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カテゴリ:父・母・介護( 148 )


母帰宅

 母が今日帰宅しました。6月23日入院なので、1ヶ月と19日の入院生活でした。

 「月64万円」があまりにも高すぎるため、父の時に大変お世話になっていて、母のためにも7年間もヘルパーさんに来てもらっていたヘルパーステーションの社長のことを思い出して電話したところ、「大丈夫。もっと安く住み込みの人を頼んであげるから」と言われて、ケアマネも交代してもらってお任せすることにしました。この社長はモンゴルに義足を寄付するNGOもやっており、むかし、私が絵本を作ってモンゴルにあげたことがあります。電話したらそのことを覚えていてくれました。(今までのケアマネにも大変お世話になりました。ありがとうございました)。

 「うちに帰って来たんだよ。わかる?」と聞いたら、「わからない」と言っていましたが、母のつくった人形をベッドの横に置いたところ、「私がつくったんだよ」と喜んでいました。「今日はこれからどうするの?」と言うので、「うちに帰って来たんだから、もうどこにも行かないよ」と答えたら、安心したようでした。
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by lumokurago | 2010-08-11 15:57 | 父・母・介護

家族の介護には給料を

 以下のようなメールをいただきました。

*****

 介護の問題は深刻ですね。お金がなければどんなに大変でも介護のすべてを家族がしなくてはならず、そうなれば充分な介護は望めませんし、介護する側の生活は破壊されてしまいます。そんな例が世間にはいっぱいあってやりきれない気持ちになります。

*****
 
 Dr.Aは医学部を卒業後病院勤務をされていたときは、延命治療を積極的に行う医者だったそうです。しかし、その後長野県泰阜(やすおか)村の診療所長として勤務し、老人を間近で診るにつれて、延命治療は必要ないどころか、医療は老いを治せないことに気づき、老人に必要なものは医療ではなく福祉だと確信したそうです。

 また、村では胃の集団検診を行っていたのに胃がんで亡くなる方が相次ぎ、検診には見落としが多いことに気づきました。そこで検診が有効なのかどうか論文を調べたところ、有効であるという証拠はないことがわかったのです。それで村にはたらきかけ、集団検診を廃止しました。その代わりホームヘルプサービスなどの福祉を充実させ、在宅医療を確立しました。(『みんな家で死にたいんだに』網野晧之著・日本評論社)

 その後、泰阜村では特別養護老人ホームを建設、老人の意志に反して収容し始めたため、Dr.Aは診療所を辞め、東京都池袋で開業しました。最近の新聞によれば、豊島区は東京都のなかでも最も老人が多い区だということで、Dr.Aによれば池袋には「村」に似た要素が残っているということです。

 そんな町でDr.Aは企業の協力を得て、電気ポットで独居老人の安否を確認するシステムを考案(コンピュータシステムによって電気ポットを使えば元気だと伝わるというもの)。これはいま全国に広まっています。また、介護保険は要介護度によって使える金額の上限が決まっているため、介護保険では足りないときのために、地域の人々の協力を得て「おたすけクラブ」というボランティアグループを立ち上げました。使う側が負担を感じなくてすむように無料ではなく、1時間100円としました。家事援助でも身体介護でも通院の付き添いでもなんでも同じ料金です。(『やっぱり家で死にたいんだ』網野晧之著・日本評論社)

 Dr.Aは家族が介護している場合は給料を払うべきだと言っています。賛成です。介護のために仕事を辞めざるを得なくなり、生活に困り、自殺(心中)した例もあります。親が元気で長生きしポックリ逝くのか、長期間にわたり介護が必要になるのかは、「自己責任」ではなく「たまたま」のことです。介護が必要になり、仕事を辞めざるを得なくなるのは「自己責任」ではありません。介護は「たまたま」親が元気な人たちも共に支えるべきものであり、つまり社会が保障すべきものなのです。
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by lumokurago | 2010-08-04 13:33 | 父・母・介護

「早くうちに帰りたい」

 カンファレンスが終わってから、ケアマネや看護師さんたちが母のところに行き、「おうちに帰る準備をしていますよ」と話してから、母は「早くうちに帰りたい」と言うようになりました。すごいですね! 普段は言ったことなどすぐに忘れてしまうのですが、大切なことは覚えているんですね。

