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憲法カフェからのメール

雨宮処凛さんと堤未果さんをゲストに迎えた集会を主催した憲法カフェからメールが来ました。9条にこだわる年配者の護憲運動よりも、すばらしく現実的で可能性のある運動をしている若者たちです。みなさまもぜひ応援して下さい。中ほどにリンクされた「当日のイベント報告」にはかわいい二人の写真も掲載されています! こちらの報告はテープ起こしでしょうから、メモだけの私の報告よりもずっと詳しいです(まだ途中になっているけれど)。ぜひご覧ください。

渡辺容子 様

先日は「格差×戦争-若者のリアルと憲法」にお越しいただき、
ありがとうございました!

おかげさまで150名以上の参加者にご来場頂き、新聞、テレビ
等複数のメディアに取り上げていただくことが出来ました。

また、多くの質問、アンケートをいただきました。特に質問に関
しては、時間の都合上、ほとんどご紹介できず申し訳なく思って
おります。
いただいたご意見は今後の運営の参考にさせて頂きます。
どうもありがとうございました。また、他にもご意見等ございまし
たら憲法カフェ宛にメールでお知らせ頂けると大変有り難いです。

なお、当日のイベント報告を憲法カフェ・プロジェクトのブログに
アップいたしました。ご高覧頂ければ幸いです。
http://d.hatena.ne.jp/kenpou-cafe/20071128

現在、改憲に向けた流れが強まっています。私たち、憲法カフェ・
プロジェクトのメンバーはこの困難な状況を、反対に自分たちが
生きる社会をふたたび想像/創造しなおすきっかけにできれば
と考えております。
参加者のみなさんにもぜひ、私たちの試みに参加して頂ければ
と思います。

憲法カフェはこれからも毎月第四土曜日に東京都内のカフェで
イベントを開催していきます。
近郊にお住まいの方はぜひ、一度、足をお運びください。
また、私たちと一緒に、もしくはお仲間と共に憲法カフェを広め
ていって頂けるとこれに勝る喜びはございません。

当日、お知らせした新たなプロジェクト「シブヤデモ」ともども
憲法カフェブログにて随時、情報をアップして参りますので、ご
確認頂ければ幸いです。

それでは、失礼いたします。

憲法カフェ・プロジェクトチームメンバー一同
ブログ:http://d.hatena.ne.jp/kenpou-cafe/
メール:kenpo.cafe@gmail.com
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by lumokurago | 2007-11-30 15:34 | 社会(society)

雨宮処凛×堤未果 対談

昨日の続きです。休憩の後、雨宮処凛さんの映画「新しい神様」の予告編を見てから雨宮さんと堤さんの対談が始まりました。長いけどとても元気になれるので最後までぜひどうぞ。(写真撮影は禁止だったんだけど、こっそり撮ったかわいい二人の写真があるんだけどなあ。載せていいものかどうか??)。

堤(以下T):この映画は気になっていて、見たいなと思っていました。一気に左に行ったの?

雨宮(以下A):ラストシーンで右翼はやめてる。

T:そんなに簡単にやめられるの?

A:いい団体だったから。右傾化の最前線で若い人がたくさんいた。元オウムの信者も。「こっちの世界にはまともな命の使い道がない」と浮遊している時に、出会ったの。

T:9.11の後、キリスト教に入る人がすごく増えた。「モラル・よきアメリカを取り戻そう」と共和党に投票するの。貧しい人々は国も会社も助けてくれないから絶対受け入れてくれる神様が必要なんだね。この映画のタイトルの意味は?

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by lumokurago | 2007-11-29 23:25 | 社会(society)

報道が教えてくれないアメリカ弱者革命

早稲田でやった堤未果さんと雨宮処凛さんのお話は、二人が講演活動を生業としているため、JANJANに載せるには書いたものを見せて許可を得る必要があるとのことで、あそこに来ていたJANJAN記者の記事もまだ掲載されていません。私はどうしても書きたいので(記録として残す意味でも)、ここに連載します。(こんな少数しか見てないブログなのでお許しいただけると思います)。といって、まだ書き始めていないのですが、すばらしい内容なのでお楽しみに・・・
【追記】この記事は堤未果事務所から遠まわしに削除の依頼があり、「非公開」設定にしたので見ることはできません。ぜひ本を買って読んでください。

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これはすばらしい本です。おすすめです。アメリカがいかにひどいか、その構造は知ってはいましたが、生の言葉で聞くと想像を絶するものです。しかし、あきらめずに立ち上がり行動している人たちがいる。そのことが元気を与えてくれます。私も決してあきらめない。決意を新たにしてくれます。
そして、今日本がどんどんアメリカに近づこうとしています。土壌はすでにできあがっていると思います。絶対にアメリカみたいにしてはいけない! このことをみんなに知らせなければとますます切実に思います。

