暗川  


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カテゴリ:その他裁判関係( 125 )


冤罪と死刑について考えた(鈴木邦男)

 10月10日の死刑廃止の集会の後のデモで鈴木邦男さんを見かけたので、「もしかしたら」と思って、見てみたら、やはり書いていらっしゃいました。
冤罪と死刑について考えた

 保坂と一緒の写真もある。いつから社民党になったんだろう? (うそ。前から知ってるよ)。本物の右翼はこうでなくちゃ!! というより、もはや右翼も左翼もない。人間が人間であろうとすればおのずからこうなるのだ。
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by lumokurago | 2009-10-20 23:45 | その他裁判関係

裁判官の証言 誤判は避けられない!

 「響かせあおう 死刑廃止の声2009 裁判官の証言 誤判は避けられない!」の催しに行ってきました。4時間を超える長丁場、非常に密度の濃い内容でした。多くの報道陣が来ていたので、どこかで詳しく報道してくれることを願っています。私はちょっと余裕がないので、記事を書くつもりはなく、メモも取りませんでした(ちょっと後悔しています。録音すればよかった)。一番印象に残ったことだけ書いておきます。

 ★ 足利事件・菅谷利和さんと佐藤博史弁護士のお話がありました。菅谷さんの取り調べ時の録音テープが佐藤弁護士に渡されましたが、それによって新たに検察側の嘘が明らかになったとのこと。佐藤弁護士がここで初めて公にしました(じきに報道されると思います)。検察側はテープを公開しないようにと言っているとのことですが、佐藤さんは報道陣に今日ここで明らかにしたことを報道し、テープの公開を求めるよう言っていました。足利事件にはマスコミにも大きな責任があるので、反省してその責任を全うするようにとのことでした。

 佐藤弁護士は、菅谷さんが無実であることは検察側は初めからわかっていたと言っていました。

 菅谷さんのDNA鑑定のやり直しと前後して、飯塚事件で久間三千年さんが死刑を執行されてしまいましたが、これが欧米なら、当然死刑執行には待ったがかかった、日本の国家が無実の久間さんを殺したと言っていました。(再審請求が準備されています)。

 ★ 光市母子殺害事件について、長年少年事件に携わってきた元裁判官井垣康弘弁護士は被告の少年には取り調べ段階ですぐに日弁連から子どもの権利を守る弁護士数名を派遣すべきだった、家裁調査官など少年事件に詳しい者を担当につけ、チームを組むべきだった、死刑が予想される場合、そういう取り組みが必要だと言っていました。典型的な少年事件で、家裁から少年院に行かせるべきだったと言っていました。

 井垣弁護士はまた、小学校3年生レベルから成長していない少年が1割はいて、社会から疎外されており、その中に犯罪を犯す者が少なくないこと、こういうことはあまり知られていないが、彼らに保護、教育の手を差し伸べるべきだと言っていました。

 私は昔、養護施設で学習指導ボランティアをしていたので、井垣さんの話が非常によくわかり、身につまされます。彼らは親と一緒に暮らせない(かった)ために、心が落ち着かず、勉強どころでなく小学校3年生レベルなのであり、知的に遅れているわけではありません。生活力もないため、彼らは中学や高校を卒業或いは中退して施設を出されると職を転々とし、帰る家もなく、すぐに生活に困ることになるのです。その中から犯罪を犯す少年が出てしまうのです。彼らに必要なのは刑罰ではなく、保護、教育であることは言うまでもありません。それなのに少年法は改悪されてしまいました。日本は子どもにとって悪い方へ悪い方へと向かう一方です。

 ★ この30年間、凶悪犯罪は減少しているのに、死刑判決は4~5倍に増えているそうです(特に少年による凶悪犯罪は減少している)。国民の中で死刑を存続した方がいいという意見は80%を超えており、死刑執行があると内閣支持率が上がるそうです(なんと恐ろしい国なのでしょうか)。なぜ死刑判決が増えているのかという議論がなされましたが、井垣弁護士は裁判官が世論に敏感になり、最高裁(その後ろの国家権力)の意向を忖度しているのではないか、ポピュリズムの一種ではないかと言っていました。

 私は国民が死刑存続を望むのは、一人一人が真の意味で自分のいのちを大事にすることができていないので、人のいのちの大切さもわからないのだということがひとつあると思います。また、一人一人が真の意味で「幸せ」に生きていないので、心に余裕がなく、人を蹴落としたり、人に対して残酷なことを望むということがあると思います。

