暗川  


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カテゴリ:医療( 77 )


網野晧之医師の脳卒中顛末記紹介

 Dr.Aの脳卒中顛末記です。医療不信の医師は自らの脳卒中にどのように対応したのでしょうか?

往診医・網野皓之の脳卒中顛末記:左片麻痺からの回復(その1)

 これは佐藤医院HPのエントランスです。HP左側の「内容」の一番下にリンクがあります。
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by lumokurago | 2010-09-20 12:25 | 医療

『成人病の真実』近藤誠著

 友人が高血圧の薬を飲んでいるというので、「必要ないよ」という話をして、『成人病の真実』(近藤誠著文藝春秋)を貸しました。これはがんの話だけでなく、みなさんにもっと身近な成人病(生活習慣病と呼称が変えられた。このことへの反論も書いてあります)について常識を覆す真実が書かれており、特に無症状なのに検査の結果で高血圧、高コレステロール血症、糖尿病と言われ、薬を飲まされている人にはぜひ読んでいただきたい内容です。

 そのほか、インフルエンザやはしか、ただの風邪の発熱に処方された薬の薬害で「インフルエンザ脳症」(インフルエンザ以外では急性脳症)が起こり、20年間で2万人ないし3万人の子どもたちが犠牲になり、その3割が死亡、3割が後遺症を残してきたとのことです。厚労省は2001年になってやっと薬害の元となった薬剤の一つ(メフェナム酸)の投与は基本的に行わないことが適当であるという合意事項を発表しましたが、インフルエンザ脳症の原因が解熱剤であることは認めず、ほかの解熱剤については引き続き因果関係を調べると言っています。子どもを守るためには40度の発熱があっても解熱剤を飲ませないことしかありません。(発熱に造詣の深い医者たちが、41度まではーたぶん41.5度までもー脳がやられることはないと言っているそうです。しかも解熱剤を飲ませた方が治りが遅くなるのです)。

 風邪の発熱で子どもに解熱剤を飲ませている人(それに自分で解熱剤を飲んでいる大人ー大人でもありうるそうです)にはぜひ読んでいただきたいと思います。
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by lumokurago | 2010-09-03 21:16 | 医療

知識さえあれば中小病院の方が信頼できる話

 友人の知人(男性)が腰痛がひどく、荻窪病院で検査したところ、原発不明の骨転移と診断されました。荻窪病院には放射線治療の設備がないため、がん研に行きましたが、がん研では「がんではない」と言われました。がん研でそう言うならと整形外科にかかり、椎間板ヘルニアではないかなどとぐずぐずしていたところ、腰痛はますますひどくなり動けなくなってしまいました。そんな状態になってからやっとがん研でも「骨転移」と認め、放射線治療が始まりました。10回かけて、座ってご飯が食べられるようにはなったけれど、すぐに痛くなってしまうとのこと(麻薬などの痛み止めについては何の薬を飲んでいるのかよくわからないとのこと)。プラス抗がん剤を勧められましたが、Dr.kのセカンドオピニオンを聞きにいって、抗がん剤は断りました。そうしたら、放射線をあと6回かけてくれることになったそうです。
 
 話が又聞きなので、要領を得ないところもあるのですが、私の言いたいのはがん研はこの程度だということです。『乳がん 後悔しない治療』に書きましたが、がんセンターも問題が多いです。

 それに対して、知識さえあれば中小の病院で信頼できるところがあることがわかります。

 父は1995年、膀胱がんの治療を受けました。初めに受診した久我山病院から、優秀な泌尿器科医がいるということで武蔵野市にある西窪病院(現陽和会病院)を紹介され、内視鏡で手術しました。術後、膀胱に抗がん剤を入れる治療を受け(点滴ではないので全身への副作用はない)、たいていの病院でだしたがる効かない経口抗がん剤はだされませんでした。膀胱がんでは下手すれば膀胱を切り取られ、尿をためる袋をつけるようなはめになるのですから、この病院は正解だったのです。(このときから私はDr.Kの本を読んで勉強していて、この病院でいいと判断しました。その後、叔父も父と同じ膀胱がんにかかり、地元の病院で同様の治療を受けました。こちらでは経口抗がん剤がだされましたが、断りました)。