この本はもともと季刊誌『ひとりから』に連載されていたものです。『ひとりから』は私の本『負けるな子どもたち』(径書房)を作ってくださった原田奈翁雄さんたちが作っているもので、山田泉さんの記事も連載していました。原田さんの編集者としての勘や手腕はやはりすばらしいものだと改めて思いました。

『ひとりから』の過去記事はこちらです。
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by lumokurago | 2007-11-28 18:14 | 社会(society)

人と人とはわかりあえない、けど・・・

私が乳がんで手術することになった時、友だちが「私は絶対に乳がんにはならない。たくさん授乳したから」と言い、神社に行って、自分には「旅行安全」、私には「がん封じ」のお守りを買ってきました。私はお守りなど信じていないけど、断れないなら、「がん封じ」ではなく同じ「旅行安全」のお守りがよかったです。なんだか知らないけど、すっごく傷つきました。この気持はがん患者でない人にはわかってもらえないでしょう。

彼女にはその後、私の本当に思っていることを言い、彼女は私から離れていきました。(私にとっては彼女一人でしたが、仲間のがん患者は「がんが友情の試金石だった」と言っていました。彼女たちは多くの人から遠ざかっていったようです)。

私がうつ病で苦しんでいた時、ある人がお花を持ってきてくれました。私が「あがって話を聞いてほしい」と言ったのに、その人は固辞し、玄関先で帰ってしまいました。なんのためにお見舞いに来たのか? 話も聞いてくれず、私を悲しませるためだったのかと思いました。いいえ、忙しい中、無理して来てくれたのでしょう。

もう一人の人も、「疲れさせたら悪いから」と言って、私が「もっと聞いてほしい」と言ったのに、帰ってしまいました。この人も忙しかったのでしょう。責められません。

でもこれからもしうつ病の人のお見舞いに行くなら、(その人が願ったら)まる1日をつぶすつもりで行ってほしいと思います。それだけの時間をその人のために使う余裕がなければ行かない方がましです。

これは決して脅しではなく、うつ病の人はいつ自殺するかわかりませんので・・・。そういう病気なのです。

私がドライアイになって苦しんでいる時、面と向かって「そんなふうにはなりたくない」と言った人もいます。正直ですね。悪気はないのです。

父が痴呆症になった時、「芸術家(父は絵描き)は痴呆症にならないっていうけど」という人や、「絵を描いたり俳句を作ったりしていると、痴呆症にはならない」という人がおおぜいいました。

痴呆症には偏見と差別があります。痴呆症は予防できるというのがその最たるものです。痴呆症は原因不明の病気なので、予防は不可能です。このことは良心的な精神科医は認めています。公にもしています。ところが人々の「痴呆症にはなりたくない」という切実なる欲求のため、「予防できる」と思わせた方が得なので、そう言っていろいろと金儲けに利用している人がいます。

人間は老いていきます。老いれば痴呆症にかかる人も出てきます。痴呆症は自然なことです。人間はいつか必ず死ぬ・・・それと同じように・・・

でも人間は経験しないとわからないことがあります。えらそうに言っている私もわからないことばかりです。人を傷つけることも多々あると思います。そういう時は率直に教えてほしいです。人は何回でもやり直すことができるのだから。

「知らないことが多すぎるとあなたにだけは言ってみたい」 (茨木のり子)

人間はわかりあえない・・・けれどわかり合いたいと努力することはできると思うのです。
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by lumokurago | 2007-11-27 01:22 | 未分類

魔方陣と多摩モノレール

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昨日はまず「魔方陣」(知的障害者の作業所・織物とパン作りをしている。私が24年前に学童クラブで預かったTちゃんが通っています)の作品展に母を連れて行ってから、「展望」多摩モノレールに乗って夕日が見えるまで行ったり来たりしました。そしてちょうど終点で夕日が見れました。(富士山が見えています)。
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今日は夕焼けにはなりませんでした。母島の夕日と夕焼けを見たいです。
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by lumokurago | 2007-11-26 01:37 | 自然 (nature)

内ゲバ時代の一般学生

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1972年11月28日朝日夕刊(当時の写真をコラージュしたもの・72年夏、高校のワンゲルの先輩と行った後立山唐松岳山頂にて。下の写真のバックは五竜岳)
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同11月29日朝刊(事件の起こる前の早稲田祭で行った影絵―なぜかクラスで中島敦の『狐憑』をやることになり、私が高校時代影絵を作っていたので、影絵作成の中心になってしまった―とクラスの集合写真)

