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カテゴリ:Dr.Aとの往復メール( 55 )


緩和ケア編 その9

 こんばんは。早速、今朝冷たい水をたくさん飲んだら、1週間ぶりくらいで出ました。すごい効果でした。トイレに行くのが大変、横になっている時間が長く、起きあがって水を飲むのも一仕事なので、ついつい水分不足になっていたのだと思います。 

 微熱の件ですが、あのあと、少し落ち着いて、眠る時間も減っていたのですが、ここ数日、また眠りつづけています。さっき熱をはかったら7度8分で、パジャマもタオルケットもびしょぬれです。自然無手勝流温熱療法か? 触れる首のリンパ節転移が小さくなっています(笑)(注:こういう体表に近いがんはできたり、大きくなったり、小さくなったりしている)。

 明日から始まる放射線治療が終わって、(もしも)一段落するようなら、ホスピスに入ろうかと思っています。ブース記念病院からは「介護者が疲れた場合にも入れる」と言われているのですが、可能ならば東京厚生年金病院を希望しています(まだ連絡していません)。ここは体験入院ができます。2年前に訪ねてから半年に1度は電話をくれているし、主治医が近藤先生だと言ったときも、嫌っている様子はありませんでした。

 というのも、このかん、夕飯の支度や配膳(ベッド上で食べている)のため、おおぜいの人が出入りし、妹が疲れたと思うからです。私は人が来ても大丈夫なのですが、妹は極端に人づきあいが苦手です。

 いま、近藤先生の陰謀で肝転移全体に照射することになり、少し延命するかもしれません。「陰謀」というのはほんとうで、私が自分で決めたことを無視されるのは初めてで、調子が狂ってしまいました。よく考えてみれば、延命して苦しむような場合を除き、彼は患者を延命したいだろうし、確信があってのことだと思うので、逆らうのはやめます。

 もうすぐ死ぬ気になって、夜泊まってくれる人を募集したのですが、少し先のことになりそうです。夜、人が泊まるというのも、妹には負担になるので、ギャラリーのほうにも妹が泊まれるようにして、少し避難できるように考えています。

 郵便事情が悪く、配達に2日かかっているようですね。今度からは早めにご連絡します。よろしくお願いします。(足りない薬があれば近藤先生に頼みます)。 渡辺容子 2.5



こんばんは。
厚生年金病院は患者さんを介して間接的にしか知りません。
良い病院だと思っています。
医者もよさそう。
医者は患者さんには生きていてほしいのです。
近藤先生の気持ちはよくわかります。無意味な延命で
なければ、生きていましょう。簡単には死ねないよ。

妹さんの休養は必要です。
本日はインターネットの接続状況が悪く、疲れました。
中国とスカイプで連絡しながらですが、どうも中国の
インターネット事情が悪いらしいのです。私も病気で根気が
なくなっています。脳の持続力が低下していますね。
競馬は全く駄目。推理力がゼロでした。ビールを飲みます。
網野 2.5



 こんばんは。

 私は薬の効いている時間の合間が痛くなって大変です。1日3回食後に飲むというのは変ですよね。いまは、4回目を夜明けに飲むようにしていますが(アセトアミノフェン)、起きあがるのが億劫で、「このぐらいなら平気だ。寝ていよう」とサボってしまうことが多く、あとで後悔する毎日です。薬と吸いのみを寝ながら飲めるように、枕元に用意すべきですね。

 この数日、(いま行っている放射線治療が効いて)麻薬が多いのか吐気がして食べられないので、麻薬を減らしました。今日はたくさん食べられました。食後、右を下にして寝ているためか、逆流性食道炎が信じられないほどよくなりました。

 スカイプはずいぶん機能が向上したみたいですが、中国との通信はたいへんかもしれません。うまくいきますように。 渡辺容子  2.11



 こんばんは。

 金曜日に近藤先生に麻酔科に紹介してもらい、神経ブロックの件、今日、聞いてきました。医師は女性で40代後半くらい、2年まえに私が麻薬の副作用の吐き気で苦しんでいたときに、デュロテップパッチに替えるという指示をだしてくれ、吐き気から解放してくれた人でした。videopressの撮影も許可してくれたし、ざっくばらんに話せました。同じ意見ではないだろうけど、対等の立場でていねいに説明してくれたと思います。一緒に話した看護師さんもいかにもヴェテランで、感じがよかったです。慶応の麻酔科、ひどく書いちゃって悪かったかなあ・・・。

 結論は右胸の神経痛の責任病巣である胸椎5~2のあたりのがんは、脊髄の神経を巻き込んでいるので、神経ブロックはできないということでした。がんが脊椎の外側にあるならば可能だが、ここにもしやると、麻痺を起すそうです。CTの画像を見せて説明してくれたので、納得できました。

 痛みの対処法としては、神経痛にも麻薬がある程度は効くので、パッチの量を増やす。それとともに吐き気を抑えるステロイドを飲む。(いまちょっとなまえがわかりませんが、一番少ない量のものとのことでした)。レスキューにオキノーム(注:即効性があり飲んで15分すれば効いてくるが。作用が短い)がたくさん余っていると言ったので、オキシコンチン(注:徐放剤といって、長時間少しずつ薬剤が放出され、長く効くが即効性がない)よりいいだろうとのこと。

 NSAIDSはロキソニン1日3回(注:副作用の胃腸障害がでやすいので食後)、アセトアミノフェン(注:胃腸障害がでにくい=食後でなくても飲んでよい)は今まで通り、夜中も含め1~2回。

 ということで、ステロイドを処方してもらいました(院外処方箋を希望したら、そうしてくれました)。

 まえに勝手にだされた神経痛に効くとされている抗けいれん薬などはなまえも口にされませんでした。藪蛇になってもと思い、こちらからは言いませんでした。まえの若い女医さんのときと同じ看護師さんでしたが、考えが変わったのでしょうか。統一した見解はないのでしょうか。少しは自由が認められているのでしょうか?

 全体に気持のよい会話だったので、満足して帰ってきました。  渡辺容子  2.13

 追伸。さきほどのメールの吐き気止めのステロイド(名前不明)は飲んでいるホルモン剤のヒスロンの禁忌なので(薬剤師が医師に聞いた結果です)、中止になり、代替薬はだされなかったそうです。先生のご意見をお願いします(さっきの医師の方針全体に)。

 渡辺容子  2.13



こんばんは。
恐らく硬膜外ブロックができないことを説明されたのでしょう。
そうではなく痛い部分の少し脊髄よりの肋間神経をブロック
できないのかということです。肋骨の下に動静脈、
神経が走っていますが、手探りで注射針を進めていくと
ビーンと神経に当たります。
そこに局所麻酔薬を注射します。難しいけど、当たるも八卦で
やってみるといいかも。今度頼んでみたらどうでしょうか。
鍼でも同じ効果があるでしょう。

(ある患者さんの在宅医をお願いしたところ)
私は左の不全麻痺のため医療手技が下手になったとお断りしました。
頭がかなり悪くなっています。最近では、急に方向音痴になってしまいました。
前は、磁石が頭にあるのだと威張っていたのですが。また、誤嚥が続いています。
明日、影書房のYさんと会うことになっています。この頭ではご期待に添うことは
難しいですが。
網野  2.13



ステロイドとヒスロンは相性が良くないらしいですね。
神経ブロックは先程のメールの通りです。
皮膚から徐々に局所麻酔し、神経に当てます。当たったところで
(ビーンと痛みが走るのでわかります)一気に注射します。効果の時間・期間は
わかりません。何回もしなければならないのなら、鍼のほうがいいかも。
漢方方式ではなく、直に神経に鍼を打ちます。
残念ながら、私はぶきっちょになりましたので、できません。
網野 2.13



 こんばんは。麻薬の副作用・吐気を止めるステロイドが飲めないので、ほかに吐き気止めは何がいいですか? それとも麻薬をそんなに増やさないで、吐気がでないくらいにしておくほうがいいですか? 今日の貼り替えでデュロテップパッチ30mg(オキシ換算)に少しだけ増やしてみました。これなら吐き気はでないと思います。よい吐き気止めがもしあれば、教えてください。

 なぜかわかりませんが、ロキソニンとオキノームが効いて、笑顔でお風呂に入ろうとしたところ、今日はじめて、はっきりとした右の坐骨神経痛がでました。責任病巣に照射したばかりのところだと思います。放射線が効かないのでしょう。今回放射線治療は12月から3回目(3か所目)ですが、はじめた頃より、痛みがひどくなり、足も動かなくなっていて、効いている個所もありますが、全体的には効かなかったと評価せざるを得ません。今後、麻痺もでてくると思うので、ベッド上の生活をなるべく楽しめるよう、考えています。

 神経ブロックは、U町の鍼灸師のやってくれていたことだと思います。近所に神経ブロックのできる鍼灸師はいなさそう。U町の鍼灸院は2階にあり、登るのが困難ですが、なんとかお願いしたいと思っています。重症の場合は、すぐに予約を取ってくれ、落ち着くまでは週1~2回みてくれ、落ち着くと月3回はみてくれます(全国から患者が押し寄せてくるので、予約も患者がとるのではなく、向こうが割り当ててくる)。

 尿の量がここ数日、減っています。便もまた1週間、でていません(どうしてもう外出することを考えて、水も思いきり飲めません)。しかし帰宅してからは以前に比べ、たくさん飲んでいるつもりなのですが、逆に減って、1回200CC位です(いままではその倍量がでていたときもある)。慶応の緩和ケア科で尿の量が減っていないかと聞かれ、そのときは「減っていません」と答え、なぜ尿量を聞かれたのかがわかりません。なぜでしょうか?

 すみません。痛みも移り変わったり、痛いと思えば治まったりするので、長くなってしまいました。よろしくお願いします。

 影書房のYさん、どうでしたか? 長くなってすみません。 渡辺容子  2.14



こんばんは。
吐き気止めもいろいろ使用制限があります。
無難なものは、メジャートランキライザーになりますが、
ノバミンでしょうか。試してみるとよいでしょう。

坐骨神経痛にはブロック注射がよいです。鍼も効きます。
坐骨神経に直接刺します。
近くに往診できる鍼灸師はいませんか。
Yさんは話の合う素敵な人でした。
書けるようでしたら書きたいと思います。
しかし、脳機能低下が問題です。

検索すると、往診専門の鍼灸師もいるようですが、
近場でなくてもいいのじゃないかしら。
とりあえずヒットしたのが、練馬の桜台の鍼灸院
でした。環状八号線が近いので行けそうですがね。
料金は5000円プラス交通費とのことです。
網野 2.14



 こんばんは。先生の医療手技は並はずれているのではないでしょうか。私は若いころの変形性股関節症で鍼灸師をわたりあるいてきましたが、神経ブロックをやっていると思われるのは二人だけです。慶応の緩和ケア科すら、知らなかったし(知っていればそういう可能性があると説明したはずです)。
 
 あのとき、先生が脳梗塞にならなかったら、(私の往診も加わって)過労で死亡していたかもしれません。程度が軽かったからまだ往診に通えるくらいの軽症ですんだのでしょう。でも、最近症状が悪化しているようで心配です。

 放射線治療は金曜日で終了です。待っていたように、厚生年金病院から電話があり、20日から個室(25200円)に入れると言われました。でも慶応に診察には行けないし、ヒスロンはやめなければならないとのこと。

 金曜日、近藤先生にお願いして肺のレントゲンをとり、肺のようすを知って、ヒスロンをやめてもいいかを聞きたいと思います。

 豊島病院のホスピスの評判はいかがですか? 先生に看取っていただけないならせめて近所の病院にはいって、(往診などできないので)変装してお見舞いに来てほしいです。

 最近、痛みについては変動的なので、ホスピスとはいかずとも、家族同然の友人の家に1、2週間泊まり込んで、面倒をみてもらおうかとも思っています。定年退職した大人が3人います。3人とも忙しくないというわけではないのですが、来ていいと言ってくれています。妹のみならず、人の出入りの激しさには私も少し疲れたので。一人ひとりはいい人ばかりで、来てくれてとてもありがたいし、楽しいのですが、全体的には疲れる状態になってしまいました(12月から2ヶ月になる)。 渡辺容子  2.15



こんばんは。
長野にいたころに、鍼治療とペインクリニックの
本を読んで勉強し、患者さんが実験台になってくれたのです。
左手が重要で、皮膚の下の感触を得ることが必要です。
それができないため、現在半人前なんですね。上手くできませんし、
自信がないので、効かないわけです。要するにプラセボ効果も
無いのです。

個室は高いですね。それと、癌治療はすべて中止という
決まりのようですが、支配する法律があるのかな。
融通が利かないようですね。
豊島病院は評判がよろしいようです。

私の体調ですが、睡眠を十分とると大丈夫。
夜8-9時間、昼2時間、場合によっては夕方も
眠ります。まだ、狂ってはいないようですがね。
譫妄にでもなったらどうしましょう。そのまえに、
決着がついていないとね。
網野 2.15
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by lumokurago | 2012-02-16 15:03 | Dr.Aとの往復メール

緩和ケア編 その8

こんばんは。
ふぇみん届きました。
(1月25日号1面に私のインタビュー記事を掲載してくださいました)。
徐々に社会に浸透しているようですね。
今日は、40年ぶりに大学時代の友人に
会いました。それぞれ紆余曲折を経て
老年期に到達しています。後はどういう
死に方をするかですね。  網野 1.31



 こんにちは。近藤先生は放射線がこれから効いてくるから待ってなさいと言って、神経ブロックはあとまわしにしそうです。しょうがないなあ。このあいだもその話をしました。近藤先生ほどの医者でも専門にこだわって、ほんとうに困ります。