 また、私が乳がんの手術を受けた2000年といえば、温存療法はまだまだ普及しておらず、乳房を全部切り取ると言われた患者たちが全国からDr.Kのところへ押し寄せて来ていました。ところが、知人のお母さんはそれより前に久我山病院で温存手術を受けていたのです。

 こんな小さな地元の病院で温存手術を行っていたとは、驚きました。友人の知人の骨転移を見つけたのも荻窪病院ですし、がん研やがんセンターよりも地元の病院の方が頼りになるということが分かります。患者に知識があれば、なにもがん研など有名な大病院に行く必要はないのです。
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by lumokurago | 2010-07-21 21:43 | 医療

口蹄疫騒ぎの真実

 口蹄疫騒ぎで牛を皆殺しにしています。口蹄疫にかかった牛の肉を食べても大丈夫だし、人間には移らないとのことなので、ほんとうに殺す必要があるのか疑問に思っていました。機会があればDr.Kに質問したいと思っていましたが、厚労省医務技官の木村盛世さんがブログに書いていらっしゃるのをみつけました。それによれば・・・

 【FMDの特徴】
1.蹄が2つに割れている動物に罹る、感染力(他にうつす力)が強い感染症
2.牛の成体の場合、死に至ることは殆ど無く、通常動物は2週間程度で回復する(豚は牛よりも致死率が高い)
3.罹った動物の他、carrierと呼ばれる生物や風等、不特定多数によって伝搬されるため封じ込め不可能
4.人にうつったという報告はない
5.感染した動物を食べても人には影響ない
6.治療法はない
7.ワクチンは100%の効果無し

 ということで、「イギリスは、殺処分の対象を緩和することし、『明らかに健康だと思われる牛に関しては、殺すか殺さないかは農家の決断にゆだねる』との見解を出したのである」「日本の悲惨な状況を鑑みてのことと考えられるが、2010年6月28日、オランダ政府は、『今後FMDの流行の際、殺処分は2度と行わない』という声明を発表した」そうです。

 日本ではなぜ皆殺しにしているのかということについて、木村さんは以下のように述べています。

 「以上の事実を鑑みると、何故多量殺処分が必要なのかという疑問がわくが、日本ではこうした議論は全くと言って良いほど起こらない。

何故なのかと考えれば、
(1)FMDには殺処分、とインプットされている
(2)FMDの事をよく知らない
(3)殺処分が有効と主張する獣医師、いわゆる専門家、官僚、政治家達に対して、そうでは無いという勇気がでない
などが挙げられるだろう」

 いかにも日本らしいですね。なにかにそっくりです。(がん検診には意味がないが政府の施策となっていることなど)。

 そして「FMDは自然界にごくありふれた病気で自然に回復する。感染経路も複数あり、特効薬や完全な予防法も無い以上、封じ込めは不可能であり、根絶することは不可能である。そうであれば、ウイルスとの共存をも含んだ議論を行うことが緊急に行うべきことであろう」とのことです。

第2の官制パニック、口蹄疫-(1) 木村盛世のオフィシャルブログより
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by lumokurago | 2010-07-19 20:49 | 医療

乳がんの非浸潤がんについて

 朝日新聞に例の記事がでて、記者の高校時代のお友達から「最近乳がんと診断された」という電話があり、私に相談がありました。乳がんは乳がんでも「非浸潤がん」だそうです。非浸潤がんはがんが乳管内にとどまり、浸潤することはないもので、つまり転移することはなく、命とりになることはありません。

 半年前の人間ドックで発見され、それから4人もの医者の意見を聞いたそうです。S県立がんセンターでは「全摘」と言われたとのこと。別の医者には「万が一浸潤するかもしれないので全摘した方がいいが、覚悟があれば切らなくてもよい」という人もいて、全摘かまったく切らないかという極端な話に戸惑いや迷いも多かったようです。著名な腫瘍内科医(私の本に登場します)の意見を聞いたら「S県立がんセンターが言ったことが正しいだろう(この腫瘍内科医は元国立がんセンター内科部長でした)」と言われたとのこと(それだけで3万円も取られた)。

 Dr.Kに相談に行ったところ、「千分の999は『がんもどき』だから忘れるのが一番。もう来なくていい」と言われたそうです。

 S県立がんセンターだけしか行かなければ、全部切られてしまっていたのです。なんてことでしょう! あの記事が彼女を救ったのです。よかったね、Kさん、伊佐さん。
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by lumokurago | 2010-07-17 20:23 | 医療

あきれた!!

