネット」の事務局長である。そのやじを受け、堀部議員は「反対派の親玉でもあります俵氏もいらっしゃったというような、こういう話がありましたよね」と述べ、なぜこの2人が都合よく傍聴に入ったのかと質問し、傍聴券の譲渡が疑われ、アンフェアであると指摘している。【甲83号証】

その後鈴木信男議員があの場に俵氏はいなかったから調べるようにと要請し、庶務課長が俵氏は傍聴席にはいなかったことを確認した。【甲84号証】

この日、なぜ「つくる会」支持者は早々と並び、区民を一人も傍聴席に入れなかったのか? 傍聴席から「俵もいたぞ!」とやじを飛ばし、傍聴したのは藤岡氏だけではなく、反対の立場からもトップの人物が傍聴に入ったことにしようとたくらんだのである。区民が傍聴席に入っていれば、その区民は俵氏がいなかったことを知っているので、そのたくらみがかなわないため、区民を一人も傍聴席に入れなかったのである。なんと姑息でなんと卑怯なのだろうか。これは「つくる会」が組織的にたくらんで、支持者を動員したものであることは明らかである。支持者が三々五々と集まるだけでは、1時半から始まる文教委員会に11時半から大挙して並ぶなどということはあり得ないからである。

8月12日の臨時教育委員会の傍聴席に扶桑社版歴史教科書の代表執筆者である藤岡信勝「つくる会」副代表がすわったことに話を戻す。これは教科書執筆者自らが「つくる会」という巨大なバックをもって、教育委員の自由な討論を妨害したもので公正な採択に違反するものである。藤岡氏はただの教科書執筆者ではない。準備書面(9)で述べたように「つくる会」は「議員の会」と双子の兄弟(姉妹)の関係にあり、安倍晋三を初めとする自民党タカ派議員たちと強力に結びつき、巨大な権力を持っているのである。傍聴席に座ってにらみをきかせ、扶桑社版の採択を見届けたのである。

なぜ、区教委は藤岡氏の傍聴を許したのだろうか。それはやはり区教委が「つくる会」と一体となって扶桑社版歴史教科書採択を画策していたからである。

(5)8月16日の教育委員長丸田頼一氏への公開質問状の送付

採択の3日後の8月15日、「つくる会」は会長八木秀次氏名で教育委員長丸田氏に「東京都杉並区丸田頼一教育委員長の発言等についての『つくる会』見解」(以下、「つくる会」見解という)と共に公開質問状を送付した。

「つくる会」見解では、採択後に委員長が発表した「委員長コメント」(教科書を主教材として学校では一切使用せず別途用意している学校も知っている。扶桑社版教科書の内容を補完する立場から杉並区教師用指導書概要を提示し教師の便宜を図るべきなど)【甲10号証】に対し、

 一、個人的感想をあたかも教育委員会の正式の見解であるかの如く、「委員長コメント」として発表することは重大な越権行為である。

 二、みずから教科書採択を行った直後に、教科書を使用しないことを推奨している。これは教科書の使用を義務付けた学校教育法第21条第一項に違反している。

などと述べ、丸田委員長の発言等は教育委員としての適格性を欠くものであり、地教行法第7条に定める教育委員の「職務上の義務違反」に当たるため教育委員を罷免されるのが相当であるとしている。そして公開質問状でこれらへの丸田委員長の見解を求めている。【甲85号証】

丸田委員長はこの公開質問状送付後の8月16日、「つくる会」の言いなりになって「委員長コメント」を訂正する「補足コメント」を発表した。【甲12号証】

いよいよ採択する教科書を決定するというその場で、まず先に、教科書を主教材として一切使用せず、別途主教材を用意している学校を知っているとか、教科書の内容を補完する補完ガイドラインを示すなどと教育委員長が発言し、その上で、扶桑社版教科書採択の決定を述べるという異常事態なのであった。【乙9号証P35】

また、教育長も教育長コメントを出し、「採択された教科書はいずれも国の検定を合格したもの」と述べたが、「検定合格」のみを扶桑社版採択の言い訳とする教育長のコメントも異常なものであった。【甲13号証】原告としてはここでこの異常さに触れずにはいられない。

(5)Y教育委員へ再度公開質問状送付
 
藤岡氏、八木氏は(1)の公開質問状へのY氏の回答が「現在杉並区は採択審議が継続しておりますので、現時点ではお答えすることは差し控えさせていただきます」であったことに対して、採択作業が終了したので、改めて8月8日付の質問に答えることを求め、9月2日に再度Y教育委員へ公開質問状を送付した。ここでも「期日までに誠意あるご回答がない場合には法的手段に訴えることを検討している」としている。【甲86号証】

区教委は採択後になっても、この件に関して藤岡氏、八木氏に撤回を求めることはなかった。あくまでも一体なのである。

(6)教育委員と対話を重ねて理解を求める活動をしたこと

藤岡信勝氏は『史』(平成17年9月号)『教科書採択戦を総括する』で「私たちは教育委員と対話を重ねて理解を求める活動をして参りました。実は教科書会社の営業マンも同じような活動をしていたのです。私たちはボランティアで、いろいろな人間関係から教育委員の方に接していったのですが・・・」と述べている。【甲87号証】

ここで藤岡氏は教育委員に圧力をかけたことを自ら告白している。杉並区の扶桑社版歴史教科書採択は区長山田宏が司令塔となって、いわば公然とした官製談合によって行われたものだが、藤岡氏、「つくる会」も一体となって関与していたのである。

まとめ

以上の事実から、「つくる会」の不法行為はもちろんだが、杉並区としてその不法行為などを看過し、または「つくる会」に積極的に協力していたことがわかる。つまり、杉並区と「つくる会」は結託し、一体となって、扶桑社版歴史教科書の採択をすすめたのである。

結語

杉並区は「つくる会」と一体となって本件採択をすすめた。これは

(1)適正かつ公正な採択を定めた採択の規則第二条1項に違反する。
(2)いわゆる官製談合防止法に違反する。

よって、本件採択に関わって支出された公金は無効であり、請求の趣旨の通りの判決を求める。

以上

 添付書類    甲80号証~甲87号証      各1通
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by lumokurago | 2007-03-05 23:11 | 杉並教科書裁判
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