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責任

「暗黒の時代」に一歩足を踏み入れた現在の日本社会を作ったのは一体誰なのでしょうか? 

私は小学生の頃からベトナム戦争に反対し(小学校6年生の時、アメリカの北爆開始)、高校生の時には高度経済成長に疑問を抱き、万博にも反対でした。“運動”こそしなかったけれど、水俣にも三里塚にも六ヶ所村にも行き、幌延に行ったこともあります。職場ではお母さん方と共に「1フィート運動」(戦争を伝える映画を作る運動)で映画会をしたこともあります(いい時代だったね)。自分なりにできることはやってきたつもりです。

でも、そんなのは何の役にも立たなかったのだと思います。こんな時代にしてしまったのは、私たち大人です。一体何が間違っていたのでしょうか?

ほんとのこと言って、私はもう逃げたいのです。今までだって一生懸命やってきたのに、止められなかった。これからも止められるはずない。99.9%だめだと思います。

今日、若い人に会いました。「どうすれば戦争を止められるのか?」・・・私は完全な絶望の中で言います。でも、若い人は絶望なんてできないのです。これから生きていくのですから。

こんな日本社会を作ったのは、大人たち(と言っても私の感覚では、特に右傾化した中曽根内閣時代に20歳以上だった人・つまり今40歳以上)の責任です。

大人たちへ・・・一体どうするつもりなんですか?あなたたちの子どもや孫が大変なことになるのですよ!

私たちのやり方の何が間違っていたのかを考えなければならないと思います。若い人のことを思えば、決して逃げてはいけない責任があると思います。私も逃げずに考えます。できる限りのことをします。日本が戦争をする(=人間を殺し、殺される)国にならないために。

by lumokurago | 2006-03-02 02:16 | 社会(society)
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