 拙著『乳がん 後悔しない治療』にもでてくる(あまりにも恥知らずなので批判せずにはおられなかった)「腫瘍内科の第一人者」(彼のHPによる)に相談に行くと(セカンドオピニオンも含む)、彼がまったく知らないがん(非常に珍しい種類のがん)であっても彼の決めた正規料金である3万円を請求されたそうです。今夜聞いた話でも、役にも立たないろくでもない答えに3万円請求されたそうです。彼は自分で抗がん剤治療を行うセンターを経営し、データも示さずに抗がん剤治療を行っています(拙著参照)。お金儲けは大変なんだなあ・・・。

 Dr.Kのところに相談に行けばたった210円です。(紹介状がないと5250円かかるが)。Dr.Kが本を書いたことを「金儲けのため」と言った人がいるけれど(去年JANJANに私が記事を連載していたとき)、金儲けしたいなら、自分でクリニックを開き、セカンドオピニオンに3万円取りますよね。

 慶応大学病院のセカンドオピニオンは2万円です。どうしてセカンドオピニオンだけ高いのかな? 勘ぐればその後手術などでお金が儲からないからかな?

 Dr.Aに至ってはHPに医療相談の頁をもうけ、無料で答えてくださっています。(Dr.Kにも手紙で質問すれば無料で答えてくださいます)。

 Dr.AやDr.Kの無欲さはともかく、彼らの頭脳労働が210円としか評価されず、手術や薬にばかり高い点数をつけるのはおかしいと思います。だから儲けたい医者は手術をしたがり、薬をだしたがるのです。
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by lumokurago | 2010-07-06 22:39 | 医療

コレステロール値は高くていい

 今日、入浴介助に来てくれたヘルパーさんとお風呂に入りながらおしゃべりしていて、彼女がコレステロール値が高く、薬を飲んでいるという話をしました。医者から処方された薬がなくなって、医者に行く暇がないので、同じ効果とされている売薬を飲んでいるが、1か月分で9000円もするというのです。もう4ヶ月も飲んだとのこと。驚いて、お風呂からあがって近藤誠著『成人病の真実』をもってきて該当の箇所を読んでもらいました。

 「日本の医薬品で、いま一番処方されているのはメバロチンです。コレステロール値を下げる『スタチン剤』の一種で、1999年の販売額は1850億円! 2位がガスター(抗潰瘍剤)の750億円ですから、そのすごさがわかります。薬価からすると、メバロチンの服用者は年間260万人前後にもなる計算です」(『成人病の真実』P.37)

 他のスタチン剤も含め、スタチン剤全体では毎年400万人前後が服用しているとのこと。そうなる理由は血中の総コレステロール値が高い人が多いからで(とくに閉経後の女性は4割)、別の理由は高コレステロール血症へのスタチン剤処方率が86%にのぼるため。しかしスタチン剤はほとんどの場合、無意味であるばかりか、高コレステロール血症の大部分は、スタチン剤を服用すると死亡率が逆に高くなる可能性があるそうです。

 この本を読んだ彼女は「製薬会社と医者の陰謀なのね。9000円なんてあまりに高いと思ったけど、心臓病の家系だからこれだけはと思って飲んでいた。それに高い方が効き目があるような気がするじゃない。それなのに意味がなかったなんてひどい」と怒りを爆発させました。

 「日本でつかわれている薬の8割は無意味で無駄なんだよ、副作用だけあって」と話したら目をまるくしていました。薬を反対から読むと「リスク」だよと教えました。
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by lumokurago | 2010-05-24 22:51 | 医療

子宮頸がんはワクチンで予防できるのか

  昨日、子宮頸がんワクチンを小学校6年生に学校に出張して無料で行なうというニュースが耳に入ってきました。杉並区でも中学1年生に無料で行なうとしたので、「え! 一体どこの自治体?」とボリュームを上げたら、杉並の「つくる会」教科書姉妹都市の栃木県大田原市でした!  へんなところで気が合うね。

