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カテゴリ:医療( 77 )


医療被ばくを減らすために

1月17日高木学校(原子力資料情報室の故高木仁三郎さんの高木学校です)で「“がん検診”で寿命は延びるか」という講座が開かれました。第一部として高木学校・崎山比早子医師による「医療被ばくを減らすために」というお話がありました。簡単にご紹介します。

世界にあるCTの三分の一が日本にあり、日本では毎年1万人が医療被ばくによってがんになっているそうです(線量当たりの発がんリスクは被爆者87000人を60年以上追跡した結果が出ています)。職業被ばくには線量限度が決められている(1年で50ミリシーベルト、5年で100ミリシーベルトを超えない)が、医療被ばくには限度が決められていません。その理由は限度を決めてしまうと必要な検査や治療が受けられなくなるということです。つまり、医療においては被ばくによる利益がリスクを上回っているとされ、被ばくが正当化されているのです。

国際的には放射線に安全量は存在しないという合意がありますが、日本の医療界では放射線には安全量が存在するとされ、しきい値以下なら何回浴びても大丈夫とされています。しかし、放射線によるDNAの損傷はその細胞が生きている限り元には戻らず、放射線傷害は蓄積されます。

医療被ばくについては世界的に危機感があるが、日本では行政がとりあげないので、自分で記録することが大切だということです。

特にCTは被曝線量が10ミリシーベルトと多いとのことです。健康診断を受けたら寿命が延びたという医学データはないのですから、人間ドックなどは受けない方が懸命です。

*****

今日、乳がんを経験した友人に会って、この話をしたら、年に1回全身転移がないかを調べるためにCTを受けていたということです。もう4回も受けてしまったと言っていましたので、やめるように言いました。乳がんの治療後、全身転移があるかないかの検査をしても意味がありません。転移した乳がんはもう治らないからです。つまり、検査して早期発見して治療してもどうせ治らないのです。(なので、私のがん友たちはもう何年も病院には行っていません)。

ただし、乳房内再発、腋の下のリンパ節転移はそれだけなら命取りではありません。(乳がん以外のがんの場合は再発・転移共にもう治らないということ。つまり乳房はがんがいくら大きくなっても命に別条はないが、それ以外の命に直接かかわる器官のがんではその器官が働かなくなると死に至る)。

別な友人のお姉さんは乳がん治療後、なんと毎月マンモグラフィ(乳房X線検査)を受けているとのことで、やめるよう言いましたが、どうなったでしょう。この方は気の毒なことに、温存率が日本中でもいまだに非常に低い東京女子医大で治療したため、乳房を全部取られてしまったそうです。私に相談してくれればよかったのに・・・あまりにも気の毒なので、このことはとても言えませんでした。

みなさんのお知り合いが万が一乳がんになったら、忘れずに私に相談して下さい。
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by lumokurago | 2009-01-29 00:13 | 医療

三度、「インフルエンザワクチンは効かない」

町田市の「鶴川サナトリウム病院」での集団インフルエンザが報道されました。感染した人は、入院患者、職員合わせて101人です。このうち89人はインフルエンザワクチンを接種していました(東京新聞1月18日朝刊記事による)。

つまり、インフルエンザワクチンが効かないことが証明されました。

このことは去年も書きました。こんなに推奨されているんだから、効くはずと今でも信じていらっしゃる方は過去記事「再び、『インフルエンザワクチンは効かない』」をどうぞ。

関連記事「タミフルほんとうに効くの?」

「インフルエンザ予防注射とタミフル」
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by lumokurago | 2009-01-20 22:24 | 医療

「がん検診に医学的・データ的根拠なし」

今日の東京新聞にまたもや、「怖くないマンモ検診」として乳がん検診のキャンペーンがありました。「マンモグラフィ検診は・・・乳がん死亡率を下げることが世界的にも実証されている」と書かれていますが、残念ながら嘘です。

