暗川  


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カテゴリ:子ども・教育( 104 )


北海道家庭学校

 本や書類を整理してかたっぱしから処分しています。そのなかに1970年代後半に『暮らしの手帳』に掲載された北海道家庭学校校長の谷昌恒さんの文章がありました。北海道家庭学校は教護院です。谷さんは『ひとむれ』(評論社)という本(シリーズになっている)に、子どもたちの作文とそれに対する評を載せて、子どもを育てることについて根本的なことを書いています。学童クラブで働き始めた私にとって、それは座右の書でした。子どもに関わる仕事をしている人たちにはぜひ読んでいただきたい本です。ここでは、「私たちは子どもをどんな人間に育てたいのか」と題された一文から少し引用しておきます。(ただ捨ててしまうのがもったいないので)。

 *****以下引用

 「私たちにとって、形にあらわれた少年の非行は問題ではない。万引き、空巣、シンナー、家庭内暴力。いろいろなことがある。しかし形にあらわれた非行が問題ではない。どうしてそのようなことをしたのか。せずにはいられなかったのか。その心を知りたいと思う。私たちの仕事は少年の心の内側を知るところから始まる。

 赤ん坊がアンアンと泣く。熱があるのか、お腹が痛いか、肌着に棘でもささっているのか。何かがあって泣くのです。その何かをさぐり当てることが必要なのです。泣くな泣くなと、赤ん坊を叱りつけるだけでは仕方があるまいと思うのです。

 非行は少年の自己主張です。非行は訴えでもあるのです。本校で学ぶ少年たちも何かを訴えているのです。私の仕事は、今の世の大人の一人として真剣にその訴えに耳を傾ける、大人の一人としてじっくりとその訴えを考える、そのうえで、大人の一人として、はっきりと答えを返すことだと思っています。私たちは先に生まれ、長く生き、それなりの苦しみをつみ重ねてきました。言うべきことはいっぱいあります。

 心を見る目で少年を見る。物を見る目では人間の心は見えないのです。物を見る目では、形にあらわれた少年の非行しか見えないのです。私たちの第一の務めは、心を見る目を養うこと、心を聞く耳をとぎすますことだと思います。心を見る目、心を聞く耳、それらは到底言葉では説明のできないものです。昔の剣士がいくたびか真剣勝負を重ね、白刃をくぐって次第に力を蓄えていく。そうしたものだと思うのです。いつ、どこで、どういう力がついたのか。そのことを言葉で表すことはできまいと思います。

 同非。相手の心の悲しみに深くわけ入っていくこと、同じ悲しみを悲しむこと、その志が大切だと思うのです。半日、一日、本校で少年たちと生活を共にした人人は、「みんな普通の子どもですね」と言います。本校の少年たちの素直さが認められた意味で、その言葉を嬉しいと思います。しかし、なんとも辛い言葉だと思うのです。

 それは、問題児、非行児、いわば問題行動をおこした異常な人間類型を想定している言葉です。そんな人間はどこにもいないのです。ごく普通の子どもが、問題の行動を起こすのです。起こしうるのです。落し穴があれば、私たち人間はいつでも落ちます。ここの子どもたちは、その落し穴に落ちたのです。そうした立場に追いやられた子どもたちの悲しみを知ることが大切だと思います。何かが見え、何かが聞こえてくるようになるのです。

 (家庭での子どもの役割分担がなくなったことについて述べたあとで)
 「親子の対話というものは、そもそも、言葉でする対話などではなくて、生活の流れの中で、たくさんの事実の中にこめられている何かが、言葉よりも雄弁に語りかけるものだと思うのです。その何かが次次と滅び去っていって、その埋め合わせに言葉をもってする対話を盛んにしようとしても、無力なあがきのようにしか思えないのです」

 (「戦後第三のピークと言われている、現代の子どもの問題は、どう考えても、その原因が繁栄そのものにあるとしか思えません」と述べた後で)
 「親たちは今、しきりに子どもたちの困難を取り除こうとするのです。それが親心と思い、いじらしいまでの気のつかいようです。しかし子どもから困難をとってしまったら、子どもの個はしっかり育たないでしょう。・・・略・・・辛いこと、苦しいことは、あるよりはない方がいい。しかし、そうとばかりは言い切れないのです。・・・略・・・今ある自分は辛いこと、苦しいこと、悲しいこと、悔しいこと、たくさんのそうした経験の中で、考え、悩み、学んできた、それを糧として育ってきた。決して、面白おかしいことだけが自分を育てたのではない。それは道理の不思議さとしか言いようのないことですが、辛いこと苦しいこと、すべてないよりはある方がいいという半面もあると思うのです。・・・略・・・涙が人を育てるのです」