 同級生の会、たしか去年もありましたよね。1年はあっというまですね。新築の家ができて、庭に木を植えたら、猫もいるし、やっぱり1年ぐらい生きていたいなあ。

 影書房から 「私の信頼するただ二人の医師
        --近藤誠さんと網野皓之さん」

 という原稿を書くように言われ苦闘中です。

 ロキソニンと副作用止め、ラキソベロンを処方してください。便秘で苦労しています。
 よろしくお願いします。 渡辺容子  2.1



 おはようございます。

 影書房パンフの原稿を書きました。ちょっと読んでみてくださいね。ただし、「ほめすぎ」とおっしゃられても、削除はしません。

 処方箋、よろしくお願いします。右胸の痛みには麻薬は効かず、ロキソニンが効いていたのですが、昨日、病院に行くまえ、まだ痛かったので、やけくそでオキノーム(注:即効性のある麻薬の一種。右胸の痛みのような神経痛には効かないとされている)を飲んだら効きました。なぜでしょう? 近藤先生に聞いたら、「いろいろなことがあるな」とおっしゃっていました。

 腰椎の放射線の照射野を決めたのですが、やはり肝転移の大部分が入っています。照射計画では、偶然入ってしまう部分のみならず、はみでた部分も照射する計画になっていました。私は肝転移は放置すると言ったのに・・・。でもはみでた部分は少しなので、いまから照射計画を変更してやり直してもらうのも大変なので、よしとしました。もう、運を天にまかせるのみです。 渡辺容子  2.2



こんばんは。
神経痛にモルヒネの効果はあまりないというわけですが、
ゼロではないということですね。即効性の場合は効果が
あるのかもしれません。本の間に挟むパンフレットを作るの
でしょうか。重版が決まっているのでしたら、最後の私の肩書に
元をつけて直していただきたいと思います。あるいは単に在宅医としていただくと
正確になります。私の入院でチェックする時間がなかったですからね。
よろしくお願いします。 網野  2.3



 おはようございます。

 オキノームが最後の手段として効く場合があるとわかってよかったです。どこにでも持って歩くことにします。

 説明不足ですみませんでした。あの原稿はビデオプレスの上映会などで売ろうというパンフに載せるもので、映画と一体です。影書房作成です。「後悔しない治療」は径書房です。「本」のほうはいま、編集者が読んでいて、あれでもむずかしすぎると言って、もっとやさしく書きなおしているみたいです。重版することになるかどうかはわかりませんが(残念ですが、そんなに売れないでしょう。4000部も刷ってしまったので)、先生の肩書きのことは伝えておきます。でも、そんなに売れないとしても、あの本をだしてほんとうによかったと思います。たくさんの患者さんや患者さんの家族から相談がありました。無治療という考えを少しは広められたと思います。 渡辺容子  2.3



 こんばんは。。処方箋のお願いがどこかにまぎれこんでしまったようです。今日、市販のロキソニンを買ってみました。

*****

 処方箋をお願いいたします。

 ロキソニン (なるべくたくさん) 
 副作用止め
 オキシコンチン (10mg)
 酸化マグネシウム (たくさん)
 ラキソベロン (5本)

*****

 便秘に悩んでいます。通院の日は途中でトイレに行きたくなったら困るので、下剤の量をおさえ、休みの日は多めに飲んでいるのですが、効き目なし。今夜、たくさん飲んで、明日に賭けよう。(下痢になってしまったときは、コデインを飲んでいます) 渡辺容子  2.4



2月3日
ロキソニン、ガスター、ラキソべロンの処方箋送っています。
先程、空メール送ってしまいました。
現在、パソコン作業中で、こんがらかっています。
机に数台のパソコンが並んでいるため。
ぜひ、3日の処方箋で薬を調達してください。
続けては出せないもので。

便秘には水分の摂取が一番です。
マグネシウムを飲んでも水を飲まなければ
効果が出ません。 網野  2.4



 こんばんは。早速、今朝冷たい水をたくさん飲んだら、1週間ぶりくらいで出ました。すごい効果でした。トイレに行くのが大変、横になっている時間が長く、起きあがって水を飲むのも一仕事なので、ついつい水分不足になっていたのだと思います。 

 微熱の件ですが、あのあと、少し落ち着いて、眠る時間も減っていたのですが、ここ数日、また眠りつづけています。さっき熱をはかったら7度8分で、パジャマもタオルケットもびしょぬれです。自然無手勝流温熱療法か? 触れる首のリンパ節転移が小さくなっています(笑)。

 明日から始まる放射線治療が終わって、(もしも)一段落するようなら、ホスピスに入ろうかと思っています。ブース記念病院からは「介護者が疲れた場合にも入れる」と言われているのですが、可能ならば東京厚生年金病院を希望しています(まだ連絡していません)。ここは体験入院ができます。2年前に訪ねてから半年に1度は電話をくれているし、主治医が近藤先生だと言ったときも、嫌っている様子はありませんでした。

 というのも、このかん、夕飯の支度や配膳(ベッド上で食べている)のため、おおぜいの人が出入りし、妹が疲れたと思うからです。私は人が来ても大丈夫なのですが、妹は極端に人づきあいが苦手です。

 いま、近藤先生の陰謀で肝転移全体に照射することになり、少し延命するかもしれません。「陰謀」というのはほんとうで、私が自分で決めたことを無視されるのは初めてで、調子が狂ってしまいました。よく考えてみれば、延命して苦しむような場合を除き、彼は患者を延命したいだろうし、確信があってのことだと思うので、逆らうのはやめます。

 もうすぐ死ぬ気になって、夜泊まってくれる人を募集したのですが、少し先のことになりそうです。夜、人が泊まるというのも、妹には負担になるので、ギャラリーのほうにも妹が泊まれるようにして、少し避難できるように考えています。

 郵便事情が悪く、配達に2日かかっているようですね。今度からは早めにご連絡します。よろしくお願いします。(足りない薬があれば近藤先生に頼みます)。 渡辺容子  2.5



こんばんは。
厚生年金病院は患者さんを介して間接的にしか知りません。
良い病院だと思っています。医者もよさそう。
医者は患者さんには生きていてほしいのです。
近藤先生の気持ちはよくわかります。無意味な延命で
なければ、生きていましょう。簡単には死ねないよ。
妹さんの休養は必要です。

本日はインターネットの接続状況が悪く、疲れました。
中国とスカイプで連絡しながらですが、どうも中国の
インターネット事情が悪いらしいのです。私も病気で根気が
なくなっています。脳の持続力が低下していますね。
競馬は全く駄目。推理力がゼロでした。ビールを飲みます。
網野  2.5
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by lumokurago | 2012-02-08 08:33 | Dr.Aとの往復メール

緩和ケア編 その7

 こんばんは。昨日で5回目の放射線治療が終了し、今日から6回目が始まりました。こんなに放射線受けている人、いるのでしょうか。長生きしているから骨の治療が必要になるとも言えるので、文句は言えません。
 
 現在、飲んでいる薬はデュロテップMTパッチ2.1mg=オキシコンチン20mg、+経口オキシコンチン10mgで合計30mg/day、とアセトアミノフェン750mgを一日2回。痛みはなんとかやりすごしているのですが、左足が筋力低下で足をひきずり、ほとんど歩けません。痛くて起きあがるのが大変で、トイレもベッド上でしていたせいでしょう。いまは夜以外はトイレに行くようにしています。
 消化管がほんの少しつまっているのではないかという疑問がでてきました。げっぷとおならがひどく(もうずっとまえからですが)、たまに少しだけ食べた物が戻ってきます(少量なのでそのまま飲みこんでしまいます)。金曜日近藤先生に言ってみます。肝転移は2年前に2センチだか3センチだったのが、背骨に照射したときに、偶然一緒に照射されて消えたのですが、その後1年半で6センチになっています。大きくなる速度が非常に速いと思います。一度照射されたのでがんの性質が悪くなったのでしょうか。それでいよいよかという思いがでてきて、死後の手配などをノートに書こうと思っています。

 家の新築ですが、来週から半分取り壊すことになりました。残りの半分に住みつづけ、できあがったら引っ越します。5月にはできあがると思うので、間に合うとは思うのですが、どうしても間に合いたいという強い気持ちはなく、とにかく両親の遺した大量の物の片づけが終わったことで、ほっとしています。やってみて、妹ひとりでは無理だったと実感したので、決心してよかったと心から思っています。

 馬の話がなかなか書けませんが、お待ちください。 渡辺容子  1.17


こんばんは。
多分、左足の麻痺がありますね。
私も中枢性ですが左の麻痺がありますので
なんとなく状態がわかります。
消化管の症状は食道裂孔ヘルニアではないでしょうか。
食道に胃の一部が飛び出しているのです。歳をとると皆なり、
私もすでにそうなっています。
通過障害に加えて胸やけが伴っているようでしたら胃酸を抑える薬が必要
でしょう。逆流性食道炎という病態です。

新居が楽しみですね。
昨年暮れに亡くなった方のご遺族の相談にのっているのですが、遺灰の一部を
人造ダイヤモンドにして、残りを海に流すことになりました。私も海がいいかなと
思っており、遺言書をつくってあります。ダイヤモンドにするには60グラムの遺灰が
必要で1カラットを作るのに100万円くらいかかるようです。遺灰を粉末にするのは、
池袋の葬儀屋が1万5千円で引き受けてくれますし、船の手配もしてくれます。
渡辺さんは故郷の山へ散骨でしたね。唯物論者の私はゴミとして捨ててほしいですが、
無理のようですので、海ということにしました。もちろんダイヤモンドはお断りです。
暮れに亡くなった方は奥様の意向でダイヤモンドということになりました。
現在ビールを飲んでいます。アサヒのスーパードライです。カシスの発泡酒はおいしかったのですが
すぐうりきれになりました。
網野  1.17


 こんばんは。私の左足のことですが、麻痺となると、手術が必要になるのでしょうか・・・。これ以上ひどくならなければ、このくらいは仕方なしとして、手術はしたくありません。脊椎の手術なんて大変そうですから、残りの時間を楽しいことに使いたいと思います。

 今日、付き添ってくれた友人に逆流性食道炎のことを話したら、食べてすぐ横になるとなりやすいと言っていました。私は10月か11月ころから、起きていると痛いので、食べたらすぐに横になっていました。ちょうどそのころにげっぷがでるようになったと思います。おなかがすかず(寝てばかりなので当然ですが)、いつもお腹が張っているのはこのせいですね。秋からだいぶやせてしまいました。「悪液質」かなと思っていました。近藤先生にも相談し、薬を飲むかどうかを決めようと思います。

 遺骨でダイアモンドができるらしいことは新聞の広告で知っていましたが、ほんとうに利用する人がいるのですね。夫さんが大好きなのですね。いいことです。

 葬送の自由をすすめる会のパンフをとりよせたところ、いまはもう、どこに遺骨をまいてもいいそうです。粉にするのも自分(家族)でできるとのことでした。船を仕立てる必要もなく、どの船からまいてもいいが、船長には断っておいたほうがいいだろうとのことでした。
 私は母とまえの猫の遺骨と一緒に、牧場の親戚に粉にしてもらって、まいてもらおうと思っています。(父は父の母親の実家が寺だったため、断り切れず墓をつくりました。木の墓標です)。 渡辺容子  1.18



消化管には麻薬が影響しているかもしれません。逆流性食道炎への
私の対処法は右を下にして横になり胃の内容を腸へ落としていく方法が
効果的でした。げっぷは空気の飲みこみが原因とされているようで、
唾液を飲み込む時に空気も飲み込んでいるのですね。そこで、唾液を
できるだけ口の中にためて嚥下の回数を少なくするとよいかも。
少し離れた酒屋でカシスの発泡酒をみつけました。これから飲みます。
どこにまいてもよいということは、下水道でもよいのでしょうか。少しずつ
トイレに流してもらいたいですね。北欧は公園の芝生に撒いているとききました。
麻痺があっても歩けるなら放置がよいかもしれません。手術は大変そう。
網野  1.18


こんばんは。逆流性食道炎の対策は先生の真似をしてみました。私は左を下にして本を読むくせがあって、右を下にすると痛いので、いつも食後すぐに左をみて寝ていました。いまは右を下にしても痛くなくなり、よかったです。げっぷは、顔面神経麻痺のため、口の右のほうが閉じないので、そこから空気が入っているのかなと思っていました。おならはなんでしょうか? すごいですよ。

 もう長くないと思うので、友人らにそう言うと、「がんばれ」とか「長生きして」とか言う人が多いので、うんざりします。もうすぐ死ぬということを認めてもらいたいですね。先生が「トイレに流してもらいたい」なんておっしゃると、笑ってしまい、うれしくなります。みんなには死ぬことは自然なのであり、悪いこと(!)だという偏見を捨ててもらいたいです。この3月で58歳ですからね。友人の多くには孫がいますし、十分長生きです。
 ビデオプレスの松原さんが、人間は50歳にもなると歯も悪くなるし、悪いところがいろいろとでてくる、もともと50歳までの寿命としてできあがっているのだ、と言っていました。確かに。 渡辺容子  1.19


こんばんは。
げっぷもおならも原因は空気の飲みすぎと言われます。
呑気症というのですね。嚥下の回数が多いのです。
心理的要因が考えられます。とりあえずは唾液の飲み込みを少なくする
のがよいでしょう。子供のころ豆を食べすぎてお腹がパンパンに
なったことがありました。翌日腹痛とおならで大変でした。いろんな原因がありますが、頻度の高いのは
aerophagiaです。
寒いですね。外の猫にはペットボトルにお湯を入れて湯たんぽ代わりに
しています。そのほかほっかいろを段ボールのそこに敷いていますが、
少しは暖かいですかね。
現在、カシスの発泡酒を飲んでいます。
網野  1.19


こんばんは。今日は近藤先生の診察でした。逆流性食道炎のことを言ったら、「ぼくもだよ。あんなの珍しくない」と言われ(やはり老化現象ですね)、薬のことなど言いだせませんでした。私はそろそろ(がんの症状として)食べられなくなってくると言われました。やはり悪液質なのでしょう。疲れてしまったので、詳しくはまた明日書きます。

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  それより、チャー吉、ここ3日くらい来なくて、寒いし、雪まで降って心配していたのですが、今日の午後来て、喜んだら、なんと! 耳にはっきりとした三角の切り込みが入っていました! 去勢した野良猫という証拠です。だれがつけてくれたのか。私のブログを見た人がコメント欄には書きたくないけど、そっと知らせてくれたのか。その人もかわいがっているのでしょうから、うちの猫みたいになって、ずっとうちで寝ているので心配だったことでしょう。これで寒い日に来なくても、その家に行っているだろうことがはっきりしたので、安心しました。(でももともと去年の7月ころ、まだ6ヵ月くらいの子猫だったチャー吉が必死にニャオニャオないてご飯の催促に来たので、その頃はたぶんその家は知らなかったと思います。それにその家で世話をしているとすれば、夏の耳の日光アレルギーとけんかの傷がなかなかなおらず、手当てしているとは思えないので、抱き上げたりはできないのでしょう)。

 チャー吉の去勢済みがはっきりしたので、猫の保護活動をしている獣医さんに捕獲器が必要かどうか聞いたら、ほしいというので、そちらにあげることにしました。 渡辺容子  1.20


 こんばんは。外は寒いでしょうね。こんな日も競馬はあるのですか?

