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住民訴訟第二回口頭弁論報告

今日の口頭弁論は15分しか時間を取ってもらえず、「口頭弁論主義の徹底」「口頭弁論期日の変更」を求めた準備書面(「訴訟指揮への異議申立」)を何通も出していました。

法廷入り口のプログラムを見ると、この裁判は10:30のところに書いてあり、他の裁判は終了時間が書いていないのに、この裁判だけ、10:45と書いてありました。そして10:45には難民申請の裁判を4件も入れており(前聞いた時は2件と言っていた)、11:00にも別の裁判が2件とものすごい数の裁判を入れていました。よほど時間を取りたくないんですね!

さて開廷・・・

裁判長はまず、要領よくまとめた進行が必要とし、整理して円滑にやってほしいと述べ、提出した準備書面20通の分類をし、訴訟の進行関係のものを分けました。

その上で、官製談合関与行為としての準備書面15通の趣旨をそれぞれまとめて述べ、陳述するかと聞いてきました。

そこで渡辺が準備書面のファイルを示し(1冊になるほどの量)、傍聴席に向けて「裁判長は手際よくまとめてくださったが、こんなに膨大な量である。傍聴者のみなさんは裁判長の説明だけで理解することができたか」と問いかけました。

すると「できません」という声あり。

裁判長は渡辺に対し、「訴訟指揮は裁判官がするものである」と制したので、「傍聴人も主権者である」と述べると、こういうやり方をしていると進まないと制し、再び陳述するかと聞きました。

ここでTさんが、まとめて陳述するから口頭で述べる時間をいただけないかと提起。裁判長は「5分」と受けて、Tさんが官製談合について述べました。全体の説明の後、被告側に釈明を求める事項について個別に確認しました。

そこで裁判長がまた「陳述するか」と聞いてきたので、これで20通全部を陳述することにしようとしているので、原告らはできない旨るる述べました。

裁判長は「訴訟指揮は裁判官がやる」と強調し、「居酒屋じゃないんだから」とか「学校の先生が生徒に静かにしなさいといっているのに静かにしないと同じ」などの不適切発言を行い、Kさんが「それはおかしい。裁判長と私たちは対等」と応戦。

すると裁判長は陳述しないなら、準備書面を受け取らなかったことになると脅しをかけてきました。

それでも負けずにぐずぐず言っていると、「今日は閉廷」とまで言ったので、忌避役になってくれた人2人(一昨日頼んで選定者から原告になってくれ、昨日のリハーサルに来てくれていた)がおずおずと「忌避」を言い出しました。

すると裁判長は忌避するなら審議はストップになると言うので、2人以外は忌避しないで陳述すると言いました。

裁判長はそんなことはできないと言います。愛媛では順番に忌避していることを知っているので、そんなはずはないと言いましたが、裁判長はできないと言い張りました。が、最後の方にはうやむやな感じになり、「考えておいて下さい」みたいな感じになりました。(他の原告の人へ・・・そんな感じでしたよね?)

とにかく2人以外は陳述するということで、「それなら続けましょう」と裁判長が言い、他の準備書面の話になりました。

「ていねいに読んでほしい」という準備書面に対しては「もちろんていねいに読んでいる」という返事。

口頭弁論調書への異議申し立ては「異議をとどめておく」、「訴訟指揮への異議申し立てはこのまま申し立てますか?」と聞くので、「はい」と言ったら、「却下です」と言いました。

それから証拠の話になり、被告はこれらを認め、こちらも前回の被告の証拠を認めました。証拠として「監査結果」を出し忘れていたのですが、裁判長は「以前もらったものを甲88号証とします」と言ってくれました。
証人申出書については今後の経過をみてさらに考えさせていただくとのこと。

それから被告側に反論を検討していただくとし、被告にいつまでと聞き、被告がOKしたので、被告の反論の期日を1ヵ月後の4月9日までとしました。

原告側の再反論は余裕をみて時間をとってほしいと申し入れ、6月21日までとなりました。今回遅れてしまったので、遅れないようにと釘をさされました。出せるものは全部出してほしいと言い、判断できる状態になるのか? それとも? と次回結審を匂わせました。

裁判長は原告に「効率よくやってほしい」と要望、「支出した費用が違法かどうかがポイントだということを頭に入れやるように」と助言(誘導?)がありました。

そして次回は30分の時間を取ると言ったので、拍手がわきおこりました。

次回期日は6月28日(木)11:30です。

結局15分の予定だったのが30分近くやっていました。

以上、メモも取っておらず、頭に残ったことを羅列したものです。正式な報告は傍聴していた安部裁判原告のEさんが書いてくれることになっています(JANJANに投稿する)。

感想

Tさんに5分時間を取ってくれたこと、次回30分取ってくれたことは収穫だったと思います。これもしつこく「訴訟指揮への異議申立」などをしたことと、「忌避」が聞いたかな?

★「忌避」について個人の原告2人が忌避しただけで、全体がストップになると言ったことは誤りなので、異議申し立てをしようと思っています

★「不適切発言」を放置せず、(口頭で「裁判官と原告は対等」と述べましたが)、異議申立をしたいです。

今日の裁判は裁判長が「それなら提出しなかったことになる」「閉廷」などと脅しをかけてきたことに対して、こちらも「忌避」を用意しており、かけひきがおもしろかったです。

原告席にいると必死でしたが、傍聴席で客観的に見ていたら、「劇」みたいでおもしろかっただろうなと思います。いろんな役者がそろっていて、おもしろかったという感想もいただきました。

というわけで、昨日のリハーサル、今日の本番、報告会と「3食」(by生田さん)を十分楽しみましたよ!! 

by lumokurago | 2007-03-09 15:56 | 杉並教科書裁判
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