人気ブログランキング | 話題のタグを見る

暗川  


写真日記
by lumokurago
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
検索
リンク
ご感想をお寄せ下さいmailto:lumokurago@yahoo.co.jp

嫌がらせコメントは削除させていただきます。

必ずしもリンクするHPの意見、すべてに同調するわけではありません。ご自分で情報を選んでください。

原子力資料情報室

小出裕章非公式まとめ

沖縄タイムス

暗川メインページ
私の下手な絵などを載せています。

杉並裁判の会
私たちの裁判の会です

ポケットに教育基本法の会

「つくる会」教科書裁判支援ネットワーク

もぐのにじいろえにっき
もぐちゃんのページ

プロテア
リリコおばさんの杉並区政ウォッチング

鬼蜘蛛おばさんの疑問箱
松田まゆみさんのページ

熊野古道の路沿い
鈴さんのページ

風に吹かれてちゅちゃわんじゃ
小笠原父島で農業をやっているサエちゃんのブログ

三宅勝久さんのブログ
杉並区在住のジャーナリスト

カテゴリ
以前の記事
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

『成人病の真実』近藤誠著

 友人が高血圧の薬を飲んでいるというので、「必要ないよ」という話をして、『成人病の真実』(近藤誠著文藝春秋)を貸しました。これはがんの話だけでなく、みなさんにもっと身近な成人病(生活習慣病と呼称が変えられた。このことへの反論も書いてあります)について常識を覆す真実が書かれており、特に無症状なのに検査の結果で高血圧、高コレステロール血症、糖尿病と言われ、薬を飲まされている人にはぜひ読んでいただきたい内容です。

 そのほか、インフルエンザやはしか、ただの風邪の発熱に処方された薬の薬害で「インフルエンザ脳症」(インフルエンザ以外では急性脳症)が起こり、20年間で2万人ないし3万人の子どもたちが犠牲になり、その3割が死亡、3割が後遺症を残してきたとのことです。厚労省は2001年になってやっと薬害の元となった薬剤の一つ(メフェナム酸)の投与は基本的に行わないことが適当であるという合意事項を発表しましたが、インフルエンザ脳症の原因が解熱剤であることは認めず、ほかの解熱剤については引き続き因果関係を調べると言っています。子どもを守るためには40度の発熱があっても解熱剤を飲ませないことしかありません。(発熱に造詣の深い医者たちが、41度まではーたぶん41.5度までもー脳がやられることはないと言っているそうです。しかも解熱剤を飲ませた方が治りが遅くなるのです)。

 風邪の発熱で子どもに解熱剤を飲ませている人(それに自分で解熱剤を飲んでいる大人ー大人でもありうるそうです)にはぜひ読んでいただきたいと思います。

by lumokurago | 2010-09-03 21:16 | 医療
<< ヘルパーさんの交代 内海さんからの写真 >>