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人が乗ることは想定せず・杉並の事故

人が乗ることは想定せず・東京都杉並区の小学校で6年生男子児童が屋上の天窓から転落死

天窓に人が乗ることは想定していなかった

 井出隆安・教育長と宮山延敬・杉十小校長がお詫びの言葉を述べてから、事故の状況について説明がありました。1時間目は算数で、実際に歩いてみて自分の歩幅の平均値を出す授業でした。広い場所が必要ということで、屋上を使ったとのことです。授業が終わり、教員(49歳女性)が児童を出入り口に誘導していた時に、事故にあった児童が天窓に登り、転落したとのことでした。

 天窓は全部で5基あり、ドーム型で直径1.3mほど、メタクリル樹脂のドームの下には網入りガラスがあり、2重になっていました。2年前に一級建築士が建築基準法に基づき、目視で点検した時には異常はなかったそうです。しかし子どもが自由に使う場所ではないということで、人が乗ることは想定していなかったということです。点検業者は杉並区にある興建社です。普段は屋上への出入り口は施錠しており、年に数回、教員がついて授業に使っていたそうです。天窓の危険性について、今回、教員から子どもへの注意はなかったそうです。

子どもというものを知らない設計士と行政

 筆者は長年、杉並区の児童館に勤めていましたが、子どもというものをまるで知らない設計士が児童館の設計を行っているのだと常々感じていました。ある児童館では3階の窓にも転落防止の柵はなく、ロッカーやオルガンの上に登って身を乗り出せば、転落する危険もありました。転落防止に柵をつけてほしいと要求しても、いつまでたっても予算はつきませんでした。

 昔の子どもならば年齢相応の分別があったので転落するような真似はしませんでしたが、その後、子どもたちが幼くなり、何をするかわからないので、窓は開けないようにしていました。それでも、子どもがいつ勝手に開けるか、転落しないかと気にする毎日でした。それまでずっと大丈夫でも、転落は一瞬のできごとですから。

 6月18日の事故の場合、まず、子どもたちが普段出たこともない屋上です。それだけで興味津々です。そこにドーム型のものがあれば、子どもは登りたがるものです。今回は注意もしていなかったということですが、注意したとしても、最近の子どもはいうことをきかないので、目を離したすきに何をするかわかりません。こんな危ないものは作らないのが一番です。どうしても作りたいなら、子どもが落ちないよう万全を期さねばなりません。

 このような天窓のある学校は他に13校あるということです。子どもは屋上に出さないようにするか、天窓を柵で囲う必要があると思います。児童館の3階の窓にも柵をつけてほしいものです。

判断能力を養うことのできない子どもたち

 矛盾するようですが、このような事故があると、子どもはますます管理され、枠の中に閉じ込められることになってしまいます。今の子どもは本来大好きな少しドキドキする「冒険」をする機会が全くありません。例えば、木登りがそれです。子どもは木登りをしても、落ちるということはそうそうありません。自分で加減するからです。

 しかしそういう体験がないと、危なそうかどうかも判断できなくなってしまいます。今回の事故も、昔の6年生ならば、「あの上に登っても大丈夫か?」と考えることができ、危ないからやめようと自分で判断できたかもしれません。

 しかし、今の子どもにそんな要求は無理なのであって、今の子どもの幼さを思えば、大人が危険なものは作らないようにするしかないと思います。亡くなった子どもに責任は全くなく、すべては大人の責任であり、本当にかわいそうな事故でした。

和田中はプール事故を隠蔽

 それにしても「夜スペ」で全国的に有名になった同じ杉並区の和田中学校で起こったプール事故(未だに意識は回復せず)については、記者会見も報道もないのはなぜなのでしょうか? 元校長の藤原和博氏に傷がつくのを避けているとしか思えません。和田中の「地域本部」をモデルとして、今年度文科省が50億円の予算をつけて、全国展開していますが、本当にそんなにいいものなのでしょうか?

 藤原元校長はプール事故で意識不明のままの生徒を和田中の籍から抜いて、区立済美養護学校に移しました。このように子どもを大切にしない、冷たい人間のやることが果たして本当に子どものためを思ってのことなのでしょうか?
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by lumokurago | 2008-06-19 17:44 | JANJAN記事
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