暗川  


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ニシム・ベンシトリット駐日イスラエル大使殿

パレスチナーナビに昨日の抗議文が掲載されていました。転載させていただきます。
*****

ニシム・ベンシトリット駐日イスラエル大使殿

本日私たちは、イスラエルがこの3日間に渡って続けている、ガザに対する軍事行動に抗議するためにここに集まりました。

報道によれば、本日12月30日早朝までに、イスラエルによる空爆でパレスチナ人345人が死亡し、1450人が負傷しています。あちこちに死体がころがり、四方で火の手が挙がっていても、狭い、たった360平方キロの土地には逃げる場所さえない。ガザの150万の住民すべてが猛烈な爆弾の炸裂音と閃光のなか、死の恐怖と家族や友人を失った悲しみのどん底にいます。どこにも出口がないたった360平方キロの土地のなかで寒さと飢えに苦しみながら、ひしめくように暮らしてきた150万人の人々の上に、あなた方の軍隊は爆弾を落とし続けているのです。

あなたは日本のマスコミに対し、この攻撃は正しい、ハマースによるロケット弾攻撃には、我慢の限界を超えていた、とコメントしています。しかしそもそも、なぜハマースが、ほとんど何の効果もないロケット弾を発射するような事態に至ったのか、よく考えてみてください。ガザには、他でもないあなたがたの国の建国のためにその地を追われたパレスチナ難民が、押し込まれるようにして暮らしていた。そこをイスラエルが、1967年の戦争によって占領したのです。

あなたがたの国は40年あまりに渡ってガザ占領を続け、抵抗する子どもや若者を逮捕し、拷問で手足を折り、家族や関係者の住む家屋をブルトーザーで破壊するといった支配を続けてきました。こうしたイスラエルの惨く非人間的な支配のなかでこそ、ハマースはパレスチナ民衆の支持を得て成長したのです。ハマースの武装作戦には、パレスチナ人の中においても賛否両論があります。しかしまず、あなたがたの国が行ってきた占領こそが、現在に至るすべての問題の元凶だということを正しく認識してください。2005年、ガザ内部の入植地からは撤退しましたが、イスラエルがパレスチナ全土を占領状態に置き、ガザの境界における人の出入りをすべてコントロールすることは何ら変わりませんでした。ハマース政権の成立以後は封鎖を強化して人の出入りを禁じ、ガザ住民が衛生な水も電気もない劣悪な環境下で生きることを強い、その生殺与奪を握ってきました。民主的に選ばれた政権を世界から孤立化させ、パレスチナ人の未来への希望を奪い続けてきたあなたがたが被害者ぶるのは、厚顔無恥にもほどがあります。

冷静に比較してみてください。あなた方の国は、違法に占領している東エルサレムやゴラン高原を除いても、ガザの56倍の大きさがあります。あなた方の国は人口600万人にして16万人の兵力をかかえ、さらに40万人の予備役兵さえもっています。ほとんどが人口希薄な地域に落下して終わったハマースのロケット弾がイスラエル市民の生活にとって本当に脅威だったとしても、150万人の住民すべての上に爆弾を降り注ぐような軍事作戦は、いかなる意味でも正当化されるべきものではありません。

アメリカやイギリスの政治指導者が、自分たちの利益のためにあなたがたの行動に理解を示したからと言って、世界各地の民衆は、イスラエルの行動を決して許しません。今すぐ空爆を止め、地上戦への準備を中止してください。そしてパレスチナ人の人権を奪い続ける現在の政策を改め、入植地を撤去し、パレスチナ人と対等に共存してゆく姿勢を見せてください。

2008年12月30日        ガザ空爆に抗議する12.30緊急行動参加者一同 

バレスチナーナビはこちらです。
新聞記事の批判が載っています。私たちはパレスチナについて知らなすぎです。アメリカ(イスラエル)べったりの報道をする人も知らないだけで悪気はないのかもしれませんが、知らないことは罪です。

以前の広河隆一さんの講演記事はこちらです。

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by lumokurago | 2008-12-31 13:59 | 平和

