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母の治療方針決定

★ 慶応病院に行ってきました。

 Dr.Kは開口一番、「ぼくは本人以外の人が来ても相談には乗らないよ。前に九州から家族の人が来たときも『本人でないと』と言って帰ってもらった」と。はるばる九州から来たのに帰ってもらったなんて潔癖なDr.Kらしいですが、よく考えてみれば当然のことだと思います。「自分で決める」が合言葉ですからね。

 でも、うちの母については認知症があるので家族の相談もOKということで、相談に乗ってくださいました。診療情報提供書を見て、「D3までかくせいするなんて」とあきれ顔。

 リンパ節の切除範囲はD1からD3まであり、D3というのはリンパ節をねこそぎ取ってしまうもので「拡大手術」と言われています。乳がん、胃がんなどではリンパ節を広くかくせいする手術とそうでない手術のくじ引き試験が行われており、世界的には拡大手術は否定されています。大腸がんでもリンパ節をかくせいした場合の成績がよいという証拠はありません。だいたい、昨日の医師の説明では卵巣にできたがんは転移かどうかわからないとのことでしたが、診療情報提供書には「転移性卵巣腫瘍の可能性が高い」と書いてありました(真実を知らせるのは医師の義務です)。転移があるならリンパ節かくせいの意味はさらにまったくありません。

 昨日の説明ではリンパ節をどうするかについては何の説明もありませんでした。切除する必要がないので切らないのだろうと勝手に思っていましたが、何も説明せずにD3までかくせいするつもりだったなんてあんまりです。リンパ節のまわりにはいろいろな神経がからみついているため、かくせいすると神経を傷つけ、排尿障害などの後遺症が残る可能性が高いのです。リンパ液の流れが悪くなるため、リンパ浮腫がおこる可能性もあります。(追記)妹によれば、月曜日の説明は手術を受けるかどうかであり、詳しい手術の内容の説明は別の日にあるはずとのことでした。しかし、乳がんでも手術の前日に「全摘する」などの説明があり、「明日ならしょうがないか」と思ってあきらめてしまう人がいました。手術内容の説明はもっと前にやるべきです。
 
 Dr.K:それで質問は?
 私:無治療で看取りたいのですが?
 Dr.K:液体ならば通ると思うので、おかゆなどを食べさせて、そのうち食べられなくなるけれど、食べられなくなってやせて亡くなるのが一番自然な死に方。手術する場合は高齢なので全身麻酔が負担になる。これはできるかどうか外科医に聞かないとわからないけど・・・腰椎麻酔でバイパス手術がいいと思う。(と私もかかっていた村山医師に電話してくれる。村山先生は「できる」とのお答えでした)。
 私:リンパ節については何の説明もありませんでした。切らないでと言えば切らないでくれるでしょうか?
 Dr.K:切らないでと言っても外科医は何するかわからないよ。(Dr.Kの外科医不信は根深いがその気持ちもわかりますーこれも『乳がん後悔しない選択』参照してください)。
 私:卵巣腫瘍は切ったほうがいいんですか?
 Dr.K:それは簡単だからついでに切ったほうがいい。
 私:いい在宅医がいれば無治療で家でみたいんですけど、網野先生が入院してるし・・・。
 Dr.K:どんな具合なの?
 私:落ち着いていらっしゃるそうです。あとで電話してみます。それと、昨日栄養状態が悪くて手術に耐えられないからと、IVHにされちゃったんですけど、どうなんでしょうか?
 Dr.K:IVHでは感染して敗血症を起こして年間何万人も死んでいる。できるだけやらないほうがいい。
 私:やっぱりそうなんだ。とにかく医者が信用できないし、こっちは素人だしわからないことばかりでほんとうに困ります。etc・・・

★ 慶応病院の公衆電話から網野先生の携帯に電話したところ・・・

 まずご容態ですが、「歩けるようになった」とのことで土曜日に退院されるとのことでした。まずはよかったです。ところが脳の「いろいろなところが壊れちゃって」左の空間認識がむずかしいとのことで、「運転したら人を引いちゃう」とのこと。「ぼくが診てあげられたらいいんだけど無理」。

