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暗川  


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チャー吉と2にゃん

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こんばんは。
写真を送ってもらう度に感心するのですが、
撮り方が上手いですね。美的センスがいいのでしょう。
写真家になってもよかったかも。
もらわれた猫たちはみな幸せそうですね。よかった。
当院は猫屋敷になりそうです。餌を目当てに他所のテリトリーからも
寄ってくるようになりました。また、捕獲騒動が始りますかね。
網野 10.26
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by lumokurago | 2011-10-31 20:54 | ねこと鳥 (cats&birds)

「原発いらない福島の女たち」経産省交渉2011.10.27


Video streaming by Ustream

「福島の女たち」100人による経産省前座りこみの1日目(10月27日)。代表30名が「原発廃炉・再稼働反対・避難の権利・電源3法の廃止」などを求めて、経産省交渉を行った。

福島の女たちの切実な声をどうぞお聞きください。
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by lumokurago | 2011-10-30 16:29 | 原発

経産省前座り込み

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 突然、友人に誘われて、痛みも落ち着いていたので行ってきました(もちろん自転車ではなく車です)。教育基本法改悪反対で国会前に座り込んでいたとき、大分からいらしていた益永スミコさんも元気に参加されていました。

 死んどるヒマはない  益永スミコ86歳  ビデオプレス作のDVDです。
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by lumokurago | 2011-10-28 17:38 | 原発

「9月8日八重山全教育委員協議」決定を尊重することを求める声明

 沖縄からたくさんの声明や要請などがだされていますが、一番わかりやすいものを載せます。

*****

 10月26日の衆議院文部科学委員会において、中川文部科学大臣の八重山公民教科書問題についての発言に沖縄県民は大きな衝撃を受けております。文科大臣の発言は、この間の経過を受け「八重山地区3市町が一致に至らない場合は、石垣市と与那国町は無償給与、竹富町は有償給与とする。」と報道されています。

 8月23日の八重山地区教科書採択協議会における選定答申は、3市町教育委員会から委嘱された意見であって、採択に関する法的拘束力がないことは、文科省もすでに明らかにしております。今回の混乱の一番の原因は、従来の採択行政の手続きを無視した独善的ともいえる八重山地区採択協議会会長の「結論ありき」の強引な運営方法でした。

 地方教育行政法では、教科書採択権は市町村教育委員会にあります。教科書無償措置法では、複数の市町村で構成する採択協議会においては同一教科書を採択しなければならないとされています。八重山地区の場合、8月23日の採択協議会の答申では「育鵬社版」とされましたが、その後の3市町教育委員会においては、石垣市と与那国町は「育鵬社版」、竹富町は「東京書籍版」と採択を決定しました。地区内で採択結果が異なったために、県教育委員会の適切な指導・助言・援助のもとに「再協議」となりました。9月8日の「全教育委員協議」は3市町の13名の全教育委員出席のもと、沖縄県教育委員会が立ち会い、「再協議」の場として開催されました。結果は全会一致でなく多数決となりましたが、全教育委員協議として「東京書籍版」採択を決定しました。

 その後、石垣市と与那国町の教育長が教育委員会の協議を経ることなく、個人的に文科省に「異議申し立て」の文章を送付しました。地方教育行政法と教科書無償措置法の矛盾はあるにしても、この間の経過を冷静にみれば、明らかに「9月8日全教育委員協議」が有効との判断が妥当だと考えられます。しかも9月8日の協議については、県教育委員会は文科省と随時連絡調整をして進めてきたと聞いております。

 地区内の一致を期待するとしながらも、石垣市・与那国町は無償給与とし、竹富町は有償給与と差別化することは、一方的な誘導であり断じて許せるものではありません。あくまでも教科書採択の決定権は市町村教育委員会にあり、現在県教育委員会と協力して地元の合意形成に努力している段階での今回の文科大臣の発言は、「不当な介入」と言わざるを得ません。

 もし、国が竹富町に有償で教科書購入を強いるとすれば、それは義務教育の無償を規定した憲法26条に違反する行為であり、地方主権を基調とした戦後の教育委員会制度を犯すことになると考えます。

 よって、10月26日の文科大臣による「竹富町公民教科書有償」発言を撤回し、八重山地区の住民の民意をふまえ、「9月8日全教育委員協議」決定)を尊重した無償教科書給与を強く求めます。

