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南部戦跡を訪れて 秋の沖縄紀行(1)

南部戦跡を訪れて 秋の沖縄紀行(1)

 9月27日から10月4日まで沖縄本島に行ってきました。県民大会にも参加するなど、とても充実した日々でしたので、ここに報告します。

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喜屋武岬の突端

<9月27日>

 午前9時半に那覇着で、迎えに来てくれた友人(本土出身で沖縄に移住して2年目)と南部へ。タクシーの運転手さんがお客さんを集めていました。4人で乗ってひめゆり平和祈念資料館へ。その途中、運転手さんは喜屋武(きゃん)岬に寄ってくれました(写真1)。沖縄最南端の岬で、多くの人が身投げ(自決)した場所です。ごつごつした岩場で、ここで身投げしても海まで届かずに岩場に転落したのではないかと思わせられました。向こうには「ひめゆり」の最期の舞台である荒崎海岸も見えました。

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左:荒崎海岸、右:平和の塔(喜屋武岬)

 映画「ひめゆり」を観てぜひ行ってみたかった祈念館ですが、意外でした。というのは制服の高校生、私服の若い子たちで資料館はむんむん。修学旅行なのでしょう。沖縄のアクセントも聞かれましたが、本土からも来ているようでした。みんな熱心に展示物の解説を読んでいるので、列がなかなか進みません。彼ら彼女らのまじめさに驚きました。

 ひめゆり体験者が来館者に語りかけています。「『ひめゆり』を観ました」と話しかけたら、喜んでくださいました。「私たち、あの映画に出るまでは、亡くなった同級生の写真を見ながらただ泣くばかりだったのです。でも勇気を出して証言して、たくさんの人たちが来てくれて、亡くなった同級生に『今日もこんなにたくさんの人が来てくれたよ。生きている限り伝えるからね』と話しかけるようになったら、それが生き甲斐になったんです。語り続けますよ」とおっしゃいました。何かを突きぬけてしまった明るい笑顔でした。

 お昼を食べてから平和祈念資料館へ。ものすごく立派な建物。こんなに立派である必要があるのかと一瞬思わせられてしまいました。友人が最初に連れて行ってくれたのは、大きく圧倒的に海が見渡せる部屋。「資料館に来るといつもここに来て海を見るのよ、ここがリゾートにならなくて本当に良かったね」と友人。そう、大きな窓から見える海は世界中につながっているのだ。

 展示のガマの前で「集団自決」体験者の方が語っていらっしゃいました。民衆は軍隊にガマから追い出されたのだと……。

 帰りのタクシーの運転手さんは、日本も徴兵制をしいて北朝鮮の攻撃に備えるべきだと力説していました。しかし私が「『集団自決に軍の強制はなかった』についてはどう思われますか?」と聞いたら、「お母さんに聞いた」ということで「軍の強制はあった」と話されました。「お母さんに聞いた」というフレーズを何回も何回も繰り返されるのでした。それはわかります。しかしその反面、彼は「自民党に聞いた」ということも何の疑いもなく信じているのです。「お母さん」のおっしゃったことは「軍隊は民衆を守らない。それどころか邪魔者扱いして殺す」ということなのに、彼は軍隊の正体を自分のものとはしていないのです。耳に入ってきたことを、自分で咀嚼することなく信じてしまった悲劇です。これでは「戦前」と何も違わない! と思わせられてしまいました。 (つづく)
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by lumokurago | 2007-10-07 23:20 | JANJAN記事
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