 私:いい在宅医はご存じありませんか?
 Dr.A:それがいないんだよ。若い人は時間が来たら終わりで。(つまり休日なしで24時間対応してないという意味)。
 私:父が以前中野共立病院にお世話になったことがあって、いい病院だと思いました。あの病院の付属の診療所が近所にあるので、そこに行ってみようかと思っています。
 Dr.A:中野共立病院は知ってるよ。知ってる内科医がいる。信頼できる医者だ。
 私:そうですか。全然知らないところに行くよりいいですよね?
 Dr.A:うん。会ってみて決めたら? 相性もあるし、会ってみなければわからないから。
 私:はい。手術はしたほうがいいとお思いになりますか?
 Dr.A:そうだね。手術しないとまた詰まっちゃうからね。バイパス手術がいいと思う。etc・・・

★ 妹と話し合いの結果、老人をおおぜい看取っている網野先生が「また詰まっちゃう」とおっしゃるので、手術は受けようということになりました。ただ、村山先生の病院は遠い(川崎)なので、中野共立病院に聞いてみたところ、相談は現在入院している病院の相談員を通してしか受けられないというので、それでは時間がかかってしまい面倒なのであきらめました。そして村山先生に電話したところ、電話口に出てくださって・・・。

★ 村山医師の話

 自分の病院は遠いし、手術の予定が詰まっており、転院して手術するとなるとさ来週になってしまう。この状態なら早く手術したほうがよいし(また詰まってしまう可能性がある)、移動するのも患者にとって負担になる。バイパス手術のことを最初から説明したなら、無理な手術はしないと思われる。希望をよく説明して今の病院で手術したほうがよいと思う。

 がんを取って大腸をつなぐのとバイパス手術は同じくらいのむずかしさなので、がんを取れるならば取ったほうがベター。無理ならバイパス手術。リンパ節は取らない。(Dr.Kが麻酔のことを心配していたが)今の薬はよくなっているので1、2時間の手術なら全身麻酔でもすぐ覚めるから大丈夫。

★ ということで、結局、明日いまの病院の医師に希望を伝えに行くことになりました。先生方、ありがとうございました。これで納得して手術が受けられます。
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by lumokurago | 2010-06-30 18:31 | 父・母・介護

IVH(中心静脈栄養)

 母の病院から電話があり、栄養状態が悪くこれでは手術に耐えられないので、すぐにIVHを入れたいというのです。昨日の話では「木曜日に手術できない場合」ということだったのですが・・・?? 仕方ないのでOKしましたが、行ってみたら、母のベッドのまわりに10人ほどの医師、看護師らが集まってなにやらがやがややっていました。こんなに大勢で集まって何をしているのか? 練習台なのでは? 母は手がかかるためか病室ではなく看護師詰所の一角にいるのですが、私が行ってのぞいたらすぐにカーテンを閉めてしまいました。思わず「なんで隠すの?」という言葉がでてしまいました。

 私は今、Dr.Kと網野先生以外の医者をまったく信用していませんが(『乳がん後悔しない治療』参照)、医者をまったく信用できないというのはほんとうに困ったことです。今日もはたしていま、IVHにしていいのか、素人には判断できません。私にはDr.Kがいるからまだいいようなものの、普通の人はどうするのでしょう? ってか、普通の人は医者のいいなりなんだよね。

 みなさん、医者というものは信用できないのでご注意ください。と言われても困ると思うけど、医者の言うことをうのみにはしないほうがいいですよ。と言われても、だれなら信用できるのか、どうやって勉強したらいいのか、素人にはわからないのでほんとうに困りますよね。

 そのうえ、母の入院している河北病院(杉並区阿佐谷北)はなんとあの悪名高い元杉並区長山田宏氏の息のかかった病院で、山田氏に迂回献金していました。これは証拠もあるのですが、なぜか闇に葬られました。

 山田氏が新党を立ち上げて区長をやめたため、7月11日に区長選が行われます。区長に立候補する千葉なおこ氏(医師)は山田区政を継承するとし、山田氏、杉並区医師会会長らと立候補の記者会見を行いました。この会見で司会を務めた河北病院の理事長と千葉氏の関係は?