  文部科学省
  文部科学大臣  中川 正春  様
                           2011年10月27日
                           沖縄県教職員組合
                           中央執行委員長 山本隆司
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by lumokurago | 2011-10-28 15:55 | 沖縄

神代植物園

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 妹が休みだったので自転車で神代植物園にでかけ、車いすを押してもらいました。バラが満開でした。
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 柿の木の紅葉
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 丸まるとしたメス猫が2匹、人間がお弁当を食べているベンチのそばにいました。
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by lumokurago | 2011-10-27 20:28 | 花 ・樹(flowers&trees)

八重山教科書 文科相、竹富町は無償給付対象にならない 

琉球新報 10月26日(水)13時10分配信

 八重山地区の公民教科書採択問題で、中川正春文部科学相は26日、8月23日に開かれた八重山採択地区協議会が答申として出した育鵬社版を採択せず、東京書籍版を採択した竹富町について無償給付の対象にならないとの考えを示した。衆議院文部科学委員会で瑞慶覧長敏議員(民主)の質問に答えた。
 中川文科相は「23日の答申および8月31日の再協議の結果が協議の結果であって、それに基づいて採択した石垣市と与那国町に対しては教科書の無償給付をすることになるものとまとめていきたい」と述べた。
 一方「協議の結果に基づいて採択を行っていない教育委員会については国の無償給付の対象にならないということである」として「地方公共団体自ら教科書を購入し生徒に無償で給付するということまで法令上禁止されることではないとの解釈が法制局からも出てきた。これに従って淡々とやっていきたい」と述べた。
 また近日中に県教育委員会から現状についてあらためて報告を聞き、その時点でまだ合意形成がなされていない場合「教科書の無償給付について文科省の考えを伝えたい」とした。【琉球新報電子版】

*****

 よかった! 町にお金をださせるのはひどいけど、「つくる会」を押し付けられるよりはよっぽどいい。
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by lumokurago | 2011-10-26 17:14 | 沖縄

杉並公会堂はもう区立ではない

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 ちょっと古いちらしですが、「区民」さんに山田前区長をよく知ってもらうために掲載します。字が小さいので、ここに再掲します。

 大前提  公会堂の所有権は区ではなくなり、大林グループの所有になった。

①当初の区の債務負担行為(借入金と同じこと)290億円。物価上昇率4%(区の算定基準)を加算して200億円が上積み。

 今の予想で約490億円
 1日当たり約450万円!
 区民一人当たり(赤ちゃんからお年寄りまで)約94000円!

 今後の金利上昇分も消費税も区が負担
 物価がもっと上がればその分も負担
 最終的にはいったいいくらになるの??

 この借金を区はこれから30年間血税を使って返し続けます。


 一方、 公会堂に今までかかっていたお金は
    
 2002年度で 人件費が     6100万円
          運営経費が 1億3000万円
                計 1億9000万円

 今年度の予算は 9億2000万円
 
 4.8倍も多くなっている!

 一体どこが経費削減なの?
 しかも9億2000万円といえば
 入所型介護施設の整備・建設助成とほぼ同額の多額の支出なのに、
 区報の決算報告にいっさい載せていません。

②金利などのリスクは全部区が負担するという、企業にとってこれ以上ない「おいしい話」なのに、入札したのは大林グループ1社。前日までに他数社が抜けた!! 落札率は99.1%

 疑惑 以外のなにものでもない!!

③区は30年間、大林グループに貢ぎ続ける(取引銀行も大林が落札したあと、A銀行からB銀行に変更されました)
 そのあげく、30年ローンが終わると、老朽化した公会堂を14億4000万円で区が買い取る契約になっています。

 えーっ! ひどい!

 こういう契約につきまとうリベートは通常3%と言われているそうです。約14億7000万円です。

 まさか山田区長に??
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by lumokurago | 2011-10-26 09:51 | 杉並区

『80年代』に山田真さんの名前が

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 『80年代』(野草社1982.1.1発行)13号の目次です。片づけをしていたら押し入れのなかからでてきました。『80年代』を全冊段ボールの箱に入れてとってあったのです。私の文章が載っていたはず、とみてみたら、なんと目次の私の名前の隣りに山田真さんのお名前がありました。わお!