 昨日の続きです。いま問題になっているのは左足の麻痺で、近藤先生の診立てでは、このあいだ照射した第5胸椎よりも下に転移があって、神経を巻き込んでいるとのことでした。放射線治療は1度に2ヶ所しか保険適用できなくなったそうで、坐骨+大腿骨が麻薬で治まっているなら、そこを中止して背骨にかけようかと言われました。大腿骨が折れそうなのだと思い込んでいたのですが、先生はそんなことは言ってないと。麻痺は3週間位同じ程度で続いているので、急激に進むことがなければ、あとまわしにしたいと思っています。来週金曜日まで様子をみます。

 それと肝転移ですが、10月に60ミリだったものがこのあいだのCTで70ミリになっていました。ここに放射線をかけるとすれば22グレイかけられるとのこと。
 ただ、2年前に背骨と一緒に偶然放射線がかかって、画像上消えた肝転移ですが、その後1年半で60ミリになったことを考えると、放射線がかかったせいでがんのタチが悪くなり分裂速度が速くなったと思われます。とすると、また照射して小さくなっても、さらに急に大きくなる可能性もあります。骨転移もこれからどんどん進行すると思われるので、対応が大変になる一方です。肺転移はホルモン剤が効いているらしいです。

 以上を総合的に考えると、肝転移は放置がいいと思われます。これも来週までに考えてくることになっているのですが、私としては放置の方向にいきつつあります。
 
 画像上消えたときの大きさがわからないので、正確に計算することはできないのですが、私が戯れに計算したところ、余命予想は5ヵ月から8、9ヵ月というところでしょうか。(何センチになれば死亡するのかも知らないのに勝手な計算です)。

 先生に看取っていただくのが人生最後の希望なので、夜、うちに泊まってくれる人を募集(お願い)しようと思って、文章を作成中です。1~2ヶ月は必要でしょうか?  渡辺容子  1.21


こんばんは。
猫はくっつきながら寒さをしのいでいます。
当院関連の猫も避妊・去勢を終えた猫には耳にしるしをつけています。そういう
きまりなのでしょう。
今の季節、競馬は千葉の中山、京都、小倉と決まっています。
馬は寒さに強いのかな。今日は2レース当たりました。ついているほうです。
何が面白いのかわかりませんが、賭けは未来予測ですから、時間との関係が
おもしろいのでしょう。毎週レースがあるので、退屈しのぎができます。実は、
平日の賭けは株の取引をしているのです。本を書くのは止めてしまっていますから、
これらで、ずいぶん助かります。本は書き始めてはいるものの、完成には程遠いです。
脊椎に放射線をかけるのはよいかもしれませんね。肝臓はゆっくりでいいのでしょう。
網野  1.21


 こんにちは。雨もやんで寒さも落ちついたようです。さっき、犬を連れたお客さんが来たら、ニイニはピンポンが鳴るとさっと逃げるので犬が入るまえに逃げ切り、お客さんと遊ぼうとしたチビは思わぬ犬の出現に驚いて、天井まで飛び上がりました。しっぽがぶっとくなっていました。さぞかしこわかったのでしょう。お客さんはすぐに帰ったのですが、なかなか部屋に戻ってきませんでした。

 さて、馬の話をします。1980年頃、倉本聡脚本の『北の国から』を放送していました。先生は忙しくてご覧になっていないと思いますので、まず簡単にテーマを。東京住まいの父親と子ども二人(兄と妹)が父親の離婚で、父親の故郷である富良野に戻ります。父親が物質主義、効率主義などを嫌う昔気質の人間で、廃屋で手作りの生活を始めます。水は森の奥から自分で引いてきて、電気は自分で作った風力発電。電気や水が通ったときに、親子で大感動、大喜びします。視聴者は自分の生活を振り返り、今の暮らしでの物の過剰さ、本来の物の大切さを感じさせられます。ま、こんなテーマで進んでいくのですが・・・

 あるとき、真冬の雪道で東京の叔母さんが兄妹を車に載せて運転していて、立ち往生します。すごい吹雪で車が雪に埋まってしまいます。父親らは車をだして探そうとするのですが、雪が深くて車は使えません。馬なら大丈夫かもしれないと、部落で馬を飼っているじいさんが馬をだします。そして埋れている車を発見するのです。文明の利器は自然には勝てず、むかしから飼っている馬が役に立つのです。でも部落で馬を飼っているのもすでにそのじいさんの家だけになっています。

 別の回の話になります。馬を飼っているじいさんの家は貧しくて、これ以上馬を飼いつづけることはできなくなり、売らざるをえなくなってしまいます。部落の者もぎりぎりの暮らしなので助けることもできません。馬を売った晩、じいさんはしこたま飲んで酔っ払い、「あの馬には名まえもつけていなかった。ただ馬と呼んでいた。家族同然だったのに、いまごろは馬肉になっているだろう」と涙します。そして帰り道、じいさんは橋から川に転落して死んでしまうのです。

 馬を飼いつづけられなくなって、一つの時代が終わりました。じいさんもまた、新しい時代などみたくないとでもいうように、古き良き時代の終りを人々に知らせながら、馬と一緒に死んでしまったのです。

 馬を飼い、家族の食べ物は畑で作り、自給自足の暮らしをして、少しの現金収入を得る・・・などという暮らしがいまどきできるはずがありません。

 『北の国から』は人気番組だったので、数年に1度2時間ドラマという形で続編が放映されました。子どもたちの成長を追ったものです。最後の番組はいつだったでしょうか。成長した兄が結婚することになります。彼は結婚にあたって、父親と同じ、自給自足の生活を選びとるのです。

 都会に住むわれわれはとてもそんな生活はできません。しかし、倉本聡はこの現代にあっても、むかしながらの暮らしが最も人間的なのだということを主張していました。私はせつなくせつなく、彼の作品に感情移入してみていただけですが・・・。

*****

 処方のお願いです。

 デュロテップMTパッチ2.1mg  10枚
 オキシコンチン 5mg  何錠まで一度にだせますか? たくさんお願いします。
 酸化マグネシウム  ?mg  1日3回 30日分

*****

 以上です。おっと、去年だしていただいた処方箋の請求書がまったく届いていません。ちゃんと請求してください。どうぞよろしくお願いします。  渡辺容子 1.22


こんばんは。
富良野は石狩川の支流、空知川の源流の辺りにありますね。自然主義の国木田独歩が空知川の畔にてを書いたという。盆地なのでかなり寒いところでしょう。泊まったことはありません。緯度は私の生まれた美唄と同じくらいで、山二つ東という位置関係です。私の祖先はアイヌから土地を奪って開拓したのでしょう。あるいは、アイヌは農耕民族ではなかったから、「勝手にしやがれ」といったかもしれない。
美唄はアイヌ語でピパオイといい、カラス貝の多いところという意味だそうです。昔は石狩川の氾濫が多く、沼地が広がっていたと思います。そこを明治政府の屯田兵が奪って行ったわけです。石炭が取れましたので戦中戦後は炭鉱で栄えました。今は米の産地で、すし飯にちょうどよいとのことです。昔は北海道米はまずくて食えなかったのが、温暖化でちょうどよくなったのですね。高校生のころ、授業が終わると自転車で石狩川へ遊びにいきました。途中の沼は渡り鳥の休憩地になっていて、にぎやかでした。

我が家の馬は私の2,3歳の記憶でぼんやりとしか残っていません。ある時、馬が消えてしまいました。どうしたのかと訊きましたが答えてくれません。病気で死んだとしばらくたって聞きました。今思うと、馬肉にでもなっていたのかもしれませんね。私の動物好きはこのころに形成されたのか。犬も好きでした。飼い犬のしろが死んだ日の朝、「何とかしろよ」と私を訴えるような眼でみました。何もしてやれない自分が情けなく、ただ、がんばれよと言って学校へ行きました。帰ってきたら畑の傍らで死んでかたくなっていました。そこに穴を掘り埋めて墓としました。しばらくたった夕方、その墓へ眼を向けると、突然青白いひかりが飛び出して真っすぐ私に向ってきました。私の周りを一回りして空高く舞っていったのです。宗教を信じない私ですが、その青いひかりはしろの魂のように思っています。私は古典的唯物論者ですが、この事実は否定できません。実際経験したことです。
明日処方箋送ります。代金は私が払っておきます。プレゼントですので気にしないでください。
網野  1.22


 こんばんは。処方箋、今日着きました。ありがとうございます。お金まで払っていただき、なんと言えばいいのか。ほんとは大笑いしてしまいました。先生はもう仕事をやめる方向ですね。HPも閉じてしまったのをみました。だからいいのかな? 赤ひげ先生というあだ名をつけよう。
 赤ひげ先生、もう新患は診ていただけないでしょうか? 乳がんの患者さんのお父さまで、肝臓がん+肺転移で、今日、近藤先生の診察を受け、「自分は手術も抗がん剤もやらない」とじぶんからおっしゃって、近藤先生は喜んで握手なさったそうです。世田谷区代田(井の頭線東松原)なのですが・・・。うちより遠いですかね。まだ症状はまったくありません(胸が痛くて受診し、レントゲンで肺転移がみつかったが、痛みはその後治まった)。私とも、楽しくやりましょうと言って握手しました。娘さんができれば網野先生に診てもらいたいと言っていますので、ちょっと打診です。

 しろのお話、かわいがっていらっしゃったので、魂が戻ってきて、お別れの挨拶をしたのでしょう。私も子どものころは、いろんな動物を飼っていました。うさぎ(台風で小屋が倒れ、逃げてしまった)、(夜店で買ったひよこの大きくなった)ニワトリ(飼いきれなくなり、そのころはまだ近所にあったニワトリを飼育している家に持っていかれてしまいました。親はそこで飼ってくれると言っていましたが、オスだったので食べられてしまったでしょう)、セキセイインコ、手乗り文鳥、犬・・・。猫を飼ったのは児童館の捨て猫が最初なので大人になってからです。

 近藤先生も動物好きだったそうですが、お母さんが動物嫌いで、猫が死んだのを「ネコイラズを食べたネズミを食べたせいだ」とおっしゃったそうですが、いま思えばお母さんがネコイラズを食べさせたとしか考えられないとのことで、恨んでいるそうです。それから飼っていたニワトリをクリスマスに料理されてしまい、それから10年以上、鶏肉が食べられなかったそうです。暇になっていろいろ思い起こすとひどい母親だったとおっしゃっていました。

 私は30代ころ、新得にある共働学舎という障害をもった人と健常者が一緒に暮らしている農場に通っていました。自閉症の子供を連れて行っていました。北海道の大自然もすばらしかったし、学舎のみんながやさしかったです。

 今日から家半分を壊し始めました。チビはまったく動じないのですが、兄ちゃんが家の様子がおかしいので、ノイローゼ状態・・・とまではいきませんが、いま外にだしたら、家がわからなくなって帰れなくなると思うので、用心に用心を重ねています。職人さんがでいりするので、ケイジに閉じ込めていますが、エサをいれたすきにニイニがでてしまい、結局私のベッドにもぐりこんで抱かれていました。チビはへっちゃらです。いつでも女はたくましいのか。

 渡辺容子  1.25


 こんばんは。
兄ちゃんの血統は極端に臆病です。
ちびの方は大胆ですね。同じ動物でも性格
が違いますね。新居で飼うことを想像すると
楽しくなるでしょう。
新得は母の父親たちが、兵庫県から夜逃げしてきた
熊牛という変な名前の土地に近いです。帯広に近い
のですね。冬は寒かったでしょう。
北海道の寒さは尋常ではありません。よく暮らしていたものだと
感心します。冬山でテントに寝たことがあるのですが寒くてきつかったのを
覚えています。北海道の冬山は低山でも厳しいです。

本題に入れずにビールを飲みつつ考えているのです。代田は環七沿いですので
行けないことはないのですが、女房が許可してくれるかしら。反対されそうです。
世田谷は在宅医療が進んだところで、開業医の結束が固く、近くにもよいドクターが
いると思います。医師会に相談すると紹介してくれるでしょう。
外来診療もしているでしょうから、試みに受診し、相性を確認するとよいと思います。
どうしても見つけられない時、私が車の運転ができる状態でしたらうかがえるかも。
先のことはわかりませんけどね。
網野 1.25
 
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by lumokurago | 2012-01-26 17:16 | Dr.Aとの往復メール

糖尿病をめぐって

 ★ Dr.Aに知人が夫の糖尿病について質問しました。飲んでいる薬をつづけていいのかどうかという質問でした。私が事前に知人を紹介して、お願いしたところ、「糖尿病はスタンダードの治療法が決まっていると思っています。病院や医者で差が生じることはなさそうです」というメールをいただきました。知人から詳しく質問し、丁寧な回答をいただきました。これはその後の私とのやりとりです。

*****  

 知人の夫の場合、血糖値が上がったときに(早期に)食事療法なり、運動療法なりをし、薬が必要となれば薬を飲んだほうがよかったのですか? そうすれば今の事態は避けられた可能性があるのでしょうか?