イスラエル大使館へ抗議と要請

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今、やりたいことは何かと考え、イスラエル大使館に行ってきました。
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ガザ空爆の「大義名分」をハマースとしていますが、これはハマースへの攻撃ではなく、子どもを含む一般市民への虐殺行為です。一刻も早くやめさせてください。これを止められるのはオバマさんでしょうか?
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それにしても警官が多い。集まっている人たちを取り囲み、道路の反対側にも私服を含め大勢いました。国民は全員テロリスト? (裁判所の警備員もものすごく増えています)。
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by lumokurago | 2008-12-30 23:02 | 平和

年越し派遣村

こんなのも見つけました。日比谷公園でやるそうです。行ってみよう!

日比谷で年末年始を生き抜く 年越し派遣村
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by lumokurago | 2008-12-29 22:41 | 社会(society)

新しい日米関係の構築に向かって

ドライアイがひどいのでPCは終りにしようと思いつつ、ついつい天木直人さんのブログを見たら、次のようなことが書いてありました。XTCさん(コメント欄のお客様)、こういう意見もあります。ご参考まで。

*****以下引用

前掲の諸君2月号にスティーヴン・ヴォーゲルカリフォルニア大学教授のインタビュー記事がある。そこで彼はこう言っている。

ワシントンのエリートたちの考えは、日本がアメリカと同じ方向に進んでいる限り日本を認めるというものである。米国の本音がそうである以上対等な日米関係を築く事は困難である。

しかしそれを許してきたのは日米同盟以外の確固たる外交思想を持とうとしなかった日本である。日本は米国の要求に屈して本来憲法9条では認められなかった事でもどんどんと応じてきた。そのため、いくら日本がこれはできない、と言っても、もはや米国は納得できなくなってしまった。

日本が本来の憲法9条を守り、(米国の無理な要求は)認められないと主張すれば、米国も日本の主張を受け入れざるを得ないと思う、と。

*****

全文は以下。
新しい日米関係の構築に向かって
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by lumokurago | 2008-12-29 22:38 | 平和

「つながるいのちパート2」

友人が送ってくれました。吉祥寺で小児科医院を開いている真弓定夫医師とダイアン・モントーヤさんの対談です。副題は「女性インディアンと語る子供の健康と暮らしの基本」です。

真弓医師は司会者に「ご自分のことを話して」と言われて、次のように語っています。

「今、日本では、現代医学―薬とか、あるいは検査などに頼っている部分が非常に多いんです。それでは病気が、良くならないんです。ということでなってしまった病気を治すのではなくて、病気にならないように予防することが、とても大切であると思います。そのためには、衣食住全般にわたっての、生活環境を整えることが非常に大事です。そういった意味で、これからの医者は、環境問題とかかわりなしに診療することはできないだろうと、そんなふうに考えています。

私の所は薬を置いてありませんし、開業してからの20年間は、一度も対症療法的な注射をしておりません(注:開業する前は現代医学的な治療をしていたそうですが、良くなっていかなかったので、一人でやるしかないと開業したそうです)。お母さん方との対話で―。というのは、病気を治すのは子供自身であって、周りの家族がサポートする。で、医者の方は、そのサポータ鬼アドバイスをする。そんな感じでやっています。すると、良い結果が得られるようです」

ダイアンさんは体の医者であり、精神の医者であり、セラピストであり、カウンセラーでもあり、メンタルな部分への助言者でもあるメディスンマン(ウーマン)によって、医師に「一生歩けず下半身不随になる」と言われた交通事故の怪我が治ったことを話しました。

真弓さんは「私事で申し訳ないのですが」と奥さんのことを話します。

「私の家内が16年前、骨肉腫の一種で足を切断することになったのです。そして抗癌剤を使うように言われました。彼女は看護婦なのですが、両方を拒否しました。もし、そういうことをしても、早ければ2年くらいで亡くなるだろうと―。だったらそれをやらないで、その2年間を有効に生きたいという決断をしたわけです。