早稲田大学では1972年11月19日に革マル派学生による中核派学生のリンチ殺人事件が起こり、全学で自治会を革マル派から一般学生の手に取り戻そうとする学生大会が行われ、圧倒的な結集により、革マル派の自治会役員をリコールしました。しかし大学側は一般学生が自治会規約を満たした大会を開いたにもかかわらず、これを大会とは認めず、混乱を収拾するため、理工学部(本部・文学部は新宿区戸塚にあるが、理工学部だけ離れた場所にある)を除く全学部をロックアウトしました。ロックアウトがどのくらい続いたのか、覚えていませんが、おそらく半年以上だったでしょう。

結局、革マル派、中核派、民青などなど(よくわかりませんが)キャンパスはセクト間の内ゲバの場となり、一般学生など蹴散らされてしまいました。血を見ることも多く、救急車も頻繁に来ていました。

私はこの時1年生でした。一般学生が何をやってもセクトにはかなわないことがわかったし、もともと集団になじめない性格でしたが、組織が大嫌いになりました。

昨日、社会科学部にはまだ自治会があると知りましたが、少し前に文学部キャンパスに行ったら、「第一文学部には学生自治会はありません」という貼り紙がしてありました。わざわざこんな貼り紙をしているということは、まだ革マル派なりががんばっているのかもしれませんが、大学当局からは認められていないようです。
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昨日の早稲田大学本部
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by lumokurago | 2007-11-25 20:44 | 社会(society)

30年ぶり

憲法カフェ・プロジェクトチーム主催の「格差×戦争~若者のリアルと憲法」と題した雨宮処凛×堤未果さんがゲストの集会に行ってきました。先日湯浅さんの話を聞いたこともあるのですが、このお二人の話はいつかじっくり聞きたいと思っていましたので。JANJANに書こうと思っていましたが、記者が来ていたので私は書かずにすみそうです。(って、もしも物足りなかったら書く)。

若い人たちに勇気づけられましたよ!!未来は明るくはないけれど、彼らと一緒にできる限りのことはやっていきたいと心から思いました。

ところで会場が早稲田大学でした。約30年ぶりで本部構内に入りました(私は文学部なので本部には集会と特別に取っていた児童文学のゼミ以外あまり行きませんでした)。
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タテ看で埋まっていた通路には何もなく・・・わずかに・・・
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これだけ・・・

詳しくは明日・・・
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by lumokurago | 2007-11-25 00:31 | 社会(society)

<貧困>は自己責任ではない

<貧困>は自己責任ではない

  11月19日午後6時30分から、東京都杉並区の阿佐ヶ谷市民講座実行委員会主催で湯浅誠さん(以下、私)の講演会が行われました。演題は「<貧困>は自己責任ではない」です。

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 湯浅誠さん

 11月19日午後6時30分から、東京都杉並区の阿佐ヶ谷市民講座実行委員会主催で湯浅誠さん(以下、私)の講演会が行われました。演題は「<貧困>は自己責任ではない」です。湯浅さんはNPO法人自立生活サポートセンターもやい・事務局長です。筆者は以前杉並区にある児童養護施設(親と暮らせない子どもたちの施設)で学習指導ボランティアとして活動していましたが、湯浅さんはそのサークルの代表を務めていたこともあります。

◇ ◇ ◇

2つの神話

 どういう切り口でお話ししようかと考えたのですが、ネットカフェを取り上げます。みなさん、「ネットカフェ難民」という言葉はご存じだと思います。「ネットカフェ難民」という報道は1年くらい前からだと思いますが、初めて相談に来たのは4年前でした。その時、新聞に「取り上げてほしい」と頼んだのですが、記事にしてくれませんでした。去年の秋以降、社会的に注目されるようになり、ようやく記事にしてくれる人が出てきました。ネットカフェに7年住んでいる人を2人知っていますから、2000年位から住み始めたんですね。ちょうどネットカフェが24時間営業を始めたころからです。10年以上家がない人が3割を占めています。日雇いを転々としている人たちの層と重なっており、若い人も中高年もいます。

 日本には2つの神話があったと思います。1つ目は働いていれば食っていける、2つ目は親がいるなら頼れるはずだというものです。「いやならもっとまともな仕事につけば」「くだらない意地を張ってないで親に頼れ」ということです。それは今どうなっているでしょうか?

働いていれば食べていけるはずでは?

