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カテゴリ:転移がんの治療(無治療)( 95 )


報告

そういえば、16日に茅ヶ崎の病院に行ってきました。エコーの結果、PETに映らなかったので消えたと思っていた鎖骨上リンパ節の転移は消えておらず、残っていました(9×8ミリ)。(8月には23×9ミリでした)。やはりPETも完全ではないんですね。

腋の下は15×14×12ミリだった突出して大きかったものが消え(エコーにも映っていない)、その他も小さくなりました。

近藤医師らは腫瘍マーカーは調べない主義なんですが、転移したので、今後のこともあるので、比較のため前回初めて調べたところ、乳がんの腫瘍マーカー4つのうち、全身転移に深いかかわりのある3つのマーカーは正常で、一つだけが多かったです。

村山医師は小さくなったので「よかった。よかった」と喜んでくれ、これから腫瘍マーカーも下がるかもしれないとおっしゃっていました(またそのうち調べようということで、今回は調べませんでした。普通の病院なら考えられないのんきさ! 本当は普通の病院でやっているような頻繁な検査は必要ないのです!!だから信頼できる医師です)。とにかく転移が発見されるまで初期治療から8年もかかったので(本当は5年位で見つけていたのですが様子を見ていた)、ゆっくりがんだからまだまだ大丈夫と励まして下さいました。

それにしても日本の首都の大都会・東京に住んでいながら、がん治療に茅ヶ崎の医師をわざわざ訪ねなければならないのだから、いかに日本の医療がひどいかがわかります。
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by lumokurago | 2009-02-23 21:33 | 転移がんの治療(無治療)

執行猶予

今日、湘南東クリニック(茅ヶ崎)・村山章裕医師のところに行き、10月31日に行ったPETの結果を聞いてきました。腋の下、鎖骨のリンパ節の他に、縦隔、肺門にリンパ節転移があるが、乳がんの転移しやすい、肺、肝臓、骨には今のところ出ていないとのことでした。肺、肝臓に転移する場合はがん細胞が血管に入り込んで転移する「血行転移」だが、今のところ「リンパ節転移」にとどまっているということです。

肺、肝臓に転移がんが写っていないということは、相当期間の執行猶予が出たことを意味します。私の乳がんは1994年に5mmで発見、その後6年も様子を見て手術、腋の下のリンパ節転移を発見したのが術後3年で、それももう5年も様子を見ており、がんを発見してから合計14年も経っています。村山医師は「ゆっくりがん」だとおっしゃり、糖尿病も高血圧も治らないけれど、薬を使いながら抑えていくので、それと同じだとおっしゃいました。使っている薬はいずれ効かなくなるので、どんどん変えていくことになるが、その間に新薬が出てくるということでした。

腋の下のがんは手術することもできるが、他にがんがあれば根治にはならないし、放射線をかけているので手術するとリンパ浮腫になる可能性が高いので、自分は勧めないとおっしゃり(手術の好きな外科医ばかりの中、非常に珍しい外科医です。これが近藤先生が推薦する理由です)、私も異存はないので、今は手術しないことになりました。

それに今飲んでいるホルモン剤の効果を確かめるため、超音波検査をするだろうと思っていたら、私が「少し大きくなったかもしれないけど、そんなに変わっていないと思います」と言ったら、「(前に検査してから)1か月しか経っていないからそんなに変わっていないでしょう」と言って、超音波検査もしませんでした! 検査でもうけようという気持ちがないんです! 珍しいですよ。

「大きくなっていないならホルモン剤が効いているということですか?」と聞いたら、「そうですね」ということで、今の薬を続けることになりました。(3ヶ月分も出してくれてなんと18300円もしました。そんなにお金を持っていませんでしたが、カードで払うことができたのでよかった。まず、3か月はたいした変化がないだろうという診断です)。

それに村山先生は私が検査結果を気にしていると思って、受付に着いたらすぐに呼んでくれました。こんなふうに気を使ってくれる医師は信頼できますね。

今、倉本總さんの「風のガーデン」というドラマをやっていて、昨日もありました。(ほとんどテレビを見ない私ですが、倉本總さんと山田太一さんのドラマは忘れない限り見ます)。これは緒方拳さんの遺作でもあります。すい臓がん末期の医師が主人公なので、自分を重ねてしまいます。

昨日は主人公が荷物の整理などをして、遺言のようなものを書いていたので、床に入って、「私も荷物、片付けなくちゃ。遺言も書いておかなくちゃ」とまじめに考えていました。というのも、私と同じ鎖骨リンパ節転移が出た友だち(若いけど)は半年で亡くなったからです。別の友だちも転移して1年ほどで亡くなりました。

ゆうべ、床の中で、私は自分ががんになったのはあまりにも生きているのが大変だったからだ、納得できると思い(もっと大変な人には本当に傲慢で申し訳ないけど、こういうことは人と比較してもだめで、自分にとってはそれがすべてなのです)、死ぬのは怖いけど、まあこれもよかったかと思っていたところでした。