それまで私共は、別々に寝ていたんです。それを宣告されてから一緒に寝るようになったのです。その主な目的は手を握るということ―、寝ている間に、そしてお互いにプラスイメージを送ったのです。初めの内は意識して続けていたけれど、その内寝ていてもいつの間にか、そう行われていて、2年で死ぬと言われたのですが―、もちろんそれから食事なども非常に気をつけて・・・。

それからダイアンさんがおっしゃったように、人の痛みは・・・。彼女は、自分なんかよりずっと軽い病人のところへどんどんお見舞いに行く。その人を勇気づけるために。

それから2年で死ぬと言われて、16年たちます。検査すると、異常項目はたくさん出てくるのです。しかしそういうことは、全く本人は気にしないのです。もし、彼女が足を切断して抗癌剤を使っていたら、とっくに死んでいると思います」

「ですから、同じような気持ちで患者さんに接しています。患者さんというか、お子さんの家族、それから患者さんだけではなくて、ご両親の趣味とかを話して治療をしています。そうすると、子どもたちが病気にかかる比率が非常に減る。病気にかかっても、早く治る。病人の治療に当たっては、体の面より心の面の方が大事だと思います」

ダイアンさんと真弓医師は検査データよりも「体に聞く」こと「体に触ること」の大切さを語りあい、子どもは本能的な能力が高いのに、経済優先の社会が自然治癒力や免疫力を低下させてきたと批判します。家族のつながりやお年寄りとのふれあい、助け合うという気持ちや目に見えないものの大切さが失われしまったことを悲しんでいます。

ダイアンさんのところにはこんな言い伝えがあるそうです。

「あなたは望んでいるものを得ると、得ているものを失います」

*****

明日に続く・・・。
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by lumokurago | 2008-12-29 22:01 | きままながん患者

巻頭詩

印刷版暗川はワープロを使うようになってからも手書きの巻頭詩を載せていました。その詩でアンソロジーを編みたいとも思っているのですが、なかなかできません。

今夜は次の詩をご紹介します。

*****

惑星         茨木のり子

ひとびとは やがて
ミルク珈琲色になるだろう
黒・白・黄が 烈しくまじり
煎れたての熱いミルク珈琲の色に

言葉は いつの日にか 世界に
共通のものを編みだすだろう
母国語はそれぞれの方言となって
野の花のように なつかしまれ

血は どれだけ流せばいいのか
流産はどれだけ繰り返せばいいのか
ゆっくり 廻る さびしい 惑星

ばらばらなものを 一つにしたい
何十億年も前からの 執念を軸に
猛烈な 癇癪玉まで 手に入れて

***** ここまで引用

人々がミルク珈琲色になっても母国語は大切にしましょう。
この惑星には地域ごとの文化があります。
ばらばらなものはばらばらでいい。

と文句をつけつつも、この詩は十分に理想を語っているのです。
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by lumokurago | 2008-12-29 00:06 | 昔のミニコミ誌より

ジュリーが「窮状」を歌う

沢田研二さんの還暦記念のライブの様子をNHKで放映していました。「我が窮状」で話題になっていましたので、なんとなく観ていたら、出てきましたよ! 「我が窮状」が。

数あるジュリーのヒット曲の中から(このライブは7時間に及び80曲歌ったそうです)、この番組に無名の「我が窮状」を選ぶとは! (この番組は45分)。

NHKにもまだ志ある人はいる。(「悪魔に魂を売り渡した」と書いたのはもちろんTOPのことです)。



我が窮状

作詞:沢田 研二,作曲:大野 克夫

麗しの国 日本に生まれ 誇りも感じているが
忌まわしい時代に 遡るのは 賢明じゃない
英霊の涙に変えて授かった宝だ
この窮状 救うために 声なき声よ集え
我が窮状 守りきれたら 残す未来輝くよ

麗しの国 日本の核が 歯車を狂わせたんだ
老いたるは無力を気骨に変えて 礎石となろうぜ
諦めは取り返せない 過ちを招くだけ
この窮状 救いたいよ 声に集め歌おう
我が窮状 守れないなら 真の平和ありえない

