暗川  


写真日記
by lumokurago
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
検索
リンク
ご感想をお寄せ下さいmailto:lumokurago@yahoo.co.jp

嫌がらせコメントは削除させていただきます。

必ずしもリンクするHPの意見、すべてに同調するわけではありません。ご自分で情報を選んでください。

原子力資料情報室

小出裕章非公式まとめ

沖縄タイムス

暗川メインページ
私の下手な絵などを載せています。

杉並裁判の会
私たちの裁判の会です

ポケットに教育基本法の会

「つくる会」教科書裁判支援ネットワーク

もぐのにじいろえにっき
もぐちゃんのページ

プロテア
リリコおばさんの杉並区政ウォッチング

鬼蜘蛛おばさんの疑問箱
松田まゆみさんのページ

熊野古道の路沿い
鈴さんのページ

風に吹かれてちゅちゃわんじゃ
小笠原父島で農業をやっているサエちゃんのブログ

三宅勝久さんのブログ
杉並区在住のジャーナリスト

カテゴリ
以前の記事
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

新石垣空港整備事業に係る公聴会 秋の沖縄紀行(2)

新石垣空港整備事業に係る公聴会 秋の沖縄紀行(2)

  那覇市民会館にて新石垣空港整備事業に係る公聴会が開かれました。起業者からは新空港の必要性が述べられましたが、現在の石垣空港の1500mの滑走路では不十分で2000mの滑走路が必要であるとしても、それがなぜ白保なのかの説明は一言もありませんでした。

<9月28日>

 那覇市民会館にて新石垣空港整備事業に係る公聴会が開かれました。この公聴会は土地収用法第23条第1項の規定に基づき、当該事業について事業認定に関する処分を行う機関である内閣府沖縄総合事務局長の主催によるものです。1時開会で11組が30分ずつ公述し、午後8時に終了するという長丁場でした。事業認定に賛成の意見を述べたのは起業者である沖縄県のみで、残りは全員が反対意見でした。

c0006568_18122528.jpg
 司会者と起業者(左・沖縄県)

 新空港予定地の白保部落出身者は、「魚わく海」と言われた豊かな海が戦後、人々のいのちを支えたことを述べ、その豊かな海が失われることへの警鐘を鳴らしました。

 新空港事業計画の変遷について調べた共有地主からは、1970年に琉球政府公務交通局が出した計画は現空港拡張計画であったこと、第三種空港だと空港用地買収費が沖縄県負担だが、第二種空港に格上げされれば国の負担になるため、第二種空港への格上げ要請がされたこと、その後、国は海を埋め立てれば用地買収費がいらないと白保埋め立て案を出してきたこと、その案は自然を破壊するとする白保住民の反対のため撤回されたが、現在の予定地は陸上とはいえ海から数十mしか離れていないこと、軍用空港ではないかという疑いが消えないこと、現在の空港の跡地は何に利用されるのか、まさか自衛隊が来るのではないか……等々、自然への配慮など全く見られないご都合主義によって予定地が決定されたことなどが明らかにされました。

 その他、予定地には絶滅危惧種のコウモリ類を始めとした貴重動植物が生息しており、空港建設がそれらに取り返しのつかない悪影響を与えること、予定地には地元の人たちが「サンウルシー」と呼ぶ局地風が吹き、強い乱気流が航空機の運航に影響を及ぼす可能性があるにもかかわらず、沖縄県は「安全」という答を先に設け、調査結果がその範囲内に入るように基準の方を変えて評価していること、赤土の流出防止策のずさんさ、予定地は琉球石灰岩台地上にあり、そこには大小無数の空洞や空隙が存在しており、重大な事故につながりかねない陥没の起こる可能性があることなどが指摘されました。

 起業者からは新空港の必要性が述べられましたが、現在の石垣空港の1500mの滑走路では不十分で2000mの滑走路が必要であるとしても、それがなぜ白保なのかの説明は一言もありませんでした。

 公聴会の司会をしていた沖縄総合事務局の人は非の打ちどころのない「官僚」で、マニュアルに従って、粛々と会を進めました。切実な質問に対して意味のない回答しかしない起業者をかばい、切々と訴えている公述人に冷酷に終了時間を告げて公述を中断させました。次の公述人が時間を分けると言っているのに許しませんでした。仕方なく次の公述人が後を引き継いで読みました。結局、「公聴会をやりました」という免罪符を得るために形式的に行っているにすぎないことが見え見えで、主権者の声を聞こうとする姿勢は見られませんでした。彼には心が通っておらず「人間」とは思えないロボットでした。

 公述したことは記録に残るので、私は30分の間早口で原稿を読み続け、最後に「観光立県沖縄にとっては自然こそが財産です。新空港ができてしばらくの間は観光客が増えるとしても、自然が破壊されれば観光客は離れていきます。自然を壊すことは沖縄にとって自殺行為です。未来永劫このすばらしい自然を残し、沖縄県が発展していくことを祈っています」と締めくくりました。

c0006568_18125366.jpg
ホウオウボクの花と琉球新報社
[PR]

by lumokurago | 2007-10-09 12:22 | JANJAN記事
<< 乳がん検診は有効か? 山田泉さんのお話から >>