 国民一人一人が自分はなぜ本当の意味で「幸せ」でないのかをよくよく考えてみる必要があると思います。と言っても、「よけいなおせっかい」「自分だけが正しいと思っている」と蹴飛ばされると思いますがね。

 ★ 元裁判官だった司法関係者に取ったアンケート結果では、死刑制度の賛否は賛成53名、反対48名、無回答4名、その他1名でした。この催しに招かれた元裁判官は死刑制度に賛成する元裁判官が約半分しかいないことに驚いたと言っていましたが、私は逆に約半分もが賛成していることに驚きました。

 「刑事裁判で誤判は避けられるか」という質問には、避けられない87名、避けられる12名、無回答7名でした。元裁判官は「避けられる」が12名もいるということに驚いたと言っていました。彼は裁判官も人間なので、間違いは絶対にある、誤判は避けられないとしていました。

 最後の方に、元裁判官から日本の裁判を変えるには裁判官全員を取り換えるしかないという意見が出て、招かれていた生田弁護士は「それでもだめ。制度自体を変えなければ」と言っていました。安田好弘弁護士や佐藤博史弁護士らを5年ごとに裁判官にするなど、時々裁判官と弁護士を取り換えるようになればいいという意見も出ました。でもそれは裁判官を統制できなくなるので最高裁がいやがるだろうとのことでした。

 生田さんは国民がもっと裁判に関心を持つことが必要だと言っていました。日本の行政裁判は年間2000件余り、ドイツでは50万件以上、ドイツの人口は日本の三分の2なので、ドイツ並みになるには日本で年間75万件の行政裁判が起こされるようにならなければならないとのことでした。

*****

 もっともっとたくさんたくさんの大切な話がありました。うーん、録音しておけばよかった。本にしてくれるように主催者に頼んでみましょう。

*****

 明日から4、5日間、西の方に行ってきますので更新はできませんが、ご心配なく。
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by lumokurago | 2009-10-10 22:06 | その他裁判関係

花束贈呈となるか、投げつけとなるか?

 今日、東京地裁までいらっしゃった生田弁護士を囲んで、和田中夜スペ裁判の打ち合わせを行いました。生田さん曰く、「これは勝てるよ」。思わず「えーっ!!」と叫んでしまいました。

 その後、細かい打ち合わせの中で、「裁判官は原告も被告も言ってないことを出して逃げるんだよ」と逃げ道を防ぐ方法も教えていただきました。でも何を言っても「違法とまでは言えない(「適法ではない」としか読めませんね)」と逃げる方法があるからなあ。

 まさかまさか! 勝った時のために、岩井伸晃裁判長に花束を用意しておこうと思います。棄却・却下されればその花束を投げつけるというわけです。

 もしももしも! 勝った場合は裁判所アクションの逆バージョンで岩井裁判長をほめたたえるアクションを行いたいですが、このような原告にほめたたえられる裁判長は左遷されてしまうでしょうね。

 勝つとしても負けるとしても、11月24日が勝負なので、行きたかった小笠原に行くのはあきらめて(いったんでかけてしまえば2週間はかかる)、裁判にいのちをかけることにしよう。ついでに「あなたも明日から弁護士になれる」という本も書かなくちゃね。
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by lumokurago | 2009-10-05 22:21 | その他裁判関係

おかしすぎるぞ! 裁判所アクション 報告

 レイバーネットに写真や動画があります。興味のある方はどうぞ。今は上から3番目です。

 せっかくやったアクション、広く知らせようということで、やはりJANJANにも載せてもらいました

 それにノーマさんの講演録はここに載せておくだけではもったいないと思いなおし、昨日投稿しました。杉並在住のジャーナリスト三宅勝久さんの『自衛隊という密室』の書評も昨日投稿しました。三宅さんは杉並区役所の税金の無駄遣いに対して住民監査請求を次々に起こし、去る17日には住民訴訟を提訴しました。(これもJANJANに書ければよかったんだけど・・・。)

 あまりにひどい話に唖然!!!知らぬは国民(区民)ばかりなり。

 三宅さんのブログ記事はこちらです。
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by lumokurago | 2009-09-29 22:15 | その他裁判関係