この窮状 救えるのは静かに通る言葉
我が窮状 守りきりたい 許し合い 信じよう
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by lumokurago | 2008-12-27 23:43 | 平和

2度目の強制退去 主権者である国民がここまでないがしろにされる「高等」裁判所

 怒りの記事です。裁判官がここまでひどいことを多くの人に知ってほしいと思います。ぜひお知り合いに広めて下さい。

 私たちは不当判決だけでなく、裁判官の訴訟指揮があまりにもひどいことを広く知らせる必要があると考えています。全国で本人訴訟を行っている原告と連絡を取り合い、裁判官の名前を出して、どんなひどい訴訟指揮をしたかのリストを作ることを考えています。

 このまま黙ってはいられません。

*****

杉並「つくる会」教科書裁判で2度目の強制退去 主権者である国民がここまでないがしろにされる「高等」裁判所

東京都杉並区が05年に「つくる会」歴史教科書採択に関わって違法に支出した公金の返還を求める控訴審第2回口頭弁論で、東京高裁第5民事部小林克己裁判長(陪席:綿貫万里子・中村慎裁判官)は自らの「後で聞きます」という言葉を覆し、控訴人に口頭で陳述させずに強引に結審しました。納得できない控訴人、傍聴人は法廷内にとどまり、「後で」というのはいつなのか裁判長に聞いてほしいと書記官に頼んでいましたが、裁判所側は「法廷は終わったので外に出て下さい」と言うのみで、人間としての誠意は全く見られず、約1時間後に強制退去させられました。筆者は控訴人の1人です。

第1回口頭弁論で裁判長は被控訴人を誘導

 控訴審第1回口頭弁論では、控訴理由書に対し、被控訴人が「反論します」と言っているのに、小林裁判長は「反論するんですか? 従前通り(審理の必要なし)でよろしいのでは」と被控訴人を制し、「反論しません」と言わせました。被控訴人が「反論する」と言っているのに、裁判長が自ら「する必要なし」と誘導するということは、「あなたたちを勝たせますよ」と言っているに等しいものです。この不公平かつ横暴な訴訟指揮に対して、控訴人は裁判官忌避の申し立てを行いましたが、地裁で棄却、高裁、最高裁でも棄却され、12月22日午後、第2回口頭弁論が開かれました。

 私たちは「開かれた法廷」を標榜する裁判所に、傍聴人にわかりやすくするためと、裁判官に切実な思いを肉声で聞いてほしいとの趣旨で、口頭で陳述する時間を取ってくれるよう、事前に交渉しています。この日は全体で20分取ってくれているはずでした。(交渉しないと、口頭弁論と称してはいても「陳述しますか」「はい」だけで、書面の確認と次回期日を決めるのみで、数分で終わってしまいます。傍聴人はせっかく来たのに何が何だか何もわかりません)。

「後で聞きます」と控訴人をだましていきなり結審

 裁判が始まると小林裁判長は控訴人に「準備書面(4)(5)(6)を陳述しますね」と言い、私が「口頭で述べる時間を取ってくださっていますよね」と言うと、「今、やってください」と言いました。そこでまずYさんが準備書面(4)を陳述しようと立ち上がったところ、小林裁判長は「選定当事者(私)から先にやって下さい。選定者(Yさん)は後で聞きます」と言いました。私は「え?なぜ? 変だな」とちらっと思ったものの、言いなりになってしまい、準備書面(5)(6)の要旨を陳述しました。

 さあ、次はYさんの番だと思ったところ、小林裁判長は「書証104~106号証を出していますね。むにゃむにゃ」と言いました。「むにゃむにゃ」の部分がむずかしい法廷用語だったため、私は「どういう意味ですか?」と聞き返しました。すると、裁判長は「これは写しですが、被控訴人は認めますか?」とかなんとか聞きました、被控訴人は「認めます」と答えました。その意味をもう一度聞く間もなく(証拠が偽造ではないことを認めたという意味だそうです)、裁判長は続けて「ではこれで口頭弁論を終結し・・・」と言い出しました。