 身近な糖尿病の人には(まえにも書きましたが)、85歳になってもものすごく元気な人と50代で亡くなった人がいるのですが、その分かれ目は「運」だけなのでしょうか? それともその人の糖尿病の性質のせいなのか、適切な治療を受けたかどうかなのか、本人の養生のせいなのか?

 糖尿病の場合、QOLのために健診は必要と思われますか?

 渡辺容子  1.14


こんにちは。
自覚症状の出現する前に発見すべきかどうかですが、難しい質問です。
国民全員あるいは全人類が検診を受けるべきかどうかということになりますね。
糖尿病がたくさん発見されるでしょうが、意味があるかどうか。やはり、死亡率の有意差で検証するしかありません。長寿がよろしければですけど。
糖尿病の素因のある人は定期的に検査を受けておくと早期発見による早期治療で長生きできるかもしれません。長寿を望まない人は放置で放蕩ということになりますが、悪化したときに後悔する人が少なくないわけです。そこで、検診を普及せよとなる。

しかし、人間の社会はランダムですから、いろんな人がいるわけですね。早死にも仕方がない、ランダムでよし、自由でよし、と考えるのが我々ということになりますか。窮屈な社会はいやですからね。
つまるところ価値観の違いということでしょうか。現状は糖尿病の治療法が進んで、皆助かっていますから、今後は糖尿病の遺伝子が増えていくことになり、一層糖尿病が増えていくことになります。最後は遺伝子狩りになりそうですね。そして、遺伝子治療と。諦めが肝心というけれど難しいようですね。いろんなケースがありますから、これがよいあれはだめなどとは言えませんね。お知り合いのケースも仕方ありません。誰が言ったか忘れましたが、唯物論者は偶然性を尊ぶ。
誰も言っていませんかね。網野だったかな。
網野  1.14


 こんにちは。ご返事ありがとうございます。お医者さんとも思えない意見ですが(いまさら驚きません)、なるほど。普通の人は「長寿を望まない人」の存在が信じられないかもしれませんが、知人の夫はおそらくその一人なのかも、と思いました。放置して放蕩していたのですものね。まだ1回しか会ったことがありませんが、ゆっくり話してみたいという気になりました。彼女が選んだ人なのできっと常識の枠にはまらない、おもしろい人なのでしょう。
 そうですか。糖尿病の治療は進歩して助かるようになったのですか。でもそのために糖尿病の遺伝子が増えるとはね。皮肉なものです。人間の思う通りにはいきません。
 「唯物論者は偶然を尊ぶ」・・・、私は唯物論者ではありませんが、人生、偶然があるからこそおもしろいのだとと思います。私なんか、乳がんにならなかったら、定年前に仕事を辞めることもなく、この7年間のおもしろかったこともなく、先生のことも知らず・・・別なおもしろいことはあったかもしれませんが、偶然入り込んだこの道がおもしろかったと思えることが幸せだと思っています。

 知人(12月23日の映画の試写会で「2日まえにがんと知らされた」と発言した若い女性)の場合は41歳で死ぬことを覚悟し、「やりたいことはすべてやった」と思えたのもすごいですが、また生きつづけることになって(その後検査で、がんではないとわかった)、自覚的に新しくやりたいことを始めることができるのは、誤診のおかげとも言え・・・、人生、何があるか分かりませんね。もうずっと興味をもっていた俳句を始めたそうです。行動力があります。

 人間、生きてきたように死ぬとよく言いますが、死ぬまで何が起こるかわからないとも言えますね。私もまだまだ何か起こるでしょうか。再び子猫を飼ったこともそうですし、おもしろいことをつかまえなくちゃ。

 渡辺容子  1.15
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by lumokurago | 2012-01-16 16:49 | Dr.Aとの往復メール

緩和ケア編 その6

Good morning, Doc.
I've finally received Palliative Medicine from U.S.
I was surprised to see that it was very thick and heavy. It's full of strange words. At first I've begun to read it without my dictionary but I found that it was so brave to understand the contents that I decided to use my dictionary carefully.

 先生、おはようございます。とうとう「緩和医療」の本がアメリカから届きました。すごく分厚くて重いので驚きました。見知らぬ単語がいっぱいです。はじめに、辞書なしで読もうとしたのですが、それでは内容を理解するのには勇敢すぎるので、丁寧に辞書を引くことにしました。

I've never thought that I would know the words such as pathology, nocicepter or analgesia, etc. in my whole life. To study these words is very interesting ! Yes it is !

 一生のうちに、「病理学」、「侵害受容体」、「無痛覚」などという単語を知るようになるとはまったく思っていませんでした。これらの単語を勉強することはとてもおもしろいです。ほんとですよ。

By the way I feel fine now because of my reliable Doc's saying that it' good to sleep well. I think it must be the famous placebo effect.

 ところで、私は信頼するお医者さんの「眠ることはいいことだ」という言葉のおかげで、いまはとても元気です。有名なプラセボ効果(薬ではなくうどん粉でも30%は効くことをプラセボ効果という)に違いないと思います。

I had the Hari therapy yesterday but it didn't work. The therapist wasn't the ordinary one for whom I invited only the three times. I think he doesn't fit me. I took Loxonin this morning and my pain has gone.

 昨日、鍼治療を受けましたが、効きませんでした。その鍼師はいつもの人ではなく、まだ3回目です。彼は私には合わないのでしょう。今朝、ロキソニンを飲んで、痛みは消えました。

Those cats are very happy, I think. It is hard for Kiki to recognize her brother by the photo. If she meets her brother, can she recognize him? Maybe she has forgotten him.
I am sorry for that. If she will be able to recognize her brother she will be able to be a show business cat!

 先生のところの猫たちはとても幸せですね。キキが写真で兄ちゃん(弟)をわかることはむずかしいですね。もし彼女が兄弟に会えば、わかるでしょうか? たぶん彼女は彼を忘れてしまったと思います。残念です。もし彼女が兄弟をわかれば、彼女はショウビジネス猫になれますね。

YOKO WATANABE 1.9


 こんにちは。
 急に英語のメールが届いたのでびっくりしました。
今日は朝から競馬が当たらず滅入っていたところで、
頭の体操をさせられ気分が転換されました。
ありがとうございました。

 palliative medicineは専門語を除くとわかりやすいでしょう。
私の頭でも理解できましたので紹介してしまいました。痛みと
薬の関係については理由は書いてありませんが、neuropathyには
モルヒネはあまり効かないことになっていたはずです。

 鍼は恐らく神経に当たらないと効かないのではないかと思っています。
私も病前は鍼治療を行いました。神経痛にはその神経を狙って打ち
ました。今は、左手の感覚が低下していますので、できないと思います。
下手すると、変な方向に鍼先が向かってしまいそうです。
 渡辺さんに今必要なことは、炎症の原因の究明ですね。細菌感染でないの
なら、ステロイドが効くと思います。近藤先生に相談してみてください。

 修理に出していた古本が完成したと連絡が入りました。私の生まれた年に
東京で印刷されたドイツ語の資本論で神田で偶然見つけたのです。
もちろん読めませんが本棚に飾っておこうと考えています。今、資本論の
元本はオックスフォード図書館?にあり、インターネットで公開されています。
だれでも自由に本にしてよいことになっています。アマゾンに注文したら、
コピー本がアメリカから送られてきました。訳本を少しかじっていましたので、
部分的に読めるところがありました。これは、「お宅の世界」というものでしょう。
歳をとって昔を懐かしむという状況になってきましたかね。
網野 1.9


 こんばんは。私の英語は間違いがあると思いますが、通じると思います。外国人には「英語がうまい」と言われているので(もちろん向こうが想像をたくましくして、間違いをもわかってくれるということだと思いますが)。日常会話は中学英語で十分ですね。わからない単語は聞けばいいし。しばらくの間遠ざかると話せなく(読めなく)なりますが、少しがまんしてつづけていると、急に話せる(読める)ようになるので不思議です。palliative medicineをしばらくのあいだ勉強します。辞書を引いても載っていないものはおもに薬のなまえですかね。ネットで探すと載っているかもしれませんね。ま、そこまで詳しく調べなくてもいいかもしれません。暇にまかせてやってみます。

 微熱がつづくことを近藤先生に言いましたが、いまぐらいの線量の放射線で炎症がおこることはないとのことでした。ようすをみようとのことでした。入院していたときにもつづいていたので、そのうち治ると思います。兄ちゃんを抱いて眠るのは快適ですし。

 その鍼灸師は神経に打っているのではないと思います。私が痛がるところに鍼を打ち、お灸をしていました。あと、いわゆる「つぼ」ですかね。Kさんの鍼灸師も紹介してもらったのですが、すごく高いので躊躇しています。

 先生と同年の資本論ですか。戦後すぐの出版ですね。戦争が終わって共産党も活気づいた、レッドパージまえのものですね? いま、高橋和巳の『邪宗門』を読み返しています。お読みになっていますか? ひのもと救霊会という架空の新興宗教が一時100万の信徒を誇っていたが、戦前は不敬罪、治安維持法違反で弾圧され、戦後は武装蜂起して鎮圧され、最後は中心人物が食事を絶って餓死するというあらすじです。大部で上下2巻あり、それだけでも読むのが大変だし、弾圧と戦争について書いてあるので悲惨です。が、ときどき人間の(かなうはずもない)理想が描かれているので、そこは魅力があります。マルクスの魅力はなんですか?

 渡辺容子 1.10


 こんばんは。
日、月の競馬は結局負けてしまいました。ギャンブルが
そんなにうまくいくはずがありません。
渡辺さんの英語は大したものです。わかりやすく上手です。
炎症の件ですが、様子を観るという考えに賛成です。
あわてることはない訳ですから。鍼治療の効果については
わからないことが多いですね。ツボというが現実にあるのかどうか。
顕微鏡でツボの部分を観てもわからないという結論ですね。経絡というのも疑問です。
このような結果から私は神経の相互作用かと考えていました。
また、神経ブロックの代わりに鍼を打っても効果はありました。
一つの考え方として鍼によってモルヒネ様物質が体内で産生されるという
説明がされますね。

高橋和己で読んだのは憂鬱なる党派だったかしら。暗いけど、主人公の生き方は共感できるものがありました。マルクスの好きなところは、アナーキストとしては矛盾するのですが、社会の分析が素晴らしく、鋭く、いつも感心させられてしまうことでしょうか。認識論的切断も言い出しっぺはマルクスでフランス哲学に伝えられたということのようですし。
資本論DAS KAPITALは書棚に飾っておきましょう。老後の楽しみに読もうかと思ったけど、何せ競馬などやることが他にありますから中断、やめときました。たまに眺めるだけで満足です。それに、アメリカから原著のコピーが届いているわけですし。向坂逸郎の訳本もありますので十分です。
これからビールもどきを飲みます。サントリーのred romanceという新製品でカシスの果汁が少し入っていておいしい。セブンイレブンに売ってました。

最後に言い訳。競馬がなぜ好きなのかですが、幼児のころ、家に競馬を引退した種馬がいたのです。家族同然に家の中で暮らしていました。私は怖かったけど祖母は頬ずりして可愛がっていました。祖母は競馬好きで、日曜日は札幌の競馬場に連れていかれました。餓鬼の頃から競馬との関係ができていたという話です。
amino 1.10


 こんばんは。今日も本題からはずれたメールです。
 去年の暮、チビちゃんがまだ6ヵ月半なのに、さかりがついて、昼も夜も大声で「ナオナオアオアオ」とよばって、家中を行ったり来たり。兄ちゃんは去勢していますから、まったく、なんの反応も示さず、100%無視。そのうえ、一緒に寝ているチャー吉までが兄ちゃんと同様100%無視でした。これはなぜか? もしかしたらだれかが去勢したのか? おしりをよくみようとしても、野良猫なのでチャンスを与えてくれません。このへんでは去勢した野良猫は耳をカットして印にするのですが、それもないし。いったいなぜ反応しないのか? チャー吉が(まだ若いと思う。2歳~3歳)チビはまだチビだと思って相手にしないとしても、あれだけよばっているのだから、おしりのにおいぐらいかいでも不思議はないですよね。

 不思議は残したまま、いまの私の状況からも子猫を育てるのは無理と、チビの避妊手術を行うことにして、昨日帰宅しました。お医者さんではおとなしかったそうです。今日はまたニイニと一緒にあばれまくっています。

 そして、今日、ニイニがパソコンのキーボードのうえにあがり(いつものことなのですが)、なんと、ディスプレイがさかさまになってしまいました。再起動しても直らず、解説書にもでておらず、ネットで調べようとしても、マウスの動きが正反対なので、とても無理。そこで製造元に電話して聞いて、やっと直りました。3つのキーを同時に押したということです。直ってほっとしました。

 チャー吉はなぞですが、いまのところこのままでいいかも。捕獲器はだれかに頼んで送ってもらいます。

 骨の痛みですが、今度は神経痛ではなく骨の腫瘍そのもののせいとわかり、麻薬が効くかも知れないと思って、パッチに戻したところ、痛みは止まりました。結局、いま痛いのは、寝がえりを打つときの肋間神経痛のみになりました。And it's getting better and better. (だんだんよくなっています)。
 
 Dr.Kondo says I am taking the medicine from this one to that one as if they are the candies.  I am only trying to find that which medicine will be effective.