 母は手がかかるので、普通の病室ではなくナースステーションの隣の回復室にいます。その部屋にはほかにも手のかかるおばあちゃんがいて、「すみません」「お願いします」「先生」と声を出しているのですが、今日はそのなかの一人のおばあちゃんが縫物をしていました。昔やっていた得意なことは今でも上手にできるのです。母も院内にあるデイケアに行って、花火の絵を描いてきました。

 でも・・・老人介護には大金がかかります。母がこのあいだまで入っていた老人保健施設は月35万円くらいかかっていました。今回のカンファレンスに基づいて、ケアマネに介護計画を立ててもらったところ、なんと月64万円もかかるとのこと!!最低限でこの値段だそうです。どうしましょう?? 貧乏人は死ねということですね。

【追記】そう言えば、父を引き受けてくれる病院が見つからず、在宅でみようとして相談したとき、ケアマネに「お金、かかりますよ。いくら払えますか?」と聞かれたのでした。結局、療養病棟に入れることになったのですが、その病院は毎月26万円位かかりました(それでも安い方。3年前の話)。小泉政権によって療養病床は大幅削減されており、父の入院していた(安い)病院はすでに療養病床を廃止しました。ほかの病院はやはり35万円とかです。国は無責任に在宅を進めていますが、こんなにお金がかかることを知っているのか? これでもヘルパーの賃金は安く、移動時間は無給なのだ。この国はいったいどうなっているの? 父のケアマネは「日本人ておとなしいですね」と言っていました。
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by lumokurago | 2010-07-29 19:42 | 父・母・介護

在宅医選び

 在宅医選びについて記録しておきます。

 河北病院の医療相談室のソウシャルワーカーははじめ、候補として松原アーバンクリニック(東松原)と越川病院(西荻窪)の名前を挙げていましたが、その後、妹が希望したいつでも入院できるベッドを持っているという理由で千歳船橋はなクリニックを紹介され、妹と二人で訪問しました。真新しい建物で、待合室には最新式のヘリカルCTのポスターが目立っていました。私は妹に「高い機械を入れたから、借金を返すためにたくさん検査してるよ。原発労働者は毎年5ミリシーベルトの被ばくで白血病になれば労災認定されるけど、CTの被ばくは1回で最低20ミリシーベルトだよ」と言いました。

 女性の院長に会い、輸液について質問したところ「毎日輸液を行ったグループと週に3回行ったグループとまったく行わなかったグループで生存期間が同じだった」との答えで、話ができるほど元気なうちはまた相談するけれど、基本的に積極的な輸液は行わないと言いました。自宅でみられなくなったら入院させてくれ、差額ベッドでよければ期間が延びても最期までみてくれるそうです。これなら妹も安心だろう、ここに決めようと思い、Dr.Aにメールで報告しました。しかし、このクリニックのHPをみたDr.Aは「決まってよかったね」とはおっしゃらず、検診をやっていることと、ヘリカルCTがあることが気に入らない、医者が8人もいるのでは、儲けなくちゃね(仕方ないけどという注釈つきでしたが)、とおっしゃるのです。

 そうですよね。無駄な輸液をしないはずの医者がなぜ無駄な検査をするためのヘリカルCTを入れたのか? 矛盾です。河北病院のソーシャルワーカーが、私たちは「輸液をするにしても水分だけ」と希望していることも伝えたらOKだったと言っていたので、「医者は患者の顔色を見る」の格言(格言というのはうそです。『乳がん 後悔しない治療』参照)通り、私たちの喜びそうなことを言ったのかもしれないと、疑いも湧いてきました。それになぜかこの相談は無料だったのです。Dr.Aのまねをしたのか?? でも、この相談はきちんとした相談だったのでお金を取って当然なのです。なぜお金を取らなかったのかなあ? それも疑問です。(あまりに疑い深いので申し訳ないけど、医者全体が信用できないので仕方ありません)。

 ということで、一度私一人で訪ねた西荻窪診療所に、もう一度妹と一緒にでかけました。一人の医者だけでは判断できないので、比較してみようと思ったのです。

 それがなかなか判断するのはむずかしいんですね。結局、西荻窪診療所のほうが真新しい建物でもなく、検診はやっているけれど、ヘリカルCTはなく、庶民的だということで、こちらに決めました。まあ、父がお世話になりいい病院だとわかっており、Dr.Aの知り合いの信頼できる内科医もいる中野共立病院の系列だということも大きいです。
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by lumokurago | 2010-07-28 19:48 | 父・母・介護