 Yさんが「ちょっと待って下さい。まだ陳述していません」と叫びました。私も「さっき、『後で聞きます』って言ったでしょ!」と叫びました。傍聴席からも「まだ陳述していません」等と声があがりました。裁判長は「判決言い渡しは・・・」と続けたようですが、私は裁判官が逃げる前に言わなくちゃと「まだ何も審理していません。日本には裁判所なんかないと同じ。税金泥棒!」と叫びました。その声を背に受け、裁判官はそのままドアの後ろに消えました。裁判が始まってから10分でした。

嘘をつくことも訴訟指揮のうち

 控訴人の私とYさんは書記官に、裁判長は「後で聞きます」と言ったのだから、裁判はまだ終わっていない、裁判官をもう一度呼んできてほしい、時間も十分に余っていると訴えました。

 傍聴席からも「おかしい」との声があがりました。裁判官は仕事で給料をもらってやっているけれど、控訴人らは大変な時間をかけ、お金も持ち出しで、子どもの命を守るために必死でやっているのだと誰かが言ってくれました。裁判官の給料は税金であり、それを払っているのは主権者である私たちです。主権者に嘘をつくような卑劣な裁判官は裁判官の資格がありません。Yさんは「このままでは戦争になってしまう。子どもに申し訳ない。こんな国で子どもを産まなければよかった。裁判所には責任がある」と泣きながら訴えていました。

 書記官は心のないロボットのように「法廷は終わりましたので外に出て下さい」と繰り返すばかり。やがて訟廷管理室の西尾さんという人が来て、出ていかないと強制退去になると警告しました。私たちが裁判官は「後で聞く」と言ったのに聞かなかったので裁判は終わっていないと話しても、「法廷は終わりました。裁判官の訴訟指揮です」と言うばかり。「嘘をつくのも訴訟指揮のうちですか?」と質問すると、「訴訟指揮がすべてです」という答えが返ってきました。こうやって国民の裁判を受ける権利を奪い、憲法に違反するのも訴訟指揮のうちですね!

 約1時間の押し問答の末、私たちは強制退去させられました。裁判官も書記官も訟廷管理室の西尾さんも、人間の言葉が全く通じないということを痛感させられました。前回強制退去させられた時は、若い書記官が人間として少しは話を聞いてくれたのですが、今回はそういう人も1人もいませんでした。

私たちはあきらめない

 この不毛な時間に、被爆者やハンセン病者や水俣病患者や三里塚の農民たちや・・・戦後補償裁判の原告の人々や・・・その他数えきれない「国」が踏みにじってきた人たちが心に浮かんできました。「国」を相手に闘ってきた人たちがどんなに悔しい思いをしてきたのか、その無念さがどんなものだったのか。「国」は庶民のことなど虫けら同然にしか思っていない。そのことがよくよくわかりました。私も「国」に対して物申す当事者になって、「国」というものはこういうものだと実感しました。

 「後で聞きます」と言ったのだから、そのまま陳述させても5分か10分延長しただけのことです。それなのにあえてこのように国民を怒らせることをするのはなぜなのでしょうか? 裁判官の権威、ひいては「国」の権威をひけらかし、何をしても無駄なんだと、物申す国民を屈伏させようとしているとしか思えません。

 裁判官が嘘をついたのは何も今回が初めてではありません。原審でも東京地裁大門匡裁判長が証人喚問について「別の機会に検討します」などと言っておいて、その舌の根も乾かぬうちに結審しました。私たちが最も許せないのは、弁護士のついている裁判では、裁判長はこんな訴訟指揮はしないということです。弁護士のいる裁判と比べれば、それはあからさまなものです。コスタリカでは小学生が「憲法違反です」と電話すれば裁判してくれ、小学生が勝った判例もあるというのに、権威をひけらかす日本の裁判官は基本的人権すら認めないのです。

