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ジョニーカムバック裁判

 うちでのクリスマスパーティにジョニーHさんが駆けつけて歌を歌ってくださいましたが、ジョニーHさんとはどんな人でしょう?
 
 疋田教諭分限免職取消訴訟より引用します。

 東京都小平市で公立中学の理科の教師をしていた疋田哲也教諭は、2004年2月末、突然、教員として「不適格」という理由で「分限免職」されました。
 実験を多数取り入れた理科の授業、部活動、生徒指導、行事指導、地域での教育活動への参加等、教育活動に熱心に取組み、多くの生徒から慕われ、支持されていたのですが、新しく赴任してきた校長のもとで学校運営が強引に変質させられ、次々と教員が攻撃されて他校へ異動させられた末、マスコミを巻き込んだ「体罰」キャンペ-ンの中で、疋田教諭は教育現場から引き離され、研修措置を受けた後、異例の「解雇」処分を受けました。
 2004年4月に東京都人事委員会に処分取消しを申し立て、審理されましたが、結局、今年2007年1月に請求は棄却されました。これを不服として今年2007年7月に東京地方裁判所に提訴しました。

 教育の質を落とす教員管理の横行
  -子どもの成長を保障する質の高い教育の実現のためには、
      教師が子どもと向き合って教育活動ができる、
               教育実践の自由が必要です

 また、力量ある教員を、強引な理由づけで、「不適格」と裁定し、「分限免職」で簡単に解雇できるようになれば、今、公立学校で展開されている教員の教育活動のへの締め付けが、ますますエスカレ-トするのではないかと危惧しています。子どもたちに、本当に子どもの成長を願い、その願いに対応できる質の高い教育を保障するためには、このような不当な教員管理の展開を食い止めなければならいと思います。

 *****

 教育管理を徹底し、いまや「教育破壊」まで主張する石原都知事の意向を汲んで、忖度する東京都教育委員会(事務方含む)は、疋田教諭のような自由奔放な実践を行う教員を排除すれば、石原のお気に入りになれる、出世できるとでも思ったのでしょうか。かわいそうなのはこんなに魅力的な先生を奪われた子どもたちです。子どもや母親の意見陳述書もさきほどのHP(の最後)に載っています。ぜひお読みください。

 私も学童クラブ職員でなく教員であれば、自慢じゃないけど、今頃分限免職になっていたと思います。ジョニーHのことはとても他人事とは思えません。(増田都子さんもです。増田さんは「つくる会」教科書を授業で批判したため分限免職されました)。

 ジョニーHは理科の教員ですが、ギターの弾き語り、作詞作曲、替え唄作成、裁判法廷のスケッチと多才です。いまなら経産省前や原発反対デモに行けば、ジョニーHに会える可能性が大ですよ。

 1曲紹介

 テプコのアトム(原曲:鉄腕アトム)

 空とぼけて ラララ 放射能を出し
 ゆくぞ だまし 通せる限り
 ここは あやしい ラララ 化学汚染
 原子の力だ テプコのアトム

 耳を澄ませ ラララ 目を見張れ
 放射能漏れに ゆだんをしたな
 地震に手抜き ラララ 津波を無視
 原子炉の 中まで 危険な状態

 町かどに ラララ 海の底に
 ヨウ素 流れ 人間ひばく
 社長土下座で ラララ 退職金5億円
 みんなに迷惑 テプコのアトム

*****

 クリスマスパーティで歌ってくれた20歳のときに作った歌のつづきができた(つまり完成?)と送ってくれました。


  ♪  生    by ジョニーH

 まとめちまえば たった一冊の本にもならない
 この歴史だというのに
 今日も吠えたりわめいたり

 載るか載らぬか 載っても一行ほどの
 この人生だというのに
 今日も泣いたり笑ったり

    何で生きるの どうして死なないの
    何を生きるの あなたなら

 駆け上がっても たった10km程の
 この空だというのに
 いつも 見上げては溜息ばかり

 100回生きれば 100通りある
 生き方だというのに
 いつも 周りを気にしてる

    何で悩むの どうしてさまようの
    生き方決めるのは あなたなの


*****

 ジョニーHより

 ところで「君が代の思い出」を読んで、あの頃はよく議論をしたことを思い出しました。職員会議で飲み屋で喫茶店で、最終的には「強制は絶対にだめ」で落ち着くのですが、石原やハシズムの「何となく強制」のやり方には虫唾が走ります。児童生徒を馬鹿にしています。現場教師は何を生きているのでしょうかね。

 渡辺より返信

 ありがとうございました。
 学童クラブでもあの頃は職員同士でよく話し合いました。その後まったく話し合う時間も場所もなくなりました。職員も若くなり、「管理」に鈍感になり(自分自身が管理された教育を受けてきてそれを当り前だと思っている)、むしろいいことだと思っている様子です。とてもついていけませんでした。学童クラブや児童館でも同年代の人たちは「自分たちはかろうじて逃げ切れる」と言っています。その後、自覚もない若い人たちが後をつぎます。いったいどうなるのでしょうね。上からの管理だけでなく、下からも管理がいきとどき、子どもたちは窒息してしまいますね。

by lumokurago | 2012-01-07 11:25 | その他裁判関係
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