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ボス交

午前中に裁判仲間から2件も電話があった。もちろん私のことを心配してくれてて、私一人にやらせてて申し訳ないって感じのことを言ってくれてた。2人とも「忌避」の文章などを書いてみるって言ってくれた。

こんなブログに書く文章ならば、時間さえあれば後から後からいくらでも出てくるんだけど、正直、膨大な資料を調べて、証拠を探して準備書面を書くのは大変で、特にこの間結審されちゃった分は杉並区の違法行為があまりに複雑なんで、書いた本人さえが前に書いた準備書面を忘れてて、全部初めから思い出して、更に掘り下げなくちゃならなかったから、頭がめちゃくちゃな迷路みたいになって、ものすごく大変だった。

あの時、書記官たちにも言ったんだけど、私はこれを自分のためにやったんじゃない。こんな労力を使って、ドライアイだっていうのにコンピュタに縛り付けられて、金ももらわずにがんばったのだ。これがもし仕事だったら、絶対にやらない。(だいたい学童クラブの仕事もコンピュタ化されちゃって、できなくて辞めたって面もある。仕事だったらコンピュタなんて見たくもないけど、裁判だから仕方なく使ってるのだ)。

書記官や裁判官の子どもたちや孫たちを含む子どもたちのためにやったのだ。大人としての責任を果たすためにやったのだ。それなのに裁判所は、一刀両断に切り捨てた。

今日、三井グラウンドの裁判があった。私は疲れてて、無理するとやばいかもって思ったから行かなかったんだけど(大好きな最首さんの講義もあったんだけど、これもパスした)、裁判長が弁護団に「今度で結審」と言ってきたそうだ。それに対して弁護団は裁判長に面会を申し入れて、あと1回伸ばしてもらったそうだ。こんなことは別に秘密にしておく必要もないと思うのでここに書いちゃうんだけど、それにしても汚い。私たちだって裁判長に面会を申し入れて、証人を呼んでほしいと頼みたかったんだけど、生田弁護士はそんなボス交みたいなことをしたら信用を失うからダメってこわーく怒って止めた。そして堂々と準備書面に書きなさいというので、その通りにしたのだ。

でも、他の弁護士はやってるじゃんか。もう一つの別の裁判でもやっぱり弁護士は法廷以外で裁判長に会ってるし、生田さんは「頑固一徹弁護士」そのものだ。「頑固一徹」っていうのは、こないだ愛媛で辛淑玉さんの出版記念講演会があった時にやった「なんちゃって教科書裁判」ていう寸劇に出てくる弁護士の名前。もちろん生田さん本人の役なんだけど。おもしろかったのは、裁判長が横暴なことを言った時の頑固一徹弁護士のセリフで「席、替わりましょうか?」。というのは生田さんは元裁判官だからだ。

それにしても、三井の裁判でも結審は一応原告にも知らせてるのに、なぜ大門はあのような「だまし討ち」の手を使ったのだろうか。別にあの場で「結審してもよろしいですか?」と聞いて、原告が「とんでもない。裁判官失格。給料泥棒!」などと叫んだとしても、訴訟指揮で結審を告げればすむ話なのだ。まあ、それはそれでやはり反発を呼ぶのだから同じことだと思ったのかもしれない。

生田さんに電話で報告したら、「裁判官なんてそんなもの」とさっぱりしたものだった。私が「三井の裁判も結審だし、山田(区長)から金もらったんじゃないでしょうか」と言ったら、「そんなことしなくても、裁判官なんてそんなもの」だって!

裁判所はいまや、はっきりとない方がいい存在である。こんな裁判所を変えることなどできるのだろうか。といっても、あきらめては終わりなのだと思う今日この頃ではあるけれど、こんな文じゃない公式な文を書くにはすごいエネルギーがいるので今はとてもできない。忌避の書面すら書く気になれない。

一方で、裁判手数料の13000円の返還請求の裁判を起こそうかと考えている。

by lumokurago | 2007-07-04 15:29 | 杉並教科書裁判
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