 「にわか障害者の思ったこと」はこちらです。

 スリーマイル島の原発事故が1979年ですから『80年代』ははじめから反原発、「くらしをかえよう」というテーマではじまっています。私が参加した福島原発見学会も野草社の関係で行われたものでした。1980年、私は26歳でしたが、野草図鑑という読者からの投稿欄は10代、20代の若者からの投稿で埋め尽くされていました。野草社は私より7、8歳年上の全共闘世代の2人(IさんとOさん)が中心になってつくった出版社で、いま読むと『80年代』は学生運動が挫折したあと、「からだ」「くらし」「はたけ」などのやわらかい方向に目が向けられていった様子がよくわかります。政治的なテーマはほとんどありません。(チェルノブイリの後は懐かしい高木仁三郎さんの文章がでてきます)。

 それでも「くらし」派のIさんと政治的要素も持ち合わせていたOさんのバランスでつくっていたのですが、何年後かにIさんが共同体に入る決心をして、Oさんと決別し、「田舎暮らし」のテーマが多くなっていきました。これも偶然なのですが、山田さんのお話にお名前がでてきた高橋晄正さんがDr.Kとの対談で、学生運動が田舎暮らし(この言葉ではなかったが)の方向に流れて行ったことを批判しています。

*****

近藤:市民運動が自然食運動に食われてということは、どんな意味ですか?

高橋:市民運動が素朴自然主義に食われていったんです。例えばいまのパック入り牛乳はほとんど120度で2秒とかで殺菌(超高温瞬間殺菌)している。しかしそれではタンパク質が変性するから、やっぱり65度で30分の熱処理でやったほうが安全だという運動があって、その運動は昔ながらの殺菌法をする企業と結びついていたりもした。結局、半年かけて世界中の文献を調べたんですけれども、やはりヨーロッパではそれ(超高温瞬間殺菌)の安全性を確認している。牛乳はヨーロッパ人にとって日本人の味噌汁と同じように大事なものですから。

 それと、素朴自然主義のもう一つのグループは反近代という形で、殺菌法そのものを批判している。こうした議論をする中で、私の会を支援してくれていた自然主義グループが離れて行いったという経緯があります。

近藤 それは、ありがちな話ですね。不幸な話ですよ。

高橋 そうなんです。加藤登紀子のダンナ(藤本敏夫さん。いわゆる新左翼の元リーダー)も、自然食農場ですね。結局、全共闘も科学との対決がなかったために「自然」にのめり込んだ。

近藤:科学との取り組みを回避したんでしょうね。

高橋:そうでしょうね。そういう形で素朴自然主義に入ってしまった。

近藤:市民運動みたいなものが、反近代を掲げて自然回帰になっていく問題については、がん治療にもおなじような問題があります。ぼくががん治療には危険性が伴い、必ずしも生存率を改善しないと言うと、「それは分かった」となって、今度は自然食だ民間療法だなんてほうに行きがちなんですね。こういうことって、どうしたらいいんだろうって思ってしまう。そこで自分の論理を貫けば、どうしても彼らを批判せざるをえない。。。・

高橋:それはやっぱり、科学にゆだねるという発想がないんですよね。ヨーロッパ人やアメリカ人は、科学にゆだねるという発想があると思うんですよ。科学を作った民族だから。だけど日本人の場合、市民も、官僚も曖昧にして通れるという発想がある。そう言う点は、儒教文化圏が持っている宿命ではないのかな。フランス革命で女王の首を切ったのがよかったかどうかは分からないけれど、日本は戦争の処理も曖昧ですから。

(「がんと闘うな」論争集 265ページ)

*****

 私も反近代を掲げることが科学的に証明されていない民間療法やスピリチュアル系に吸い寄せられていくことを、おかしいと思っている一人です。
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by lumokurago | 2011-10-25 18:41 | 昔のミニコミ誌より

山田真医師講演会報告 その2

Q&Aの報告です。

Q:将来子どもにでてくる影響はどんなものがあるのでしょうか?

