暗川  


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父のにおい

父のにおいは、長いことテレピン油と油絵具のにおいでした。(画家だったので)。

アトリエに充満していたそのにおいが抜けて久しいです。

父を有料老人ホームに閉じ込めてから、あまりにもつらくて(参照「父の認知症と私」)、自暴自棄になって(私はすでに精神的な病気だったのかも・・・)、アトリエのすべてを破壊してしまいました。

ほとんどすべての本を売り払い(ものすごい量だったのに、たった1万円でした)、父の集めた壺類も売り払いました(こちらもたった3万円でした。でも値段なんてどうでもよかった)。父はたくさんの本箱や棚を手作りで作っていたので、空っぽになったそれらを私は泣きながら破壊しました。

すさまじかったですね!

破壊せずにいられませんでした。

思い出が残っていたら、生きていられなかったと思います。ほんとにほんとにつらかったです。

まだまだ人間としての意識が十分に残っている人を(死ぬまで人間はそうだと思います)、6畳の何もない部屋に無理やり閉じ込める非情さ。

「ここは牢屋だ。ぼくが何か悪いことをしましたか? どっちかって言うと、いいことしかしてこなかったのに・・・」と父は言いました。

そんな父を救うこともできず、「父のにおい」は、その後「加齢臭」になりました。

そのにおいが今もタオルに残っています。

あの時に泣きに泣いたので、亡くなっても涙も出なかったけど、今日は「におい」でおもいだしてしまいました。
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by lumokurago | 2007-08-12 00:56 | 父・母・介護
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