 ここである例を話します。彼は自分では「このままでいい」と言っているので、人に連れられて相談に来ました。34歳で7年間そうやって暮らしています。はじめはフルキャストという派遣会社でスーパーアリーナの設営の仕事を固定でやっており、月12万の収入がありました。ところがフルキャストアドバンスという子会社に転籍になってから収入が8万に落ちました。暮らしていけないので他にもいろいろと登録したのですが、アリーナの仕事が固定されていて断れないので、仕事がだぶれば断らざるをえず、そのうち仕事が回ってこなくなりました。8万の仕事にしがみつかなければならない状況で、ネットカフェに毎日は泊まれないので週に3日だけ泊まって、後の日は、夜は凍死しないように起きて町を歩き、始発の電車に乗って睡眠を取るのです。彼に「生活保護しかない」と提案すると固辞します。「ずっとこのままでいいのですか?」と聞くと、「いや、もっと安定した仕事に就きたい」と言います。「このままでハローワークに通う体力・気力があるか?」と聞くと、「確かにない」と答えました。生活保護も一生受けるわけではなく、仕事を見つける間だけと説得し、生活保護の申請をしてアパートを借りました。この人の場合はうまくいきすぎた位で、2ヶ月で警備の仕事をみつけることができて、生保を廃止しました。

 私も派遣会社のエム・クルーで日雇い派遣の仕事をやってみました。倒産したサウナを壊した所からガレキを運ぶ仕事でした。日当は7700円です。朝5時半に出て、帰宅したのは8時半です。15時間かかっています。1日の収支計算をしてみると、交通費や食費などに1960円かかり、残りは5840円でした。もしレストボックスに泊まれば1880円、朝食・夕食に1000円として、仕事道具(軍手・カッター・安全靴・ヘルメット等)は自弁なので、手元には1000円か2000円位しか残りません。基本的に皆さんまじめな人なので、食費を切り詰めてお金をためようとしますが、腰を痛め仕事に行けなくなり、健康保険がなくて病院に行けないので、薬を買ったりしてためたお金が減り、結局アパート代をためられないのです。今まで自分でお金をためてアパートに入った人に会ったことはありません。

 厚労省が2007年8月に行った調査によると、「ネットカフェ難民」の平均月収は10万7000円で手元に残るお金は10000円、雇用保険未加入が30%、国民健康保険未加入が73%、借金が30%あります。

 借金といえばギャンブルか娯楽と思われていますが、彼らの借金の原因は病気、失業など生活苦なのです。生活が回っていかないから借金をすることになるのであって、借金は日雇い派遣のもたらす結果なのです。寮付きの工場で働けばいいと思われるかもしれませんが、実際は逆です。彼らは寮付きの工場でだめだった人たちなのです。

親に頼ればいいんじゃないの?

 親に頼ればいいと言われても、母子家庭が多いし、親がホームレスという場合もあります。私は19歳から児童養護施設の学習指導ボランティアをやっていましたが、普通高校に入るのは5年に1人しかいませんでした。(筆者注:児童養護施設の子どもたちは親には頼れず、家庭で育った子どもに比べ非常に未熟なまま中卒・高卒で働き始め、仕事を転々とし、住む場所もなくなり、行方知れずになってしまう場合が少なくない)。

 「ネットカフェ難民」で親に相談できると答えたのはたった2.7%で、42.2%は相談できる人がいないと言っています。貧困は将来の不安として語られていますが、現在実際に起こっていることで、貧困の連鎖が大きな問題です。現在生活保護を受けている人の親は4人に1人は生保を受けており、母子世帯ではその割合は4割に上ります。

 「もっと勉強しておけばよかった」「資格を取っておけばよかった」と言われるかもしれませんが、彼らの学歴は中卒が2割で高卒以下が8割を占めます。現在、日本全体では97%か98%は高校に行っています。残りの2%に不利益が集中しているのです。「働いていれば食っていける」「親がいるなら頼れるはずだ」という2つの神話は今の社会では崩れてきています。

貧困者を襲う5つの排除とボロボロのセーフティネット

 どういう人が貧困まで行ってしまうのでしょうか。貧困者は5つの排除にさらされます。教育、企業福祉、家族福祉、公的福祉、自暴自棄になってしまった自分自身です。日本の戦後を何が支えたのかというと、企業と家族です。公的福祉がまともに機能したことはありません。企業は終身雇用で、住宅問題にしても会社の寮からアパートへ、一軒家へと企業の保障があったので、政府の住宅政策の貧困さが表に出てくることはありませんでした。家族福祉の一例でいえば、結婚前は父の収入で、結婚後は夫の収入で暮らす女性が多くいたのです。今は若い人たちがポッと社会に出て、企業や家族が守ってくれないのですから貧困になるのは当然です。若い人たちは生保を受ける方法も知らないし、サラ金についても教わっていない、丸裸で隙だらけです。そうならない人が多いから貧困は自己責任みたいに思われていますが、彼らは貧困になって当然です。

 日本にはセーフティネットが3層ありますが、みんなボロボロです。まず、失業手当ですが、以前は80%の人が受けていましたが、今では二十数%に落ちています。国民健康保険は保険料を滞納し、資格証になって10割負担です。35万人が医療を受ける機会を奪われ、29人が死亡しています。最後の生活保護ですが、行っても追い返されるのです。これを「滑り台社会」と呼んでいます。一度転んだら最後、底まで行ってしまうのです。第4のセーフティネットが刑務所です。法務総合研究所の調査では、65歳以上の約7割がお金に困って再犯し、刑務所に戻っています。神社の賽銭箱から150円盗った人もいます。法務総合研究所は「再犯の背景は経済的に不安定なことなど。司法の枠を超えた対策が必要だ」と指摘しています。

何ができるか?