A:わかりません。被ばく2世には影響はなかったと言われているが、健康調査があって、その結果を国会で各党にまわす直前に被ばく2世から相談がありました。医師で統計学の大家、薬害告発の先駆者である高橋晄正さんのところに行ってデータを見てもらったら、なんともないとはいえない、影響はあると言われました。それで厚生省に話しに行ったら、結果はもみ消されました。それは検査の数値の異常ではなく、だるいとか漠然とした訴えだったのですが、被ばく2世が何人か集まって話すと体の状態が似ていて、肥田さんに「ぶらぶら病」と言われるものです。アメリカの研究者も自分たちのところにも同じような症状の人がいると言っています。

 被ばくした放射線は多かれ少なかれ体のなかにたまっていくので、一生の量が問題になります。胎盤から子どもに行き、代々量が増えていきます。しかしどんな影響がでるかということではっきりこれといえるものはありません。

Q:被ばくを除染できる食品などはありませんか? ペクチンがいいと聞きますが・・・。

A:はっきりと勧められるものはありません。医学書ではアルギン酸、チキンキト酸、ペクチンがいいと言われていますが、片方に与え、もう一方には与えない方法で1万人規模で調べないとわかりません。チェルノブイリではペクチンが使われていたので、まあ、いいのかな?程度です。味噌、きのこがいいと書いてあるが、きのこにはセシウムが集まっているので危険で逆効果ですね。大量に被ばくしたあとの除染は薬物で行ないます。

Q:子どもの腹痛や目の下のクマが気になります。定期的な検査を受けたほうがいいですか? がん検診も受けたほうがいいですか?

A:レントゲンでも被ばくするので、とくに子どもは検査を受けないほうがよい。福島の子どもを500人診てきて精密検査の必要な子はゼロです。セシウムの検査にはお金がかかるし、福島の子どもを助けることを先に考えてほしいと思います。東京と福島では不安の度合いが違います。福島の子が全体にきちんと検査を受けられるようにしてほしいです。福島は安全と言っていますがほんとうは危険なので、私たちは助けなければなりません。

 検査は不安産業で、日本は検査しすぎの国です。やたらに検査を受ければいいというものではない。早期発見と言って儲けている者がいるのです。この機会にたくさん検査して儲けようと思っていることでしょう。出版社でも以前から原発の本をだしてきたのはいまにもつぶれそうな小出版社で、事故が起こってから急に売れるようになって罪悪感を感じているところもあります。

 ぼくは長い間「障害をもった人と共に生きる運動」をやってきました。だから環境問題はやりたくないという気持ちがある。なぜかというと環境問題には障害は悪いものという感覚があり、障害をもっていてもいいじゃないかという考えから離れていくからです。遺伝的な影響を言うと、病気や障害を差別することになるのです。病気や障害をもった人は福島を動けません。こういう状況では世の中の差別があらわにみえてくるものです。病気や障害が悪いものだという意識をもつことは危険なことです。

Q:広島・長崎と今回の違い、共通点はなんですか?

A:広島・長崎は核分裂が一瞬に起こる爆弾の被害で、放射線は一瞬にでる。残留はあるが。それに対して福島は水素爆発で一辺にでたが、その後も持続的にでている。チェルノブイリでもこんなに長くはでていません。それに水の汚染ははじめてのことで、ほとんど言われていません。東京のホットスポットが話題になっているが、3月15日頃のものが残っているのか、それ以降も飛んできたのかはわからない。つまり福島は持続的に低線量を浴び続けている状態です。しかし放射線被ばくについて使える資料は広島・長崎のデータしかありません。

 数年前に日本の医療被ばくについてヨーロッパから警告されたが、日本は広島・長崎と医療の問題はまったく違うと切ってしまいました。広島・長崎では爆心地からの距離に比例してがんが増えている。福島はまったく新しい事象とみたほうがいいと思います。

Q:汚染した廃棄物の管理はどこですればよいでしょうか? 

A:ぼくが答える問題ではないが・・・。除染の問題では児玉龍彦さんが有名になりましたが、南相馬では児玉さんが除染幻想をふりまいているという声も聞いています。農地は除染したら使えなくなってしまう。というのは表土を大事にして土づくりをしてきている、その表土をはぎとってしまうので。使えないなら使えないとはっきり言ってほしいという意見もあります。除染で戻れる、効果があるという説を疑っている人が多いのです。

 原発から何10キロは捨てられた土地になるので汚染物はそこに捨てることになるでしょう。そのかわり、その土地から離れた人の補償をしなければなりません。

 子どもの疎開についてもしたいけれどできない人が多いです。どういうことをすれば疎開できるのかを考えなければならない。一斉にと言ってもそれでは強制疎開になってしまうので、きめこまやかに個別の事情を考えて対応しなければならないと思います。

Q:年配者は汚染された食品を食べろという小出さんの考えをどう思いますか?