 近藤先生は、私が薬を飴玉のようにとっかえひっかえ飲んでいると言います。私はただどの薬が効くか試しているのです。

ではまたあした、か あさって、馬の話題をメールします。 渡辺容子  1.12
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by lumokurago | 2012-01-14 10:57 | Dr.Aとの往復メール

緩和治療編 その5

 こんばんは。今日で放射線治療は4回目でした。痛いところがどんどん戻って、いまは両足の坐骨神経痛になっています。胸の痛みはほぼ消失しました。技師さんに話したら喜んでくれました。
 猫、2匹が一緒に寝ているので、いまだに夏の布団のままで暑いくらいです。猫アンカは強力です。兄ちゃんはおとなしく布団に入っているのでいいのですが、チビは布団に入るとおおあばれ、足の指にかみついたり、シーツをひっかいたりするので、なかには入れません。布団の上に乗っているので、重いこと重いこと。いまは、ソファの上で寝ています。一眠りしてからおおあばれします。(後略)。 渡辺容子 2011.12.19


 こんばんは。
放射線療法が奏効してよかったですね。
痛みがないのが一番でしょう。薬のよいのが
無いというのが困りますが。
猫あんかはうらやましいです。猫の写真ありがとう
ございました。仲が好さそう。 網野  12.19


 こんにちは。昨日はおいでいただきまたカンパもいただいたそうで、ほんとうにありがとうございます。患者さんは大丈夫ですか?
 おおぜいのお客さんがみえて驚きました。俳優でなく、患者本人を取材したがんのドキュメンタリー映画ははじめてかもしれません。普通はでたがりませんものね。私は目立ちたがり屋なのでよかったです。「無治療」を少しでも広められればうれしいです。(中略)
 上映後の発言ではがん患者さんが多かったです。日刊ゲンダイで宣伝してくれたので、それを見て来た人のようでした。免疫療法に賭けているという人とか、けっこう的外れな人もいました。3代療法を否定するとどうしてもそっちのほうにいきがちですね。時間もないので黙っていましたが。
 アンケートに書いてくれた人がとても多く、ほめすぎでした。やっぱり、こういう映画は珍しいということでしょうか。 渡辺容子  12.24


こんばんは。
昨日はゆっくりお話したかったのですが、
患者さんの急変で戻ってしまい、失礼
しました。東京へ帰ってからの最初の患者さんで
16年間在宅で診てきた96歳の方でした。
穏やかに逝き、安堵しています。
試写会盛会でよかったですね。癌の患者さんの発言する機会
にもなって。各地で上映会が行われるとよいと思います。
網野  12.24


 (この後、何通か省略)


 今年もよろしくお願いします。元日からのメール、すみません。
 デュロテップパッチを貼り替え忘れることがつづきました。半減期が17時間と長いせいか、忘れてもいまのところ何の影響もありませんでした。また、昼間から眠ってしまうので、量が多いのではないかと思います。オキシコンチン換算20mg/dayも貼っていましたが、もとが5mg/dayだったので、オキシコンチンに戻してもすでに吐き気の副作用はなくなっているのではないかと思い、昨夜からオキシコンチン5mg/12時間にしてみました。いまのところ、何事もありません。
 基本的な質問なのですが、これだとオキシコンチン10mg/dayとなるのですか? いまの量としてはこのぐらいでどうでしょう? いま、痛いのは寝がえりを打つとき、右の背中のみとなり、坐骨神経痛が復活して右の坐骨~太もものあたりが痛いです。これは胸椎の転移とは関係ありませんよね? 腰椎になりますか? (後略)。 渡辺容子 2012.1.1


あけましたね。めでたくもあり、めでたくもなし、という感想です。
本日、日帰りで札幌に行ってきました。大正生まれは元気でした。
こりゃ100歳までいくかな。やばいなと。そのほか池袋で診ていた
患者さん(札幌出身で故郷へ帰った)の無事を確認し大急ぎで戻ってきた次第です。
疲れました。
オキシコンチンですが10mgで副作用が出ないのでしたら、それで
よいと思います。神経痛にはあまり効果がないのですから、それ以上に
増やす必要もありませんしね。(中略)
本年、お互いに生きていたら、出版などもう少し頑張ってみましょう。
私の場合、競馬が当たるとなおよいのですが。
網野  2012.1.1


 こんばんは。昨日は札幌日帰り、お疲れさまでした。お父様と患者さんがお元気でよかったですね。息子に先立たれる可能性があるとしても、お元気なのはよいことです。
 チャー吉も完全にうちの猫の仲間入りしました。2匹をださないように窓をあけてすきまからチャー吉を入れるのが大変です。夜中に何度も出たり入ったりするのは妹が窓の開け閉めをしています。近藤先生は自分のことを「犬の奴隷」だとおっしゃっていましたが、妹は「猫の奴隷」か! 新築の家にはリモコン操作の猫窓をつける予定です。もう1匹エサを食べにくる猫がいますが、なかには入ってきません(よそでももらっていると思われるので心配していません)。
 今日は午後中眠っていました。どうもパッチよりオキシコンチンのほうが、副作用が強いようです。便秘もです。また5mg/dayに戻していいですか? 増量が必要な場合はまたパッチに替えればよいと思います。放射線治療に入るまえ、近藤先生が麻薬の量が少ないから効かないんじゃないかと言ったので、量を増やしましたが、結局のところ、神経痛なので効かなかったということですね。(後略) 渡辺容子  1.2


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こんばんは。
猫たちの写真ありがとうございました。
チャー吉が一家の主のようですね。
まとまっていてよかった。
暖かい雰囲気がいいですね。
モルヒネの量はよく理解している人は
自分で決めてよいのです。副作用が
不快な場合は当然減らしてよいのです。
モルヒネの効かない痛みですしね。
モルヒネが効かない場合に、量が増えていく
のが問題です。なぜ効かないのか考えるべき
なのですが。(中略)
チャー吉一家の写真を拡大して、当家のお姫様猫(キキと名付けられました)に
見せましょう。何か反応があるかな。
網野 1.2


c0006568_20252821.jpg

c0006568_20254440.jpg
 こんばんは。今日は10回目の放射線治療でした。疲れて行きたくなかったです。
がんから睡眠誘導物資がでているのか、はたまた寝子から眠り光線でもでているのか、オキシコンチンを5mgに減らしたのに、昨日も今日も眠りっぱなしでした。だいぶ前から暑かったのですが、体温を計ってみたら7度3分でした。2年前入院していたときも、ずっとそのくらいの微熱がつづいていました。でもそのときはこんなに眠くなかったのですが。
キキ姫はきょうだいのことがわかったかな? 兄ちゃんににておっとり姫ですか? 兄ちゃんはおとなしいのでアンカにぴったり。布団のなかであったかく眠りこけています。眠り光線をだしながら。 渡辺容子 1.4


こんばんは。
辛そうですね。
恐らく睡眠を取らないともたない状態なのだと思います。
眠るのがよいです。放射線による炎症が原因として考えられると
思います。ステロイドを少し出してもらうとよいかもしれません。
私は、病後一年半ですが、よく眠ります。夜約9時間、昼2時間、
夕1時間。一日の半分は睡眠ですね。眠らないともたないです。
きき姫は写真にわずか関心を示しましたが、すぐに単なる物体という
認識のようで、自分モードにもどっていました。当院関連の7匹の猫は
寒さに耐えなんとか越冬できる見込みです。
網野  1.4
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by lumokurago | 2012-01-04 20:24 | Dr.Aとの往復メール

緩和ケア編 その4

 こんにちは。緩和ケアについて書いてみました。簡単なことしか書いてありませんが、注意の喚起にはなるでしょうか。お読みになってみてください。網野先生をだすなとおっしゃってもダメですよ。

緩和ケアも「標準治療」でなく自分で決めよう

渡辺:長くなって悪いんだけど、最後に緩和ケアの話もさせてね。『後悔しない治療』に書いたけど、最初、私は骨転移の痛みを取るために慶応病院のペインクリニックにかかったのね。そこで麻薬をはじめいろいろな薬をだされたんだけど、医者が「自分で勝手に薬を増やしたり減らしたりしないように」と厳命していたの。麻薬だからさ、さすがの私も「そうか」と思って神妙になっていたわけ。麻薬とのつきあいに慣れるまえに、ちょうど年末年始の病院の休みにかかったときに、吐き気などの副作用もでて、痛みも限界で、大変な思いをしたの。慶応病院の救急に電話して、担当でない麻酔科の医者のアドバイスをもらって対処したんだけど、年明けに外来に行ったら、年末年始だったから仕方がなかったけれど、勝手に増減しないように、とまた言われた。

 そのあと、入院して放射線治療に突入したんだけど、麻薬とNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)以外に訳のわからない薬(抗けいれん薬など)を増やされたんだ。医者とバトルするのも面倒だから言いなりになって飲んでいたんだけど、あとで近藤先生と網野先生二人に「こんなにたくさん薬がでているのはおかしい」「自分で調節するように」と言われたの。痛みの治療を引き継いだ網野先生には麻薬も飲み方や分量は自分で決めるように言われたから、驚き。あんなにうるさく言ってたペインクリニックはなんだったの、という感じ。それで徐々にやめてみたら、その頃替えたホルモン剤が効きだしたこともあるけど、結局痛み止めの薬は全部いらなくなった。

黒木:へえ、薬の使い方ってお医者さんによってぜんぜん違うんだね。

渡辺:そうなのよ。これも目からうろこでしょう。麻薬と聞くと特別な薬だと思っちゃうけど、やっぱり自分で決めていいんだってさ。緩和ケアも最近注目されるようになってきたけど、ほかの医療同様、問題多いみたいなんだよね。

黒木:問題って?

渡辺:緩和ケアを受けるのはターミナル(終末期)の人がほとんどでしょう。その頃になると具合もだいぶ悪くなっているだろうし、じきに亡くなってしまうわけだから、患者からの声が上がりにくいということもあって、実態がどうなっているのか、医療関係者以外にはわかりにくいと思う。

 これは一つの例だけど、このあいだ転移性乳がんのA子さんから話を聞く機会があったの。彼女の痛みは神経因性疼痛という難治性の痛みなんだけど、診断もむずかしいし、結局のところ、それを治す薬はないということなの。乳がんでかかっていた病院の麻酔科(ペインクリニック)の医者は「患部との関連は考えにくい」と診断し、彼女は痛みに苦しみつづけたそうなの。

 そのあと、別の緩和ケア医が「鎮痛補助薬」を処方したんだけど、頭がもうろうとして眠くなるばかり、思考力は極度に落ちて記憶も混乱し、無気力、倦怠感が強くなって大変だったんだって。それらの症状はその薬の副作用だったんだけど、そのときはがんのせいだと思っていたんだって。つまり医者は副作用がでたことに気づかなかったというわけ。それどころか薬を止めたいと言う彼女に「止めると痛くなりますよ」と言って脅したんだって。

 彼女はその後、医者とバトルしてそれらの薬を全部止めて、やっと普通の生活に戻れたの。彼女には薬を止めるまえと後で、副作用を「使用前/使用後」のようにはっきり体感したから、副作用のこわさがよくわかるって言ってたわ。残り少ない「普通の生活」を薬のためにだいなしにされたと怒っていた。

黒木:薬の副作用ってそんなにひどいのね。

渡辺:うん。彼女だから医者とバトルして止めたけど、普通は死ぬまで同じ薬を飲まされつづけるんだよね。副作用はがんの症状だと誤解させられてさ。

黒木:こわいねえ。

渡辺:話はちょっとそれるけど、高齢者にぼけの症状がでたら、まず薬の副作用を疑えという本も読んだよ。薬をやめてみると元に戻る人も多いそうよ。結局、日本の医療って薬の使い過ぎなんだよね。網野先生によると、緩和医療の基本は「薬は最小限でよい、WHO(世界保健機関)のような権威に従順になるな、常識を疑え」なんだって。

黒木:へえ。それじゃいままで聞いてきた医療に関する話と同じだね。

渡辺:あはは。結局、それが世の中のことを考えるときの基本なんだよね。ネットで検索して緩和ケアのことを調べると、日本と欧米の麻薬消費量が棒グラフになっている表をよく見るのね。日本の麻薬消費量は欧米に比べてすごく少ないの。そのためなんだろうけど、緩和ケアに対する基本的論調はどれも日本は遅れている、欧米を見よ、麻薬の大量投与が必要だみたいに書いてある。でもそれも網野先生に言わせると誤解なんだって。網野先生の経験ではモルヒネもそんなに大量は必要なくて、モルヒネの効果がみられない場合は、モルヒネの効かない病態を考えるべきなんだって。例えばいまの私の骨転移の体動時の痛みのようにね。それは骨転移からくる神経痛で、麻薬よりもNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)が効くと言われていて、自分の実感としてもそれは正しいと思う。