 私たちは裁判官が嘘をついたので誠実に対応してほしいと、ごくごくまっとうなことを言っているにすぎません。それなのに2回も強制退去させられました。本当にこの国には国民の意見を聞こうなどという姿勢は皆無なのです。ましてや憲法で保障されている裁判を受ける権利がすべての国民に保障されるのはいつのことなのか。私たちが生きている間に実現できるとは思いません。しかし屈伏してしまえば可能性もなくなってしまいます。長い長い道のりですが、子どもたちのためにあきらめずにやっていこうと思います。

口頭弁論内容

平成20年(行ヌ)第13号公金支出無効確認等(住民訴訟)控訴事件
控訴人  渡辺容子 外36名
被控訴人 杉並区 外1名

扶桑社は「つくる会」教科書をリコールすべき
杉並区は採択をやり直すべきである

 原審判決後、新事実が発生しました。
「新しい歴史教科書」発行元の扶桑社自らが同教科書を欠陥教科書であると認め、さらに同教科書が出版停止になる可能性が出てきたのです。一般の商品ならばリコールすべき大変な事態で、マスコミが大きく取り上げ、商品を回収することになるでしょう。

 「つくる会」は結成以来内部抗争を繰り返してきましたが、ついに分裂し、「つくる会」会長には藤岡信勝氏が就任。分裂した八木秀次氏らのグループは「日本教育再生機構」を結成しました。このグループは更に教科書編集・採択のために「改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会」を設立しました。

 扶桑社はフジサンケイグループの出版社ですが、フジサンケイグループが八木氏の「再生機構」を支持することになったため、「つくる会」と絶縁しました。その理由として「教科書の内容が右より過ぎて、教育委員の賛同を得られず、採択が取れない」ためとしています。また、同教科書を執筆した西尾幹二氏や藤岡信勝氏に対して、「西尾の書いた部分はどんなに金がかかっても書き直す」と言ったり、「教科書発行は藤岡を執筆者からはずすことが絶対条件である」と発言したりしています。つまり自社の教科書を自ら欠陥教科書であると認めたわけですが、それならばこの教科書を採択した教育委員会に謝罪し、別の教科書を採択するようお願いすべきです。しかし扶桑社は新学習指導要領に基づく教科書検定が行われる2011年までは現在の教科書を発行し続けるとしています。

 それに対して藤岡氏らの「つくる会」は教科書の著作権は「つくる会」にあるとして、扶桑社を相手取って出版差し止めを求め、提訴しました。この裁判の行方いかんによっては現在杉並区で使っている教科書は発行されなくなる可能性があります。使用中の教科書が発行されなくなるなどという不祥事は前代未聞です。

 そもそも杉並区で「つくる会」教科書が採択されたのは、山田宏区長が「つくる会」と同じ歪んだ歴史認識を持っているためです。山田区長は成人式で特攻隊を賛美したり、公の席で「大東亜戦争は自衛の戦争だった」と発言しています。おや、最近どこかで聞いたようなセリフですね。そうです。前航空幕僚長の田母神俊雄氏と同じ考えです。田母神氏は航空幕僚長を更迭されました。個人の思想信条は自由ですが、公職にあるものが政府見解に反する思想を堂々と明らかにしたのですから、更迭は当然のことです。ならば区長という公職にあって政府見解に反する思想を述べ、「つくる会」教科書を採択させた山田宏区長も更迭されるべきです。

 政府見解に反する思想に基づいて書かれた本件教科書はもともと文科省の教科書検定に合格するはずもなかったのですが、安倍晋三元首相らの「歴史教育を考える議員の会」の文科省などへの圧力によって合格させられました。これは政治の教育への介入を禁じた47年制定教育基本法第10条違反です。

結語

 原審で明らかにしたように教科書採択は競争入札であり、本件教科書採択は山田宏区長の「天の声」による官製談合です。発行元が欠陥品であると認めたからには、リコールされるべきものです。杉並区はこのような欠陥品を採択してしまった責任を認め、子どもたちと教員に謝罪し、別の教科書を採択すべきです。