A:小出さんは日本全体が汚染されたから、あとは分配の問題だという考えだと思います。野菜は北海道産を選ぶなど考えられるが、肉は選びようがないですね。かといって外国産がいいかというと、外国産のものは放射線がかかっているものが多い。日本で放射線をかけているのはじゃがいもだけですから、日本という国は食品の安全性の高い恵まれた国だったのです。

 でもこうなってしまいました。まず子どもを助けましょう。うちでは普段の食事は気にしていませんが、孫が来る時に孫に食べさせるものは別にとってあります。吉祥寺に来た時などに安全なものを買っておくのです。

 福島では給食に福島の食材を使っています。福島の安全を言うために子どもが犠牲になっています。福島産のものを食べると福島は安全だということになりますが、これはどうなのでしょうか。安全だと認めていいのかどうか、ぼくは疑問に思います。福島産は危険だから食べないようにしようと言うのか、福島産のものを食べることが福島のためになるのか、それぞれの考えだと思います。

Q:今年は放射線被ばくで免疫力が落ちていると思うので、普段は受けていないインフルエンザの予防注射を受けようかと思うのですが?

A:予防注射の話になると2時間は話さなければならないことになります。インフルエンザの予防注射は効かないので自分は行なっていません。

Q:原発をなくすために何をすればいいですか?

A:ぼくに聞かないでご自分で考えてほしいですね。原発事故のあとであっても、石原があれだけの票を取ったということで、投票して勝てるという気はしません。多数を取って勝つということのしにくい国だと思います。多数を取るということでなく、勝つ方法を考えるしかないと思います。

 チェルノブイリで事故があった1986年のあとはいまよりもっとデモがありました。しかしあれも風化してしまいました。風化させないためにはどうすればいいのか、みんなで考えましょう。

Q:事故の前にヨウ素剤を飲んだのは三春町、川俣町だったということですが、ほかの地域では飲むことはできなかったのでしょうか?

A:南相馬のお母さんに聞いた話ですが、11日から14日まではほとんど何の情報もなく、14日の午後になって突然「逃げろ」と言われ、どっちに逃げろとも言われなかったので伊達のほうに逃げたらかえって線量が高かったということです。3日間、子どもを連れて外で給水を待っていたと言っていました。ヨウ素剤については11日以前のことはわかりませんが、12日に保健所に集めたそうです。

甲状腺はヨウ素を取りこんでホルモンを作りますが、すきまがあると放射性ヨウ素が入ってくる、だからヨウ素剤は放射性ヨウ素が入るすきまをなくすために、それを吸うまえに飲まなければならない。ヨーロッパでは一人ひとり持っています。日本のように逃げるときにもらいにいくのでは遅すぎて役に立たないのであって、各家庭にもっているべきです。三春町では町長の判断で配ったら国から注意があった、おかしな話です。福島大の職員は飲んだそうです。一番必要な原発周辺の人は事故を隠されていて飲んでいない、少し離れたところの人が飲んだということになります。いまは一定の場所に備蓄されているだけで、その場所も明らかにされていないし、まったく役に立っていません。

Q:うわさかもしれませんが、生理不順がひどいというサイトがありました。 放射能と関係あるのですか?

A:下痢や生理不順は心理的影響も大きいです。基本的にはそういうことについて調査しなければならないのです。今年、手足口病の大流行があり、それもみんな放射能の影響じゃないかと言われる。被災地とそうでないところで同じような流行であれば、放射能の影響ではないだろう、その程度のことしか言えません。

Q:テレビで北海道でもセシウムの値が高かったと言っていましたが?

