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児童館のおまつり

今日は友だちの勤務する児童館でおまつりがあって、ボランティアしました。久しぶりにおおぜいの子どもたちを見ました。

思ったこと その1

職員の話から、学童クラブに在籍している知的障害の子どもは参加したようですが、車いすの子どもやその他の「障害」児はみかけませんでした。600人からの大人や子どもが集まっていて、「障害」者や「障害」児を見ないということは、何を意味するのか?

電動車いすを必要とする重度「障害」者である本間さんと最近出会った私が、一番先に感じたことです。

車いすの子どもが来たら、階段を担いで2階にあげるのだろうな。でも本間さんが来たら、電動車いすは重いから、担ぎあげるのは無理だろうな。本間さんをおんぶして、児童館では手こぎの車いすを用意する必要があるな。

ここに来てる子どもたち全員が活発に歩き回り、走り回っている。その間に本間さんのような子どもたちは痛い手術して、リハビリに苦しんでいる・・・少なくともこういうところには来れない。

私は本間さんと知り合ったばかりのころ、そんなふうに想像すると、涙が出て止まりませんでした。普通の子どもたちがサッカーをしている間に、本間さんは・・・。

でも、本間さんは私の「がん」のことを「特別」だと言い、それは「障害」者と同じことだと言いました。これは私の解釈ですが、差別されることもあるだろう、腫れ物に触るように気を遣われることもあるだろう、理解されないこともあるだろう・・・、要するに特別扱いされるのです。

仕方ない。「がん患者」の中には「腫れ物」として扱ってほしい人もいるだろう。「特別」であることは否定しません。でも、一歩踏み出すことができれば、「特別」と「普通」も対等です。

思ったこと その2

大勢の子どもたちを見ていて、涙が出てきました。なぜって、この国が「戦争」の方向に走っているからです。この子たちが戦争に行くことを思うと、耐えられません。

それでなくても、教基法が改悪され、軍国主義がまかりとおる世の中になります。いいえ、すでにそうなっています。教員が「君が代」で座っただけで解雇される世の中です。

館長(同志)が言っていました。「二人の子どもと病弱な妻を抱えて、クビになると脅されたら『転ぶ』かもしれない」と・・・当然のことです。そんな社会を私たちは許してはいけないのです。

by lumokurago | 2007-11-10 23:48 | 社会(society)
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