退院日は未定

 母はその後、7月15日から流動食を摂り始め、数日前にとうとう点滴もなくなり、すべての管が取れました。管を引き抜かないように両手にはめられていた手袋も取れました。スープとおもゆ、それにエンシュアリキッド程度ですが、口から食べるようになってとても元気になりました。

 昨日、医療相談室のソーシャルワーカーを中心に、担当看護師、医師、リハビリ担当者、在宅医の診療所の看護師長、訪問看護師、ケアマネージャーが一堂に会し、カンファレンスがひらかれました。できるだけ在宅で看取りたいという希望と延命治療は行わないことを確認、医師からは再び腸閉塞が起こる可能性があること、誤嚥性肺炎が一番危険だという話がありました。

 月、水は訪問看護、金は往診、火木土はデイサービスにお願いし、間をへルーパーさんに頼もうということになりました。ケアマネが調整してくれますが、退院日はまだ決まりませんでした。
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by lumokurago | 2010-07-28 19:13 | 父・母・介護

エンシュア飲み始め

 母ですが、昨日導尿の管を取ってくれ、今日からエンシュアを飲み始めました。病院はのんびりしています。昨日からリハビリを1日2回にしてくれています。家族が来たとき、車いすに乗せて外に散歩にでてもいいと言われました。でも、今日はほとんど眠っていました。

 とにかく退院日が決まらないとヘルパーさんなどの手配ができないので、余裕を持って2週間前くらいには決めてほしいとケアマネに言われています。なんだかんだで退院は8月になってしまいそう。

 母のベッドを入れるスペースを作るため、片づけに追われています。というよりも、短時間しかできないので、日にちがかかるのです。
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by lumokurago | 2010-07-14 21:19 | 父・母・介護

母の看取りの方針について話し合い

 今日の話し合いは医療相談室のソーシャルワーカーさん、母の担当の看護師さん、退院担当の看護師さんとのもので、医者は参加しませんでした。みなさん、とても親身になって考えてくださって、私も気にしていた妹の気持ち(在宅でみるのはいろんな意味で不安)を聞きだしてくださって、とてもよい話し合いができました。

 驚いたことに例の新聞記事をご覧になっていて、このブログも見たとのこと! 今日お会いした方々は初対面、またはちらっとお会いしただけなので、おそらく私の顔を覚えているお医者さんか誰かが見つけたのでしょうね(違っているかもしれませんが)。

 正直なところ、「どきっ!」としましたが、ほんとうのことしか書いていませんから、まあいいじゃないですか。私のことをよくわかってもらえるし。

 もともと、いかに理事長が山田区長の仲間でひどい人でも、病院の現場で働く人たち(医師その他)は関係ないと思っていました。でも、外科医が手術の方法について希望を聞いてくれなかったときは「やっぱりひどい病院だ」と思った。

 けど「無治療でいい」と言いに来てくれた看護師さんもいるし、いい人もいるということはどこでも同じですね。今日の話し合いはとてもよかったので感謝しています。また相談に行きたいと思わせる方々でした。(お世辞ではありません。私はいつもほんとうに思っていることしか書きません)。

 母の今後については、妹の不安を解消できるようにすぐにかけつけてくれる在宅医や、何かあったときに入院できる病院を探し、在宅でみられる体制を作るようにみんなで協力していこうということで一致しました。母は今、水を飲んでおり、次にエンシュアなどを飲ませて、それで閉塞を起こさないか評価してくれていますが、看護師さんの話では、お医者さんに早く家に引き取りたい旨を言えば、希望はきいてくれるだろうとのことでした。(イレウス管は取ってくれました)。
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by lumokurago | 2010-07-10 20:58 | 父・母・介護

長生きのしすぎ

 長年ヘルパーの仕事をしている友人から電話がありました。私が本に痴呆症の父のことを書いたのを読んで、「食べて寝ているだけの老人たちがほとんど。ヘルパーなんて何の役にも立たない。ほんとに考えさせられるね」と言っていました。