A:マスコミの言うことは信用しない方がいい。首都大学がコメントしたことも信じていません。結局は自分たちでやるしかないが、実際には測定はむずかしい。行政に測定しろと要求するよりも、市民が管理し、行政に援助させるのがよいと思います。ベラルーシに注文すれば食品測定器が120万くらいで手に入ります。本当はすべての食品を毎日調べなければならないがそんなことはとても無理ですね。
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by lumokurago | 2011-10-24 17:24 | 原発

山田真医師講演会報告 その1

 昨日の講演会をメモをもとに報告します。JANJANに掲載する場合は一度目を通していただき、許可を得ますが、個人ブログなので山田さんに連絡は取っていません。

*****

 山田です。まず言っておきたいのですが、ぼくが福島の子どもたちの相談に行くようになってから、いろいろな質問を受けるようになりました。そのなかには魚の汚染がどのくらいかとか自分で調べられるものがあります。自分で調べられることは人に聞くのでなく、自分で調べてください。また、放射能というものはどれくらいまでなら大丈夫でどのくらいになれば大丈夫でないということはわからないのだということを覚えておいてほしいと思います。

国際会議の欺瞞 データの隠ぺい

 日本医事新報という雑誌に福島県立医大の長谷川医師のリポートが連載されています。放射能というものはそんなに恐れることはないのに、怖いというからいろんな差別が生まれるという論調で書かれています。私たちは放射能以外に交通事故とかいろんなリスクのなかで生きていて、そういうリスクはゼロにしろとは言わないのに、放射能だけゼロにしろというのはおかしい。科学ではリスクはゼロとは言えない、多少リスクはあるが覚悟して生きればいいと言っています。この考えが福島で蔓延しています。

 福島で国際会議が開かれましたが、事故からたった6ヶ月しか経っていないのに「たいしたことなかった。直後の対応がよかった。一人の死者もでなかった」と言っています。一人の死者もでなかったというのはウソですね。少なくともゼロではない。それなのにこれからについても心配ないと宣言しました。この会議には日本財団からお金がでています。日本財団というのは戦犯である笹川良一が作ったもので、朝鮮戦争に船を送って金儲けをしました。競艇の元締めで、福祉の分野に寄付もしていますが本質的に右翼です。

 アメリカ、イギリス、ロシアの専門家が集まって発言しましたが、これらの国は核保有国です。低線量被ばくの研究者はアメリカにもいることはいるのですが、大きな出版社は彼らの本はださず自費出版ですし、研究費を打ち切られ学会から追われてしまいました。ロシアはもっとひどく、汚職事件をでっちあげられて投獄されました。チェルノブイリの事故を危険だと言った医者は追放され、彼らがECRR(ヨーロッパ放射線防護委員会)を作りました。結局、この国際会議はアメリカの核実験やチェルノブイリを大丈夫だと言ってきた御用学者の集まりでした。

 広島・長崎から被害を小さくみせる作業が行なわれてきました。被ばく者と認定されない被ばく者の問題を肥田舜太郎さんがずっと言いつづけてきました。ABCCでデータを取りましたがアメリカが持って行ってしまい非公開です。治療の研究はほとんど行なわれておらず、データを残すことだけをしました。広島・長崎の原爆は戦争で核を使うための実験でしたが、非人道的だと人気が落ちたので、核の平和利用(原子力)へと目先を変えたのです。アメリカでは原爆は大いなる成果だが、被害を小さく見せなくてはということで、爆心地から2キロ以内の被ばく者だけを認定し、原爆投下後に現地に入った人の被ばくなどを認めず、低線量被ばくや内部被ばくの問題を隠しています。

 チェルノブイリの被害も公式発表とECRRの調べたデータには大きな差があります。日本からもジャーナリストが行って調べていましたが、途中で終わっているし、きちんとしたデータが隠されているのでほんとうのことはわかりません。福島の場合もICRPのだしている資料は低線量被ばくや内部被ばくを隠ぺいしています。多くの学者がそれが正しいとしていますが、アメリカのいいなりになっていてまったく信用できません。

 福島のデータは隠されていてウソばかりです。いま出されているデータも信じられない。国際会議では放射線恐怖症が一番問題だという結論にしています。チェルノブイリでの人工中絶も恐怖症のせいだとしています。