 さて、これに対して何ができるかですが、政策レベルでは財源が問題にされます。日本のGDPはドイツ+イギリス+デンマークの3国分もあるのに社会保障支出額はGDP比17.5%で、EU平均の26.2%に8%も及びません。EU平均並みにするにはあと43兆円必要です。拉致被害者の100家族に100億円を使うことについて、「そんな金はどこにあるの?」と言った人はいません。高額所得者の所得税が減税されましたが、そこに財源論は出てきません。母子家庭や弱者が使う時に限って「そんなお金、どこにあるの?」と言うのです。政治家は財布のひもを握っていて、お金の配分をできる権限も持っています。自分はここには出さないと決めています。自分は議員年金をもらうのに。

最低生活費を知ろう

 個人レベルではまず、ご自分の家庭の最低生活費を知りましょう。これをほとんど誰も知らないんですね。つまり憲法25条を知らないということです。東京都の最低賃金は20円上がって739円です。最低賃金には関心があっても最低生活費を知らず、厚労省が生活保護より低い賃金で暮らしている人もいるんだから生保を減らそうとしていることに対しては、「自分は関係ない」と思っている人が多いです。ところが、このことは我々の生活に直結しているのです。4点問題があります。

1.生保の収入が減っています。すでに老齢加算、母子加算が削られ15%減りました。今回全体を減らそうとしています。最低所得で暮らしている人の所得より生保の方が高いから減らそうとしています。最低所得の人というのは3人世帯で教育費が月740円しかないのです。60歳以上の一人世帯では食費は月22000円で、一食200円ということになります。生保がその人たちの所得に比べて高いから減らそうというのです。本来、そちらを引き上げるべきです。

2.就学援助を受けている世帯の4分の1の世帯が生保の1.1倍から1.3倍の収入で暮らしています。生保が下がれば、就学援助の水準も下がり、都立高の減免も下がります。生保と連動して水準が下がるとお金を払わなければならなくなり、医療難民、介護難民が進み、少子高齢化がますます進みます。厚労省が少子高齢化を推進しているのです。そうしておいて消費実態調査をして、またそれが下がっていれば、さらに生保を下げます。これを「貧困化のスパイラル」と呼んでいます。

3.生保が下がると生保より低い人が最低生活基準をクリアしたことになり、国は責任を取らなくてよくなります。生保基準の引き下げは大きな問題なのに、多くの人は自分たちの問題ととらえていません。

4.国は最低生活費について国民に知らせていません。広報に生保の金額の計算方法が載ったことがありません。「知らしめず、寄らしめず」は江戸時代のことです。まずは自分の家庭のその金額を知りましょう。

労組の再生

 社会的レベルのこととして、労組の再生があります。グッドウィルユニオンは、不当天引きである「データ装備費」全額返還を求めて裁判を起こしました。エム・クルーユニオンは、不当天引き分を1回の交渉で会社側に「返す」と言わせました。これは申し開きをしようがないので認めざるを得ないのです。こんな違法行為を今まで誰も指摘しなかったのでしょうか? ひとりで言ってもダメだったが、組合を作って言ったら認めました。日雇い派遣会社は次々と不当天引き分の返還を認めてきています。派遣ユニオン、ガテン系連帯、フリーター労組などが立ち上がっており、労働におけるセーフティネットを張りなおそうとしています。

北九州市を刑事告発

 北九州市では生保が受けられずに3年連続で餓死者が出ました。2005年にはあまり取り上げられませんでしたが、2006年には大きな反響があり、なんとかしなくちゃという人が現れました。今年7月に亡くなった人については対策会議で検証しました。一部屋根が崩れ、壁も落ち、ガラスもない吹きさらしの家に住んでいました。この人については北九州市を刑事告発しました。

 北九州市では、生保にかける予算は年間300億円と決め、それ以上は絶対に出さないということで、毎月の数値を市長に報告していました。面接は係長級の面接主査が行い、人事異動評価のひとつとしていたのです。こういうやり方が全国的になってきています。