 でも、NSAIDsのボルタレンやロキソニンは副作用が強くて、ロキソニンではアメリカの統計を日本の人口に照らすと年間8000人もの副作用死をだしていて(ボルタレンはもっと強い)、網野先生も「なるべく飲むな」と言いながら処方してくれているの。私にとってはそれが悩みの種なんだよね。ロキソニンが一番効くから飲みたいんだけど、いまは1日1回にして(それでも網野先生は胃腸障害がでる可能性があると言っている)、あとはアセトアミノフェン(むかしからある比較的副作用が少ないとされる非ピリン系解熱鎮痛薬)やリン酸コデインを飲んでいる。いまはそれでなんとかしのいでいるけど、もっと痛みが強くなれば、ロキソニンをもっと飲もうと思っている。元気な人ならともかく、私は副作用死がどうのなんて言っていられない状態なんだから。

 でも慶応病院の麻酔科はじめ緩和ケア専門医のあいだでは、私やA子さんにだされていた大量の薬が「標準治療」なんだよね。効かない薬、副作用だけをもたらして患者を苦しめる薬がさあ。

黒木:痛みの治療についても「標準治療」は間違っているんだ。

渡辺:網野先生は緩和ケアについても医療関係者が変えていくことはむずかしく、患者が変えていくしかないとおっしゃっている。でも、患者は素人なんだから、緩和ケアに関する医師による患者向け指導書がほしいと思う。もちろん「標準治療」推進の医師でない少数派の医師のね。

黒木:そういう本があれば患者も知識を得ることができて、薬を自分で選ぶことができるようになるね。

渡辺:うん。いまはネットで検索すれば情報はたくさんでてくるけど、その情報が正しいのかどうか、まったくわからない。むしろそういう簡単にでてくる情報は疑わなくちゃいけない状況だからね。緩和ケアについても自分で決めて納得して死んでいけるようになれば、それが最期の満足というものだと思うよ。

***** 渡辺容子 12.7


こんばんは。
まず、第一に権威のない医者の名前は不必要かもしれません。
第二に骨痛bonepainにはモルヒネなど麻薬が効くことになっています。
私の好きなバイブル本にもそう書いてあります。
第三に麻薬が効かない場合、bonepainではなく神経痛か
insidiouspainを考えるべきでしょう。この痛みには精神的なものも
含まれます。
第四に麻薬も適正な服薬量の中で患者さんが量を調節するのが
よいでしょう。
以上老婆心ながら。網野。  12.7


 こんにちは。昨日、慶応病院に行き、顔面神経麻痺がひどくなったので(口がしまらずお茶などがこぼれる、目が閉じず石鹸が入る)、放射線治療をお願いし、ついでに右胸(肋骨)にもかけようということになり、CTを撮りました。今朝、近藤先生から電話があり、
 
 1、CTを調べたら肋骨に転移はない。胸椎に転移があり、がんが神経を巻き込んでいるので胸が痛いのだろう。(先生の胸椎の転移による神経痛という診断が正しかったですね)。
 2、その場所は前に放射線をかけたところの一つ上だが、前にかけたところ一つを重ねてかける。がんがとても大きいので、放射線で小さくなると胸椎がつぶれる。まっすぐにつぶれればよいのだが、斜めにつぶれると、そこから下に麻痺が起こる可能性がある。麻痺の兆候が現れたら、余命6ヵ月以上あると予想されれば、整形外科で24時間以内の緊急手術となる。いままでの経験ではこの手術を受けた患者は麻痺がでていない。
 3、麻痺がでるかどうか様子をみながら、1日おきに放射線をかけることにする。

 ということで、月曜日から1日おきに放射線治療を行うことになりました。また年末年始にかかりそうでいやだなあ。

 昨日は病院に長時間いて、体を起こしている時間が長くなると痛みがひどくなることが確認されました。医薬ビジランスセンターの緩和ケアの本が届きました。モルヒネの量についてはやはり欧米に比べて少ないという論調でした。NSAIDsはやはり、できるだけ使わないようにと書いてありました。ボルタレンはあったけど(副作用の注意もあり)、ロキソニンは名まえも載っていませんでした。なぜか聞いてみます。ナプロキセンという薬が比較的副作用が少ないと書いてありました。これはどうですか? 鎮痛補助薬も載っていましたが、記述が簡単すぎでした。Kさんのような副作用がでることはこれではわかりません。私が飲まされていた抗けいれん薬は「効き目がない」とはっきり書いてありました。やっぱり。
 骨転移の体動時痛には笑気ガスが効くと書いてあり、欧米では使われているが、日本では使われていない、抗がん剤などやめ、これを認可したらと書いてありました。近藤先生に話したら、笑気ガスは完全な麻酔だからなあ、とお勧めしないようなお返事でした。 渡辺容子 12.10


こんにちは。
神経痛とわかったら、後は
原因部位の治療と神経ブロック
ですね。
薬はロキソニンがよいと思います。
ナイキサンも同程度の効果があるでしょう。
どちらも副作用は出ます。ナイキサンのほうが
少ないといわれていますが、副作用も同程度
でしょう。放射線療法の効果に期待しましょう。
網野  12.10


 こんばんは。月水と2回の放射線治療を行いました。顔面神経麻痺(頭蓋骨の転移)はかなりよくなって、目に石鹸が入ることはなくなりました。しゃべるのもずいぶん楽になりました。
 胸椎はCT画像を見せてもらったところ、脊髄ががんに埋もれていました。これじゃあね。体動時の右胸の激痛が消えて、代わりに左胸が常時鈍痛+体動時の痛みとなりました。少しまえに戻ったようです。先生にも言い忘れていましたが、1ヶ月以上まえから両足の指がしびれています。ほんの少しなのでお風呂に入ったときしか感じません。これは麻痺の前兆ですね。近藤先生の話では放射線をかけなくてもいずれ麻痺になるそうで、放射線をかけたからといって麻痺になるのは1割から2割だそうです。いざとなったら救急車で整形外科です。

 佐野洋子さんの「死ぬ気まんまん」を読みました。彼女も乳がんの骨転移です。最初は医者のいいなりになっていたようですが、あとで「医者は信用できない。薬は怖い。病院にはもう行かない」という心境になったようです。読んでいると症状の描写がいまの私と似ているので、骨転移による神経痛のひどいのだと思います。この本を読んだだけでは緩和ケアをきちんと受けた様子はなく・・・。とても気の毒だと思いました。対談している医者もひどすぎるので、次にひどいところをピックアップしました。最低の医者ですよ。
 
http://lumokurago.exblog.jp/17207161/  渡辺容子  12.15


こんばんは。
脊髄へのダメージが無い状態で癌が消滅してほしいですね。
全般的に良い方向のようで安心しました。
最低の医者を御紹介いただきましたが、これが当世の
普通の医者というものでしょう。医者も作家の患者も現代医療教の
信者のようですね。仕方ないです。
寒くなりました。猫と一緒に寝たいのですが、猫は女房のほうが好きですから
私のほうには来ません。仕方なし。
網野  12.15

*****

 左胸の痛みは消え、今度は右の背中の激痛になりました。痛みどめを増やしていますが、いまのところ効きません。がんばって放射線治療に行って来るぞ。
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by lumokurago | 2011-12-16 09:39 | Dr.Aとの往復メール

緩和ケア編 その3

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 こんにちは。また猫話になってしまいますが、チビはちょろちょろしてとても危ない猫です。一昨日は戸棚を運んでもらったときに、その下敷きになりかけ、昨日は電気がとれてしまったので、直してもらっているあいだに、紐にじゃれついて、なにかの拍子にしっぽに巻きついて、悲鳴をあげるはめに。抱き上げてすぐに取れましたが、しっぽが切れなくてよかった。私の手のひらは紐で何か所か切れてしまいました。このあいだの獣医さんの話だとしっぽの長い猫はしっぽが事故に遭いやすく危ないとのことでした。子どもでもちょろちょろしてケガが絶えない子どもがいますが、チビはまさにそれです。外にだしたら車にもじゃれついていきそう。動くものならなんにでも反応するので。そしてだれにでもなつくので、通りがかりの人間にもじゃれついて、かわいいので誘拐されそうです。それに対して兄ちゃんはお客さんが来ると隠れてでてこないので、安心です。

 一昨日、完全無治療のKさん(注:今度の「本」でお話をうかがっています)を訪ねてきました。神経因性疼痛で手がしびれて痛み、鍼師を呼んでいました。神経因性疼痛にはなんの薬も効かないそうで、そのことは近藤先生も認めているそうです。臓器転移はないのですが、手の痛みが耐えられなくなれば、セデーテョン(注:モルヒネの分量を増やして意識レベルを下げる。これを行うといずれ亡くなる)を行ってもらうつもりだと言っていました。A先生(Kさんの在宅医)はロキソニン、ボルタレンをばしばしだしていたそうです。それと「訳のわからない薬(精神薬だと思われる)」をたくさん飲まされ、頭もすっきりせず傾眠状態になって、ひどい目にあったと言っていました。ヒスロンを試すことになったときに、すべての薬は止めたそうです。その後9月頃からヒスロンを増量して飲んでいましたが、効き目がなく、やめたとのことでした。

 ボルタレンを試してみたらと言われましたが、網野先生はたぶん使っていらっしゃらないのですよね。また、彼女は乳房が最初から痛んだので何年もリン酸コデインを飲んでいたそうです(近藤先生の処方)。

 デュロテップMTパッチ2.1mgを10枚、リン酸コデインを20個、処方していただきたいので、よろしくお願いします。 渡辺容子  12.1


こんばんは。
ちびは母猫に可愛がられなかったので、
人間に懐くのでしょう。人間のほうがよい
のです。人間の怖さを教えられていません。
危険ですね。よろしく保護してください。
処方箋は明日送ります。
ボルタレンは消炎鎮痛剤の中では最も強く、
したがって副作用もつよいのです。ですから、
めったに処方しません。副作用で世界中の
多くの患者さんが死んだといわれます。
チバガイギーの内幕という告発本をよんでこのことを知りました。
以来、慎重になっています。
網野  12.1


 こんばんは。例の「本」(注:出版予定の拙著)についてKさんといろいろやりとりしたなかの一節です。(注:Kさんに掲載の許可を取っていないため、途中を要約します)。


★それと…、無治療も大事だけどね、「素人-がん入門」というのであれば、「痛み止め、鎮痛剤」の件にも触れておく必要があるのではないかと愚考します。
 ペインクリニック(麻酔科)の医者は診断を誤り、今、思えば、「神経因性疼痛」だったのだが、「患部との関連は考えにくい」と診断し、おかげで痛みに苦しんだ。
 その後も、A医師に効きもしないどころか、頭が朦朧とするばかりの薬品を「鎮痛補助薬」として飲まされ続け、しかも、「止めると痛くなりますよ」と脅され、結局、私自身も私のブレインであるべき人々も、私の傾眠傾向、思考力の極度の低下、記憶の混乱、無気力、倦怠感などを、「癌の特徴」と誤解し/させられ、薬を服用していなければ得られた筈の「普通の生活」を奪われたと、私は確信しています。ほら、普通は、死ぬまで、同じ薬を飲まされ続けるじゃない?
 でも、私は、「ヒスロン」を始めた時、バトルして、それまでの「鎮痛薬」を全て止めたからね、「使用前/使用後」が、バッチリ体感されているのです。
 世間では、今でも、「癌の痛みは取れます。薬を使いましょう!」みたいな初歩的レベルの医者が多いみたいだけど、上級者の振りして、A医師みたいに無用有害な薬をチャラチャラ出す輩もいる。
そして、「神経因性疼痛」は誰にも治せず、セデーションしか解決方法が存在しない(これは、近藤さんも認めている)。
 結局、痛みの件について、近藤さんの「闘うな」的なバイブル本(論理的指導書)が存在しない事が悔やまれます。「シッカリしろよ、良心的癌専門医/ホスピス医!」と、私は言いたいと思うよ。いい本、書けよってね!!
★それでは、また。K拝
 
 痛み止めについて、私が言えることは、自分の痛みの状態をよく感じて観察し、対処法を自分で考え、薬を選ぶ(もちろん医師の助けを借りながら)ということぐらいです。KさんがA先生に飲まされていた薬は慶応の麻酔科でだしていたガバペンなど(名前も忘れましたが)と同じ系列と思われます。それらはいまの緩和ケアでは「標準治療」になっていますね。ホスピスを訪ねたときにそのように言われました。でも、Kさんはそれらの薬で苦しんだし、私にも無用でした。

 緩和ケアについて(特に薬について)、先生こそが患者向け指導書(パンフでいいのです)を書くにふさわしい医者だと思いますが、考えてはいただけませんか?  渡辺容子  12.2


Kさんに大賛成ですね。
神経因性疼痛というのはinsidious pain
のことでしょうか。私のバイブル本は
Palliative Medicine,a case based Manual
(Neil Mcdonald著Oxford Medical Publications)
です。ずいぶん前に読んだのですが大変勉強に
なりました。このような本がすでに出ていますので
私の出る幕ではないと思います。患者のみなさんも
疑問点の解決に読まれるとよいでしょう。
本日処方箋おくりました。
網野  12.2