「ここ(相談会)に来たことがわかると村八分にされる」

 ぼくは6月19日にはじめて福島に行って健康相談を受けました。そのあと1回上京してもらい、7月と9月にまたこちらからでむき、11月3日に4回目を行ないます。はじめて福島に行ってびっくりしました。放射能が不安だとか危険だとか言えなくなっているのです。復興のため大丈夫と言わなければ、と県レベルで提唱していました。ある先生は子どもが長時間校庭にいたので「早く教室に入れ」と言ったり、長袖を着るようにと言っただけで、退職に追い込まれました。ほかにも放射能の授業をやって退職させられた先生もいます。福島では放射能が日の丸や天皇になっているのです。まるで戒厳令が敷かれ、死んでいるようなものです。「死の町」と言って大臣の椅子を追われた大臣がいましたが、「死の町」と言うことはタブーになっているのです。みんな開き直って「大丈夫」だと思いこんでいます。とてもそう思えない人はバッシングを受けています。

 7月に行ったときは状況はもっとひどくなり、本当に不安な人は福島をでていました。6月に福島をでたいがなかなかでられない、夏休みの数週間だけでもでるのはどうかという質問がありました。いいことだろうと思います。実際、フランスに頼んで10人の子どもの尿のセシウムの量を測ったところ、2ヶ月後、福島からでた9人のセシウムの量は減っており、1人だけ福島に残った子どもでは増えていました。

 相談会に来る人は2回目、3回目と少なくなっています。福島からでていける人はだいたいでて行ったと思います。つまり不安な人はどんどん少なくなっているわけで、そういう人はますます生きにくくなっています。「ここ(相談会)へ来たことがわかると村八分にされる」と言っていました。そういう厳しい状況のなかで生きているのです。

人によって感受性が違うのでどこまでは安全とは言えない

 国際会議では、科学的事項についていろいろな意見があるのはよくないとしていましたが、医学の分野では特に、ほとんどのものについて多様な考え方があるのです。人間の体についてはわかっていないことが多く、いま正しいと思っていても、10年後間違いになることがたくさんあります。常に疑問をもっていないと科学というものは危険なものです。

 放射線と比べて、突然タバコや添加物をもちだして放射線より発がん性が大きいとか言っていますがおかしなことです。タバコは何本まで安全と言わず、ゼロか吸うかどちらかです。基本的に人によって感受性が違うので、危険性は1本でも5本でも10本でも同じなのです。肥田さんは被ばくしているのに94歳まで生きているので、被ばくした方が長生きすると言っている人もいるようですが、タバコに強い人もいれば、ほんの数本で肺がんになる人もいるというくらい感受性が違うのです。だからここまでは安全でここからは危険という基準はないのです。

 ICRPも普段は浴びなければ浴びないほどいいと言っていますが、いったん事故が起こると、基準がどんどん変えられていきます。原発労働者に関して一生涯に1シーベルトならいいとか言おうとしているようです。一般と労働者では違うのですが、共通して安全な基準というとかなり低くなります。日本では食品の安全基準を500ベクレルとしていますが、ドイツでは子どもが4ベクレル、大人が8ベクレルで、それ以上は危険としています。日本にはすでにそれ以下の食べ物はないかもしれないので、全体が汚染されているなかで基準を少し上げることは仕方がないとしても、500なんていう数値はまったくおかしいと思います。

 「検出せず」となっていてもそれは基準以下ということでゼロではない。表示の仕方が間違っていると思います。国、県、区や市はあてにできないので、私たち自身で測るしかないと思います。しかし測ってみてどこまで安全かと聞かれても困るのです。

 ホールボディカウンター(WBC)で測定した数値をもって相談に来た子どもがいました。困りましたが300以下は許容としました。その数字に根拠データがあるわけではありません。WBCも一部の放射線しか測れません。測れるのはガンマ線のみです。だから測ったところであまり参考にならないし、低かろうが高かろうがこれ以上被ばくしないようにということで、食品測定器を買ったほうがいいと思います。

 ECRRは、ICRPは原発推進派がやっているということで、ヨーロッパはチェルノブイリの影響があったので自分たちを守るために作った組織です。ECRRが資料提供してくれましたが、県などは無視しています。

疫学、公衆衛生学の遅れ 

 福島にいま、危険な状態の子どもはいないと思います。鼻血と下痢を気にする人たちがいましたが、今のところ放射線によるとはいえません。福島は初めての事例で、チェルノブイリに似ていると言っても放射線の浴び方が違うので、いまのところ被ばくして数か月以内にでる急性症状が福島ででるとは思えません。数年経ってから、というのはだいたい4、5年ですが、晩発性障害として子どもの甲状腺がんがでてきます。鼻血や下痢が有名になったのは、広島で2.5キロ以内で被ばくした人が2週間後くらいからその症状が出始めて、脱毛、嘔吐、次には歯茎から血がでて、2、3ヶ月後に血液の病気を発病して亡くなったりしたからでしょう。いま、福島で起こっているのは一時的なものでそれとは違います。劣化ウランで被ばくしたアメリカの女性兵士の例をテレビで見ましたが、何年も下痢がつづいています。短い期間なら放射線のせいではありません。