反貧困助け合いネット

 社会保障のネットとして反貧困助け合いネットを立ち上げました。月300円積み立てて、給与補償として10000円、無利子貸付で10000円、計20000円を貸します。生活を立て直せる金額ではないのですが、それだけのお金がどこからも出てこない。わずか1万、2万を貸してくれるのはサラ金だけなのです。サラ金は10万貸してくれと言えば、50万貸して多重債務に追い込みます。この程度の助け合いすら世の中にはないのです。

 6か月積み立てて1800円、それで2万円を貸したらまわらないだろうと言われますが、まわると思っています。自分は借りないという人にも支援的な意味で入ってもらって、ワーキングプア同士かつ社会全体の助け合いとしたいと思っています。

 「もやい」は何百人のアパートの保証人になっています。そんなことをしていたら大変なことになるぞと言われましたが、95%はちゃんと生活しています。低所得者に対する偏見があるのです。「あうん」は自分たちで仕事を作ろうということで、便利屋・リサイクルショップをやっています。

 児童虐待と貧困はつながっており、虐待の家庭には生活保障が必要です。DVで母子家庭になって、パートになって、クビになり、生活保護を拒否されて、多重債務になって……というと行政は縦割りなので、全体を見ることができません。我々もその点、気をつけなければなりません。(胸のバッジを指して)これはおばけの「ヒンキー」です。貧困はあるのにないと思われています。つまり「おばけ」です。世の中の人が関心を持ってくれれば、「ヒンキー」は成仏してくれると思っています。

質疑応答

1.企業福祉の後退はなぜ起こったと思われますか? 有効な政策は?

 一言で言えばグローバリゼーションでしょう。95年に経団連が新時代の日本的経営という方針を出しました。雇用を、長期技能蓄積型(終身雇用)、技能活用型(IT技術などの派遣)、雇用柔軟型(いつでも使い捨てられ、便利に使える雇用)に分けるものでした。80年代に円高バブルで外国人労働者が入ってきて、フィリピン、イラン、バングラと閉めたり開けたりして単純労働力を得ていましたが、最終的に外国に頼るのはやめ日本の若者にやってもらおうとなって、それ以降その通りに進んでいます。大企業が生き残るには人件費切り下げしかないとし、自己責任論を免罪しました。日本社会が生き残るにはこれしかないとし、社員の面倒をみるのは会社の責任ではないとしました。

 また、地方への大型店の進出によって、地方商店街がシャッター通り化し、昔ならそこに吸収されていた若者がフリーターとして漂流し始めました。地方の商店街は地域コミュニティの入り口でもあり、一種の企業福祉が行われていましたが、それが失われました。こういうことがいろんなレベルで起こってきたと思います。

 対策ですが、当り前の福祉国家をめざすしかないと思います。私は正規雇用の復帰は必ずしも望ましくないのではないかと考えています。日本は賃金依存度が高く、社会保障が弱い社会です。働いた賃金がたくさんないと生活が回らない。収入はそんなになくても社会保障でやっていけるというのが望ましいと思います。どこかで何かしらの歯止めにひっかかるのが福祉社会というものです。

2.最低生活費の計算方法を教えてください。

 これが結構細かいランクに分かれていて複雑なのです。日本全国を6つのエリアに分けて基本額を設定しています。世帯の人数によって、また、年齢によっても違います。私は23区に38歳で一人暮らしをしていますが、その場合は137400円です。医療費はただです。私の本『貧困襲来』にソフトがついていますが、「もやい」のHPにもありますので自由に使ってください。

3.エム・クルーユニオンについてもう少し話して下さい。

 エム・クルーとの折衝で解決したのは不当天引き分の500円だけです。建設現場に派遣労働者を派遣することは今でも禁止されているのに、「請負」と偽装して派遣しています。私が派遣された現場は初めてで私一人で、そこで業務を請け負ってるという理屈はどうしても無理なのに、「問題ない」と言い張っています。エム・クルーはたいして大きな会社ではないので、行政指導が入ったらつぶれる可能性もあり、そうなると働いている人はどうなるか? そう考えると難しい面もあります。

 派遣法を99年以前に戻そうという運動もあります。民主党が徐々に案を作っています。派遣法の規制法案を出したいということと、偽装請負を合法化してしまえという勢力と、民主党、自民党がどう動くかによって、どうなるかわかりません。結局やれることをやれるようにやるしかないと思っています。
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by lumokurago | 2007-11-24 20:52 | JANJAN記事

山本宗補さん講演会

アジアを主なフィールドとして紛争地などの写真を撮り続けるフォト・ジャーナリスト、山本宗補さんの写真展と講演会が国立公民館で開かれました。妹の幼なじみの企画です。(うちは叔父が「過激」だったりするだけでなく、従兄もDAYS JAPANを取っていたり、親類縁者・父の友人などなどみな「左」系であるばかりでなく、妹の幼なじみもこんなことやってるんです)。