 また、もう一人の有力区長候補は都議会議長の田中良氏(民主党)ですが、田中氏と千葉氏は元夫婦でした。区長選が元夫婦の対決だなんて、ローカルすぎる。

 さらに看護師をしている従姉の話では、河北病院は金儲けと手術をしたがることで有名だそうです。
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by lumokurago | 2010-06-29 21:46 | 父・母・介護

後藤昌次郎弁護士の言葉

 以下、『神戸酒鬼薔薇事件にこだわる理由(わけ)』より引用 

 「犯行が非常にむごたらしい、残忍である、残酷である、許すべからざるものである。そのときに、私たちが第一に何を考えなくてはならないのか。それは、こういう重大な犯行の責任を犯人でない人間に負わせることがあってはならない、無実の人に重大な犯行の責任を負わせるようなことがあってはならない、ということです。そうではなくて、警察がこれは犯人だというと、みーんな犯人だと思い込んで、もう国中そろってバッシングを始めるというのは、これはとんでもないことです。むしろ犯行そのものに劣らないくらいの、勝るとも劣らないくらいの、特に警察が無実の人間を犯人として逮捕し、検事が起訴し、裁判にかけ、有罪にする、裁判所が。というようなことがあれば、犯行それじたいよりも重大な権力による犯罪だ。権力犯罪であります。そのようなことを許してはならない。これが、お話ししたいと思うことの肝心かなめのテーマです」

 「自白については、やっていない者が自分の不利益になることについて『私がやりました』なんて嘘のことを言うわけない、これが常識です。それから逮捕についていうと、警察は悪いヤツを取り締まるところであって、悪いことをするところではない、それが常識なんです。この常識は迷信ではないだろうか。

 やりもしない者が『やった』なんて嘘の自白をするわけはないということは、今までのたくさんの冤罪事件の例でたちまち否定されます。今までの冤罪事件は、ほとんどが自白事件でした。それから警察は悪いことをするところではないという常識に対しては、たとえば菅生(すごう)事件というのがありましたね。

 菅生というのは九州の大分県の山の中の村です。1952年6月、そこの駐在所が深夜爆破されたという事件なんです。現場で二人の共産党員が現行犯逮捕された。爆破されたときに、百人もの警官が山の中の駐在所を取り巻いていた。新聞記者も四人おった。そこに二人がのこのこやって来て、ダイナマイトを入れたビール瓶を投げ込んだ。バカーンと爆発した。現行犯だ。現行犯である以上は、これは犯人に間違いはない。これも常識であります。

 だけれども、常識というのは危険なものなんです。捕まえられた二人は『俺たちはやってない』と主張する。『だって現行犯じゃないか』『いや現行犯って、そこに居たのは事実だ。そりゃ、その日12時頃に、半年くらい前から近づいてきた見知らぬ青年がいろいろカンパをくれる。その晩も、カンパをくれるから中学校のところへ来てくれ、で行った。行ってカンパをもらって、中学校の正門のところに駐在所がある、その若い者が駐在所の方に歩きかけた、わしらは反対側に歩きかけた。ところが途端に、背後でバア-ンと爆破されて、そしてバラバラーッと四方から警官が取り囲んで折り重なるようにして取っ捕まったんだ。ところが、俺たちをその場に呼び寄せた青年は、その事件の瞬間からどこへ行ったのかわからなくなった。あいつが犯人に違いない、捜してくれ」と。「そんないいかげんな弁解きくもんですか」というのが裁判所の立場ですね。有罪です。

 ところが、これは本当におかしい事件だった。山の中の駐在所の周りに、夜中にですよ、百人もの警官が待機していた。そんなことありますか。ちょっと考えただけでも、おかしいんだけれども、現行犯逮捕ということでもう幻惑されてしまうんですね。事件に疑問をもった当時の共同通信社の新聞記者のグループが、『これはクサイ』と、そのいなくなった人間を追求したんです。そこでわかったことは、その青年は大分県警の警察官だったんです。そういうことがわかったとたんに彼は姿をくらました。どこへ行ったと思いますか。東京の中央線の中野駅のすぐそばに警察大学校がありますが、そこに匿われていたんです。それを突きとめられると、これは危ないというので警察は金を使って彼を新宿のあるアパートに身を隠させた。そこも突きとめた。とうとう隠れようもなくなって、かれは法廷に現れてきた。結局、これは警察がやったのです。警察が自分で犯行をデッチあげて、そして犯行にかかわりのない人間を犯人だという。警察は悪いことをするところではない、というのは迷信です。