  杉並のことが毎日新聞に載った(今年2月)ので、近藤先生にその記事を見せてワクチンには効き目があるのかどうか聞いたところ、「効き目はない」と即答されました。

  「ワクチンで当初の感染率は下がるが、年齢が上がるとともに徐々に増え、ワクチンを受けない群との差が縮まっていく。まだ統計がないが、最後には交わってしまうのではないか。だいたいパピローマウイルス感染はがんではない。感染しても経過をみているとほとんどが自然に消える。欧米ではがんとしていないのに日本ではがんとみなして手術してしまう。日本の子宮頸がんの概念自体に問題がある。その問題を先に解決しないと。ワクチンを打ったからと安心してセックスしすぎると感染しやすくなるかも。数は少ないがワクチンで死亡した例がある」

  4万5千円もするワクチンがただで受けられるとなれば、誰でも飛びついてしまいますよね。効き目のないワクチンを売りさばいて儲けようとしているのは製薬会社。その製薬会社と「つくる会」教科書は関係あるのか?  どこかでつながっていると考えるのはうがちすぎでしょうか?
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by lumokurago | 2010-04-07 19:14 | 医療

リハビリ医療の打ち切りを撤回せよ

  4月2日、脳出血で倒れた84歳の友人をお見舞いしてきました。お顔を見たら涙があふれてしまいました。半身不随になってしまったけれど、話される内容は全く変わっていなかったので安心しました。

 2006年4月、 脳出血後などのリハビリが最大180日で打ち切られることになってしまい、多田富雄さんが多数の署名を集めて復活を求めましたが、今のところ復活されていません。鶴見和子さんはこのリハビリ打ち切りで命を縮められたも同然と言われています。老人いじめはやめて、復活を求めます。以下は2006年に厚労省に出された多田さんの声明文です。

 声明文

  本年4月の診療報酬改定では、必要に応じて受けるべきリハビリ医療が、原則として、発症から、最大180日に制限されてしまいました。個々の患者の、病状や障害の程度を考慮せず、機械的に日数のみでリハビリを打ち切るという乱暴な改定です。それも、国民にほとんど知らされることなく、唐突に実施されてしまったのです。

  障害や病状には,個人差があります。同じ病気でも、病状により、リハビリを必要とする期間は異なります。また、リハビリ無しでは、生活機能が落ち、命を落とすものもいます。障害を負った患者は、この制度によって、生命の質を守ることが出来ず、寝たきりになる人も多いのです。リハビリは、私たち患者の、最後の命綱なのです。必要なリハビリを打ち切ることは、生存権の侵害にほかなりません。

  こうした国民の不安に対して、除外規定があるから問題はない、と、厚労省は言います。しかし、度重なる疑義解釈にも関わらず、現場は混乱するだけで、結果として大幅な診療制限になっているのです。

  このままでは、今後、リハビリ外来や、入院でのリハビリが崩壊し、回復するはずの患者も、寝たきりになる心配があります。リハビリ医療そのものが、危機に立っているのです。

  さらに、厚労省は、医療と介護の区別を明確にした、と言います。しかし、医療のリハビリと、介護のリハビリは、全く異質なものです。介護リハビリでは、医師の監視のもとで、厳格な機能回復、維持の訓練のプログラムを実施することは出来ません。

  リハビリは、単なる機能回復ではありません。社会復帰を含めた、人間の尊厳の回復なのです。リハビリ打ち切り制度は、人間の尊厳を踏みにじるものです。

  私達、リハビリ診療報酬改定を考える会は、この、打ち切り制度の撤廃をめざして、5月14日から、全国で署名活動を行いました。その結果、わずか40日余りで、40数万人もの署名を集めることができました。これは国民の300人に一人が署名したことになります。

  この、国民の声は、もはや圧殺できるものではありません。

  厚労省は、非人間的で、乱暴な、この、制度改定を謙虚に反省し、リハビリ打ち切り制度を、白紙撤回すべきであります。私達は、これを、強く要請します。

平成18年6月30日
           リハビリ診療報酬改定を考える会・代表  多田富雄
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by lumokurago | 2010-04-04 20:53 | 医療