 「(教育の)条件が整わないよりは、整った方がいいにきまっています。しかし、教育の現場にいて、生きた人間の事実に触れて、ととのっているよりは整わないほうがいいこともあるという、もう一つの真実の面を見落とすわけにはいかないのです。・・・略・・・条件が整っていなければ、自分で条件を整える、自分で道を開く。その構えが子どもを大きく育てるという事実を、私は十分に知っています」

 「今日の子どもの問題は、私たちの生活全体のあり方が深く問われていることだと思うのです。いい加減な答えですますわけにはいかないように思えるのです。繁栄は時に滅亡に通ずることを、現代の社会に生きる一人として、厳しく自覚したいと思うのです」

 以上引用。「私たちは子どもをどんな人間に育てたいのか」 谷昌恒著
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by lumokurago | 2010-07-15 22:54 | 子ども・教育

妙ちゃんの絵

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 加工場の絵(ここに泊まっていました)。
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 丸太小屋の絵
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 ウサギの絵
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 ウサギの絵
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 羊の絵 1990年ごろ北海道新得共働学舎にて 佐藤妙子
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by lumokurago | 2010-06-06 22:03 | 子ども・教育

A.H君来る

 追悼文集のあとがきに彼のお母さんのお手紙を紹介することを許可していただいているので、ここに書いてもかまわないと思います。去年の2月に脳出血で倒れ、左半身付随になってしまったA君(38歳)がお父さんの運転する車で埼玉県から来てくれました。私がはじめて勤めた高井戸学童クラブのときの子どもです。A君のご両親、仲良しだったW君のお母さん、当時の職員二人(私と同僚)が集まりました。詳しくは追悼文集のあとがきを読んでいただきたいのですが、30年の歳月を飛び越えて、昔と同じように親密に話し合える関係が復活したことはとても幸せなことです。

 お付き合いの復活は病気(私とA君の)がきっかけだと思うと残念だけど、病気も悪いことばかりじゃないとA君のお母さんがおっしゃっていました。

 去年の5月にNHKでも放映されたアメリカの脳科学者ジル・ボルト・テイラーの『奇跡の脳』という本があります。脳科学者のジルは30代半ばで脳卒中になったのですが、8年をかけて再起しました。そして脳卒中になったときの自分の症状を思いだして脳の機能について分析し、専門家の目で見た脳の不思議を語っています。ジルは左脳をやられたために右脳のはたらきが活発になり、まったく別人になったそうです。右脳中心の自分は身体の境界線がなくまわりに溶け込んでいるようでとても心地よく、元には戻りたくなかったそうです。左脳が回復していく過程では「二人の自分」がいるようだとも書かれていました。現在も右脳的な自分を大切にしているそうです。

 A君のことをきいてこの本を思いだし、自分も読んで、お母さんに送ってあげました。A君は右脳で出血がおこったので左脳をやられたジルとは症状も違いますが(ジルは言葉も失ったがA君は言葉は失っていない等)、お母さんから聞いたA君のようすはなんとなく右脳が活性化されているように感じたのです。今日お母さんにそのことを話したところ、A君は左利きで、お医者さんに左利きの人は右脳と左脳が反対になっている人がいると言われたそうです。言葉が残っているということは左脳の機能が残っているということなので、やられたのは右脳ということになりますが、全部反対になっているのではなく、一部分が反対ということもあるだろうし・・・脳はとにかく複雑で不思議。

 今日会ってみたところ、やはりA君は右脳のほうが活発だなあという印象を受けました。全体にやわらかく穏やかでおもしろいギャグを連発して、みんなを笑わせていました。家族では「癒し系」に変わったと言っているそうです。

 「ぼくは半身不随になりました。お先真っ暗です」とちょっと深刻なことを言ったので、反射的に「そんなことない! 死なないだけでどんなによかったか」という言葉がでてきました。そしたらA君は「険しい崖をよじ登って頂上に出た夢を見ました」と言います。「それは正夢だよ。やりとげられるということだよ」と言ったら、「嘘です」というので、みんなで大笑い。