 それから、検事だってそうです。松川事件は無実の被告人20名のうち――一審は死刑5名、二審は死刑4名という、もう重大な事件であります。最高裁にいって、有罪判決がひっくりかえった――その決め手になったものは、なんであるかというと、アリバイ証拠なんです。・・略・・その『諏訪メモ』という決定的なアリバイ証拠を検事がズーッと隠しておったんです。それを新聞記者が突きとめた。そこで大問題になりましてね、これ以上隠し続けると、検察の権威を失墜させるだけであると観念して最後に出した。それが裁判所に現れたのは、最高裁判所の大法廷で弁論が始まった――弁論は10回あったんですが――第1日目の朝、初めて裁判所に届けられたんです。こういう劇的な出来事があった。

 ですから、警察や検事は悪いことをするところではないんだと、だから不正やごまかしをして嘘の自白をさせたりしないだろうと考えるのは、大間違いです。しかし、私は、このような過去の例だけで、あるいは過去の例を一般化した議論で、この事件を判断しようとは思わない。この事件そのものをとおして判断しようと思います。個別的・具体的検証を経ない不当な一般化は事を誤るもとです」
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by lumokurago | 2010-06-29 11:58 | その他裁判関係

大腸がん

 母の病院に検査結果などの説明を聞きに行きました。入院の際、アンケートがあり「病名を本人に知らせますか?」という質問に「はい」と(妹が)答えたせいか、母も車いすに乗せられて説明を聞きました。母は思いのほかしっかりしていて「お医者さんが自分の病状について説明している」ことはわかり、お礼を言ったり、「娘にまかせます」と言ったりしていました。

 大腸と小腸との境目にがんがあって腸閉塞を起こしたとのこと。左の卵巣のあたりにもがんがあるが転移かどうかはわからないとのこと。治療方針としてはがんを切除して大腸をつなぎあわせる、卵巣あたりのがんもできれば切除するとのことでした。高齢なので危険はないのかと聞いたところ、大丈夫だと判断しているが、開けてみて切除が無理ならば食べ物が通るバイパスを作るとのことでした。(普通は)術後4、5日で流動食が食べられるようになる、2週間くらいで退院できるとのことでした。

 友人のお父さんが肝臓がんで手術したら、1カ月後くらいに亡くなり、友人は手術しない方が長生きできたと思うと言っていました。肝臓がんとか肺がんなら手術しない方がいいと思いますが、母の場合は手術しないと食べられないので、どうしたらいいのか迷います。

 勝手な言い分かもしれないけれど、手術して食べられるようになると、今後ぼけが進み、父のように意識もないような状態になってまで長生きすることになります。それよりは短い時間ではあっても家に戻って(期間が限られていれば家でみることができるので)、デイケアにも通って好きな手芸などを楽しんで自然に亡くなるのがいいなあと思います。(おーい、網野先生、早くよくなってください!)

 説明してくれた医師にセカンドオピニオンを聞きに行きたい旨を話し、データを貸してくれるように頼みました。Dr.Kの名前を出したら、消化器外科は専門じゃないでしょうみたいに言われ、食べられるようになるためにはと再度手術を勧められました。でも若い人なら迷わないけれど、なにぶん高齢だから心配なのだと言って、あさって(水曜日)Dr.Kのところに行くことを納得してもらいました。

 手術予定日は木曜日なので、水曜日中に手術と決められるならば電話してもらえばその日にできる。迷うようならば、手術が遅れ、食べられない期間が延びるのでIVH(中心静脈栄養)を行うとのことでした。
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by lumokurago | 2010-06-28 22:23 | 父・母・介護

