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ここでも弱いものいじめ

 父の友人がNPOで重度身体障害者の施設をやっています。国の弱い者いじめのため、3年で出なければいけないとされています。自立は非常にむずかしい重度の障害を持っているため、年取った親のいる自宅には帰れない。他に行くところもない。

 父の友人のやっている施設を出され、「自立訓練」施設に通わされ、タライ回しみたいになって、精神的にまいってしまった方がいるそうな。その人がたまに施設に来るので、追い返すこともできず、ご飯を出し、お世話をしているそうな。そのための人件費を計上したら、区役所が「返せ」と言っている。相当な額だそうです。

 その人が退所した分、施設には空きができ、次の人も入らない。だから区からの運営費は減らされた。そうすると今まで雇っていた人も雇えなくなる。

 そのNPOでは絵画教室もやっていて、施設の障害者の方たちも通っている。昼間の通所施設から、その絵画教室への移動のため、人を雇っているし、絵画教室にはまた別な介助者が待機している(なぜか移動の介助者と別でなければいけないと規定)。ところが障害者は突然具合が悪くなり、絵画教室に行けなくなることがある。そういう時、移動の介助者と絵画教室の介助者が必要なくなる。でも来てもらった以上、払わないわけには行かず、給料を払っている。その金も区は返せと言っているそうだ。

 そんなにまでして金を節約したいか! 区長は何十億と無駄遣いし、何十億と懐に入れているというのに。区議会議員も月十六万の政務調査費をただのお小遣いとして使っているのに(区議のほとんどは別に本業を持っています。一度も質問もせず、採決の時に立つという役割だけの人も多い。48名中数名を除く)。監査委員とかなんとか審議会の委員らは年に数回のめくらばんを押すだけと住民の切実な要請を「却下」するだけのために、何十万という月給をもらっているのに(別に本業を持ってです)。

 強いものは限りなく強く、何もしなくてもどんどん金が集まってくる。弱いものはいじめられるばかり。これが日本社会の縮図です。

 P.S. その絵画教室は対象を障害者に限っているわけではないのに、一般の人は来ても、障害者がいるとすぐに辞めてしまうそうです。

by lumokurago | 2009-04-22 22:11 | 杉並区
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