 とても楽しい時間でした。
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by lumokurago | 2010-06-05 22:26 | 子ども・教育

妙ちゃんの絵

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 水芭蕉の絵
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 野菜畑の絵
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 雨の絵
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 丸太小屋の絵
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 牛の絵
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by lumokurago | 2010-05-30 21:19 | 子ども・教育

自閉症の妙ちゃんの絵

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 野菜畑の絵
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 ひまわりの絵
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 丸太小屋の絵
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 雪の絵 1990年頃北海道新得共働学舎にて(絵:佐藤妙子)
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by lumokurago | 2010-05-23 20:54 | 子ども・教育

妙ちゃんの絵

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 牛の絵
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 牛の絵
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 馬の絵
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 羊の絵
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 ニワトリの絵

 北海道にある新得共働学舎の動物たちです。1990年頃、なんども自閉症の妙ちゃんを連れていきました。(絵・佐藤妙子)

 いま、ゲラの校正のため忙しくしています。妙ちゃんの絵で絵本もつくろうかな。
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by lumokurago | 2010-05-14 06:43 | 子ども・教育

妙ちゃんとひまわり

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 文集に写真を入れようということで、昔の写真を見ていたらこんなのがありました。一面のひまわり畑で自閉症の妙ちゃんと奈央子さん(養護施設のボランティア)が楽しそうですね。1991年夏の北海道です。
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by lumokurago | 2010-05-09 22:05 | 子ども・教育

ある日のある学童クラブのいい話

  生前「追悼」文集へのお手紙をいただいて返事を出したらまたいただいたメールより。今現在、2010年の話です。メールをくださった学童クラブ職員Nさんによると、この学童クラブがある地域は「昭和」だそうで、仕事上であっても「人と人との関係」ができる場所だそうです。うらやましい!!  (ふだん子どもと接していない方には実感がないかもしれませんが、地域によってはこのような「いい話」は「古き良き時代」の昔話なのです)。

○今日の学童クラブ

  特別支援児学級に通うKちゃんは今日3月31日は学童クラブ最後の日でした。全員分のおやつ「Kちゃんスペシャル」を作ることを決め、何日も前から準備していました。3年と4年の女の子3人が彼女をサポートしました。「今日はKちゃんに、いただきますを言ってもらおう」と振ると、Kちゃんはごあいさつを始めたんです。

  「6年間通ってきました。今日で学童最後の友だちが私以外にも5人きています。その子たちにも、明日も学童に来るみんなにも食べてほしくておやつを作りました。楽しんでください」

  いつもはハチの巣つついたような大騒ぎの学童(クラブ)が水を打ったようにしーんとしました。そしてアイの手のようにK介君(この子も卒業する)が「ほら、ここは泣くとこでしょ!」

  みんな大笑いして「いただきます」をしました。

○今日4月1日 Rちゃんから学んだこと

  今日から学童に入った1年生の男の子。初めての場所。同じ保育園から来た1年生は一人もいなくて、たまらず泣きだしてしまいました。聞くと「Rちゃん(3年生)は同じ保育園だったから知っている」と小さい声でこたえ
ました。Rちゃんを呼んで「そばにいてくれる?」とお願いしました。

  Rちゃんはしばらくじっと見つめていましたが、ころ合いを見計らって喜びそうなおもちゃを差し出しました。そして児童館へ連れ出して、対戦ゲームで遊び始めました。面白そうと思ったのか、1年生の男子が集まって来る。すると、Rちゃんはそっと身を引いて見守る。その子が一人ぼっちになると、またすっと寄っていく。この繰り返し。

  「寄り添う」ということ、引くということ。教えてもらった気がします。

 *おまけ 
  Rちゃんが学童に入る時の入会面接で、お母さんが「この学童クラブには障害児はいますか?」と質問してきました。真意がわからないまま、「7人 います」と答えると、ぱっと顔が明るくなりました。

 「よかったです。娘には、人は様々な生まれ方をすることを知ってほしかった。この学童クラブに入れることができてうれしいです。」とおっしゃったのでした。

*****

  うーん、何回読んでもいい話だなあ・・・。
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by lumokurago | 2010-04-02 17:01 | 子ども・教育