神戸酒鬼薔薇事件は冤罪である その3

 今回は『真相 神戸市小学生惨殺遺棄事件』(安倍治夫監修・小林紀興編 早稲田出版 1998)からA少年は犯人ではない証拠を紹介します。

1、友が丘中学校の正門前に淳君の頭部を置いたのはA少年ではない。A少年の「自供」とは完全に食い違う多数の目撃証言がある。また現場近くでは不審な黒いブルーバードと黒いごみ袋を持った男が目撃されている。この目撃者2名に詳しい話を聞こうと訪ねたところ、「警察でもマスコミでもない怪しい人間が徘徊するようになった」「怖い」「口止めされている」「あのことはもう思い出したくない」などと再度の証言を拒否された。

2、淳君の頭部は第二頸椎で切断されていたが、第二頸椎は口の後ろにあり、ここを切断するためには遺体をテーブルの上のようなところにあおむけにして寝かせ、頭部をテーブルから外に出して下に垂らす。このような姿勢でなければ切断することができない(淳君の遺体を解剖した法医学者らによる)。A少年の「自供」のように平らなコンクリートの上ではこのように切断することは不可能。また「頚部のように均一性の組織でないものを金のこぎりで切ることは非常に難しい(整形外科の教授)。

3、淳君の死斑が「淡紅色」であったことからすれば、一酸化炭素中毒死、青酸中毒死、死後に冷たいところに置かれていた―以上3つしか考えられない。淳君は首を絞められて殺されたのであるから、死斑が淡紅色だったのは、冷凍して切断したとしか考えることができない(複数の法医学の専門家による)。2と合わせると、つまり遺体は冷凍され、首は電動丸ノコのようなもので一気に切断されたと考えられる。

4、A少年の「自供」通り向畑ノ池から引き揚げられた金ノコについて、実際に犯行に使われたという証拠が何一つ示されていない。

 その他、「文芸春秋」に掲載された検事調書の矛盾について詳細に検討しているが、省略します。
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by lumokurago | 2010-06-27 22:23 | その他裁判関係

母入院

 母が腸閉塞を起こし、大腸がんの疑いで入院したため、急きょ帰宅しました。手術などするとぼけがすすみ、寝たきりになってしまうので、無治療で私より先に逝ってくれればと思います。28日に検査結果の説明を聞きにいくということなので、それから対応を考えます。

 いろいろなことがつぎつぎに起こり、小笠原で曜日もわからなくなった頭には現実に適応するまでが大変です。ミャーちゃんがいないということも信じられません。
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by lumokurago | 2010-06-25 21:29 | 父・母・介護

神戸酒鬼薔薇事件は冤罪である その2

 生田暉雄弁護士から後藤昌次郎弁護士の本をいただいた話は以前しました(石原莞爾について)。第3巻は『冤罪の諸相』です。その中に神戸酒鬼薔薇事件が再び取り上げられていました。

 以前書いたように、この事件は犯行声明文の筆跡とA少年の筆跡は「同一人物の筆跡か否か判断することは困難である」という鑑定がでた翌早朝、任意でA少年を警察に連行(任意の取調べは断ることも、途中で帰ることもまったく自由だそうです)、両親を少年に会えない状態にして、同じ筆跡だという鑑定がでたと少年をだまして自白させたもので、この自白以外の物的証拠は何もないことを裁判官も認めているのです。もとより偽計による取調べは憲法38条に反する違憲なものです。

 後藤弁護士ら13名はA少年を偽計によって自白させた警察官と検察官を特別公務員職権濫用罪で神戸地検に告発しましたが、神戸地検は具体的理由を示さず、「嫌疑なし」として不起訴処分にしました。家裁では警察官による調書については偽計を認め、証拠として採用しないと認定したのに、その事実も切り捨てたのです。後藤弁護士は「『嫌疑不十分』でなく『嫌疑なし』である、家裁が証拠に直接ふれて認定した事実さえ、具体的理由を示さずに切り捨てて憚らないのである。どうしてこれを許すことができよう」と述べています。

 「A少年を『犯人』と認める合理的証拠は何もない。人々は、証拠によってではなく、A少年が自白したということ、逮捕されたということ、審判で有罪を前提とする決定が出されたということ、これに対して弁護団が抗告しなかったということ、マスコミがこぞってA少年を『犯人』と報道していることによって、A少年を『犯人』と信じて疑わないのである。事件に対する懐疑的精神ではなくて人間に対する猜疑心、権力と権威に対する批判的精神の欠如がその根底にある」