川柳優秀作品発表

 メールで下の川柳に投票をいただきました。

「裁判官 読まない 聞かない 考えない」
「権力と 財界守る 最低裁」

 当日の優秀作品は以下の通りです。

第8位(7票)・昇進に 不当判決 比例する
        ・護憲より 護身昇進 虚栄心
        ・黒法衣 憲法葬る 喪服かよ

第7位(8票)・都教委の コピペで すます 判決文
        ・憲法を 本当に読んだの 裁判官

第6位(9票)・審理せず 訴訟費用を ぶったくり

第5位(10票)・良心を 捨ててから書く 判決文
         ・裁判員 次ぎにくるのは 総動員

第4位(11票)・裁判官 憲法よりも 空気読み
         
第3位(12票)・権力と 財界守る 最低裁
 
第2位(14票)・裁判官 読まない聞かない 考えない
 
第1位(17票)・裁判官 裁いてやるぞ いつの日か

 この第1位、人権を無視され、憲法をないがしろにされた原告らの恨みが非常によく出ています。私もこれに投票しました! あとの2票は「審理せず 訴訟費用を ぶったくり」(私たちの裁判そのもの)、「裁判官 憲法よりも 空気読み」に投票しました。

 それにしても憲法がこんなに身近に、大切になった今日この頃ですが、10年前(?)には空気(「空気読み」の「空気」とは違う意味です)のような存在だったと思います。

日本国憲法 第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。

 私たちには努力が足りなかったことを痛切に反省します。
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by lumokurago | 2009-09-26 20:47 | その他裁判関係

おかしすぎるぞ!裁判所アクション

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 川柳にシール投票しました。
 1位はだんとつ・・・どれだと思いますか? 一人3票だったのですが、私が投票したものの一つが1位になりました。やっぱり!!!当ててみてください。

 裁判官の個人名(似顔絵付き)を出して糾弾したこのアクション、裁判官にとってはいやなものだったのでは?(希望的観測かな)。川柳と歌がすばらしく、ストレス発散しました。ストレス発散だけじゃ意味ないけど、とりあえず、原告らの健康のために必要なので・・・このひどすぎる状況!

 JANJANに記事を書けばいいんだけど、最近のJANJANにはしらけてるし・・・、気力がなくて・・・。

 ノーマさんの記事もここに載せているだけではもったいないから自民党の選挙広告も消えた今、掲載してもらえばいいんだけど、小林多喜二には違和感があるし。
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by lumokurago | 2009-09-25 21:58 | その他裁判関係

裁判所アクションのちらしと歌

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 9月25日(金)お近くで時間がある方はぜひ東京地裁前においで下さい。 

♪ 裁 判 官 さ ん (サザエさんの替え歌)    ジョニーH

(1) コピペを抱えて法廷へ 判決文
  小声で逃げてく   インチキな裁判官
  みんなが怒ってる 憲法も怒ってる
              ルールルルルルー
              今日もいいかげん

(2) 審理をしようと法廷に 出かけたが
  正義を忘れた     まぬけな裁判官
  みんながあきれてる 憲法もあきれてる
          ルールルルルー
          今日もいいかげん

(3) 証人呼んで尋問    始めたが
  代理人が恫喝     見逃す裁判官
  傍聴人が怒ってる   被告が笑ってる
          ルールルルルー
          今日もいいかげん

(4) 社会科見学裁判所   引率の
  教師の訴え     無視する裁判官
  生徒が泣いている   憲法も泣いている
          どこへ行ったの
          三 権 分 立

(5) 食事もできずに書類読み 法廷へ
  一日5件も      裁く裁判官
  みんなも信じてる 憲法も応援する
               ルールルルルルー
               まじめな裁判官
(6) 事実を並べて慎重に   審理する
  圧力を跳ね返す    公平な裁判官
  みんなが笑ってる 憲法も笑ってる
          ルールルルルー
          今日はいい天気
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by lumokurago | 2009-09-14 22:02 | その他裁判関係

赤シャツの生田弁護士が出ています

最高裁にも裏金疑惑、元高裁判事が指摘
情報開示請求に最高裁はナシのつぶて
    
              小倉文三2009/07/23
最高裁に裏金疑惑

 弁護士の生田暉雄さんとは、7月12日に高知市で開かれた「仙波敏郎・講演会」の会場で会いました。生田弁護士は最近、「高知白バイ事件」の民事裁判の弁護を引き受けたのです。警察相手となると、尻込みする弁護士がほとんどなので、香川県の弁護士に依頼することになったようです。「22年間、大阪高等裁判所などで判事をしていた」ということですが、堅苦しくないお人柄で、すぐ打ち解けて対等に話すことができました。