 ちゃんと調査すべきですが、欧米で医学の中心になっている疫学や公衆衛生学の分野が日本では非常に遅れています。甲状腺がんが増加したとして、放射線の影響かどうかは福島と大阪で調べればわかります。一人ひとりの子どものがんの原因は今の医学ではわかりません。がんが増えたのでそのなかに放射線由来の子どもがいるだろうということになります。どの子がそうなのかわからなければ、全員に補償すべきですが、加害者は因果関係は証明できないのでだれも補償しなくていいという論理になります。公害問題で公衆衛生学の果たした役割は大きいのですが、日本で公衆衛生学を研究しているのは岡山大学だけで、森永ヒ素ミルク事件では青山医師、水俣病ではツガ医師が貢献しました。

 チェルノブイリでは半年後に調査が始まったが、日本ではまだです。3月以降の子どもの様子を調べる必要があります。行政は36万人を対象にした調査をしたりしているが、それはムチャな話で、優先順位というものがあります。

 ぼくは4県の養護教諭に小学校1年生の鼻血の割合を報告してもらっていますが、福岡県では38%でした。鼻血というのは結構でるものなのです。花粉症や鼻炎があるとよけいにでます。小樽では18%、岩見沢では7%でした。これは北海道では花粉症がないためだと思います。こういう形で調査してみないとわからないものです。粘膜から血がでるというのは放射線アレルギーがあるかもしれません。

 甲状腺の検査は18歳まで2年おき、19歳からは5年おきに行なうとしていますが、甲状腺がんは何年先にでてくるかわからないので、先へ行って検査を縮小するのは困るのです。国際会議がいまの段階で結論をだすのはおかしいことで、晩発性障害について医学的には手探りの状態なので、どこまで安全かは言えません。「大丈夫」と言っている人には「そんなことはない」と言いつづけるしかない現状です。

見捨てられた福島

 福島は現実的には見捨てられていると思います。安全だと言わなければ差別から逃れられない。義援金60億円を返したという記事をみましたが、被害者には100万円がでただけで、あまりにもわずかな額です。県は建物に損害が少なかったと返したとのことですが、必要としている人は山ほどいると思います。

 まわりの人たちは福島は危険だと思っているのです。マスコミは女性支局員を引き上げ、若い人は福島にはだしません。相談会に大手のマスコミは取材に来ません。地元の福島民報は来ますが、「大丈夫」路線で報道は偏っています。一部の独立系ジャーナリストもだんだん少なくなっています。東京新聞と共同通信は独自取材を行なっていますが、それ以外は現地に入っていません。情報が少ないと安全と思いがちですが、福島の悩み、深刻さは日増しに強くなっています。

 放射線は決してあなどってはいけませんが、移るものでは決してありません。それなのにいろいろな差別が起こっています。福島に17歳までいて、東京にでてきた青年がいるのですが、まわりの人によびかけても応じてもらえないそうです。福島出身の子どもは幼稚園から断られたという話も聞きました。福島ナンバーの車は傷をつけられるそうです。外国からみれば日本全部が被災地にみえるでしょうが、日本には福島を差別し切り捨てていく構造があると思います。荷物になったので切り捨てたいのです。6月に福島駅が南千住にみえました。つまり山谷にみえたのです。ぼくは大晦日から正月の3日くらいに山谷で診療していました。南千住でも山谷の反対側は山谷を切り捨てて忘れて、みないようにしています。そこにあるのは山谷を切り離したうえでの平和です。

 福島の街中で人びとは平然と歩いています。マスクをしている人も東京より少ないほどでした。みんな、考えないようにして、安全な情報を信じたいと思っています。長崎大学の山下俊一が福島医大の副学長になり、言いたい放題言っています。山下はABCCの手先の弟子です。福島では安全だと言ってくれる人が求められているのです。

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by lumokurago | 2011-10-23 17:33 | 原発