未だにこんなこと言っています。「罰当たり!」とののしってください。

でも、この結果を聞いたら、みんな喜んでくれるだろうなと思って、そんな友だちを持っていることを心からありがたいと思います。みんなが喜んでくれることが一番うれしいです。

まもなく死ぬと思っていたので、そのつもりでこの間、きままにいい加減に生きていたのですが、今日の結果からあと何年かは生きることになると思うので、生き方を立て直さなければなりません。これが結構大変です。今度は死ぬことではなく、「生きる」ことに覚悟をきめて、できるだけ長生きしようと決意しています。(こっちの方がむずかしい。ってしつこいぞ!)。

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すぐ呼ばれたので、早い時間に終わったため、帰りに江ノ島に寄りました。風が強く、波が荒かったです。
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by lumokurago | 2008-11-21 23:02 | 転移がんの治療(無治療)

誰でもいつかは死ぬということ

昨日、病院に行き、私のがんは治らないということになりました。というのは、腋の下のリンパ節転移以外に、鎖骨上リンパ節にも極小の転移があり(初めて確認)、それが神経に接しているため、切除できないからです。つまり、腋の下だけ切除しても鎖骨上のがんが残るので意味ないってこと。

鎖骨上リンパ節に転移があるということは全身転移(乳がんの場合、骨、肺、肝臓が多い)があることを示唆しています。全身転移があればもちろん治りません。これからの人生設計が必要なので(母の介護など)、今の時点で全身転移があるかどうか確かめるため、PETというがんの精密検査を受けようと思っています。明日、元の担当医である近藤誠医師(慶応大学病院放射線科)のところに行きます。

私はほんとに本気で「長生きしたくない(いつ死んでもいい→早く死にたい)」と思っています。このひどい世界をこれ以上見たくないからです。

でも、いざ、もうすぐ死ぬとなると・・・それに自殺と違って長い間苦しむし、やっぱり怖いです。乳がんの転移で亡くなった友人たちを見てきましたので。(彼女たちもどんなに怖かったことでしょう。私一人ではない)。

がん友の一人(ずっと年上の人)に報告したら、「私より先に死んじゃだめ。あきらめちゃだめ。『治る』という意志があれば長生きするのだから」と言われました。ありがたいです。でも罰あたりな私は「そんなに長く生きたくないんだけど」と思ってしまい、彼女に申し訳ないと思い、「やっぱり生きなきゃ」と自分に言い聞かせています。Nさん、ごめんなさい。ほんとに罰あたりです。

私は今の社会に絶望しています。

でも人の生き死には思い通りにならないので、もう少し生きていなければなりません。それならば毎日を大切に充実させて生きていかなければ。うつ状態でなんていられません。

なので、よかったのかもしれません。平均寿命よりは短い生であっても毎日を充実させれば。

「楽しいこともしなくちゃ」と助言をいただきました。

私は自然が大好きなので、どっか行きたいなあと思います。この美しさを来年は見ることができないかもしれない。

うつ状態の私は「今日、生きているのは奇跡だ」という言葉に救いを求めようとしていました。今日、今、感じる風、これを感じることができるのも奇跡だ。もう二度と感じることができないんだ、と。
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by lumokurago | 2008-10-21 23:46 | 転移がんの治療(無治療)

治療経過(右腋下リンパ節転移)

今日、湘南東部クリニックの村山章裕医師の診察に行ってきました。超音波検査の結果、一番大きかった2.5cmのしこりが1.9cmに縮んでおり、しこりの数も減っていました。ホルモン剤が効いているということなので、ホルモン治療を続けることになりました。

診察の終りに、村山医師は「安心してゆっくり過ごしてくださいね」と言って下さいました。

また、子宮頚がんを放射線+抗がん剤で治療した従妹も、検査の結果、しこりは消え、腫瘍マーカーが正常範囲になり、治癒となりました。

沖縄タイムスに中島梓さんの「ガン病棟のピーターラビット」(すい臓がんの闘病記)の書評が載っていました。約6時間に及ぶ手術を受けたそうですが、もともと5年生存率が1%というたちの悪いすい臓がんに手術はすすめられず、切るのが好きな外科医に悪い治療法を押し付けられてしまったようです。すでに肝臓に転移しているそうなので、手術は体の負担になっただけなので、本当に気の毒です。中島梓さんは記者のインタビューに答えて、「小説もピアノもすべて、好きでやっていること。それを永遠に続けるだけ」とおっしゃっています。

著名な方でもがんとなるとあわててよくない治療を受けている例が少なくありません。医者のいいなりにならず、自分で勉強して納得のいく治療法を選ぶことが大事です。
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by lumokurago | 2008-08-18 21:26 | 転移がんの治療(無治療)