 私が、「警察も裁判所もムチャクチャですね」と切り出すと、「最高裁にも裏金があったりしますからね」という言葉が返ってきました。「知ってますよ。誰か本に書いてるらしいですね」と言うと、「これですよ」と1冊の本を出してこられました。見ると、『裁判が日本を変える!』(生田暉雄 日本評論社)とありました。著者が、目の前にいたのです。「しかし、このタイトル、インパクトがないですね」と思ったままを言うと、「そうですか? 本屋にこれがいいと言われたもので・・・」と、反権力のわりに、素直でいらっしゃいました。

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 22年間の裁判官経験のある生田暉雄弁護士(筆者撮影)

警察の捜査段階で「高知白バイ事件」裁判は終わっていた!?

 警察から上がって来た刑事訴訟の99.9パーセントが、有罪なのだそうです。これは、裁判で無罪になる確率は1000分の1、ということです。ですから、実際には警察の取調べが刑事裁判の方向を左右していると言えます。「民事不介入」という警察のポリシーがありますが、警察は、分不相応に、刑事事件の判決に介入し過ぎています。「高知白バイ事件」は、その典型的な例で、警察のご都合主義的な主張が3審制のどこにも引っかかることなく、ベルトコンベアーに乗ったかのように流れていきました。

 仮に、警察が身内大切で、無実の片岡さんを犯人に仕立て上げたとしても、裁判所が「おい、ちょっと待て!その話おかしいじゃないか? そんなブレーキ痕なんかつくわけないだろ? バスに乗っていた人たちの証言はいったいどうなってるんだ?」と常識的な審理をしてくれれば、片岡さんは刑務所に行かずにすんだのです。最終的には、(裁判所が白黒をつけてくれるはずだ)と、無実の片岡さんは信じていたのです。しかし、どの裁判所も、そのようには機能しませんでした。

 「高知白バイ事件」は、冤罪事件の氷山の一角で、同様のことは、日本国では日常的に起こってきたし、現に起こっているし、今後も起こっていくものと想像されます。獄中の片岡さんに代って、裁判所に申し上げたい。「人手が足りないなら、1回だけでいいから、まともに審理してください。3審制は理想ですが、書類が移動するだけの形式的な3審制なら、時間とカネの無駄遣いです」、と。

「日本の裁判は、異常です」と生田弁護士

 大阪高等裁判所の判事にまでなっていた生田弁護士は、こう言いました。「日本の裁判は、世界的に見て、異常です。建前は民主主義なのに、官僚裁判官の支配する人権無視の裁判が横行しています。私は、裁判員制度の本当の目的は何かというと、国家権力の恐ろしさを国民に思い知らせることなのではないか、と考えているのです。どうして、刑事事件に市民感覚が必要で、民事事件には市民感覚が必要でないのですか?」

ヒラメ裁判官が大量発生する理由

 2004年10月18日、最高裁長官は新任裁判官の辞令交付式で、「上級審の動向や裁判長の顔色ばかりをうかがうヒラメ裁判官がいるといわれるが、私は少なくともそんな人は全く歓迎していない」と訓示を垂れたそうです。いかにヒラメ裁判官が多いか、を問わず語りに明かしたエピソードだと思います。しかし、生田さんは、裁判官はヒラメにならざるを得ないカラクリになっている、というのです。講演会での生田さんの説明によると、こういうことです。

 「裁判官は、司法試験を通ってなるのですが、報酬月額は、判事補の時代に、12号(225,300円)から1号(430,000円)と上がっていきます。判事になってからは、8号(503,000円)から1号(1,211,000円)と上がっていきます。判事の4号までは、だいたい20年かかりますが、皆同じように上がっていくのです」。

 「しかし、4号から3号に上がるときには、60名中20名しか上がれません。40名は落とされるのです。年間所得で言うと、期末手当5.2ケ月分、都市手当0.12ケ月分があるので、4号地方都市勤務と3号大都市勤務の間には、約400万円の差があります(H18・4・1実施)。さらに、3号にならなければ、裁判長にはなれません。裁判官になったからは、誰しも裁判長になりたいのです。しかし、その当落の基準は、全く示されていないのです。つまり、4号になってから最高裁や行政の顔色を窺っても、もう遅いということです」。