以下近藤誠医師の「がん治療総決算」(文藝春秋)からの引用です。****

「がん検診に医学的・データ的根拠なし」

今日、日本の社会には、商品の大量生産と大量消費を目指す、資本主義の原理が浸透しています。マスコミを使って商品の宣伝をし、人びとに消費意欲を起こさせ、実際に買ってもらうのです。医療も例外ではなく、医療業界は売上増を狙っています。しかし、病気でもないかぎり、人は病院に来ないので、病院や薬の宣伝をしても仕方がない。そこでどうするか。マスコミを使って、病気を放っておいた場合の危険性を強調し、人びとの不安を煽ります。がんはその最たるものですが、最近では、高血圧や糖尿病など「生活習慣病」の危険性も強調されています。

他方では、がん検診や人間ドックを用意しておきます。そして、不安になった健康な人になるべく検査を受けてもらう。けんさを受けてもらえば、検査代が入るし、なにか異常を発見できます。その異常に病名をつけて治療すれば、さらなる収入増につながる、という仕組みがあるのです。

がんの場合には、患者一人当たりの治療の売上高がかなり高額になります。そのときに患者が、治療は受けたくない、と言い出したらどうします? かりに医者が、この治療には多少問題があると思っていても、売上増を命じる病院長の顔がちらちらし、つい「がんと闘おう」「頑張ろう」と励ますことになるはずです。

これは穿った見方でしょうか。否。少なくともがん検診に関しては、こう考えないと、現状を説明できないのです。なぜならば、肺がん、大腸がん、乳がんを発見するための検診は、海外でのくじ引き試験の結果、総死亡率を減らす効果がないことが実証されています。それなのに日本では、がん検診をやめる気配が一向になく、それどころか乳がん対策としてマンモグラフィ検診を新たに広めようとする動きさえあります。これらがん検診に、医学的・データ的根拠はないのですから、社会学的・経済学的に説明するしかないわけです。

検診に意味がないということは、検診で発見されたがんを治療する意味もないということです。まして、臓器を摘出する意味はない。しかし医者は患者に、「臓器ごとがんを摘出しよう」と言います。そして手術すると、がんもどきが圧倒的多数を占めるため患者は生き続けるので、治療成績が向上したように見える。そこで医療業界は、「5年生存率が上がった」「さらなるがんとの闘いを」と宣伝する材料に使うわけです。

****:ここまで引用。

(ついでに・・・健康診断にも意味がないことが証明されています。)

乳がん検診キャンペーンがあった同じ新聞に、「早期発見・早期治療という思想をぼつぼつ疑ってかかる必要があるのではないか」という記事があったので、笑ってしまいました。渡辺利夫(拓殖大学学長)という人が書いた記事で、この人は「つくる会」思想なのですが、それはそれとして、ここではまともなことを書いています。

40代、50代の頃までは頻繁(はんざつ! byあほう)に検査を受けては精密検査となり、検査の結果が出るまで半病人というより強迫神経症者だったそうで、検査のストレスから自分を解放するためには検査を拒否するしかないと、還暦を迎えたあたりで検診といわれるものすべてをやめたそうです。

長命な人ほどがんの罹病率が高くなるのは当然であって、脳や心臓の疾患と同じく老化現象にほかならないのだから、これを病気と思い違えて闘うほど愚かなことはない、老化を食い止める医療が存在するはずはないからと書かれています。

以下引用****

生成した1個のがん細胞が体の他の部分に転移するのは生成後間もない0.1ミリというサイズの時であり、それを過ぎるとがん細胞の転移能力は急速に衰えることを証す有力な臨床実験の結果がある。運命の分かれ道はがん細胞の生成の直後であり、検診によって発見可能な1,2センチの大きさになって対処するのは、無駄以外の何物でもない。もし転移しないのであれば、命に別条はないのだから、ほっておけばいいだけのことである。

老いを病と見立てて、検診を繰り返し、異常らしきものを発見するや直ちに手術を施し、抗がん剤で患者を徹底的に痛めつけて収益を上げねば採算が成り立たない現在の医療体制はどこか怪しい。

団塊の世代が高齢化に至るのは間もない。現在の検査や医療システムをそのままに、この大集団が老齢化するのである。団塊の世代の老齢化は無残な神経症者の大量生産であろう。検査と医療の変革は必須だが、私どもの方もまたまっとうな死生観をもたねば多少なりとも幸せな老後を送ることは困難な時代に踏み込みつつあるといわねばならない。