乳がん腋窩リンパ節転移の治療・1

【追記2009.11】「村山章裕」医師を検索するとこの記事がTOPになっているようですが、この後インターネット新聞JANJANに「がんと闘わない生き方」というタイトルでがん治療について連載しましたので、そちらをご覧ください。

 がんと闘わない生き方(11)転移が発見されたが症状はまだない (この記事を元にまとめたものです)。

「がんと闘わない生き方」で連載した記事はJANJAN「特集 がんと生きる」の中に入っています。 

*****

今日、近藤誠医師に紹介された村山章裕医師(湘南東部クリニック)のところに行ってきました。いまだ切りたがる外科医が多い日本で、できるだけ切らずにすむようにしてくれる外科医とのことです。

(ちなみに先日、子宮頸がんの従妹がかかった慶応病院産婦人科教授が新聞に出ていましたが、子宮頸がんの初期は子宮を残す「円錐切除」ができるといいつつ、もっと進んでしまうと子宮摘出の手術となるとあり、同等の成績の放射線治療のことは一言も書いていませんでした。きったねー! 従妹は放射線治療を選びましたが、病室には手術してしまった人が多いとのことでした。近藤さんの「外科は今でもとにかく切りたがるんだよ」は正しかった! みなさま、ご注意ください)。

検索で探す人の参考になるように、初期治療について簡潔に書いておきます。

・2000年4月から術前化学療法(CMF)を4クール行った。4.5×4cmだったがんが2cmに縮んだ。腋の下の転移は「大きいの1つ、小さいの2つ」(by雨宮医師)あったが抗がん剤で手に触れなくなった。

・がんが残っている可能性があるので、もとの大きさでくりぬき手術。腋の下は放射線もあてるので切らなかった。

・がんのタイプはおとなしいタイプで、ホルモン受容体がある(ホルモン剤が効きやすい)タイプ。切ったまわりにがん細胞はなかった(断端陰性という)。

・今回問題になっているリンパ節転移は2003年(5年前)に5mmだったものが去年は2センチ、今年は2.5センチになった。

・もとのがんは1994年に5mmだったものが6年で4.5×4センチになった。

・ホルモン剤(タモキシフェン)は子宮がんのリスクを増やすなどの副作用があるため、飲まなかった。腋の下のリンパを取ると後遺症(リンパ浮腫)が出る可能性があるので、取らなかった。

村山医師は私が以上を説明した後、治療法は2つあると提示されました。

1.リンパ節かくせい(根こそぎ取ってしまう)。
2.腫れているものだけを取る。

私が「ホルモン剤はどうなんでしょう?」と聞いたら、「初期治療で使っていなかったので、その手があります」とのこと。

私「効くとすれば、どのくらいで効き目が出てくるんですか?」
医師「2、3か月」
私「2、3か月待っている間に大きくなって手術ができなくなるということはないのですか?」
医師「大丈夫。手術してからホルモン剤を使っても効果があるかどうかはわからないけど、初めに使えば効果があるかどうか(がんが小さくなるかどうかで)わかるので、それがいいかもしれません」

ということでホルモン剤を飲むことになりました。

すぐに手術だと思っていたので(近藤医師もそう言ったし)、これで時間稼ぎできることになって、まずはよかったです。ホルモン剤が効いて、小さくなったり、大きくならない状態が続けば、その間は手術は延期、いずれ効かなくなってまた大きくなってきた時に手術ということになると思います(あるいは今度は抗がん剤かも)。

診察の後、エコー(超音波)で、調べてもらったところ、腋の下の転移は4つ位、一番大きいので3センチはないとのことでした。命の分け目の鎖骨上リンパ節転移については(これが出てくると全身に転移したことの証拠となる)、触診では触れず、エコーでは2つ映ったけれど、がんかどうかは医師でないとわからないとのことでした。私は初期治療の時から鎖骨の上のリンパ節がエコーに映っていましたが、担当医師二人が「大丈夫」と言っていましたので大丈夫なのでしょう。

というわけで、執行猶予になりましたので、ご心配くださったみなさま、ご安心ください。がんと共存しながら、時間稼ぎを繰り返して長生きしたいと思っています。

緊急入院ということになれば、子猫を預けなければと思っていたので、その必要がなくなっただけでよかったと思いました。

でも村山先生も、私がホルモン剤について質問しなければ手術になっていたのです。これはやはり普通の人は「がんはすぐに切らなければ転移する」とかを信じているので、もともと提案もしないのでしょうね。こちらに知識があるから、提案してくれたのだと思います。「がんはすぐに切らなければ転移する」と信じている人にそうではないと説明するのは大変だし、何かあった時に訴えられたりするかもしれないですものね。
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by lumokurago | 2008-07-07 21:48 | 転移がんの治療(無治療)