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ソロクト・楽生院補償請求裁判

つづき

Q8 ソロクトや楽生院のひとは日本時代にどんな仕打ちを受けたの?

A ふるさとから強制的に連行され、収容専用の車両や船によって、有無をいわさず収容されました。

ソロクトも楽生院も、日本の療養所と同じく職員が絶対的に不足していたので、療養所運営のため患者にあらゆる作業が強制されました。

特にソロクトは、療養所とは名ばかりの「強制収容所」でした。患者は夜が明けぬうちから作業場にかり出され、煉瓦工場やかます作り、桟橋の建設、日本人園長の銅像つくりのために夜遅くまで働かされました。食事は貧しく、しばしば理不尽で容赦ない懲罰が加えられ、たまらず逃げ出した入所者は監禁室に入れられ、懲罰として断種されました。数え切れないほどの方が、懲罰と飢えのために亡くなりました。

Q9 今もソロクトや楽生院には多くの人が暮らしているの?

A ソロクトには700名を越える方が、楽生院には300名以上の方が生活しておられます。韓国も台湾も、日本とはことなり、1960年代には隔離政策は廃止され、制度の上では、ハンセン病はふつうの病気となんら変わらない感染症になりました。

けれど、日本時代に徹底的な「ハンセン病はおそろしい」という宣伝を行ったために、韓国や台湾でも、ハンセン病に対する根強い社会的偏見差別が生まれました。それに、ひとたび故郷から強制隔離されたみなさんは、家族とのつながりを絶たれています。そのため、多くの方々が、治癒しても故郷には帰れず、療養所での生活を余儀なくされています。

Q10 裁判のために私たちができることは何ですか?

A この裁判を契機に、韓国や台湾の弁護士、市民の方々も、ハンセン病をめぐる根の深い問題に気付き、私たちと手をつなぎ、共通した人権問題としての取り組みがはじまっています。

けれど、日本時代に収容された方々は大変高齢です。多くは80歳を過ぎ、既に何人かの方々が亡くなっています。

私たちは1年以内の解決を目指していますが、そのためには世論の後押しがどうしても必要です。裁判やその後の集会にぜひ参加して、応援してください。(弁護団作成のパンフより)

27日(木)28日(金)11:00~17:00 厚労省前で厚生労働大臣に面会を求める要請行動を行います。ソロクト原告団は今週いっぱいで帰国予定です。明日あさってのうちに厚生労働大臣に面会できるようせいいっぱいがんばりましょう。みなさまもぜひ厚労省前に出向いて応援してください。

明日はソウルでも集会とデモがあります。デモの終点は日本大使館です。

弁護団のHPはこちらです。

by lumokurago | 2005-10-26 17:33 | 社会(society)
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