 えーっ! こんなむずかしい英語の本、患者には読めませんよ。A先生でさえロキソニンやボルタレンをばんばんだし、副作用で患者を苦しめても気づかない。Kさんだからバトルしてやめることができましたが、普通の患者は医者のいいなりでしょう。慶応の麻酔科はじめ普通の緩和ケア医は患者を苦しめたり、効き目のない薬を大量にだしている現状です。患者はだれを頼ったらいいのでしょうか。副作用の解説だけでも系統的な本があれば助かると思います。

 ところでロキソニンが市販されるようになったのですね。このあいだ薬局に行って知りました。市販されるまえから、腰痛にも歯痛にも頭痛にもなんにでもロキソニンが処方されていましたが(母の例)、副作用についての注意が足りないと思います。近藤先生はアメリカの統計に照らせば年間8000人が副作用死しているとおっしゃっていました。おそろしいことです。 渡辺容子  12.3


こんばんは。
とにかく一番まともな医者は近藤先生です。
彼が書くのがベストでしょう。ターミナルケアが
ルーズになっているのは事実です。現状は、
医者であればだれでもプロを名乗ることが
できます。癌専門病院の麻酔科にいたのが
権威とされている。これがまずい。
どうすべきか。確かに「しっかりしろよ」という
のもいいですが、医者はくだらない専門医制度を
作るのが関の山でしょうね。
やはり患者側から変えていくしかないように思います。
癌医療全般と同じですね。
英語の医学書は日本人の書いた日本語の関連本よりも
読みやすいと思っています。平易にかかれているのです。
ですから、中学生程度の英語力で十分なのですね。専門語は
読んでいるうちに覚えてくるでしょう。
緩和医療の基本は「薬は最小限でよい、WHOのような権威に
従順になるな、常識を疑え」ですね。
日本の麻薬消費量が欧米に比して少ないことから、大量投与が
さも進んでいる医療だと誤解されているように思っています。
他のくすりも同じでしょう。insidiouspainですと薬が効かないので、
むやみに大量になっていることが多いでしょう。私の経験では、
モルヒネもそんなに大量は必要ありません。効果のない場合は、
モルヒネの効かない病態を考えるべきですね。
薬の問題については大阪のドクター(名前わすれました、調べてください)がセンターを
つくってがんばっていますね。彼に疼痛ケアに特化した薬の
解説書を頼むとよいのではないでしょうか。
網野  12.3


 こんにちは。今日も暖かくて師走という実感が湧きません(もともとベッド上の生活なのであまり季節感はないのですが)。Kさんのベランダではもう水仙が咲きました。薬を飲んで治まっているから大丈夫と思い、(建て替えのため)荷物を片づけようとしたり重い物を持ったりすると、またすぐに痛くなるので、おとなしく横になっています。取ってあった最も古い本(20代で読んでいたもの)をかたっぱしから読んで処分しています。

 その大阪の医者は医療ビジランスセンター浜六郎さんですね。
 http://npojip.sakura.ne.jp/index.html

 モルヒネに関する本があったので注文しました。緩和ケアについて患者の側から変えていくのがむずかしいのは、そのことを考える頃にはかなり具合が悪くなっていたり、すぐに亡くなってしまうからではないでしょうか。私はまだ少し余力があるので、今度の「本」に入れられるかどうか、まじめに考えてみます。ありがとうございました。 渡辺容子  12.4

 
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by lumokurago | 2011-12-07 11:48 | Dr.Aとの往復メール

ファシズムスコア

こんばんは。
兄ちゃんはそろそろ去勢したほうがよいかもしれませんね。
人間の勝手ですが。
当院書斎の姉か妹は避妊手術をうけさせました。現状は
テリトリーの拡大のため家の中を冒険しています。
常識ある欧米人なら天皇を利用して日本を統治することに
違和感を覚えるのは当然だと思います。日本国民は統治
されることに慣れた従順な人間の群れです。そうじゃないと、
あんなバカげた戦争はできなかった。そこを見抜いていた
アメリカは流石というべきでしょう。上位下達じゃないと
日本人は動けないのは今も同じ。
小田実は全く知らないのですが、アドルノだったかがいった
ミクロロギアすなわち下位上達ともいうべき視点を持ち続けた
のは賛成できます。リベラルなんでしょう。私のようにアメリカが
嫌いというのでもなく。
私はいま吉川英二の三国志を読んでいます。実は、中国のある
工科大学の先生と共同で老人の動作の危険(転倒など)について研究する
予定でして、その前に中国について少し知っておこうというわけです。
あらすじは知っていましたが、改めて地図を見ながら読むのも
面白く8巻のうち6巻を読み終えました。すこし飽きてきましたが。
痛みは放射線療法が急がれますかね。そのあと神経ブロックでしょうか。
網野  11.25


 こんばんは。兄ちゃんの去勢は月曜日にすることにしました。今日、獣医さんに頼みました。
 日本人、かなしいし、つまらないですね。いつまでもこのままいくのかなあ。地震が起こりやすくなっていますから、そう遠くない将来、また原発事故が起きて滅亡するでしょう。見届けられないのを残念というべきか、幸せというべきか。へへ、ほんとのこと言うと人類は早く滅亡したほうがいいと思っているのです。人類が滅亡して何万年か何百万年か経てば、地球はもとの自然に戻るそうです。「天空の城ラピュタ」みたいに。

 小田実ですが、アメリカについてこういう言い方をしています。

 ニューヨークはもとはインディアンが住んでいた。そのあと、いろんなヨーロッパ人、彼らが奴隷に連れてきた黒人、安価な労働力としてやってきたアジア人やラテン・アメリカ人も加わって作ってきた都市である。これを大きくすればそのままアメリカだが、もちろん平穏無事に作ってきたのではない。差別あり、抑圧あり、それに対する闘争あり、闘争に対する過酷な弾圧ありの歴史だ。最近になってようやく、人種にしろ文化にしろ、このゴタマゼのあり方が、アメリカの一番大事なものだということがアメリカ人自身に分かってきた。
 その異質の価値をもつ人間が対等、平等、自由に、ともに住むこと、それをうまくやってのける政治技術、それが民主主義のはずだった。しかしアメリカは9.11以後変わってしまった。昔ながらの白人中心のるつぼ社会になり、再び差別が横行しはじめている。多くのアメリカ人がテロに勝つような強いアメリカを望み、世界最大、最強の軍事力を使ってやりたい放題。アメリカには政治の復元力があったが、それを失ってしまった・・・

 これは小説に登場するアメリカ人に言わせているのですが、小田の考えだと言ってよいと思います。甘いですよね。なぜ9.11が起こったのか、それは9.11以前にあれだけのテロを受けてもしかたのない悪事をはたらいていたからです。そこをなぜ言わないのか。納得できません。私も先生と同様、物ごころついて以来(ベトナム戦争の影響大か)アメリカが大嫌いで、はっきり言って敵意しかありません。

 話は飛ぶのですが、3年くらいまえまでうちに下宿していたベルギー人の女の子がいます。芸大の先端芸術の大学院に国費留学していました。その子がベルギーにも差別があるという話をしたので、とても驚きました。あんなに小さな国でオランダに近い地域(ブリュッセル近辺)の人はオランダ語も話す、彼らはフランス語しか話さない人々を差別しているというのです。差別は人間のいるところ、どこにでもあるのですね。彼女は何ヶ国語も話すので、いろんな国の新聞をネットで読んでいて、言論統制はアメリカが一番ひどいと言っていました。ヨーロッパもひどいみたいですが、一番まともだと言ったのはたしかスペイン。ついついアメリカのジャーナリズムはまだまだ自由なのかと思ってしまいますが、ぜんぜん違うようです。
 ついでに・・・芸大は権威主義の大学で、学生は教授の顔色ばかりうかがい、自由な勉強などできていないそうです。彼女が自由にやれるのは外国人だからだと言っていました。そして日本人の学生はなんの根拠もなくヨーロッパ人にものすごい劣等感をもっていて、彼女に話しかけてくれる人はほとんどいなかったそうです。留学生のなかにはうつ病になって中途で帰国した人もいたと。日本人はやはり統制と上意下達が好きなのですね。

 話がずれまくりました。小田実のアメリカ理解には納得できませんが、アメリカがいままで「戦争をする側」にいて、「される側」(国土を攻撃されたことがない)になったことがないなどの指摘は当たっていると思いましたし、戦争に対する考え方でその通りと思うこともたくさん書いてありました。
 「三国志」は子ども向けに書きなおしたものを読んだことがあります。項羽と劉邦でしたっけ?(後注:これは「三国志」とはまた別な話みたいです)。ダイジェスト版はおもしろかったです。たしかマンガにもなって、子どもが読んでいました(後注:これは「三国志」)。原作も読むのが大変かもしれないけどおもしろそうですね。 渡辺容子  11.26


こんにちは。
兄ちゃんによろしく。
日本は民主主義のプロセスが
歪ですので、しばらくは今の
状態が続くでしょう。
権威主義的傾向は医学と
地震学に強く、害毒を流し続けて
来ましたね。
アドルノの提唱したファッシズムスコア
がありますが、これは権威主義の傾向を
知る心理学的方法でしょうか。日本でも
研究者がいるようです。
最近競馬はちっとも当たりません。ツキが
逃げて行ったようです。
いずれ人類は滅ぶでしょう。次の征服者は
どんな生物でしょうか。なんでもかまいませんが。
網野  11.27


 こんばんは。東京新聞1面の本の広告にみすず書房「臨床医学の誕生」フーコー、「哲学のアクチュアリティ」アドルノ、「進歩の終焉」ステント・・・が載っていました。先生が読みそう。むずかしそう。「天皇の逝く国で」増補版N・フィールド、まえに読んだけど、友人に貸したら帰ってこないので、また買ってみよう。隣りに「山本五十六」半藤一利も載っていました。
 東京新聞筆洗にはカタログハウスがテレビ朝日のCMで「原発国民投票」を宣伝しようと考えたが、テレビ朝日が拒否したと載っています。「原発国民投票」に政治家の関心は薄く、批判的な声すらあり、そこには理性的な判断は国民にはできない、という蔑視が潜んでいるように思えると書いてあるのですが、私は逆の意味で理性的な判断は国民にはできないと思っています。小児科医の山田真さんが地震直後の都知事選で石原が圧勝したことで、「この国では多数派を取って勝つことはできない。それ以外の方法を考えなければ勝てない」とおっしゃっていたように(前にも書きましたかね)。
 兄ちゃんは朝ごはんの後、絶食で、かわいそうです。 渡辺容子  11.27


こんばんは。
去勢も絶食して手術ですか。麻酔しますからね。
中性にされるのは少しかわいそう。手術が
終わって退院したら、ご馳走をお願いします。
政治は大衆のレベルですから、国民投票は
幻想でしょうね。第四の権力マスコミが誘導してしまうし、
国民は保守的権威主義的で、自由からは逃走しています。
改革は無理。
しかし、直接民主主義は必要と思っています。
ちょっと調べたらミクロロギーはベンヤミンとのことです。
今年は死ぬかと思っていたら、もう11月が終わり。
なんとなく生きてしまいました。危険行動の研究といっても
つまらない。すべては結果論ですからと虚無的になっています。
もしかしたら一冊出すかもしれません。構想はできているので。
少し書き始めると惰性で行けるかもしれませんね。イタチの最後なんとかに
なるでしょうか。
網野  11.27


 こんばんは。兄ちゃんは無事帰って来てお刺し身を食べています。かかりつけの獣医さんがもう年なので麻酔の許可を取っていないからできないというので、別の獣医さんにかかりました。犬猫の保護活動をやっていて、たくさん持ち込まれ、その犬猫が妊娠していた例もあり、貰い手探しが大変だが、なんとか見つけているとのことでした。たくさんの保護した犬猫の写真を見せてくれました。その後、先生のところは大丈夫ですか? 捕獲器が必要なら、お返しします。こちらはいろいろ大変なので躊躇していますので。

 ところで大阪府・市はファシストが勝ってしまいました。ファシズムスコア、ネットで探してみてみました。やはり日本人のFスコアは相当高いですね。「自由からの逃走」スコア、「強い者に頼りたがる」スコア、「権威大好き」スコア・・・など、いままでになく高くなっているのではないでしょうか。原発のみでなく日本の危機だと思います。アメリカに利用されアメリカのために日本の若者が血を流す日も近いと思われます。
 直接民主主義が意味を持つのは、人民が成熟してからでしょう。ファシストを選んでしまうような卑屈な人間にはもったいないです。しかし、今回の選挙をみていると、民主主義なんていいものなのかどうかわからなくなります。ドイツも選挙でヒットラーを選んだのだし。

 一度、スキーにいらしたらどうでしょうか。気持ちがすっきりすればまたやる気がでるのでは? 近藤先生も「がんは無治療が長生きする」とかいう本を書いています。先生の本も楽しみにしています。私が生きているうちに書いてくださいね。 渡辺容子  11.28


こんばんは。
兄ちゃん帰り安心しました。贅沢ですが
お刺身はご馳走でよかった。彼も辛いが宿命で仕方ない。
大阪の選挙で日本人の望んでいることが、はっきりしたでしょう。
いかんせんこれを防ぐことはできないように思われます。日本人は
自由から逃走し始めていますね。
当院の猫は駐車場に2匹、2階ベランダに3匹、書斎に1匹で、すべて
避妊去勢が済んでいます。寒くなって他所から寄ってきていますが、
テリトリーが違うと悟って、どこかえ消えています。ですので、捕獲器は
現在のところ必要ありません。
本が書けるかどうか、スタートできません。気分転換が必要ですかね。
当面は中国の先生方との付き合いです。
網野  11.28
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by lumokurago | 2011-12-01 11:28 | Dr.Aとの往復メール