老人の尿路感染とMRSA

 2002年10月、自分の診察時に父のMRSA について近藤先生に聞きました。老人とMRSAについて検索する人のためにテープ起こししてまとめておきます。

Q: 父が尿路感染で入院した時に、はじめ便から、次に痰からMRSAが出たんです。MRSAがあること事態は、症状が出なければ・・・
Dr:問題ない。

Q:それですごく免疫力が落ちた時にMRSAがどっかで悪さをして、抗生剤が効かなくて命を落とすようなこともあると・・・
Dr:そうです。

Q:それでMRSAを持っていて症状が出たとしても、その原因がMRSAじゃない菌だった場合は抗生剤が効くものだったら効いて治癒するということでいいんですよね。
Dr:うん。

Q:その菌にMRSAが移るってことはないんですか?
Dr:それはあり得る。その耐性の遺伝子が別の細菌に移るってことはあり得るんだ。

Q:必ずというわけではないんですか?
Dr:うん。

Q:尿路感染が再発してこの間また熱を出して、2,3日様子を見ていたんですが、熱が9度4分まであがって、もう意識もなくなって、救急車で入院して・・・
Dr:そういう時は1日、2日抗生剤を使ってみたらいいんじゃない。それで熱が下がらなかったら、後はもう効かないよ。

Q:そうですか。それでいつまでも続けていると耐性菌になっちゃうということもあるんですか?
Dr:そういうこともありうる。一般的には自分が持っている菌が、その時に抗生物質を長く続けてそれで耐性菌になるっていうことはたぶんあまりないんだよ。だけれども、10人使っていて1人が耐性菌になれば他の人に与える影響が大きいからね。

Q:あ、はい。それで老人の場合もかなり様子を見ていてもいいんでしょうか? たとえば熱を出した時も周りはすぐに医者に行けとか言うんですよね。私はちょっと様子を見たりしていたんですけど。
Dr:いいんじゃないの、そのへんは。もう医療でなんとかしようという範疇じゃない。ぼくはそう思うんだ。うちにいた方がいい。ただ、熱があんまり高いとかわいそうな場合もあるから。

Q:もし若い人の場合だったら、例えば尿路感染にかかっても自力で自然治癒するってことはあるんですか?
Dr:うん。ありうる。
【追記】これは若い人に限らず、老人でもそうです。父も別の時に自然治癒しました。

Q:この間MRSAの講演会に行ったんですけど、その中でちょっと質問したら寺澤正彦さんていう小児科の仙台の方のお医者さんが、MRSAがあるから老人ホームに入れないとかいうのは偏見だとおっしゃっていたんですが、先生のお考えは?
Dr:全くその通りだ。MRSAはあまりにもありふれていて、それを防ごうというのは無理だから。

Q:隔離は必要ないとおっしゃていたんですが、そうすると老人ホームで他のご老人に移っちゃう可能性がありますよね。
Dr:そうだけどさ。そりゃもうしょうがないんだ。日本のさ、なんていうのかな。日本に生きてきた「つけ」みたいなもんだ、お互いにね。それは老人たちもみんな持っているわけだし。誰かに迷惑かけることもあるわけだからね。それを原因として老人ホームに入れないというのはよくないと思いますよ。

Q :なるほど。「つけ」ですか。それでMRSAの感染力っていうのはどのくらいあるんですか? 皮膚とかについているんですか?
Dr:鼻にいるの。

Q:予防は手洗いですか?
Dr:手洗い。そうね。

Q:手袋は?
Dr:必要ないね。

Q:病院てガウンなんかもやってますけど・・・
Dr:ガウン汚いからね。そんなものかえってしない方がいい。

Q:じゃあ、MRSAについてはあまりにもありふれているから感染予防は無理だし、無駄ということですね。
Dr:うん。せいぜいそれをやるとしたら、入院している重症患者でまだ感染していない人にやるっていうくらいだよ。

*****
 父はこの後、入居していた有料老人ホームからMRSAが原因で退所させられましたが、今でもMRSAがあれば断られる老人施設がほとんどです。知識は広まらず、偏見はなかなかなくなりません。
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by lumokurago | 2010-01-08 15:44 | 医療