 それは著名な評論家の立花隆氏といえども例外ではなく、A少年が逮捕される前は「犯行声明」について「あれだけの文章が書ける人間は、大学生にもそうはいない」と言っていたにもかかわらず、A少年が犯人だとされると前言を忘れ、A少年を犯人と断定し検事調書を「文芸春秋」に掲載したのです。つまり批判的精神をもって検事調書を読むべき立場にある知識人の立花氏は、求められる役割と正反対の役割を果たしたのです。

 これを読んでいるみなさまのために、A少年が犯人ではないという決定的な証拠を一つご紹介します。

 立花氏が大学生でもそうそう書けないと言った声明文「懲役13年」にはダンテの『神曲』から文章が引用されていました。以下です。

 「人の世の旅路の半ば、ふと気がつくと、俺は真っ直ぐな道を見失い、暗い森に迷い込んでいた」

 これについて精神鑑定ではA少年は「直観像素質者」であり、一度見たものは脳に記憶し完全に再生することができる特殊な能力を持っているとしており、A少年は本屋でダンテの『神曲』を立ち読みしたことになっています。しかし、この『神曲』の訳は古い訳(壽岳文章訳)であり、すでに書店に並んでいる『神曲』は新訳本のみだということなのです。A少年が「直観像素質者」だったとしても、ではどのようにして古い訳の『神曲』を見ることができたのか・・・。ありえない話だと思います。

 ほかにも後藤弁護士は立花氏がA少年を犯人だと断定したほかならぬ検事調書と神戸家裁の決定要旨そのものから、A少年を犯人だとするには多すぎる矛盾点について解説しています。

 つづく・・・
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by lumokurago | 2010-06-23 16:42 | その他裁判関係

朝日新聞記事

 私の本『乳がん 後悔しない治療 よりよく生きるための選択』(径書房7月5日発売予定)に関連して、6月28日の朝日新聞夕刊に記事が掲載されます。朝日新聞をとっている方はぜひご覧ください。

 母島は完全に「夏」ですが、まだ海水温がそれほど上がらず、海に入っているとすぐに寒くなってしまいます。海の中では自由に動けるので、もっと暑くなってほしいです。

 同行してくれたまきちゃん(松田まゆみさんのおじょうさん)は、16年ぶりで水に入ったためとてもこわがっていたのですが、海に入ること3回目の今日、波打ち際であおむけになって浮けるようになりました。船で海に出て泳ぐところまでいきたいと思っているのですが、とりあえず北港という魚のいっぱいいる港で泳ぐことが目標です。
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by lumokurago | 2010-06-22 21:05 | きままながん患者

母島に戻ってきました

 今日、母島に戻ってきました。内地は梅雨空がつづいているようですが、こちらは数日前に羽アリが飛んで突然夏になりました。海がまっさおです。

 父島で泳ぎました。寒かったけど、魚がたくさんいてきれいでした。クマザサハナムロという魚が何百匹も群れていました。海の中は自由に動けます。水温も上がってきたし、明日からは泳ぐぞ。
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by lumokurago | 2010-06-21 21:47 | きままながん患者

小笠原滞在を延ばします

 心配だったミャーちゃんも死んじゃったし、小笠原は天気が悪いしで、2航海滞在を延ばすことにしました。おがさわら丸の切符を交換するために、いま、父島に来ています。今日は晴れて、今回はじめてbonin blue の海が見えました。明日は昔お世話になったジローさんにカヤックに乗せてもらいます。

 小笠原では野良猫が固有種の鳥などを襲うので、捕獲して内地に送り、獣医さんたちが人にならして、飼い主を探しているそうです。鳥のために猫を殺すのはおかしいということでそういう活動をしているのです。

 父島では「情報センター」というところでネットが使えるのですが、なにせ山の上にあるため、来るのが大変。母島に戻ったらユースのオーナーのパソコンが借りられるので、それまでのあいだ、さようなら。

 帰宅は7月1日です。関係者のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
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by lumokurago | 2010-06-15 16:04 | きままながん患者