緩和ケア編 2

 おはようございます。背中と足の痛みは消えたのですが、昨日は胸(肋骨)が痛く、今朝リン酸コデインを飲んでみたら消失しました。右のおへその横くらいに鈍い痛みがつづいています。これはコデイン、麻薬などでは消えません。たいした痛みではなく、横になれば治まります。最近は午前中原稿に手を入れたりし、午後は横になって本を読んでいます。そしてじきに眠ってしまいます。
 「医療幻想」の章、少し手をいれたので(緑字部分)チェックしていただけますか? 編集者が「自分の血液検査の値などを知りたい」というので、付け足した部分と、田中秀一さんの『再発』に書いてあったがん幹細胞のことを少しだけ入れました。遺伝子については勉強が足りないので今回はこれ以上触れないでおこうと思います。渡辺容子 11.17


こんにちは。
右の側腹部痛は神経痛ではないでしょうか。
鍼または神経ブロックを試してください。
患者や一般市民も身体状況を知って健康に
なろうという住民主体の保健医療論がありますね。
保健婦がこれに毒されています。佐久病院もこの
一派かな。拙書「なぜ村は」104ページに批判を
載せてありますが、自分が主体だと思っていても、
実際は検診を肯定する検診主体になっており、
それはエスカレートするということでしょうか。
検診が無意味と知った人は、検査はあまり受けなく
なります。医学医療に従属するのを避けるようになるのです。
死亡率に関しては、すべての検診・早期発見は有効ではなく、
QOLに関しては意味があるかも知れませんが、、これも
比較試験を行う必要があります。
網野 11.17


 お返事ありがとうございます。以下のように書き替えました。

黒木:がん検診や健康診断に寿命を延ばすという科学的根拠がないことはわかったけど、人間、自分の体のことを知りたいじゃない。過剰医療に誘導されなければ、血液検査の値ぐらい知っておいてもいいんじゃないの? 

渡辺:うーん。でも、自分の血液検査の値を知りたいのは安心したいという心理からでしょ。それは正常範囲とされている値と比較してということだよね。健診が無効だということは、結果が正常範囲外だったからとカギカッコつきの「治療」を始めても寿命は延びなかったということだよ。つまりほんとうは正常範囲なんて決められない=決めても意味がないということになる。だったら自分の値を知っても同じく意味がないじゃない。こうしたことが理解できれば、健診を受ける気なんてなくなるんじゃないかな。結局、いまの健診(検診)制度は人びとの不安につけこんだ単なる金儲けの手段。健診(検診)を受けてしまえばその網にひっかかったことになると思うし、そういう根拠のない医療に従属することになる。

黒木:なるほど。私も医療幻想からぬけだすのは大変みたい。  以上   渡辺容子 11.17


正常値は統計学で決めています。一つの確立された方法です。
しかし、正常か異常かとなると個人の主観や社会の都合があって、
判断が難しいですね。
現代の医学といえども問題が存在しないわけがないのであって、
このようなスタンスで検査や治療を受ける必要があるというのが
渡辺さんの立場でしょうか。
検査を受け値を知りたい人は医学医療を肯定し、信じている
のではないでしょうか。現代医療教の信者になっているのでしょう。
そして諸検査を常識として受け入れている。問題は治療法が確立
されているかどうかです。そうであるならば、個人が適当な時期に
検査を受け治療することは否定すべきことではないかもしれません。
このことは早期発見を肯定することとイコールではありません。
早期発見の問題は集団全体で考える事柄です。個と全体の区別が
必要でしょう。
網野  11.18


 こんばんは。わかりました。集団でおこなう検診や健診が無効ということですね。しかしがんは個人で受けても治療法がないので意味がないですね。症状がないのに検査を受けて発見することで益がある、治療法が確立した病気というと何がありますか? 
 編集者はこのかん、医療信仰については読んできたはずですが、そこから抜けるのはまだむずかしいのでしょう。
 今日、慶応病院に行ってきました。神経ブロックのことを聞いたら「医者というのは自分の専門で治したがる。麻酔科に行けば神経ブロックするだろうが、自分は放射線をかける」とおっしゃっていました。放射線を限界までかけてしまったら、また言ってみますね。胸部レントゲンを撮ったら、左胸の肋骨の左のはじの転移が大きくなっているので、痛みの原因はここだろう、放射線をかけようか、と言われましたが、通うのが大変なので、麻薬を貼り薬に替えて(むかむかがいやなのでー入院していたとき、貼り薬ではむかむかがでませんでした)様子をみることにしました。デュロテップパッチ2.1mgを貼っています。いまのところ、あまり効いてないです。 渡辺容子  11.18


 こんばんは。デュロテップパッチ2.1mgはいままで飲んでいた麻薬の量よりもずっと多いので(ネットで検索した麻薬換算表によれば、オキシコンチン5mg/dayはデュロテップパッチ0.5mg/3dayに相当。つまりデュロテップパッチ2.1mgはオキシコンチン20mgに相当)効き目あるかと思ったのですが、だめでした。そこでロキソニンとリン酸コデインを試したところ(べつべつに)、ロキソニンがよく効き、リン酸コデインもまあまあ効きます。慶応麻酔科でロキソニンが処方されていたときに、副作用止めとして処方されたムコスタのことを思い出し、一緒に飲んでみました。ムコスタはどうなのでしょう? 
 デュロテップパッチを貼っているときはお酒を飲んではいけない、熱いお風呂に長時間入ってはいけないという注意書きがあるのですが、昨夜、ビールを少し飲んでお風呂に浸かってあったまっていました。そして着替えているときに、気持が悪くなり吐きそうになり、めまいがして倒れそうになりました。これは麻薬のせいですか? それ以外は急に量を4倍に増やしたのに、吐き気はありません。
 麻薬には慣れておかなければと思う一方、効き目がないのでは意味がないと思っています。それでもやはり慣れたほうがいいのですか? パッチを貼りつづけたほうがいいですか? (すでに少し痒くなってきたけど、吐き気がないのが魅力です)。プラス、ロキソニン1日1回、リン酸コデイン1日1回で乗りきっていこうかと思っているところです。

 例の部分、以下のように書き替えました。

 *****
 
黒木:がん検診や健康診断に寿命を延ばすという科学的根拠がないことはわかったけど、人間、自分の体のことを知りたいじゃない。過剰医療に誘導されなければ、血液検査の値ぐらい知っておいてもいいんじゃないの? 

渡辺:うーん。でも、いまの健診(検診)制度は人びとの不安につけこんだ単なる金儲けの手段。健診(検診)を受けてしまうと、そういう根拠のない医療に従属することになる。そこまで言うと厳しすぎるかなあ。それにそれは集団での健診(検診)制度のことであって、個人が検査を受けるぶんには意味が違うかも。それでも税金を使ってではなく自分のお金で受けるべきだと思うし、診断できても治療法のない病気を発見しても意味がないと思う。たとえばがんのように。この意味はもうわかるよね?

黒木:うん。やっぱり私はまだまだ医療信仰から抜けられないんだろうな。検査を受けたいということは。

***** 渡辺容子 11.20


こんばんは。
昨日は、女房の父親の四十九日の儀式で、
飲酒、寝てしまいました。
ようやく今メールに目を通しています。
麻薬の件ですが、効果がないのは痛みが
神経痛であるからだと思います。神経痛には
消炎鎮痛剤のほうが効くといわれています。
経口薬で対応するのでしたら、麻薬との併用
がよいと思います。しかし、完全には抑えられないので、
放射線で原因部位をたたく、神経ブロックで途中の神経に
局所麻酔剤を注射するのがよいとおもいます。
ムコスタは胃粘膜保護の経口薬で私はあまり信じていませんが、
飲まないよりは飲んだほうがよいかもしれません。アルコールは
遺伝的に強いのでしたら大丈夫だと思います。しかし、肝臓のダメージは
昨年よりも大きいでしょう。ビール・日本酒には酔いやすくなっている
かもしれません。たくさんは飲めなくなっているかも。
今、一番効果的な方法は近藤先生の勧める放射線療法ではないでしょうか。

追伸
お風呂、飲酒の問題ですが、アルコールの代謝が低下し、
血管が拡張して、低血圧を起こし、さらに肝臓の代謝を
悪くするというような悪循環が起こったかも知れません。
酒と風呂は別々に。酒は飲めなくなってきたかも。低血圧
による血液循環の低下は肝機能も低下させるでしょう。
その結果、麻薬などの薬の代謝も低下するかも。そして、
副作用が強く出るのかもしれません。
網野  11.21


 お返事ありがとうございます。奥さまのお父様が亡くなられたのですね。おさびしくなられたと思います。ご冥福をお祈りします。
 デュロテップパッチ2.1mgは急に増やしすぎと思い、昨日3分の一に減らしました(3分の一を折り返しました)。少しずつ増やしていきます。ムコスタが余っているので気休めにロキソニンと一緒に飲んでいます。昨日も書きましたように、ロキソニン1錠/day、コデイン1錠/dayでなんとかやっています。完全にベッド上のみの生活になってしまいましたが、本や音楽が好きなので、助かっています。今度は右の腸骨(?)あたりが痛くなってきました。肋骨は折れれば痛くなくなると言われていますが腸骨はそうではないと思います。もう少し様子をみて放射線をかける場所を考えたいと思います。
 昨日はビールを飲まないでお風呂に入ったら何事もありませんでした。せっかくビールを飲むことを覚えたのに残念ですが、また禁酒ですね。遺伝的には弱いだろうと思います(父がまったく飲めなかった)。
 野良猫チャー吉が夜中に「アオアオ」と言って入りたがるのですが、起きあがるのが大変なので、どうしようかと考え中。家を建て替えたら「猫部屋」を作ってもらおうかと妹と話しています。野良猫が自由に出入りできる部屋です。(うちの猫はなるべく外にだしたくないので・・・だんだんむずかしくなりつつありますが)。
 渡辺容子 11.21


 こんにちは。自分のまとめも兼ねて、経過報告します。背中、足の痛みがなくなり、左胸が痛いのに加え、右胸も痛くなってきました。腸骨はそれほどでもありません。

 デュロテップパッチは21.mgの半分(オキシコンチン10mg相当)にしました。朝食後ロキソニンとムコスタを飲み、6時間くらい効いています。その後、横になって本を読んでいるうちに昼寝してしまいます。
 お風呂のとき、痛いと大変なので、ちょうどその時間に効くようにリン酸コデインを飲んでいます。
 朝、起きたときが薬切れで一番大変です。でも腰椎や骨盤が痛むよりはましで、ちょっと我慢してトイレに行っています。朝食後、ロキソニンが効いてくるまで朝食の椅子に座って待っています。
 そんな1日を送っています。29日にまた鍼に行きます。

 これから腰椎や骨盤の転移も増大してくると思われるので、結局は放射線をかけることになると思います。そのへんにはいままでに50グレイかけているので、せいぜい10グレイだと思います。かける時期ですが、年内だとすると、遅くとも12月9日には診察を受けなければならないので、いまのところ(急に痛みが増えなければ)、9日まで様子をみるつもりです。10グレイかけてもまた増大してくると思いますが、そのときは神経ブロックをお願いしてみます。

 先生にはまた処方箋をお願いすることになると思いますが、そのときは連絡します。

 最近、「敗北を抱きしめて 上下」(ジョン・ダワー)という本を読みました。アメリカ人の研究者ですが、厖大な資料を読んで、戦後の米軍占領時代のアメリカの思惑や日本の庶民の様子などを詳しく書いています。アメリカ人ですが、それにしては全体に公平に書いてあると思います。このかん、半藤一利「昭和史」、五味川純平「ガダルカナル」などで戦争中のことを勉強してきましたが、戦後処理についてはこの本がとても有益でした。天皇制が残ったわけもよくわかりました。近衛など側近も退位は仕方がないと考えていたようですが、アメリカが残したのですね。日本人が自分の手で天皇制を廃止できるチャンスはどこにあったのかなと考えてしまいました。ちょっと無理でしたね。アメリカの日本操縦が巧みすぎです。いまでもそれはつづいていますが、だれも止められません。日本人というのは独立心がないのでしょうか。お人よしなのでしょうか。マッカーサーが言ったように、いまでも「12歳の子ども」なのでしょうか。いや、この言い方は子どもをバカにしています。いまの子どもにはもう力がありませんが、1970年代までは大人より子どものほうがまともだったかもしれません(小学生をみていて)。
 それから「戦争」については小田実「終らない旅」がおもしろかったです。小田は大阪大空襲を体験、ベ平連、阪神大震災、9.11と生涯をかけて考えてきた戦争に対する考えの総まとめです。全体を見渡して教えられることがたくさんありました。先生とはちょっと考え方が違うかもしれません。

 兄ちゃんは最近、チャー吉にパンチをくりだすことがあります。少し男子としての自覚がでてきたのでしょうか。しかしチャー吉は「はあ? なにこいつ」という顔をしてまったく相手にしません。チビは相変わらず、とっても敏くておもしろい遊びをすぐにみつけます。体の大きな兄ちゃんがしり込みしている高い棚にも登り、兄ちゃんは「チビはすごいなあ。おいらもちょっとはがんばらなくちゃ」と思っているのか、低い棚に登っています。

 渡辺容子 11.25
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by lumokurago | 2011-11-26 15:49 | Dr.Aとの往復メール