 母は父を見ていたので、常々「長生きしたくない」と言っていました(もうしてるけど)。父の友人(80代)に母を無治療で看取ることにしたと伝えたら、すぐに「それがいい。無治療がいい」と言いました。老人はみんなこう思っているのですね。長生きしたいと思っているのはまだ「老人」になっていない人たちだけ。「老人」の悲劇を知らない人たちだけ。

 ところで母ですが、「エンシュアを飲ませてください」と言っているのに、いまだに水だけ。IVHの管も取ってくれないのです。この病院、退院させたくないのかなあ? そんなはずはないよ。急性期の病院は3週間以上入院させておくと、病院の持ち出しになるから。明日また話し合いがあります。いつも「交渉」のようになってしまう。本来ならこちらの希望を聞いてくれるはずなのに、大変だよ。
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by lumokurago | 2010-07-09 21:39 | 父・母・介護

親より先に死んではいけない

 「親より先に死んではいけない」と友だちに言われましたが、これを実現できそうなのでうれしいです。

 今日、母に「乳がん 後悔しない治療」を見せたら、「容子は乳がんだったんだね」と言うのです。家にいたころ(少しぼけていた)私がしょっちゅう病院に行くので「悪くなっていないんでしょ?」と気にしていました。「うん」と答えていたのですが、私のほうが先に死ぬだろうなあと思いつつでした。今日は、はっきり「まだ長生きするから」と言えたのでうれしかったです。(本当だもんね)。
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by lumokurago | 2010-07-07 21:48 | 父・母・介護

ターミナルにおける輸液について その2

 Dr.Aへの質問(メール)

 FAXどうもありがとうございました。字が小さいのとはっきりしないのでちょっと読めないところがありましたが、むずかしいところは除き、概略はわかりました。しかし、輸液を行うのがいいのかどうかの判断はつきません。いまの医者とこれからかかる在宅の医者に任せておくと高カロリー輸液はされてしまうので、少なくともそれは断ろうと思います。輸液を水だけにするなら水は飲めるので、いまは必要ないような気もします。

 普通のお医者さんが信用できないので、いちいち「それでいいのだろうか?」と疑わなければならず、いつも緊張を強いられて疲れてしまいます。これからもお医者さんとやりあうことになるんだろうなあ・・・。少し気が重いです。

 Dr.Aからの回答

 こんにちは。経口摂取できるのでしたら、輸液は必要ありません。治療内容について、疑問があるのでしたら、どんどん質問すべきでしょう。それに答えられない医者は退場してもらったほうがいいですね。

*****

 今日、いまの病院の医者に呼び出されて今後の方針について話し合いました。無治療で在宅で看取りたいという希望を伝え、エンシュア(老人用の高カロリー飲み物)位飲めるなら飲ませ、通らなくなったらそのまま(延命治療はせず)看取りたいと言ったところ、飲めるかどうか試してくれることになりました。また閉塞を起こす可能性もあるので、イレウス管はしばらく入れたままにする。またそのとき(閉塞を起こしたとき)はどうするのか考えておいてほしいとのこと。IVHの管は様子をみながら取ってくれるとのことでした(ほんとうは2本ともすぐに取ってほしいけど)。

 看護師だった従姉がお見舞いに来てくれました。彼女はつい最近伯母を自宅で看取りました。食べられなったのでどこかにがんができていると思ったが、高齢なので検査もせず、そのまま家で看取ったとのことです。最後のほうになって在宅医にかかったところ、脱水があると言われて輸液を行ったが(医者にかかると輸液をされるのでかかるかどうかずっと迷っていたとのこと)、輸液を行えば必ず身体が反応するので下血してしまったとのこと。輸液でいのちを永らえたのか縮めたのかわからないとのことでした。

 こういう話を聞くと輸液はいらないのかなというほうに傾きますね。

 在宅となったら彼女が週に2回手伝いに来ると言ってくれています。同じ考えの元看護師が来てくれるなんてとても心強いです。ちなみに伯母が寝込んだのは2ヶ月間、毎日子どもたちや孫たちが訪ねて来てにぎやかな中、やせて穏やかに亡くなったそうです。いい看取りだったねと従姉に言いました。
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by lumokurago | 2010-07-06 20:55 | 父・母・介護