 「裁判官になってから20年というのは、子供が高校生や大学生になっている頃で、地方勤務か大都市勤務かということも家族にとっては切実な問題です。地方勤務だと多くの場合、単身赴任になってしまいます。4号か3号かの違いは、裁判官の家族全員の運命を左右する事柄なのです。3号になれなければ、2号、1号にもなれませんし、1号になれなければ、所長にはなれないのです。中には、65歳の定年まで4号のままの裁判官もいるのです。このように、裁判官がヒラメ裁判官にならざるを得ないような昇給・昇進のカラクリになっているのです」。

最高裁の裏金作りのトリック

 「最高裁は、60名のうち20名しか4号から3号に上げないにもかかわらず、給与のほうは、全員3号として予算配布を受けているのです。だから、400万円の40人分が裏金になるのです。そのような手口で、年に10億、サンフランシスコ条約以来、かれこれ50年そういうことをやっているのでしょうから、500億円にはなっている、と私は試算しています」。

 「もしそれより少なければ、警察と同じように幹部が着服していたということになりますが、最高裁には、仙波さんのような人がいませんから、真相は闇の中です。警察の裏金は400億円くらいですから、最高裁のほうが上ですね。私は、現在、最高裁に情報の開示請求をしていますが、最高裁からは、何の返事もありません。最高裁は、私を無視し続けています」。

 「警察では、情報提供者に捜査協力費を支払ったことにして、ニセ領収書を作成して裏金にしています。検察では、行っていない調査活動を行っているかのように装って、経費を計上して裏金にしています。最高裁では、架空の予算配布を受けて、裏金にしています。いま、この国の警察・司法は、恐ろしいことになっているのです」。

 この記事は7月12日の「仙波敏郎・講演会」で、生田弁護士が話した内容を中心にまとめたものです。正確を期すために、数字などは『裁判が日本を変える!』(生田暉雄、日本評論社)の第5章「裁判官の統制」から引用しました。「最高裁の裏金」についてもその第5章に書かれています。

まとめ

 2年ほど前、大阪から高知に帰郷した娘を駅まで迎えに行ったことがあります。そのとき、車の中で「お父さん、最高裁が裏金作ってるって、知ってる?」と娘が唐突に聞くのです。「知らん。そら、どこの会社でも役所でも、多少は裏金を作っとるやろ」と、私が言うと、「それが、多少じゃないみたいよ。ネタ元は、元大阪高裁判事よ。本に書いてる」と娘が言いました。

 いまにして思えば、娘は帰郷の途中に香川に立ち寄り、生田弁護士の出版記念パーティーに出席し、直接、生田さんから「最高裁の裏金作り」の実態を聞いていたのでした。私は、娘がそのとき見せてくれた出版物の名前も弁護士の名前もすっかり忘れていました。
 
 私にとっては、「高知白バイ事件」の延長線上に、その生田暉雄弁護士が登場したのです。警察の不正を追及しているうちに、芋づる式に、最高裁の不正が出てきたのです。生田さんは、ある雑誌にこう書いたそうです。「日本国民は、犯罪者集団に裁かれているのです」と。すると、親しい法律家たちに、「オマエ、名誉毀損で訴えられるぞ」と注意されたそうです。生田さんは、「それは、私の望むところです。そうしたら、最高裁に証拠を出させて、法廷で戦えばいいのです」と意気軒昂でした。

 しかし、ヒラメ裁判官に最高裁が裁けるものなのでしょうか?

(参考文献)
『裁判が日本を変える!』(生田暉雄、日本評論社)
(小倉文三)
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by lumokurago | 2009-07-23 21:43 | その他裁判関係

「裁判員拒否のすすめ」

 私たちの裁判を支援してくださっている香川県高松市在住の生田暉雄弁護士(元大阪高裁判事)らがお書きになった『裁判員拒否のすすめ』」の書評がJANJANに掲載されました。芹沢昇雄記者の記事です。

『裁判員拒否のすすめ』の感想
裁判員制度の前に改善すべき点が多い日本の裁判システム

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by lumokurago | 2009-07-19 22:01 | その他裁判関係

七尾養護学校「ここから」裁判勝利判決動画

まだここで見られます。
http://news.tbs.co.jp/20090312/newseye/tbs_newseye4082100.html
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by lumokurago | 2009-03-14 23:09 | その他裁判関係