シロクマ・ピース

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 1999年12月2日に産まれたシロクマの赤ちゃんを国内で初めて人口哺育に成功、まもなく10歳を迎える愛媛県砥部動物園のシロクマ・ピースの番組を見ました。3歳になった時に万一の事故を心配してスキンシップを禁じられた以外、すべてをまかされて育ててきた飼育員さんの言葉には、人間の子どもを育てる際にも通じる「基本のき」であるエッセンスがつまっていましたので紹介します。

 まず、大切なのはまわりは親を信じて口出ししないこと=動物園のみなさんはこの飼育員さんを信じてすべてをまかせました。信頼と自由はすべての源です。

 以下飼育員さんの言葉より

 ―育てるにあたって『計画を立てない』ことを計画にしていました。その時々にピースが何を求めているかを見て、判断していくのです。(子どもに接する上で最も大事なことですね!)

 ―人間なので間違えることもありますが、間違えないように祈っていました。(死んでしまえば別だけど、生きてさえいればやり直せるよね。でもシロクマの人口哺育は例がないので、死なないように祈っていたのですね)。

 ―大きくなったのがうれしいというか、不思議です。生きていることは当たり前じゃないと思います。ほんとにすごい。生きてくれているだけでいい、すごいことなんだと思います。あれこれ求めたりするよりは、元気でいてくれればそれでいい。(私たちが生きていることも生命の奇蹟ですね!)

 ―僕はピースに育てられてきました。ピースは僕の子どもでもあり、母でもあり、癒してくれる恋人でもあります。(私も子どもたちに育てられました)。

 ―動物園とは何かということを考え続けてきました。動物園の動物は人間の都合で限られた空間にいます。その動物を幸せにすることを考えます。お世話させてもらっているのだと思い、見返りは期待せず、その動物のためになることはなんだろうと考えてきました。(お世話させてもらうのは自分のためなんですよね)。

*****

 やはり、何かをやり遂げる人というのはすばらしいですね。ある友人夫婦の統合失調症の子どもに対する接し方がまさにこれでした。その子は病気を乗り越えて母親になっています。

 ピース飼育日記はこちらです。
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by lumokurago | 2009-11-23 22:23 | 子ども・教育

文科省

 文部科学大臣は川端達夫氏

 文部科学副大臣は鈴木寛氏民主党参議院議員・日本会議)・・・日本教育再興連盟発起人。日本教育再興連盟には山田宏氏や藤原和博氏、蔭山英男氏、和田中地域本部つながりの企業も、桜井よし子氏、林真理子氏、義家弘介氏などもご一緒してる。

 文教科学委員長は水落敏栄氏自民党)・・・安倍内閣の文部科学大臣政務官

 大事な文部科学行政なのに、この構成です。よりによって文教科学委員長を自民党に、その中でも極右の一人にやらせるなんて、民主党政権が何をしようとしているのかが見えてきますね。教育の右傾化はますますすすみ、公教育によって守られていた最後の大きな市場が開放されようとしています。学校のまわりには禿鷹がうようよ。

*****

 橋下大阪府知事ら14人=「地域主権改革」の顧問発令-総務相

 原口一博総務相は30日、橋下徹大阪府知事や河村たかし名古屋市長ら13人の自治体首長と中田宏前横浜市長を「地域主権改革」担当の総務省顧問(非常勤)に充てる人事を発令した。顧問には郵政民営化の見直しなどについて助言する9人を発令済みで、これで計23人となった。

 顧問に就く他の首長は以下の通り。
 上田清司埼玉県知事▽嘉田由紀子滋賀県知事▽釘宮磐大分市長▽達増拓也岩手県知事▽露木順一神奈川県開成町長▽寺島光一郎北海道乙部町長▽中村時広松山市長▽古川康佐賀県知事▽松沢成文神奈川県知事▽山田宏東京都杉並区長▽山本文男福岡県添田町長(2009/10/30-10:01)  (時事通信)

 原口総務相は松下政経塾出身だ。この中で少なくとも中田宏氏、松沢成文氏、山田宏氏が政経塾出身で「つくる会」支持。少なくとも上田清司氏、中村時広氏も「つくる会」支持。おそろしい。
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by lumokurago | 2009-10-31 20:42 | 子ども・教育