山本さんは8年前から「老い」をテーマに日本中のお年寄りの写真を撮ってきました。昨年と今年のDAYS10月号にも掲載されましたので、覚えていらっしゃる方もあるでしょう。今日は「老い」についてと「ビルマ」についてお話しされました。ほとんどはスライドを見ながらだったので、暗くてメモできませんでしたが、少しだけ報告します。以下、山本さんのお話を私なりにまとめたものです。(メモできなかったため、言葉の言い回しはそのままではありません)
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大切なものを見失って彷徨っている時代に、お年寄りは水先案内人であると思います。先日、日本人の10人に一人が75歳以上という新聞発表がありました。どこにでもお年寄りがいます。

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by lumokurago | 2007-11-23 21:48 | 社会(society)

明らかにされた数々の違法性 新石垣空港裁判第6回口頭弁論

 新石垣空港の違法性とともに、杉並住民訴訟の裁判長大門さんが弁護士つきの裁判と本人訴訟裁判を差別しているさまがよくわかります。

明らかにされた数々の違法性 新石垣空港裁判第6回口頭弁論

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          東京地方裁判所

 11月20日11時30分から、東京地裁606号法廷にて、新石垣空港設置許可処分取り消し訴訟の第6回口頭弁論が行われました。大門匡裁判長は数点の確認の後、原告に準備書面の中身について簡潔に述べるよう言いました。

設置許可処分は航空法の規定に違反

 はじめに、原告側弁護士が準備書面(8)について述べました。準備書面(8)は国土交通大臣が下した新石垣空港の設置許可処分が、航空法の数々の規定に違反した違法なものであることを詳述したものです。

 被告・国は沖縄県がきちんと地盤等を調べ、安全だからこそ国交大臣が設置許可処分を下したと主張しているが、以下の点から国の主張には根拠がなく、航空法39条1項1号などに違反すると述べました。

1.滑走路の陥没のリスクを見過ごしたことの違法性

 新石垣空港建設工法検討委員会が、今年7月、「滑走路の真下には洞窟があるが、実際に滑走路に飛行機を走らせると洞窟が崩壊する」とのシミュレーション結果を発表しました。滑走路の真下の洞窟が崩れれば、当然、滑走路は陥没します。今年の8月に滑走路の北側に新たに洞窟が発見されました。10月にもコウモリの住む洞窟が新たに発見されました。

 沖縄県はさんざん調べたといっていますが、それでも未知の洞窟がみつかっているのです。この事実は、滑走路の下にも未知の洞窟が存在する可能性があることを示しています。現在滑走路の真下にあるとわかっている洞窟については補強工事がなされますが、もし、未知の洞窟が滑走路の下にあり、その上を飛行機が通るとどうなるでしょうか。滑走路が陥没する可能性が大いにあります。

2.滑走路水没のリスクを見過ごしたことの違法性

 沖縄県の「県津波・高潮被害想定(宮古・八重山諸島沿岸域)検討委員会」は、先月、石垣島近海で地震が起きた場合、白保地区で25mを超える津波が起きる可能性があると発表しました。新石垣空港の滑走路の標高より高い津波が襲い、滑走路が水没する可能性があるのです。

3.新石垣空港の設置許可の申請手続きの欠陥を見過ごしたことの違法性

 航空法38条2項及び3項によれば、沖縄県が新石垣空港設置の申請書を出したり、新石垣空港設置の告示をしたり、新石垣空港予定地に掲示をする際には、土地の所有者の氏名を記載しなければなりません。

 しかし、沖縄県は原告らなど新石垣空港に反対する方々が所有している事業用地の一部について、所有者の氏名の大半の記載を怠りました。このことは沖縄県が新石垣空港に反対する方々を差別的に取り扱ったことを端的に示しています。このため、土地所有者は自分の土地が新石垣空港の影響を受けるかどうかを知ることができなかったのです。その上、公聴会の日程も知らせてこず、直前になって新聞報道で知ったため、公聴会をボイコットせざるを得ませんでした。

 そしてこの裁判で被告側が証拠として出してきたものは、反対する地主も全員載せた偽物の書類でした。国交大臣がこのような申請手続きの欠陥を見過ごして下した新石垣空港の設置許可処分は、航空法38条2項に違反するものです。

本件アセスメントの内容の不備
 次に別の弁護士が準備書面(9)について述べました。準備書面(9)は、本件アセスメントの「評価書の内容の不備」に関して、原告アオサンゴを含む本件事業予定地付近のサンゴ類ないしサンゴ生態系が現在どのような脅威にさらされているのかという現状について述べた上で、本件事業における赤土流出のおそれに関し、評価書に記載してある対応策では、赤土流失の危険性が払拭されていないことについて主張しています。