****ここまで引用

この人は近藤医師の本を読んだのかしら? 読んだとしても検診を受けるのをやめるという人は珍しいと思います。このように早期発見・早期治療が叫ばれる世の中で検診を受けないということは非常に勇気がいるからです。知人に近藤医師の本を勧めても検診をやめた人は今までに一人しかいません。(乳がん患者の仲間は術後の検診には行っていません。これも意味がないからです。それなのに毎月マンモを撮る病院もあるそうです。まさにもうけ主義ですね)。
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by lumokurago | 2008-11-30 23:38 | 医療

「心の病」という言い方はやめましょう

JANJAN記事に書き込みました。若い人たちの記事です。ここにリンクしています。

*****以下書き込み。

別記事でも書き込みしたのですが、「心」とはなんでしょう? 「心の病」と言われた人は自分の「心」が「病んで」いると思いますか? 違います。「心」が正常だからこそ、自分が「病気」であることを感じて悩むのです。自傷行為などはその典型でしょう。

一般的に「心の病」と呼ばれているものは、本当は「脳」の「病気」なのです。まともな精神科医はそう言っています。

とらえどころのない「心」をあえて標的にし、「病気」ではなく「病」という情緒的な日本語を使うことで、「心の病」にかかっている人は特殊なのだ、本人の努力が足りないのだと「病気」の人をさらに追い詰め、差別しているのです。

「心の病」という日本人の好むあいまいな名称はもうやめませんか? 少なくともこのような記事においては。

若い人たちを心から応援しています。

*****ここまで引用。

重いうつ病の体験者より。

うつ病に興味のある方はこちらをどうぞ。私のうつ病体験記です。
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by lumokurago | 2008-06-30 23:39 | 医療

「壊れゆく医師たち」

「壊れゆく医師たち」(岩波ブックレット)を読みました。これは2007年11月14日に行われたシンポジウム「なくそう! 医師の過労死」(主催:過労死弁護団全国連絡会議)の内容を再構成したものです。

私は先日若い女性から、産婦人科がどんどんなくなっているという話を聞きました。産婦人科医、小児科医が激減しているという報道は知っていますが、じかに聞くとにわかに現実味を帯びてきます。この本を読むとその深刻さが並大抵でないことが伝わってきます。でも若い医師に合わせて改革し、うまくいき始めた病院もあるようです。

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by lumokurago | 2008-05-10 20:47 | 医療

後期高齢者医療制度の本当のひどさ

後期高齢者医療制度について、反対の声が大きくなっていますが、この制度の真の目的については、あまりにも報道されていません。今日、東京新聞に「長期入院打ち切り懸念」という記事が載りましたが、東京新聞では内容についての報道はこれがほとんど始めてです。朝日新聞では4月27日に「『高齢者担当医』に懸念」という記事が載りましたが、内容がむずかしく、読んでもよくわかりません。

実は先日友人から「『末期』高齢者医療制度」では受けたい医療も受けられなくなる。1月に受けられる医療の上限が決まっているから」という話を聞いて、母の保険証と一緒に送られてきた説明書を眼を皿のようにして読んだのですが、この制度の内容については一言も書かれていませんでした。

そんな時に、関西のある病院の労働組合が作成したとてもわかりやすいQ&Aを送っていただきましたので、長いのですが、ぜひみなさんお読みになってみてください。「国のため 死んでください 高齢者」という国の意図がはっきりわかります。それと、今後、国民皆保険を廃止し、アメリカのような自由診療にしようという意図がわかります。アメリカではお金持ちでないと医療が受けられないことは、マイケル・ムーア監督の「シッコ」で有名になりました。

心ある医師もこのことに警告を発しています。次のブログをぜひお読みください。私はドライアイがひどいので、全部を丁寧に読むことはできませんが、当たっていると思います。どこもかしこも問題だらけで大変ですが、多くの人に関心を持っていただきたいと思います。

混合診療のお話(新小児科医のつぶやき)

「高齢者の医療はどう変わるのか」 わかりやすいQ&A(転送・転載歓迎)

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by lumokurago | 2008-05-02 22:23 | 医療

定期健診を受けるのはやめよう

また近藤誠医師の話題で恐縮です。子宮がんの彼女が『常識はウソだらけ』(日垣隆著・ワック株式会社)という本を買ってきました。この出版社、曽野綾子、西尾幹二らの本を出している怪しい出版社・・・『日中戦争は侵略ではなかった』とか『硫黄島いまだ玉砕せず』などなどの本も・・・