 控訴人らは原審において約35の準備書面と103の証拠を提示して、杉並区の違法行為を追及し、区長、教育長、教育委員長、教育委員、教育委員会指導室長、教育委員会次長、教科書調査委員長、調査報告書(学校用)を書き換えさせた校長ら12名の証人喚問を要請したが、却下され、結局何も審理されずに結審されました。不正を正すには裁判に訴えるしかないとして、素人が本人訴訟でがんばり、裁判官ならば公正に判断してくれるだろうと望みをかけていた控訴人らは、憲法で保障された裁判を受ける権利が保障されないことに心から落胆し、日本には果たして民主主義があるのかと疑うまでに至っています。控訴審でこそ、裁判官は法の番人としての責任の重さを思い起こし、十分に審理し、判断を下されることを切にお願いします。
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by lumokurago | 2008-12-27 15:48 | 杉並教科書裁判

「国」って何?

裁判官のことを「国の手先」と書きました。それしか言いようがなかったからです。しかし「国」って何だろう?

少なくとも単なる「日本国」のことではない。

国民が真の主権を持つと困るもの。国民一人一人が意見を持つと困るもの。国民一人一人が主張していくと困るもの。つまり国民とは利害を異にするもの。国民を統制し、自らの思うままに操りたいと考えているもの。

そんなものが確かに存在する。そうでなければ裁判官はまっとうな私たちをないがしろにすることはない。まっとうなものをまっとうに勝たせるはず。

ところが、まっとうなものを勝たせれば裁判官の「出世」はない。まっとうなものが邪魔なものが「国」。

つまり国民の大部分はどうなろうが、自分の利益があがればよしとし、また、それができるだけの権力を持つものが「国」である。

いったい誰たち?

裁判官がそんな者たちをかばって何か得があるのか? 裁判官の出世を決める人間たちは「国」をかばって何か得があるのか? いったい何がこわくてまっとうな判断ができないのか?

「国」の中枢にいるのは誰なのか? 結局、その人たちが「国」なのか?

混乱・・・。
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by lumokurago | 2008-12-26 23:19 | 社会(society)

がん患者の食事

ここ10年以上、玄米を食べていたのですが、最近は「発酵玄米」にしています。友人に勧められました。彼女は胃がないので、玄米も発酵させると消化がよくなるそうで、医師に勧められたとのことです。

★発酵玄米の炊き方

無農薬の玄米4合半にあずき半合を入れて、よく研ぐ。
水加減は多め(私はお米の上に手の平を乗せ、手首までとしています)。
塩小さじ1強を入れ、時計回りに5分間混ぜる。
1晩つけておく。
圧力釜で35分位炊く。(焦げないように注意して下さい。はじめはもっと短い時間から試した方がいいかも)。
1時間はむらす。
ジャーに移し(保温しておく)、3日間おくとできあがり。
(と言っても、炊けたら食べ始めてしまいますが)。

もち米のような、お赤飯のような感じになります。とってもおいしいですよ。

玄米には栄養素がまんべんなく含まれているので、玄米を食べていれば、おかずは根菜類と小魚で十分だそうです。玄米7におかずは3です。

(がん患者向けの食事療法の本を読んでも一番大切なのは「ご飯」でおかずではありません)。

もともと野菜中心の食事でしたが、「乳がんと牛乳」の著者も治療中は動物性蛋白質を一切摂っていなかったと書いてあったので、なるべく肉(もともとほとんど食べてない)や魚は食べないようにしています。豆腐は食べています。甘いものは和菓子です。

つまり、玄米と野菜(煮物と味噌汁、お浸し。サラダはお勧めではありません。詳しくはまた)と豆腐、外食する時はおそば。

この食事、なんだかものすごくおなかがすくんですよ。今まで食事には非常に淡泊な私でしたが、おなかがすいて、おなかがすいて、夕食後にも何か食べてしまいます。ちょっとはふっくらするかな?(痩せすぎなのです)。
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by lumokurago | 2008-12-25 23:25 | きままながん患者