 本件評価書における評価は、次のようなものです。

 海域へ負荷される処理水の影響は轟川河口に限られ、その濁りの影響がアオサンゴ等注目される群落などにおよぶことはないと考えられること、工事に伴う赤土等の堆積による影響の程度は極めて小さいと予測されることから、サンゴ類の生育環境の変化は少なく、分布状況の変化はないものと予測される。

 しかし、オニヒトデの大量発生、赤土流出、白化現象、ホワイトシンドローム(原因不明のサンゴの病気)その他によって、白保のサンゴ礁は、現在さまざまな脅威に曝され、2001年、環境省は石垣島周辺のサンゴの生育環境は「崖っぷち」の待ったなしの状況と指摘しています。前記の評価書の評価はこの現状認識をあえて無視しているとしか言いようがありません。

 本件工事による赤土等の流出についても、万全の赤土流出防止対策を取っていると主張していますが、赤土流出の危険性を見逃している不備、対策を講ずべき点の不備、ならびに計画を策定する際の前提となる数値の誤りがあります。評価書の現状認識及び赤土防止流出対策では、本件事業による赤土の流出を防止することはできず、現状のサンゴ礁にさらに重大な悪影響を及ぼす原因となることはあきらかです(この詳細は話がむずかしく長くなるのでここでは省略させていただきます)。

コウモリへの影響

 次にまた別の弁護士が、12時を過ぎていたので「簡潔に」と言いつつ、準備書面(10)について述べました。評価書ではコウモリの住む洞窟のうちA洞窟とB洞窟を保全するので大丈夫としています。

 しかし、コウモリの数を調べたところ、B洞窟では2002年から2005年の調査では160頭~510頭いたところ、今年1月の調査では40頭、3月の調査ではたった2頭に激減していました。C洞窟には以前はヤエヤマコキクガシラコウモリがいたのですが、カグラコウモリに入れ替わっていました。A洞窟にはリュウキュウユビナガコウモリが81頭で、昨年同時期の調査の1,000頭から10分の1以下に激減していました。これが工事の影響でなくしてなんでしょうか。不十分な調査で不適切な評価が行われたことを証明しています。

 10月に空港建設現場で全長約300mとみられる新洞窟がみつかり、内部にヤエヤマコキクガシラコウモリ約70頭とカグラコウモリのふんを確認しました。県は周辺の作業を中止し、調査を継続して保全対策を検討するとしています。このことで初めの調査がいかにいい加減だったかがまた明らかになりました。

 アセスメントに対して国交大臣は、出産・哺育に使っているA洞窟とD洞窟の保護に万全を期すること、追加調査をきちんとせよという意見を出していました。また、専門家によるコウモリ観察の手引きには観察期間は1年となっているのに、アセスでは5・6月の2か月のみしか調査しませんでした。

 被告は反論で「コウモリの保護は石垣島全体で考えればいい」などといういい加減なことを言っていますが、なぜ国交大臣の意見は反映されなかったのでしょうか。つまり大臣意見をごまかして評価書を書いたということです。このようにコウモリに関しても評価書の不備が証明されています。

 これで原告の陳述を終え、大門裁判長は準備書面(10)について、FAXで送られてきたものと正式なものとが若干表現が違うので、これは次回陳述とし、今回の正式な陳述は準備書面(8)、(9)だけにすると言いました。そして原告に「補充があるとしていたがこれで一段落か」と聞くと、原告はそうだと答えました。

 それから裁判長は被告に準備書面を陳述するかどうか聞き、被告は「はい」と一言で陳述を終えました。被告に反論の必要な時間を聞くと「3か月」と答えたので、次回期日は3月4日11時30分とされ閉廷しました。


筆者の感想

 大門匡裁判長は、筆者が本人訴訟で行っていた杉並区の「つくる会」教科書の採択に関わる公金支出が違法であるとの住民訴訟でも裁判長でした(関連記事)。私たちの裁判では、大門裁判長は口頭弁論の終結に当たって被告のみに意見を聞き、被告が「速やかな結審を」と答えたのを受けて、即結審しました。原告には何も聞いてくれませんでした。

 やっと入り口に入ったばかりで、被告からはまともな反論もなく、実体的真実の究明もなされぬままの闇討ちのような結審でしたので、私たちはショックでしばらくの間立ち直れませんでした。

 一方この裁判では、大門さんは原告にも「これで一段落か」などと聞いています。なんという違いなのでしょうか。この裁判には原告代理人として弁護士がついていますが、本人訴訟はバカにしているのでしょうか。大門さんに説明を求めたいと思いました。
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by lumokurago | 2007-11-22 11:54 | JANJAN記事