それはともかくとして、近藤医師の他に7人へのインタビュー記事が載っていますが、その中に小沢牧子さんという私の信頼する心理学者(?)もいらっしゃいました。小沢さんの記事については、またあとで載せます。

近藤さんの記事は「定期健診を受けるのはやめよう」というタイトルです。小見出しの過激なこと! ちょっと見てみましょう。

「高血圧=悪」のウソ
患者の健康を悪くする策略か
子宮がんは切り取らない
9割の人は切られ損
検査は自覚症状が出てからで充分
脳ドックは受ける必要なし
子どもは泥んこにまみれよう
ワクチンの危険な副作用
医者の言うことはまず疑う

にわかには信じ難いかもしれませんが、近藤医師の言っていることはエヴィデンスに基づいています。

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by lumokurago | 2008-02-09 22:00 | 医療

しっかりしてる女性たち

子宮頸がんの治療法についての記事は一段落しました。3日間、病院につきあって、一番感じたことは、「彼女たち(患者である30代後半の女性と彼女の姉)、しっかりしてるなあ」ということでした。

患者である彼女は、「高校生の子どもが成人するまで、ということで、5年、10年元気でいたい。母や姉は抗がん剤治療を受けてほしいと言うけど、元気で生きていけることが大事だから、障害が残るような治療は受けたくない」と言います。がんとわかった時はショックでしたろうに、すぐに立ち直って、この間たくさんの本を読んで勉強し、自分で治療法を選びました。「いつでも前向きに明るく生きていきたい」と言っています。

姉はおとなしい人かと思っていたのですが、とんでもない。芯の強いこと! せっかく上京したのだから、婦人科でもいいから医師の意見を聞こうと言いだしたのは彼女です。ものおじせずに積極的に医師に質問していました。

私はといえば、自分もがん患者ですから、なんの気兼ねもなくつきあえました。がんでない人ががん患者を目の前にすると遠慮してしまうのは当然のことです。私は遠慮しなくていいので、言いたいこと言って、笑っていました。

「笑い」が免疫力をUPするのでね! (これは後付けであって、そんなことも考えず、楽しく笑っているのです)。
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by lumokurago | 2008-02-08 22:59 | 医療

具体的な子宮頸がん治療

放射線科K医師の説明

まず、外から腹部に25回照射する。これは手術でのリンパ節郭清に当たるもので、腸が耐えられる限界まで行う。半ばから、これと組み合わせて膣内に小線源を入れ、中からの照射を行う。これはがんを直接照射するもので4回行う。初めは痛いかもしれないが、痛み止めもある。外照射は5分で済むが、腔内照射は1時間ほどかかる。放射線治療は体にやさしい治療で、照射後、普通に仕事できるくらいである。

副作用は太陽による日焼けと同じだが、人によって程度は違う。腸も日焼けし、ひどい人は下痢する。日焼けの後がやけどのようになり、中には固くなる人がいる。半年後位にそこから穴があくことがある。その人の体質によるもので、数%位。

婦人科医の抗がん剤治療の説明

シスプラチン(抗がん剤の名前)を4週ごとに4回行う。抗がん剤の量は身長・体重などから計算する。腎臓への毒性が強いので、腎臓をチェックしてから行う。毒を早く排出するため、点滴は4日位続け、尿をたくさん出すようにする。副作用は2、3日食欲が落ちる程度だろう。

*****

ということで、治療開始は2月下旬と言われていたのに、急遽あさって入院となりました。放射線照射の計画を立てるためCTを取ったり、腎機能検査をしたりで、治療は1週間後から始まります。
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by lumokurago | 2008-02-08 17:03 | 医療

子宮頸がんの標準治療

子宮頸がんの標準治療について書きます。検索で探す人のために詳しく書いておきます。(0期のがんは自然に消えることも多いのですぐに治療することは勧められません)。また、日本の医療について興味のある方もどうぞ最後までお読みください。

今日は近藤誠医師の診察日。放射線と同時に行った方が成績がよいと婦人科で説明された抗がん剤について聞きました。

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by lumokurago | 2008-02-06 23:26 | 医療